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五十鈴メールマガジン〔No.857〕無観客
配信日時:2020/06/04 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.06.04発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.857≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         6月になってようやく人の賑わいが

         徐々に戻り始めたと感じています。

      一方、東京では2日に新規感染者が34名となり

          東京アラートが発動されました。

     感染拡大防止と経済社会活動との両立を図るためにも

     一人ひとりが気を緩めず自覚ある行動が求められます。

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☆No.857 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_無観客
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_これまでの歩んで来た道~その1(藤原専務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_新しい働き方改革を考える~その2(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

           ――― 無観客 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

日曜日、競馬の祭典「日本ダービー」が無観客の府中市の東京競馬場で
行われました。いつもなら超満員の競馬場が静まり返り、パドックでは
馬の蹄の音が聞こえる有様です。

私は学生時代に競馬に凝っていたのですが、あまりにも当たらず損をす
るのでいつのまにか止めてしまいました。その後、馬主席に連れて行っ
てもらったりしたのですが、やはり馬券は当たりませんでしたね。

今回はつまらなそうな顔をしている私に婿殿が誘ってくれ、例によって
スマホで馬券を買うことにしたのですが、馬券の買い方も種類が増えて
よくわかりません。

馬連だとか馬単だとかワイドだとか何が何だかよくわからないので、説
明してもらったのですが、やはり単純なものしか慣れていないのでよく
理解できませんでした。

それでも、馬券を買うと買わないとでは楽しみがまったく違うので、新
聞を読んで予想したり、パドックや返し馬で期待した馬の状態を見たり
して、いよいよスタート前の時刻になりました。しかし、観客がいない
ので盛り上がりも今一つ。国歌独唱は平原綾香さんで素晴らしかったの
ですが、歌い終わってもシーンと静まり返っているので何とも言えない
感じでした。

各馬がスターティングゲート近くに現れても別にどうということもなく、
たんたんと事が運びスタートが切られました。なかなかいいレースでし
たが、本命のコントレイルが圧勝で、父のディープインパクト以来15
年ぶり、史上7頭目の無敗で皐月賞に続き、二冠達成という偉業を果た
しました。しかし、当然のように私の馬券は当たらず、でも参画する楽
しみは感じました。

さて、この無観客ですが、大相撲でもそうだったのですがやはり盛り上
がりに欠け面白くない。観客の声援や熱気がないといけませんねえ。人
間はそういうことをいろいろ感じるのでしょうが、馬はどうだったので
しょうか。

最近は会社でもウェブ会議が行われていますが、何となくしっくりきま
せんね。こちらは無観客とは違うのですが、感覚としては同じようなも
のです。会議全体の雰囲気とか生の表情とか、「部分の足し算は全体で
はない、全体は全体で存在する」という話を私は何回も講話でしました
が、まさにウェブ会議は部分の足し算になってしまうのです。

テレワークはやれるものはどんどんやればいいし、在宅勤務もそれで済
むならその方がいいでしょうが、会議はどうしても雰囲気や空気を読む
というのが、感覚が古いのでしょうかできないとダメですね。

五十鈴の社長会は私の講話を1時間以上していましたが、これがウェブ
ではなかなか難しいのです。基本的な流れはパワーポイントで作ります
が、その都度、雰囲気や参加者の顔色を見ながら、適当にアドリブを入
れて話しているのでそれができないと極端に言うと話せないのです。

今は当たり前になりましたが「セルフマイクロマネジメント」という言
葉も、グループ社員総会のアドリブで閃いた言葉ですね。所謂、「マイ
クロマネジメント」の概念とは逆に自主的に管理を細かくするというこ
とですから、面白いですね。

それも、全体の雰囲気を感じ、話しているうちに何とか理解してもらお
うとしたからです。しかし、これから無観客が多くなると生のお客さま
を喜ばせるのではなく、画面の向こうのお客さまを喜ばせるにはという
感覚にならないといけないのでしょうね。


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【執行役員が伝えたいこと】_藤原専務

     ――― これまでの歩んで来た道~その1 ―――
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五十鈴の皆さま、初めましてと言う方が多いと思います。4月に入社し
た藤原です。

1984年に三菱商事に入社後、メタルワン時代も含めてほぼ鉄鋼製品
畑を歩んで来ました。前職は三菱商事の北海道支社におり、鉄鋼製品以
外の取引を行っていたので、3年振りの鉄鋼製品の仕事にワクワクして
おります。

ようやく先週、新型コロナの影響による緊急事態宣言が解除され、コロ
ナ前とは異なる日常が始まりました。

小職は先に述べたように前勤務地が北海道だったので、3月に一度緊急
事態宣言を経験しており、ほぼ3ヵ月にわたって外出を制限されている
期間が続いた上、2月以前は雪深い北海道では3ヵ月にわたって外出も
ままならず、ほぼ6ヵ月にわたって不自由な生活を続けていました。

一方、北海道時代は食品関連の取引先が多かったため、冷凍食品では何
が美味しいのかお客さまに教えてもらう機会がありました。これはこの
緊急事態宣言下大変役に立ち、冷凍食品の美味しさに正直びっくりしま
した。小職のお勧めは「ニチレイ本格炒め炒飯」です。皆さまも是非機
会があればご賞味ください。

さてこの状況下、小職はいまだ皆さまの所に訪問できておらず顔も知ら
ないという方もいらっしゃると思うので、まずは自己紹介がてら小職の
今までの歩んで来た道を数回にわたって「しくじり先生」風にご紹介し、
藤原義久という人物を知ってもらえればと考えます。

小職は、1961年に和歌山県で誕生し、すぐに父の仕事の関係で転勤、
愛知県、岐阜県を経て三重県で小学校から高校まで過ごしました。小学
校は3回転校し、4年生からは人口3万人の小さな“みなと町”で過ご
したため、海や山を走り回る生活で、典型的なやんちゃ田舎少年でした。

しかし小学校6年生ぐらいになってくると、当時この町から大学まで進
学する人はほとんどおらず、このままで良いのだろうかという疑念が頭
をもたげ始めました。

そこで、小学校のまずまず成績が良かった仲間4人と、そのみなと町か
ら電車で2時間半ぐらいかかる三重県の県庁所在地にある中高6年間一
貫校を受験し合格しました(ちなみにそのみなと町から一番近い私立中
学がその一貫校でした)。

入学するまでは少し勉学に自信があったのですが、入学してみるとこれ
は勉強ではとてもかなわぬという優等生が数多くいてびっくりしました。
結果小職は卒業まで、一生懸命勉強しても成績は上位30%に入ったこ
とはほとんどありませんでした。

一方、若いエネルギーがあり余っていたので、当時は荒れる高校生が流
行っており、その真似事みたいなことをやって真面目でない高校生活を
送りました。今でも同級生から「藤原は悪かった」なんて、事実でない
ことでからかわれています。

結局、70名いた同級生はほとんどが東京や関西の大学に進学しました
が、小職は同級生の進学先の中では最も西の大学である広島の大学に進
学することになりました。

ちなみに勉強ではかなわぬ優等生の中では京大に進んだ三菱自動車の加
藤社長や、東大に進んだ大阪税関長の中山君、同じく東大に進んだ帝人
役員の坂口君等がいて、今でも親しく付き合っており、先週もオンライ
ン飲み会を開催、この3人を含めた同級生10人強と騒いだばかりです。

以上が小職の高校生までで、次回は大学生活について話をしたいと思い
ますが、大学生で小職の今後の運命を左右するあるものに出会い、不真
面目な小職が変わっていく様をご紹介したいと思います。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

    ――― 新しい働き方改革を考える~その2 ―――
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緊急事態宣言も先週解除されましたが、まだまだ気を緩められる状況で
はなく、感染予防、感染拡大防止の対策を各々がしっかりとしていかな
ければならない状況が続きます。「新しい生活様式」にも意図的に早く
慣れていかなければならないと思います。

日本は緊急事態宣言が解除されましたが、世界を見ると毎日10万人以
上の方々が新規感染している状況で、収まる気配が見えない状況です。
ITCでは海外のお客さまの支援もさせてもらっておりますが、現地へ
出向いて実施しないとできない業務もあるのですが、各国での入国制限
もあり、今年度は実施できるかどうか非常に心配です。

しかし、ダメなことをいくら心配しても仕方ないので、お客さまに役に
立つ支援が他の方法や施策でできないかを前向きに考え、お客さまの業
績向上や組織力向上につながることを考えてご提案していきたいと思い
ます。

3月から始めた在宅勤務も3ヵ月経過しました。この予断を許さない状
況下、ITCとしても6月以降も在宅勤務を基本スタイルとした業務推
進を継続していくことになりました。

5月までは必要最小限の業務推進という状況でしたが、6月からは少し
ずつ3密を回避しながらの業務回復をしていく予定で計画をしています。

基本的にはTV会議等を中心にしたお客さま対応やビジネスパートナー
との打ち合わせを計画していますが、現地、現場に行かないとできない
業務や打ち合わせもあるため、必要に応じて出張も予定していきます。

在宅勤務になっても、業務の方はチームミーティングや課題チームでの
ミーティングなど、結構な頻度でTV会議での打ち合わせをしながら課
題遂行している状況はわかっていますが、出社していれば、社員の顔色
や言動でいろいろなことを察知できることもあるのですが、在宅勤務中
心となり、一緒にオフィスにいれば何気なくできる会話や様子を見られ
ないので、問題や課題を抱えていることへのフォローがしにくいと感じ
ることも出てきています。

月次の全社員でのタスクミーティングや週1回の状況共有ミーティング
も実施していきますが、会社としての一体感やITCとしての組織風土
の醸成なども薄れてしまうのではないかと危惧する部分もあります。

しかし、新しいことに対するリスクは出てくるものとして、そのリスク
をどのように最小限に抑えるか、メリットを最大限に活かすか、という
ことを都度皆で考え、五十鈴グループの次の10年の魁となれるように、
テレワークノウハウを蓄積しながら「新しい働き方改革」のトライを継
続していきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.858〕は、2020年6月11日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

プロ野球の日程も決定し、当面は無観客試合が続くようですが、スポー
ツがようやく帰ってきた感じがしてほっとしています。
6月1日には花火が全国で一斉に打ち上げられたというニュースもあり
ました。今年は花火大会などが各地で延期や中止になるなどの事情もあ
り、「悪疫退散を祈願し、花火を見上げて全国の人に笑顔になってもら
う」という目的で花火業者の有志が立ち上がって各地で行われました。
花火を鑑賞できた人々にとっては短い時間とはいえ、勇気づけられるな
ど元気の源になったようです。新型ウイルスの終息の日が来るのを願っ
てやみません。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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