━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.04.30発行

　　　　　　　　　　　　　　　　 五十鈴メールマガジン ≡No.853≡

＝＝ISZ Mail Magazine ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

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◆◇◆　　　　　┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃　　　　◆◇◆
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　　　　　　　　　　今週末からＧＷに突入します。

　　　　　　　　今年はこのＧＷ期間も自粛期間となり、

　　　　　　　まさにこの期間の我々一人ひとりの行動が

　　　　　　今後の自粛期間に影響を及ぼすと言われています。

　　　　　　　　　日々のニュースに一喜一憂せずに

　　　　　　　体力向上にも努めて過ごしていきましょう。

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☆No.853　CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃　■＿なくなったもの
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃　■＿未来、新時代に向けた一年に（黒田常務）
┃
┃【ＮＳ九州スチールサービスの現場から】
┃　■＿イノベーションチャレンジ（岩崎社長）
┃
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【代表メッセージ】

　　　　　　　　　―――　なくなったもの　―――
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鈴木貴士です。

新型コロナウイルスの騒動から、緊急事態宣言が全国に広がり、自粛ム
ードが高まっています。

報道やネットを見ても、いろいろな人がいろいろなことを言っており、
もう混乱状態ですね。特にネットでは誰がその人の発言を選ぶのかわか
りませんが、なぜこの人がと思うような芸能人や過去の政治家、極端な
発言をする人が好まれるようです。

データや論理で判断しなければと思っていると、間違ったデータや似非
の論理で誤魔化されてしまうこともあるので、注意しなければなりませ
ん。

自粛の時間が長引くに連れ、とうとうテレビ番組もロケや生放送がなく
なってきましたね。私の仕事も社内外を含め会議はほとんど中止や延期
になってしまいました。

でも一番衝撃的なのは、会食がすべてなくなったことです。以前は一日
で、朝食会、昼食会、夜の会食という日もあって、それを何とも思って
いなかったのですが、それがすべてなくなるのですから、本当に変わっ
てしまいました。

外部の仕事もほとんど会合や会議、講演会などで、やはりなくなりまし
た。そして、今は基本的に在宅勤務で、食事は朝昼晩、三食家で食べて
います。こんなことは社会人になって初めてのことです。

以前の基本的な私の一日のパターンは、起床後、一時間以上散歩をして
いました。神社に寄りお参りをしてから、駒沢公園を一周して、コンビ
ニに寄り、ヨーグルトと飲みすぎに効くドリンクなどを買い、家に帰り
風呂に入ってから、体重を測り、前述のものを飲み食べ、朝の薬を服用
し出勤していました。

計測した朝の体重により、その日の昼食は軽いものにしたり、食べなか
ったりしていました。そして夜はほとんど外食でした。

それから、私は脊柱管狭窄症による腰痛で長い間悩んでおり、ありとあ
らゆることをしたのですが改善せず、西洋医学を諦め、主治医とジムの
インストラクターの勧めで水泳とストレッチでなんとか凌いでいたので
すが、さらに筋トレと鍼の治療院に行くようになりました。それでも、
調子が悪いときは朝の散歩を休み休みしか歩けない状態でした。

自粛ムードが高まり、３密が危ないということで、ジムも治療院にも行
けなくなってしまいました。ところが、なんと腰の調子はそんなに悪く
ないのです。以前はこの次の治療日まであと何日と言っていたのですが、
そういうことは思わなくなりました。

それより、コロナ騒動の心配事が増えたので、そちらのほうに神経が行
っているからだと思います。さらに、散歩をしていた駒沢公園もその周
辺も人が多く行く気にもなりません。

ですから、夕方、家の周りをグルグル歩いているのですが、運動量は以
前の半分以下だと思います。しかし、三食食べているのに体重はあまり
増加せず、酒量は減り、従って二日酔いのドリンクも飲まなくなりまし
た。

さらに、月一回の歯科医と眼科医のチェックも怖いので行っていません。
しかし、主治医のところへは薬をもらいに行かなければなりませんが、
怖いですね。

医療のみならず、これからの仕事のあり方が大きく変わると思います。
人とのコミュニケーションを図る会食や儀礼的な会合はなくなるでしょ
うし、在宅勤務のツールも今以上に開発され、直截的な事務作業はどこ
でもできることになり、結果的に工場や物流業務もさらにＩＴ化が進む
でしょう。

今回も各拠点の五十鈴の社員はきっちりと対応しています。この組織文
化が誇りであり、今後の厳しい大幅な変革も成功すると信じています。


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【執行役員が伝えたいこと】＿黒田常務

　　　　　―――　未来、新時代に向けた一年に　―――
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今年度よりワーレックス、五十鈴倉庫、五十鈴オートのＬＧ部門各社の
社長となりました黒田です。これからも引き続き、よろしくお願いいた
します。

そして、ＬＧ部門の社員のみんなには、今までの三谷社長や小林社長の
体制で培ってきた組織力や機能をさらに伸ばしていってもらうことはも
ちろんなのですが、時代の変化や新たな成長に向けて変えていかなけれ
ばいけないことも数多くありますので、みんなで共に取り組んで「新化
ＬＯＧ事業の創造」につなげていきたいと考えておりますので、よろし
くお願いします。

ワーレックスの今期の基本方針は「未来へ繋ぐ足固め」です。次期長期
となる次なる１０年、未来に向け成長戦略を展開していくためにも基盤
となる安全やコンプラ等の確立による足固めをし、未来につながる活動
を行っていきたいと考えています。

五十鈴倉庫の基本方針は「ＬＯＧカンパニーへの進化」で、今までの倉
庫事業だけでなく、さらなる機能や価値を新化拡大させ、真のＬＯＧカ
ンパニーを目指していきます。

そして、五十鈴オートは「新時代へのチャレンジ」です。時代や業界の
変化をしっかり捉えて、安全支援装置など新時代に向けた基準やテクノ
ロジーにチャレンジしていきます。

このようにＬＯＧ部門各社は未来、新時代に向けた一年にしていきたい
と考えています。

しかし、今期は期初から新型コロナウイルスの影響をまともに受け、あ
らゆる活動が自粛となっています。思うような活動もほとんどできてい
ないと思います。さらに物量も急激に減りはじめていて、会社の収入も
大幅に落ち込むことになると思われます。

今までも量に左右されない経営を目指してきていましたが、ここまで急
激に落ち込むと、今の運用や管理ではすでに通用しなくなってきていま
す。早急にそれに適応する体制にしなければなりません。

今できることや今やらなければいけないことをスピード感をもって対処
していかなければなりませんが、今まで以上に考える時間は増えていま
す。緊急事態が解除された時、すぐに具体的な活動ができるように準備
も進めておいてください。

そしてあとから振り返った時に、新型コロナで大変な一年であったが未
来に向けた大切な一年であったと思えるようにしていきましょう。


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【ＮＳ九州スチールサービスの現場から】＿岩崎社長

　　　　　　―――　イノベーションチャレンジ　―――
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新年度がスタートし早１ヵ月。毎日が新型コロナウイルスのニュースで
大変な生活環境下になり、皆さん不安な日々を送っていると思います。
特に我々シニア世代は人一倍自粛管理が必要になって大変ですし、誰も
経験したことがない状況下なのでどうなるかまったくわかりません。

我が社の昨年度の結果は、期待されたほどの達成度ではありませんでし
た。期初計画通り、４月からの働き方改革関連法の施行、１０月の消費
税アップ等、それらの影響を大きく受ける年と予測しスタートしました
が、スクラップ価格の予想以上の下落による差損拡大や、第４四半期か
ら発生した新型コロナ禍が大きく影響して業績は未達に終わりました。

今の世の中、何が起きてもおかしくない不透明な時代がさらに強くなっ
てきていると感じております。

昨今の九州自動車業界も、激的な景気環境の変化が起きない限り頭打ち
の生産環境です。

思うような量が確保できない厳しい局面だからこそ、まずは足元を備え
ることに軸足を置くことが大切です。そして自社の将来のありたい姿を
描き、新たな可能性に向け、新しい取り組み・施策を着実に準備してい
くことが大事になってくると思います。

そのために無駄な時間を極力減らし、生産効率を高める。また時間の有
効活用を図るため、合理化、効率化、精鋭化を推し進め、高効率による
全体最適化をも追求していきます。

そこで忘れてはいけないこととして、需要面は厳しくなっても在庫や加
工・納期対応といった、流通機能である本業をキッチリこなしたうえで
活動していかなくてはなりません。今までのやり方に固執せず変革（イ
ノベーション）を推し進めることが大事です。

各自が変革のために何ができるのかを考え行動する、常にやろうと思う
意志を持ち目線を変えて考える、アイデアを積極的に提案しやり抜くな
ど、イノベーション組織へ成長し続けることを追求していかなければな
りません。

今年は参画営業で拡販に力を入れた活動を進めていきたいと考えており
ます。我が社の今年度の基本方針は「ＳＣビジネスの創造」、キャッチ
フレーズは「イノベーションチャレンジ」であり、タスクとして新鋼種
加工の深掘り・ＬＯＧ機能の開発に挑戦して、業容拡大・新サービス価
値の創出と新たなステージに踏み出し、サービスセンター（ＳＣ）とし
ての基盤を構築していきます。

なお、この時期を変革機会、変化点と捉え、新たな課題にスピード感あ
る挑戦的実践行動を大事にして、今以上のエネルギーを費やし加速して
いきたいです。

足元、気を緩めず今やれることをキッチリ、しっかりやって、独自価値
を提供し続けることを達成感と捉え、今年度も九州マーケットでの認知
拡大に挑んでいきます。


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【次号のお知らせ】
　次号の五十鈴メルマガ〔No.854〕は、２０２０年５月１４日に配信い
　たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年の年明けごろからニュースで報じられてきた今回の新型コロナ禍で
すが、それから約４ヵ月が経過しようとする今、近所の商店街などを見
ても状況が激変してきているのではないでしょうか。
今年はせっかくのＧＷも自粛をしなければならない状況下にいますが、
家にいてはできないことを考えるのではなく、できることを考え、実践
していきたいものですね。こんな機会はそうはめったにないと思って、
特にこれまで手をつけられなかったことに思い切ってチャレンジしてみ
ることもよいかもしれません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集室／本間　靖啓）
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　発行人：五十鈴株式会社　鈴木貴士
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