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五十鈴メールマガジン〔No.842〕紀元祭と天長祭
配信日時:2020/02/13 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.02.13発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.842≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           2月は国民の祝日として

        建国記念の日と天皇誕生日があります。

       制定にあたっての意味合いを理解しながら

        多忙で体調管理が大事な時期だからこそ

        休息をしっかりと取ることが大事ですね。

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☆No.842 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_紀元祭と天長祭
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_企業の実力(老田常務)
┃
┃【五十鈴オート整備工場の現場から】
┃ ■_自動車産業の大変革期に向けて(小林社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 紀元祭と天長祭 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

新型コロナウイルスの影響でいろいろと情報が錯綜し、不安な日々が続
いています。これからどのように終息するかによって経済への影響や習
近平中国国家主席の来日、東京オリンピック・パラリンピックの開催も
懸念されています。

令和になって初めての一年通しての年で、ビッグイベントも去年に続き
目白押しですが、計画通りに事が進めば良いと思っていますが心配です
ね。

しかし、いつでも物事はいろいろあるようで、我が家においても魔女の
骨折や母となった娘の体調不良等、常に順風満帆とはいかないものです。

そんな中で去年産まれた孫は順調に育っており、これが一番の楽しみに
なっています。愛犬のグレートデーンのドルチェが亡くなり、娘が結婚
し魔女と二人暮らしになった我が家では、もう大きな生き物は飼えない
ということで、コメットという金魚を一匹飼ったら、婿殿の指導もあり
ジョーズのように成長し人気者になったのですが、今や赤ん坊が我が家
にいると金魚のマリリンは忘れ去られるような状況になってしまいまし
た。

人間は関心がないことはすぐに忘れてしまいます。ですから歴史等を勉
強し同じ過ちを繰り返さないようにしなければならないのですが、いつ
もあまりうまくいっていないですね。

日本の歴史、伝統についても、大東亜戦争に負けてGHQに支配されて
から、日本の神話や国の成り立ち、そして近代史などは教えてもらえま
せんでした。というより、公職追放とかがあって、所謂、敗戦利得者が
跋扈(ばっこ)し、戦前の日本の良いところ、特にナショナリズムが崩
壊してきたように思います。

思想的なことではありません。自国民同士が助け合う、国が自国民を守
るという当たり前のことができているかということです。今回のウイル
ス事件でも国のチャーター機で救出したのは良かったのですが、料金を
取るというのはいかがなものでしょう。結果中止になりましたが、この
非常時にオカネのことを言い出すのは情けないことです。

一方、北朝鮮の拉致被害者家族がまた亡くなりましたが、事態は一向に
解決に進んでいません。これだけ時間が経てば高齢の家族が亡くなるの
も仕方がありません。もっと強硬に理屈抜きでやらねば事は動きません。

逆に金正恩委員長は強硬な姿勢でアメリカのトランプ大統領と渡り合っ
ています。北方領土の問題も、いつの間にかその言葉さえ使わなくなり、
強硬なプーチン大統領との交渉は後退しています。そのうち皆忘れてし
まうのではないか、マスコミもどうでもいいようなことに関心を向けて
これらのことをなぜ話題にしないのでしょう。

経済をめぐるさまざまな報道もデータではなく、あるいはデータがあっ
ても首相や日銀総裁の発言ばかりを取り上げて世論にしてしまう。こん
なことでは日本はどうなるのかと思ってしまいます。

さて、今月は「建国記念の日」と「天皇誕生日」という祭日があります。
「建国記念の日」は昔「紀元祭」と言って、本年は皇紀2680年。建
国をしのび、国の誕生を祝い、国を愛する心を養う日です。

「天皇誕生日」は「天長祭」と言って、天皇陛下の御誕生日をお祝いし
て、御長寿並びに国民の平安をお祈りするお祭りです。「天長」とは、
老子の「天は長く地は久し」より引用され、古くは天皇陛下の御誕生日
は「天長節」、皇后陛下の御誕生日を「地久節」と呼んでいました。

こういうことに関心がなく、ただ休日を過ごすのはいかがなものでしょ
うか。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

          ――― 企業の実力 ―――
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私は毎年、各業界における経営トップの年頭挨拶(今年の経営環境の見
通し、各種経営課題・施策等)に注目しています。

まず、「今年の経営環境の見通し」については、米中貿易摩擦の長期化
や英国のEU離脱に伴う経済への悪影響、中東情勢をめぐる地政学的リ
スクの高まりなどを背景に、先行きが見通し難く、事業環境は厳しくな
るというのが大方の見方でした。

そのような経営環境だからこそ、企業の本当の実力が試される。そのた
めには基本動作を徹底し、足元を固めていこうという主旨のコメントが
多かったと思います。

私もこういった先行き不透明な状況であるからこそ、基本動作の徹底は
必須だと思います。基本動作とは、企業の基盤であるコンプライアンス
遵守、安全性、品質の確保です。日々の基本動作の徹底が企業に対する
信用力の高まりにつながり、企業の実力に反映されます。

またリスクの把握、それに対する対応も重要です。リスク対応と言って
も、ビジネスパートナーとの連携を密にし、不良債権リスクの発生を防
ぐことや、自然災害リスクに対し事前に備えることなど、多種多様です
が、各自、リスクに対してはアンテナを張り巡らせ、感度を高くし、予
見されるリスクへの対策を改めて見直し、実効性のあるものにしてくだ
さい。

経営トップの年頭挨拶における「経営課題・施策」としては、次世代通
信規格である5GやAIなどからなる第4次産業革命の進展、デジタル
化の加速を見据え、“デジタル化が生み出す社会や産業構造の変化、ビ
ジネスモデルの変化への対応”が注目されました。

デジタル化への対応と言っても、昨年まではAI、RPAなどのデジタ
ルツールの導入、積極的な活用を掲げるものが多かったと思いますが、
今年は単なるデジタル技術の導入、それに伴う業務の効率化ではなく、
ビジネスモデルそのものをデジタル技術導入で“変革”していくという
デジタルトランスフォーメーション(DX)への対応まで踏み込んでい
たものが多く見られました。

社会や顧客のニーズは刻々と変わっており、企業に対して求められる対
応のスピードがどんどん速まっている状況下、これまでの仕事のやり方
では働く側の負担も大きくなってきます。

ビジネス環境の変化に見合ったシステム投資をし、時代に合った労働環
境(働きやすさ)を担保して、生産性向上を目指す必要と責任が企業に
はあります。

それには従来型のサービス、ビジネスモデルではなく、新しいデジタル
技術を活用し、環境変化を迅速に察知し、新たな付加価値を提供してい
くことが重要となります。

デジタルトランスフォーメーションの進展はビジネス全体、さらに産業
構造や社会にまで変革を及ぼしていくと見られています。企業側にとっ
てはこの変革の波に乗り、飛躍していけるかが持続的な成長に向けたポ
イントとなります。

2月に入り、新型肺炎の拡大による中国経済、さらには世界経済への影
響が懸念され、先行きに対する不確実性は増していますが、上述の基本
動作を徹底し、より集中してアンテナを張り巡らせ、目標達成を困難に
する要因を事前に把握し、それらの影響をできる限り未然に防ぐように
努めてください。

今後のデジタル化に向けた対応も念頭に入れ、五十鈴グループのさらな
る実力強化を意識し、業務に取り組んでください。


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【五十鈴オート整備工場の現場から】_小林社長

     ――― 自動車産業の大変革期に向けて ―――
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いよいよ来週から2019年度下期IOC成果発表会がスタートします。

みなさん準備に慌ただしいと思いますが、2019年度をしっかり振り
返り、2020年度Will-Naviゴールに向け新たなスタートと
なるよう頑張っていきましょう。

このような中、我々を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。前
回メルマガでも書きましたが、自動車産業は100年に一度の大変革期
を迎えてCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)
と言われる車自体の変化や車の持ち方、使われ方が変わりつつあります。

特に車の自動運転化が進み、ドライバーによる監視が必要な運転支援な
どがレベル1~2に分類され、さらにシステムによる監視がレベル3~
5の完全自動運転に分類されています。国内ではレベル2までが大半と
なっています。

また、2021年11月以降の国産新車モデルから段階的に衝突被害軽
減ブレーキの装備義務が決定されています。

我々の整備業界でも昨年道路運送車両法が一部改正され、これらに対応
した整備が必要となってきています。

そして、これまでは車両検査までできる工場を指定整備工場と言いまし
たが、今後は安全装置の検査、調整までが行える特定整備工場の認証を
受ける必要がある状況となってきています。

またこれらには新たな技術や設備なども必要となってきますが、いまだ
はっきりした情報がないのが実情です。

そして、2023年には自動車検査証が電子化(ICカード)されるこ
とも決まっており、これらを見据え五十鈴オートでは昨年から進めてき
た自動車検査を含め、自動車保有関係手続きをオンラインで一括して行
うワンストップサービス(OSS)をいち早く導入してきました。

このように我々を取り巻く環境は、国内に留まらず世界的な問題も含め
大きく変わろうとしていますが、2020年度以降も不透明な部分が多
いと思われます。そのため、スピード感を持って対応することが求めら
れると思っています。

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、経済活動に影響が出始め、この
先不透明な状況ですが健康管理とともにやるべきことをしっかりやって
いきましょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.843〕は、2020年2月20日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

年間で最も日数の少ない2月に建国記念の日・天皇誕生日と祝日があり
ますが、その祝日の意味合いについて今号の代表の原稿であらためて認
識しました。
歴史から学んだり、伝統や文化などを継承していくことが大事なことで
あり、生かされていることを振り返る機会としても貴重なことであるだ
けでなく、困難な時代にあってこそ生きていく上での人としての判断や
行動につながる大切なものになると思うところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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