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五十鈴メールマガジン〔No.844〕何かが起きるとき
配信日時:2020/02/27 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.02.27発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.844≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

            まもなく3月ですが、

         新型ウイルスの感染拡大を懸念して

     イベントの中止や縮小開催、不要不急の外出差し控え

            などが行われています。

        一人ひとりの行動やマナーが問われる

          正念場の時期を迎えています。

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☆No.844 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_何かが起きるとき
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_「VCパフォーマンスへの成長」へ向けて(瀬戸執行役員)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_新たなチャレンジへ(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 何かが起きるとき ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

新型コロナウイルスの影響で世間は大騒ぎになっていますが、やはり我
々はマスメディアの情報に頼りがちです。もっとも今ではネットでの情
報ももちろん大きな影響を与えています。

むしろネットの情報のほうが多岐にわたっていて、さまざまな意見があ
り、さらにそれに対しての読者の反応まで知ることができます。

しかし自分が体験し、感じることとどちらを優先することになるのでし
ょう。例えば、消費税増税で日本の景気はとんでもなく悪化すると私は
思っていましたし、そういう情報を取り込んでいました。

しかし政府や日銀は「緩やかな回復が続いている」とこの期に及んでも
言い続けています。権威や権力のある人が発信し、マスメディアがそれ
を報道すれば、普通はそれを信じてしまいます。

台風があったとか、暖冬だからとか、いろいろな言い訳があるでしょう
が、データは改ざんしない限りは正直に出てきます。どう考えても景気
の下降局面での消費税増税は経済に与える影響は大きく、五十鈴グルー
プの業績も大きく落ち込みました。

上期はそれなりに堅調でしたが、下期に入りSS部門の売上は関東を中
心に落ち込んでいます。

それでも五十鈴はコイルセンター事業のみならず、VC収益という価値
発揮で新しいビジネスにも取り組んでいるので多少は景気に直接関係し
ないものもあるので、緩和されていると思いますが、肌で感じる景気の
落ち込みは相当悪いし、リーマン・ショック並みになるのではないかと
危惧するくらいです。

GDPなどの明確な指標が出ても前述のコメントを繰り返す、政府や日
銀はどの指標をどう解釈して言っているのか理解に苦しみます。このコ
ロナウイルス騒動で今期もさらなる景気悪化は避けられないでしょう。

しかし政策の変更はできるはずですが、現状認識が変わらないというこ
とは政策も変わらないということで、結局奈落の底に落ちていく、恐慌
状態になるのではないかと思ってしまいます。

一連のモリ・カケ騒動や桜を観る会の子供でもわかる嘘の答弁は死人が
出ることはないようなことですが、今度の新型ウイルスの対応や今後の
収束の方針は真摯にやってもらわなければ大変なことになります。

いつも専門家の意見を尊重し躊躇なくとか、断固としてとか、言葉ばか
りが先行しそれらしいことばかりやっていますが、最後は地方自治体や
企業、組織、団体、個人に丸投げで、自己判断に委ねるということにな
ってしまっています。

慎重を期することができるような組織はすべて中止や休業にすることが
できても、経済活動を担っている所は簡単にはいきません。難しい判断
が求められます。

今一番心配なのは医療機関の崩壊です。皆がみんな病院等に殺到すれば
混乱し、そこでの院内感染のリスクも高まります。我々はウイルスに対
する正しい知識を知り、対応しなければなりません。

しかしこうなってからでは遅いですが、グローバリズムで国境の高さが
低くなり、人が自由に移動し、中国という巨大な国家が力を持ち、市場
を席巻し、世界に影響力を持って、アメリカとの覇権争いをするような
状況で、このようなことが起きればどうなるのか。予測した人はいるで
しょうが、現実のものとなると恐ろしいですね。

自由貿易、規制緩和、移民受け入れ、これこそがグローバリズムで世界
が発展するといったことだったのですが、大きな警鐘が響いていると思
わずにはいられません。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

   ――― 「VCパフォーマンスへの成長」へ向けて ―――
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この日曜日で、LS部門以外のIOC成果発表会が終わりました。LG
部門の開催が中止となったことは残念でしたが、2020年度のWil
l-Naviゴールに向けての発表として、進化や成長を感じる活動が
多かったと思います。

この数年でビジネスパートナーさんと共に創り上げるビジネスの芽がた
くさん出てくるようになりました。仮説に基づくビジネス領域拡大や想
像力豊かなビジネスバリエーションの中には、これからの成果が楽しみ
な活動が多く見られました。

そういう意味では、世の中の変化を捉えながら未来を有意義にするビジ
ネス像が、徐々にではありますが見えてきたのではないかと感じます。

その一方で、未来の課題を解決する打ち手となる技術の進化と、その影
響を見通すことが非常に困難であると感じます。何が正解なのか(当た
りなのか)は直感的な部分もありますが、もっと世の中の変化やお客さ
まのこと、その業界やマーケットの進化を理解した中から、既存の常識
ではない新しい発想で未来を捉える必要があるとつくづく感じます。

今回のIOC活動発表の中には、世の中に散らばる未来ビジネスのタネ
を拾い集めて、ビジネスパートナーさんと共にビジネス設計を組み立て
直す取り組みが見られましたが、こうした取り組みが、新たな価値を提
供するビジネスの具現化には欠かせなくなると感じました。

ますます、より多様なビジネスパートナーさんと共有する取り組みが重
要となる領域に入ったと認識しました。そのことは、ビジネスを具体化
するR&D戦略を練る上でも重要なことになると思います。

IOC発表会を通じて、多くの気づきや発見、やりたいことが見えてき
た気がします。

五十鈴関東の新年度の基本方針は「VCパフォーマンスへの成長」、キ
ャッチフレーズは「NEXT 10」です。Will-Navi最終年
度でVCとしての企業価値をしっかり見せられる成長を遂げて、その先
の10年に向けて新たな存在感を示していきたいと考えています。

足元の経営環境は厳しさが増すばかりですが、今期に取り組んできた合
理化や戦略投資の成果出しをスピード感を出して実行するしかありませ
ん。

それには、マイクロマネジメントのプロセス進化が必要です。成果を最
大化していくプロセス進化を推し進めていくことが、厳しい環境下の中
で、自分たちができる努力だと思います。

新年度に向けての準備に怠りが出ないように、組織内外との連携やコミ
ュニケーションを良く図り、認識と気持ちを合わせて新年度の準備を進
めていきます。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

       ――― 新たなチャレンジへ ―――
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今年に入って、東京オリンピック・パラリンピック開催を7月に控え、
代表選手選考も佳境に入り、昨年のラグビーW杯日本大会に引き続き盛
り上がってきておりましたが、それに水を差すようにCOVID-19
(新型コロナウイルス)が中国から流行し、世界的に広がり、開催が危
ぶまれます。

加えて、健康のリスク管理や世界の景気への影響も計り知れませんが、
一日も早く治まって、東京オリンピック・パラリンピックが通常通り開
催されてほしいですね。

話は変わって、五十鈴グループでは下期の経営会議・IOC発表会が全
拠点で終了し、今期の成果の振り返りと来期に向けての目標の設定を行
ってスタートを切ろうとしている時期になりました。

BITでは、今年度は、基本方針「魅力あるバリューの創造」、キャッ
チフレーズ「デジタルイノベーション」を掲げ、さまざまな新しいビジ
ネスシーン(新たなマーケット・BP協創ネットワークの拡大、最新I
CT技術の利活用による「SHOW品」創造等)への取り組みを行い、
新機能システムの開発やラボラトリー機能の充実、組織協創力の強化等
を図ってまいりました。

五十鈴グループは、来年度のWill-Naviのゴールに向かって、
基本方針「Willの実現・・・魁」、キャッチフレーズ「パフォーマ
ンス・イノベーション」を掲げて、動き始めます。

BITでも、今中期テーマを「フレキシブルで多様な創造力と進化性あ
る組織力を発揮して、BITバリューの認知拡大を図る」、来期基本方
針「バリュー創造組織の構築」、キャッチフレーズ「真・密コミュニケ
ーション」を掲げ、クイックスタートを切っていきます。

現状に満足せずに、常に最新のICT技術等のデジタルプラットフォー
ムを活用し、あらたなバリューを創り出す力と常にイノベーションを継
続しつづけ進化していく組織力(VPステアリングプロセス、人財育成
・確保等)を発揮し、鉄を離れた他業界からも、BITは、世の中に通
用する新しいバリューを提供するシステム会社として外部認知の拡大を
することを目指してまいります。

具体的には、五十鈴グループの新事業領域(LOG、ファブレス、総合
素材等)への拡大や五十鈴流働き方改革(テレワーク、ビッグデータ活
用等)の流れを取り込み、最新のICT技術(IoT、AI、RPA、
RFID等)、VPネットワークを融合させた協創R&Dを強化し、創
り上げられた、鉄鋼以外の他業界にも通用するバリューサービス・モデ
ルへとBITバリューのあらたな創造ステージ(デジタルプラットフォ
ーム/Future Room) を構築していきます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.845〕は、2020年3月5日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年度もあと残り一ヵ月の時期となり、この一年間を振り返り来年度へ
向けての準備をするタイミングですが、今年は新型ウイルスの影響もあ
り、イベントや会合の中止など、例年とは事情が異なっているのではな
いでしょうか。そのようななかでも新年度を迎える準備をしていかねば
なりません。あとひと月職場内で協力しあいながら、あたらしい年度を
しっかりと迎えられるようにしていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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