バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.482〕あなたへ
配信日時:2013/09/27 10:40
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.09.27発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.482≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

          今週は五十鈴グループ上期の
      
          IOC成果発表会の週です。

        今回は新入社員が発表する可能性もあり

        そういう貴重な機会には、是非元気よく

    観ている先輩たちに勇気と感動を与えてほしいものです。

================================

☆No.482 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_あなたへ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_未来の五十鈴を背負う人財採用に向けて(黒田執行役員)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_IOC発表会を終え下期に向けて(岩崎社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― あなたへ ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

久し振りに健さんの映画を観ました。どちらかというと健さんは苦手な
タイプなのですね。嫌いなわけではないのですが、なんとなくその存在
感というのが真っ当過ぎていて、こちらが真っ当ではないものだから敬
遠してしまうという感じでした。

では、なんで今回「あなたへ」という映画を観たのかというと、もう一
人の苦手なビートたけしとの絡みがどうなんだろうと思ったからです。
この天才的な人物が映画監督でありながら、降旗監督のメガホンにどう
挑んだのかということに興味があったのですね。

何故彼が苦手かというと、健さんとは逆に絶対に真っ当にはならないぞ、
人間の本質はこんなにやさしいけれど、こんなに残虐性もあるんだぞ!
というような、言わばフロイトの「自我とエス」みたいなものに入り込
んでくる作品もつくれば、テレビで馬鹿ばっかり言っているキャラクタ
ーが凄すぎるからです。

要するにこの二人のようには自分は絶対になれませんが、なんとなく憧
れている人たちが苦手なのですね。

それからもう一つ。これは老後の夫婦の話ですね。予告編での田中裕子
と高倉健の絡みが、もうなんというか、本当の日本人はこうなんだろう
なあと、思わせるシーンが美しかったので観てみようと思いました。

映画はもちろん一人で観ました。絶対に魔女となんか観られませんよ。
何故って、夫婦の映画ですからね。「魔女」なんて、言えなくなるでは
ないですか。

さて、プログラムの冒頭には次のように書いてあります。「高倉健、6
年ぶりに映画出演となる『あなたへ』は、今作で20本目のタッグとな
る降旗康男監督が、市古聖智の原案を脚本家・青島武とともに再構築し
練り上げていったオリジナルストーリー。一期一会1,200キロの旅
を、ワンカット、ワンカット慈しむように撮影し、夫婦の愛とさまざま
な人々の人生を丁寧に綴り、2012年最高の感動作に仕上げている」

本当に「慈しむ」と言う言葉がピッタリでした。「大人の日本映画を作
りたい」と健さんは言ったそうですが、風光明媚な各地の美しさととも
に、日本人の本質や気味に触れる作品になっています。

ストーリーは富山にある刑務所に勤務する倉島英二(高倉健)のもとに、
ある日、亡き妻、洋子(田中裕子)が残した絵手紙が届きます。一枚に
は、一羽のスズメの絵とともに「故郷の海を訪れ、散骨してほしい」と
の思いが記され、もう一枚は、洋子の故郷、長崎県平戸市の郵便局への
「局留め郵便」となっていました。

その受け取り期限まで、あと10日。自作のキャンピングカーで富山を
発った英二は同じくキャンピングカーで妻に先立たれ一人で旅を続ける
男(ビートたけし)や各地を転々としながらイカ飯の実演販売をしてい
る男たち(草彅剛・佐藤浩一)と知り合い、彼らの家族の思いや悩みな
どに触れていきます。

富山から1,200キロ。死んだ妻の思いを遂げようとする夫の直線的
な行為と複雑な思い、妻の真意を知るために訪れた、飛騨高山・大阪・
瀬戸内・北九州・門司、そして目的地である、長崎県平戸市の漁港・簿
香に続く旅情あふれる風景と、人々とのふれあい。出会いと、別れを繰
り返しながら、本当の妻の思いと愛情の深さに気づき、散骨を行うまで
の障害や迷いと勇気。

めくるめく、主人公の複雑な思いを見事に表現し、自然の美しさと恐ろ
しさ、人と人との絆の大切さを押し付けることなく気づかせてくれる、
美しい映画でした。

ビートたけしをはじめ、キャストは全員素晴らしかったのですが、老い
た気難しい漁師役の大滝秀治さんの「久しぶりに美しい海を見た」とい
うサラッとした台詞は、そのまま「久しぶりに美しい日本映画を観た」
という私の感想に繋がる、鳥肌が立つようなシーンでした。

その他、宮沢賢治作詞作曲「星めぐりの歌」や俳人「種田山頭火」など、
知らなかったことも映画の中に出てきて知ることができ、良かったと思
います。でもやっぱり、健さんは健さんでした。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_黒田執行役員

   ――― 未来の五十鈴を背負う人財採用に向けて ―――
========================================================□■□■

いよいよ新中期経営計画での最初のIOC発表会がスタートしました。
このメルマガが発行される頃には発表会も終盤で、殆どの拠点の発表は
終わっていると思いますが、みなさんの拠点やチームは意図したような
活動や発表ができましたか。

そうは言うものの、実はこのメルマガの原稿は、22日のSL発表会が
行われ、24日から各拠点・SCをまわり始めるとパソコンに向かう時
間が取れないため、前の週末の21日に書いています。

そのため実際の発表会での内容や雰囲気はまだ分かっていないのですが、
今回は新中期3年間の活動の1年目なので、新たな方向性に沿って3年
後の目指すサービスセンターとしてのチーム像をしっかり描くことや前
中期の活動の単なる延長線にならないように違いを明確にしていくこと
が大事だと思っています。どのような発表が聞けるか楽しみです。

発表内容だけでなく、新入社員のフレッシュで元気な発表も楽しみの一
つでもあります。今回も多くの新入社員が発表すると思いますが、未来
の五十鈴を背負う人財となって貰いたいと思います。

新入社員と言えば、先日、来年度入社の高校生の採用試験が富士SCで
ありました。今回五十鈴中央で採用試験を行うのは富士SCだけで、3
名の応募者があり、中央として1、2名の採用を考えていたのですが、
残念なことに採用者はゼロという結果に終わってしまいました。

確かに試験の点数も重視しますが、求める人財は来なかったようで多少
の個人差はあったものの、面接では積極性や元気良さが感じられません
でした。短い時間でその人のことを完璧に分かることはできませんが、
これからの五十鈴に合うようには感じられず残念な結果となりました。

しかし、今後も採用活動は継続していきます。3年後に目指しているサ
ービスセンターやそのさらに先に目指しているバリューセンターを創り
あげていけるような、これからの五十鈴に合った“人財”が来る会社に
していきたいですね。

そのためにも下期のIOC活動をみんなで目標に向かって、頑張ってい
きましょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_岩崎社長

    ――― IOC発表会を終え下期に向けて ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

今年度も上期が終わろうとしています。秋分の日も過ぎ、朝晩大分涼し
くなり、過ごしやすくなってきたのではありませんか。ただ、このよう
な季節の変わり目には夏の疲れもあり、体調を崩し易くなります。風邪
など引かぬよう健康管理には十分注意を図って下さい。

そんな中、今週はどこの拠点・SCも上期IOC発表会の真最中ではな
いでしょうか。IBSは先週の土曜日に終わりましたが、まだ終えてい
ない拠点・SCは頑張って下さい。

IOC活動は、ビジョンや戦略・希望する組織風土の浸透度合いで全て
が決まるといっても過言ではありません。発表会は半期に一度の自分た
ちの活動進捗を見つめ直す良い機会であり、振り返りから修正までを、
丁寧に取組むことが大事であると考えます。

IBSも4月に新たな中期経営計画(戦略)がスタートし、目標達成に
向け活動していく上で、不透明感や不安も感じながら行動を起こして来
ました。また、チーム組織とプロジェクト・IOC活動を密にリンクさ
せた協働をすることに重点や関心を向けて進めてきました。半年が経過
し、少しずつではありますが方向性が見えて来ている状況です。

物事の始まりはエネルギーが掛かり大変ですが、動き始めれば楽になり
ます。短時間にどれだけ集中するか、その意識づけで結果は変わり、ま
た経験することが大きな力になり、経験したことには対応力が生まれる
と思います。

価値を生み出すことに時間を使うように意識するだけで時間の使い方が
変わると思います。何をやったかではなく、何のためにそれをやったか
が大事なのでしょう。

今の世の中、何が起こるか分からない変化の激しい時代になっており、
その影響を受け、私たちを取巻くマーケット環境にも大きな変化があり
ます。この変化のスピードを敏感に感じとり、ついていかなくてはなり
ません。

3年後の大きな目標達成に向け、下期は活動量と質の違いで、さらに過
去にない想像力や発想力で、新しいビジネスやサービスを創発していき
たいと思います。

また、自分たちの目にフィルターをかけず、挑戦的に手探りでも良いか
ら数多く考動を起こし、アイデアや創造が提供できるソリューション営
業を強化・新化させていきたいと考えております。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
――――――――――――――――――――――――――――――――
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2012.9.26  安城サービスセンターに、Suzuki Indomobil Motorさま、
           Steel Center Indonesiaさまが来社
           →http://www.isz.co.jp/news/2012/0926_000139.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.483〕は、2012年10月4日に配信い
 たします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

IOC成果発表会が行われていますが、新人で発表する人は元気にかつ
堂々と発表していて、観ている側からすると本当に勇気づけられます。
自チームの仕事のことだけでなく、業界やお客さまの動向などについて
理解を深めていなければ、あれだけしっかりと発表できないのではない
かと思います。上司や先輩ほど深く広範囲には理解できていなくとも、
十分によく分かっているなと感じてしまいます。
そういうこれからを担っていく、若い人たちが発表という機会を得て成
長することが、職場内を活気づけていくことは間違いないと思うところ
です。発表はわずか7分間の持ち時間ですが、そこに至るまでには“悩
み”や“喜び”など様々なプロセスが凝縮されてくると思うので、是非
若い内から挑戦してほしいと願うものです。

                      (編集室/本間靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
http://e8.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E647

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
http://www.isz.co.jp/ml/form_group.html
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.482≡

======================= ISZ Mail Magazine