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五十鈴メールマガジン〔No.481〕亀にサカナにされた話
配信日時:2013/09/27 10:35
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.09.20発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.481≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

         五十鈴グループでは上期終わりに

    IOC成果発表会という変革活動の発表会を迎えます。

           自分たちを変革し続ける

       五十鈴の人財が輝く場でもあるのです。      
      
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☆No.481 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_亀にサカナにされた話
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ブームを生み出す精神(山田常務)
┃
┃【五十鈴オートの現場から】
┃ ■_貢献の意識(深井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 亀にサカナにされた話 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今週の日曜日、愛犬ドルチェとの散歩から帰った時のことです。魔女が
今日は吟行ということで朝食は納豆など私の好物を揃えてくれました。
滅多に無いことなのですが、私は朝からビールが飲みたくなりました。
私は飲兵衛ですが、朝からビールを飲むことはまずありません。缶ビー
ルを用意し飲もうとしていると、娘が起きてきて一緒に朝食をとりまし
た。ビールを飲んだせいか、まったりとした休日モードになりました。

しかし娘が「そういえば、ディズニーシーの新しいアトラクションのフ
ァストパスがあるよ! 一緒に行かない?」ということで、急遽まった
り休日から、活動的な休日に変更になりました。

意思決定が遅かったので現地到着が昼頃になってしまったのですが、そ
こは何と言っても、「ツアーガイド」の娘が要領よく一日のスケジュー
ルを組んで、まずは予約できるものとファストパスが取れるものは取る
ということで手配してくれました。

最初に「ミスティックリズム」という屋内でのショーを観ました。今は
廃墟となった水上飛行機の格納庫という劇場の設定で、青々と茂るジャ
ングルと静寂に包まれているのですが、水の精霊と火の精霊が登場し、
力強いリズムと目を見張るような、水と火と、その精霊達の空中パフォ
ーマンス等でジャングルの生態系を見事に描いていきます。迫力あふれ
る音楽と幻想的なパフォーマンスは見事で圧倒されました。

次にストームライダーというアトラクションへ行きました。これは気象
コントロールセンターが開発した「ストームディフューザー」というも
のをストーム(嵐)の中心で爆発させれば、ストームを消滅できるとい
うことで、パイロットと一緒にストームライダーに搭乗し、ミッション
を遂行するという、スリル満点のアトラクションです。これも結構面白
く、3Dメガネをかけて座席に座るのですが、座席が動いたり、水しぶ
きを浴びたり、臨場感がありました。

続いて「アクアトピア」という水上を回転する、滑るような乗り物を楽
しんだ後、予約してあった「マゼランズ」というレストランで早めのデ
ィナーを取りました。料理とワインも堪能し、娘との会話も弾み、いい
調子になったところで、SSコロンビア号の下のドックサイドステージ
で「テーブル・イズ・ウエディング」というショーを観賞しました。

豪華で美味しいごちそうの世界をディズニーのキャラクター達が歌や踊
りで楽しませてくれました。そして、ここで伝家の宝刀のファストパス
を使い、新しいアトラクション「トイ・ストーリー・マニア」というシ
ューティングゲームを子どもに返って思う存分楽しみました。

さて、夜も更け雨も降ったので、人が少なくなり、飛び込みで「タート
ル・トーク」という、SSコロンビア号の船尾にある海底展望台でクラ
ッシュという名前のウミガメとお話ができるアトラクションに行ったの
ですが、なんと真っ先に私が当てられてしまいました。

「名前は?」と聞くので「スズキタカシです」というと「スズキは海の
中にもいるぜ!」から始まって、「ファー!」と叫ぶパフォーマンスを
やらされ、その後も安心していると「スズキタカシ! 何故やらないん
だ! 」と一喝され、会場の200名ぐらいの視線を一挙に浴びて、さ
らにその後もことある毎に「スズキタカシ!」と叫ばれ肴にされ、さす
がの私もタジタジとなったのですが、隣にいた娘は大喜びで、なんとも
はや、凄いハロウィーンの休日になりました。

何処で、何があるか分かりません。本当に油断禁物ですね。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

      ――― ブームを生み出す精神 ―――
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私の好きなTV番組の一つにNHKの「プロフェッショナル~仕事の流
儀」があります。先日この番組で、大分県佐伯市にある創業320年の
糀屋でおかみの浅利妙峰さんが取り上げられました。なんと彼女は私の
姉の親友で、幼い頃私をいじめから救ってくれたりして、大変お世話に
なった恩義あるお姉さまです。

番組の内容を少し説明すると、先代の父親が店を経営していた時に一般
家庭では主婦が味噌や甘酒を手作りしなくなったため、糀が売れずに父
親の代で伝統の糀屋をたたむかどうかの瀬戸際に立たされました。そん
な時家業を継ぐ覚悟をした彼女は学習塾で生計を支えながら、大分県産
業技術センターに相談に行き、「自分たちが当たり前だと思っていると
ころに宝が眠っているかもしれない」というアドバイスをもらいました。

「自分が知らないだけで広がっている世界があるかもしれない。もっと
糀を知ろう」と専門書を深夜まで読み漁り、江戸時代の文献の中に「塩
糀」の文字を見つけました。彼女は試作に試作を重ね、塩と糀と水の分
量を発見し「塩糀」を売り始めます。

商品の素晴らしさがマスコミで取り上げられると日本全国であっという
間にブームとなりました。そして商品の注文が殺到し、糀の製作が間に
合わない程忙しい毎日。狭い糀屋の店先に朝早くからお客さまが行列を
つくり、夢のような大転換が実現しました。

彼女の素晴らしさはむしろここからで、まず塩糀やほかの糀食品を商品
として売ると同時に、その作り方をためらわずに公開し「糀をつくりま
しょう」と呼びかけたこと。おかげで日本中の経営難で困っていた糀屋
さんが生き返っていきました。NHKの番組では地方の糀屋さんを訪れ、
料理教室を開きながら、激励してまわる姿がレポートされていました。

ブームになる直前に、新宿の伊勢丹の地下で声を張り上げてお客さまに
舐めてもらい、良さを根気強く語り続けている彼女に、姉と一緒に再会
することが出来ました。その時、「これはいける」と素人の私でも直感
し、「塩糀の特許を申請すれば良いのに」と尋ねたのですが、受け入れ
ませんでした。

番組でも語られていた次の言葉は彼女の人生哲学でもあります。「一人
勝ちに未来はない。がーんと大きく一人勝ちしてもすとんと落ちるから。
じわじわみんなと一緒に階段を登って行けば長く行ける。そういうもの
が日本の伝統ではないだろうか」良いものを皆に届けたいとの想いが純
粋に強いからでしょう。

彼女の笑顔は昔から苦労した陰りはありません。なぜなら彼女は次のよ
うに確信して一歩一歩前進してきたからです。

「一生懸命努力していけばきっと道が開く。苦しんだ後にはすばらしい
花が咲く」自らの糀屋だけでなく、全国の糀屋に道を開き、彼女はこの
ことを確信していると思うし、さすが「こうじ屋ウーマン」となぜか私
も嬉しくなった。

今回のテレビ放映を見て改めて感じたことは

1.温故知新で昔の人の知恵に、今のお客さまの欲求・ニーズを重ね合
  わせて商品を作ったところ
2.一人勝ちせず皆で良いものを分かち合おうとしたところ
3.「先憂後楽」「苦あれば楽あり」を確信しているところ
4.一歩踏み出せば世界は変わると言って明るくたくましく生きている
  ところ

今まさに新中期がスタートして初めてのIOC発表に向け活動のまとめ
を進めていると思いますが、何か参考になりませんか?


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【五十鈴オートの現場から】_深井社長

         ――― 貢献の意識 ―――
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すっかり、朝晩の気候も秋めいて参りましたが、日中は未だ残暑厳しい
中、皆様、体調管理には十分気を付けてください。

現在オートは壬生三正工場の設立や、法人向けメンテサービスの展開拡
大等により中途採用者を検討することとなり、事業パートナーであるヤ
マトオートワークスよりご紹介を受け、先日退官自衛官の合同企業説明
会へ行ってきました。

24~29歳までの若い任期満了退官者を対象とした、再就職先斡旋の
説明会でした。ちなみに、今回の企業説明会は初参加でした。総勢45
名の就職希望者に対して、37社の企業が群馬県より参加していました。

オートには7名の面接希望の方がお越しになり、五十鈴グループとLG
部門、オートの経営姿勢、経営情報をお伝えし、7名の方には色々な側
面からのお話を聞かせていただきました。

今回、彼らとの面談で感じたのは、エチケット・マナーの素晴らしさと
共に一様に「貢献」についての意味合いを考え、自負していたのが印象
的でした。

聞くところによると、訓練は夜間、山中で降雪時に車両整備をする等、
非常に厳しい訓練を積み重ね、そのような厳しい訓練をこなすには、使
命感がなければとても出来ないそうです。このため、自身の貢献がどの
ように発揮できるかをこちら側にも問いかけてきたようです。

昨今の国外情勢も中国・韓国との摩擦等、大きな問題になってきていま
す。国家・社会・お客さま・株主・グループ・地域、そして拠点への貢
献を、新しい仲間や社員と共にそれぞれの形で実現していきたいと心を
新たに臨んでいるところです。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.482〕は、2012年9月27日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

五十鈴では新人が活躍できる場としてIOC活動が例に挙がります。会
社の戦略は完璧に理解できなくとも、設定した自分たちの変革的な行動
が経営管理チームの人に評価されるような機会を新人の内から経験でき
ます。「社員が活躍できる場」として会社に入社したばかりの新人にも
機会が与えられる五十鈴の特徴でもあるので、今年の新人たちはどんな
活躍を見せてくれるのでしょか。非常に楽しみです。

                      (編集室/渡邉 健)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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