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五十鈴メールマガジン〔No.856〕SHERLOCK(シャーロック)
配信日時:2020/05/28 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.05.28発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.856≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         緊急事態宣言が解除されましたが

         新型コロナが流行する以前の状態に

         そのまま戻ることはないでしょう。

       これからはwithコロナという考えのもと、

          どのような新しい生活様式で

       仕事や生活に臨んでいくかが重要になります。

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☆No.856 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_SHERLOCK(シャーロック)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_デジタル化の遅れ(鈴木副社長)
┃
┃【五十鈴中央の現場から】
┃ ■_ミッション(本郷社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

    ――― SHERLOCK(シャーロック) ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

自粛疲れで、悶々とする毎日でしたが、楽しいこともありました。さて、
昨年10月に娘に子どもが産まれ、我が家に帰ってきたのですが、魔女
が娘の家と我が家とを行ったり来たりするのは大変だということで、婿
殿も当分の間、一緒に生活することになりました。

そうこうしているうちに、年が明けてからコロナ騒動がはじまりました。
それでも4月からは自分の家に帰るということで、荷物もまとめて準備
をしていたら、非常事態宣言が出され、帰りそびれてしまいました。

しかしそういう状況の中でいかに専業主婦は大変かとか、育児がどれだ
け過酷なものかとか、孫の成長がどれだけ嬉しいことか、というような
ことをいやというほど思い知ったのですが、もうひとつ劇的なことは、
今の活躍世代の人々の生活様式を知ったことです。

ともかく、ITに強い。婿殿はスマホを駆使し、アマゾンやネットフリ
ックスで買い物や映画やテレビドラマを自由自在に操っています。私は
3月にガラケーからスマホに変えてトラブり続けていますが、都度、婿
殿に頼むと、奇跡のようにすべて解決してくれて助かっています。

ある日、「お父さんはこういうドラマ観ませんか?」と誘ってくれたの
で観てみると、なんと「シャーロック・ホームズ」の現代版のBBC制
作のドラマでした。

私は中学時代に「シャーロック・ホームズ」や「怪盗ルパン」、「江戸
川乱歩シリーズ」などの推理小説にはまっていたので、喜んでそのドラ
マを観たのですが、衝撃を受けました。原作を大切にしながら、徹底的
に現代版に仕立ててあるからです。

諮問探偵を自称するシャーロック・ホームズが推理力のみならず、スマ
ホやITを駆使して事件を解決するというものですが、CG技術にもと
づくモーショングラフィックスを使った字幕表現で難聴の私には助かり
ます。

もちろん、コナン・ドイルの原作を意識しながらも、新しい解釈でスト
ーリーも相棒のワトソンをはじめとする登場人物も変えています。この
ドラマのメイキングも観たのですが、これも面白い。「ああそういうこ
とだったのか!」ということで、同じものをもう一回見直す楽しみもあ
りました。

特筆すべきは、キャスティングが素晴らしいことです。ベネディクト・
カンバーバッチが演ずる主人公シャーロックは秀逸ですが、それに肩を
並べる、相棒のジョン・ヘイミッシュ・ワトソンのマーティン・フリー
マンも見劣りしません。

その他、ベイカー街の221B室の大家であり、素晴らしいキャラクタ
ーのハドソン夫人やシャーロックの兄で政府高官であるマイクロフト、
事件を依頼するレストレード警部、シャーロックも一目置く謎の女アイ
リーン・アドラー、世紀の敵役ジム・モリアーティときりがないのでこ
のへんにしますが、シャーロックに心寄せる病院の死体検視官モリー・
フーバーは初回だけの出演予定が視聴者の希望でレギュラー出演になっ
たとか、ホームズ家の両親の役は主演のカンバーバッチの本物の両親で
あるとか、物語の内容以外にも話題は豊富でした。

21世紀、英国陸軍の軍医としてアフガニスタン戦争に従軍したワトソ
ンがトラウマを抱えたままロンドンで苦悩しているときに、シャーロッ
クと巡り合い、次々と難事件を解決していく展開は圧巻でした。

BBCが本気になって、古典を現代版に製作したのが全体としてよくわ
かりました。自粛中でも考えてみればこういう楽しみはあったのですね。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

        ――― デジタル化の遅れ ―――
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「気の緩みが心配」と緩んだ行動を戒める発言を耳にしますが、窮屈な
毎日だった分、緩むのは当たり前。緩む前提で、継続しなければいけな
い行動・コトをハッキリさせ、続けさせていくことです。

現象をネガティブに捉えることより、そこで必要なことは何かを考える
ことに思考をシフトさせないと、前進がないように思えます。

コロナ危機で痛感したことは、デジタル化が進んでいなかったことです。
テレワークをするにしてもインフラの整備が遅れていたり、事務系の全
員がテレワークできるワークフローにもなっていなかったり、中途半端
な状況で今日に至っていて、手作業の部分を出勤対応している次第です。

環境への慣れとともに、ワークフローの見直しと再構築を進めていく必
要があります。現在、たくさんのアプリとハードが出てきていて、現場
でもその実用化に向けた勉強や研究が進められています。グループとし
て集中的に取り組んでいくことを考えています。

仕事面では5月・6月と厳しい状況ですが、まずはコロナに感染しない
ように、緊急事態宣言が解除されても今までの予防行動を変えてはいけ
ません。変える時は必ず、新たな歯止めのルールを作ってから変えてい
きましょう。

7月から徐々に回復軌道に戻ると思われますが、V字回復とはいかず、
上期の赤字を下期で埋められるように算段していくしかありません。

こういう状況でも新規のビジネスチャンスはあります。どのようなスタ
ートアップ企業が生き残れるのか、当事者意識をもって見ていくと何か
のヒントや突破口が見つかります。

VC(バリューセンター)としての行動プロセスに間違いはありません。
現環境下、そのプロセスをブラッシュアップしながら、ビジネスの探究、
創造へと進められれば、下期あるいは2021年には新たなビジネスシ
ーンでのみなさんの活躍が見られることと思います。自分たちの努力を
信じて、一歩一歩進んでいきましょう。


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【五十鈴中央の現場から】_本郷社長

          ――― ミッション ―――
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今年度より五十鈴中央の社長となりました、本郷です。五十鈴メールマ
ガジンをご愛読の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

黒田前社長の前々回メルマガテーマは、「楽しく未来をつくり出す」で
した。これは中央のミッションの一文であり、私も中央に赴任してから
大切にしている指針の一つです。

今週、すべての都道府県の緊急事態宣言が解除されました。解除されて
も五十鈴グループで実施してきた感染予防対策はしっかり継続していき
ましょう。

中央の現場は皆さまご存じの通り、神奈川県(大和SC)、東京都(青
梅SC)、静岡県(富士SC)と2つの現場が感染リスクの最も高い地
域にあります。

社員の健康と安全を第一に考えながら、もう一方で社会・経済活動を止
めないことも我々の使命であります。今まで想像もつかなかった環境の
中でありながら、社員(ドライバー・拠点駐在者含む)は、さまざまな
アイデアや知恵と工夫の実践活動を本当によくやってくれています。

なかには自分たちであえて不均衡を創り出すこともしています。不均衡
を起こすことは大変です。想定外の課題もでてきます。しかし、動くこ
とで新しいことも見えてきます。社員みんなが、個人・組織の持ち味を
発揮しながら緊張感を持って、「楽しく未来をつくり出す」DNAが実
践されていると頼もしく感じております。

今期は長期経営目標のゴールでもあり、次期長期につながる大切な年で
もあります。中央社員のみんなには、ミッションを意識した行動で未来
を切り開いてほしいと思います。

中央のミッションは「独創性と結集力のシナジーで楽しく未来をつくり
出すビジョナリーカンパニー」です。新型コロナウイルス感染症という
未曽有の危機に直面し、今後ますます社会・産業・生活のあり方が根本
的に変わっていくことと思います。

ファブレス・LOG・知財というVC(バリューセンター)の芽も、社
会・産業・生活の変化を起点に変えながらも、3つの芽をクロスさせ、
新しいVCの芽を創り上げていきたいと思っています。

しかし感染防止から直接お客さまと接点を持てていないのが現状です。
やりながら考えるプロセスは定着してきましたが、withコロナを考
えたときに、どのようなプロセスで進めていくのか、やはりデジタルが
一つのキーだと思います。

今まで創り上げてきたさまざまなプロセスをデジタル起点に見直す良い
機会と捉え、この1/四期は、基本の再確認とともに次への仕込みとシ
ミュレーションを数多く実践していきたいと思います。それぞれ異なる
SC(サービスセンター)の独創性とデジタルテクノロジーを活用した
結集力のシナジーで。

来月には五十鈴社員総会がWebで開かれます。全社員で方向性を確認
する重要なイベントです。中央がどのようなパフォーマンスを見せてく
れるのか今から楽しみです。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.857〕は、2020年6月4日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

緊急事態宣言が解除された後ということもあり、宣言期間中よりも多く
の人が通勤していると言われています。6月に入ればさらに増えるとも
言われていますが、ニュースなどでは解除後も企業によっては、在宅勤
務を続けるところもあると聞きます。
この2ヵ月あまりの間行われてきた、3密を避ける、ソーシャルディス
タンスを保つ、マスク・手洗い・うがいを促す等の予防行動はこれから
も実践することが大切になってきます。一方で夏の暑さも増してくるな
か、熱中症の危機管理も大事になってくることを踏まえ、新しい生活様
式にもとづく行動をとっていかなければなりません。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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