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五十鈴メールマガジン〔No.866〕レジ袋の有料化
配信日時:2020/08/06 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.08.06発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.866≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

              梅雨も明け

            夏本番となりました。

            連日猛暑が続きます。

         くれぐれも体調管理には気をつけて

        暑い夏を有意義に過ごしていきましょう。

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☆No.866 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_レジ袋の有料化
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_見えない企業価値(老田常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_生き方改革(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― レジ袋の有料化 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

あまり話題にはなりませんでしたが、6月30日でキャッシュレスのポ
イント還元が終了しました。昨年10月1日からの消費税増税は、軽減
税率やその他の減税が適用されましたが、結果として2%の増税という
ことで、10月~12月のGDPは年率換算で7%以上のマイナスとな
ってしまいました。

そして今年、ポイント還元終了の6月末を迎え7月になったのですが、
それまでのポイント還元の金額は年換算にすると1兆円以上もあったそ
うです。ということは7月以降、その分増税したということになります
ね。

そして同じく7月からレジ袋が無料ではなくなり、お金を払うというこ
とになりました。細かい話ですが、その料金にも10%の消費税がかか
るとのことです。それでなくとも軽減税率等で複雑なところへ持ってき
て、これではお店の対応も大変だと思いますが、そもそもなぜレジ袋を
有料化したのかと言えば、環境問題でプラスチックごみを少なくしよう
ということで、たばこ税や炭素税のようにそのこと自体を少なくしよう
とする罰金のようなものだと思われます。

となると、消費税は消費に対する罰金ということになりますね。ですか
ら消費者はたとえ少ない金額でも消費を控えてしまいます。レジ袋も3
円とか5円ですから大した金額ではないと思ってしまいますが、なんと
8割ぐらいの人がエコバッグやレジ袋持参で倹約しているそうです。

この間、自由が丘駅の近くに新しい惣菜屋ができたというので行ってき
ました。いろいろな有名店が一緒に入っているのですが、焼き鳥からサ
ラダ系、お寿司、中華、揚げ物と目移りするような美味しそうなお店が
並んでいます。

ああいうところへ行くと何でも欲しくなってしまうのはいけないと思う
のですが、二人分だと効率的で予算的にも助かります。まずはサラダを
3種類買って、次に焼き鳥5種類、そしてアジフライ、お寿司の巻物を
2種類と太巻きセットという具合で大量に仕入れましたが、二人分なの
で大した料金ではありませんでしたが、驚いたことにお店によってレジ
袋が無料なところと有料なところに分かれていました。

有名店はロゴが入っているビニール袋をその買い物の大きさによって無
料で提供してくれますが、あまり大手ではないところは梱包してそのま
まの形で渡されました。

こちらもレジ袋の予備やエコバッグを持って行っているので、要求もし
ませんでしたが、多分要求すれば有料だったと思われます。やはり主婦
感覚というか庶民感覚というのは厳しいもので、1円、2円でも消費意
欲に影響するとつくづく感じました。

今はコロナ禍のど真ん中で、外食産業や観光産業が大変なことになって
いますが、これからすべての消費活動がデフレの上にさらに縮小され、
大変なことになると思います。

しかし考えてみれば、なぜポイント還元終了のタイミングでレジ袋の有
料化をしたのか、まあ関係ないと言えばないでしょうが、消費者心理と
は微妙なもので、消費刺激でGoToキャンペーンをやってもPCR検
査陽性者の拡大で政府や自治体がブレーキを踏めば、その勢いがなくな
るのは当然のことです。

前回も書きましたが、「虻蜂取らず」ではなく、「一石二鳥」にするの
にはお金を出すしかないのです。「金は天下の回り物」です。誰かの支
出は誰かの収入になります。国が支出したお金は消えません。国民に入
るのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

        ――― 見えない企業価値 ―――
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先週1日、関東地方では漸く梅雨明けが気象庁より発表となりました。
平年より11日遅く、8月に梅雨明けするのは2007年以来13年振
りとのこと。

今年は実際の梅雨期間としても約1ヵ月半と例年よりも長かったのです
が、相変わらず新型コロナウイルス関連のニュースが多く、気分を盛り
上げるはずの各地での花火大会が中止となるなど、梅雨のうっとうしさ
をより実感させられた期間でした。

今週はセミの鳴き声も盛んに聞こえるようになり、本格的な夏の到来を
感じますが、これからは例年以上に暑くなると予想する向きもあり、コ
ロナ対策でマスクを着用しながら、業務をしなければならない状況下、
熱中症などの暑さ対策には十分留意し、過ごしてください。

先週より、上場企業の第1四半期(4-6月期)の決算発表が本格化し
ています。予想通り、新型コロナウイルスの感染の拡大、感染防止策の
影響でヒトやモノの移動が制限され、出張や会食などの自粛を余儀なく
された結果、多くの企業が前年同期比で減収、赤字に転じています。五
十鈴グループの業績も第1四半期は厳しい結果となりました。

一方、コロナ禍の下で、テレワークや巣ごもり消費に伴う新たなニーズ
に対してサービスを提供する一部の企業、ネット通販、ITサービス企
業などは業績を拡大させています。

ただ、決算実績というのは過去の企業の取り組みがその対象期間に数値
として反映されたものであり、それが企業価値の全てではありません。

特に企業のサステナビリティ(持続可能性)が問われている現在におい
ては、環境変化への適応性、迅速な対応力、競争優位性、コンプライア
ンスの徹底、さらには以前のメルマガでも述べましたが、SDGs(2
015年に国連で採択されたエネルギーや気候変動対策、平和的社会の
実現などへ向けた持続可能な開発のための国際目標)対応、企業の社会
貢献、目標達成の実現を可能とする企業文化といった、目に見えない企
業価値がアフターコロナに向け、企業の継続的成長を目指す上で、より
重要になってくると思います。

(マネジメントとしてはこの見えない価値を将来的には見える化し、数
値的にも企業価値の向上を反映させるという課題に当然取り組まねばな
りませんが・・・。)

今の時期、各拠点には五十鈴グループの業務の信頼性・効率性を高め、
業務が適正に行われ、健全な会社運営が図られているかを確認する内部
監査の一環として、前回の監査での指摘事項の改善状況や法令・規定へ
の対応・運用状況などを「経営基盤チェックリスト」を用いた整備運用
状況の自己監査をお願いしている他、下期に向けて、各種監査の実施を
予定しています。

定期的な自主監査の積み重ねが不祥事の予防=コンプライアンスの徹底
につながります。社内規程などが整備されているだけでなく、適切に運
用されているかどうかを改めて確認し、運用体制を徹底させていくこと
が大切です。

こういった監査を通じてコンプライアンスを徹底させることは、社会か
らも信頼を得て、企業価値の向上、持続的な発展につながっていくとい
う意識を持って取り組んでください。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

          ――― 生き方改革 ―――
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長い梅雨がようやく明ける中、夏空のもとで活動的な日々を過ごしたい
と思う一方、連日のコロナ感染者が拡大する報道で精神的なブレーキと
プレッシャーがかかり、楽しいこと・面白いことを考える力が減退する
ことがないよう自身のマネジメントに励む日々が続いています。

こういう時に元気になれるきっかけをくれるのは、良い話・嬉しい話を
たくさん耳にすることです。

先日、五十鈴グループのインストラクターミーティング上でのやりとり
の話を聴きました。ある女性新人が、入社して4ヵ月を経てRPAを駆
使して8つのシナリオをつくり255分の業務削減効果をもたらしたと
のことでした。

結果そのものも立派なことですが、その結果を導く社内のプロセスの話
はさらに素晴らしいと感じるものでした。これまでは、これまでの仕事
を1日も早く習得してもらうことが「戦力化」であり、戦力化すること
で自立を促すという常識が私たちには存在しています。

その女性の指導には、基本業務を理解習得してもらうことを支援するイ
ンストラクターとRPAのスキルを習得発揮してもらうインストラクタ
ーの二人がSCの壁を越えて介在し、成長の促進を支えています。

その他にも各所で日々成長している新人の姿に皆さんはたくさん触れて
いると思います。戦力化に対する考え方とアプローチの新常識がこれか
らもっとさまざまなかたちで成果として表れてくると信じています。

それ以外にも拠点の壁を越えてお互いの強みをスピーディーに展開する
ことをテーマ別に柔軟に推進している話を聴く機会が増えてきており、
期待感が高まっています。

世の中では「働き方改革」という旗印のもと、どちらかというとリモー
トワークの推進が中心となっているように感じますが、私たちが考えて
いることや取り組んでいくことはこれからの「生き方改革」だと思って
います。

働くということは、生きていく上でもっとも時間とエネルギーをかける
ことです。だから、変化する働き方のスタイルへの適応だけではなく、
働くことを通してどう生きていくのかということをそれぞれが確立して
いくことが大切なのではないかと思います。

2年前に出版されて話題となった「ライフシフト」という書籍がありま
す。100年時代の人生戦略というタイトルにもあるように、長寿社会
における生き方をどのように受け止め、取り組んでいくことが望ましい
かということが大きく広い視点で書かれています。

その中に、「マルチステージ」という言葉が出てきます。私たちはキャ
リアのステージを学生時代⇒社会人時代⇒引退~セカンドキャリアとい
ったように年代でわけて考えがちですが、ここでいうマルチステージと
は、マルチに自分のフィールドを自分の意志で持つ生き方を指していま
す。

そこには年代で考えるという概念はありません。定年は会社が決めたル
ールの一つであり、誰かのために何かのために役に立つよう生きること
=働くことは一生涯のテーマであり自分で決めることです。

決められた仕事をきちんと行うことに加えてRPAを駆使するというこ
ともマルチステージのきっかけです。ベテランであっても、多くの変化
を受け入れながら、多様な経験を積むことにより、自己の価値が高まり
ます。

普段一緒に過ごさない人たちと共に仕事をする、世代を問わず共通の新
たなテーマに取り組む、そういったことの繰り返しが自らのステージに
多様性をもたらし、変化を好機に受け止めることができる土台にもなる
のだと思います。

デジタル化~DXという大きな社会変化に合わせて、アイコミでもさま
ざまな取り組みを行っていますが、これらがやり方や新スタイルのモデ
ルづくりで止まることなく、それぞれの生き方の充実につながるよう意
義ある活動にしていきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.867〕は、2020年8月20日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今月は夏季休暇の企業も多いのではないかと思います。しかしながら、
新型コロナウイルスの影響により、3密を回避し、マスクの着用も感染
予防として励行しなければなりません。
そんな夏ですが、コロナ禍で鬱々としがちだった状況下、待望の夏でも
あり、充実した日々を過ごしていきたいものです。そうは言っても、突
如何が起きるか一寸先も見えない世の中。何事にも十分に注意して臨ん
でいくことが大事ですね。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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