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五十鈴メールマガジン〔No.873〕コロナ禍での活動
配信日時:2020/10/01 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.10.01発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.873≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             10月に突入し、

        気候も本格的な秋の様相を呈しています。

            本日は天気が良ければ、
          
         中秋の名月を鑑賞したいところです。

        一方で行楽シーズンまっただ中ですが

        新型コロナへの対策は気が抜けません。

       常に留意し、対策をとって行動しましょう。

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☆No.873 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_コロナ禍での活動
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_2020年度下期に向けて(老田常務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_新たな研修サービスの構築(川合社長)
┃
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【代表メッセージ】

        ――― コロナ禍での活動 ―――
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鈴木貴士です。

五十鈴グループの一大イベントである、IOC(五十鈴組織変革)活動
の上期成果発表会が先週行われました。前回は2月だったのですが、そ
の時はLG(ロジスティクス)部門は人数が多いので急遽中止しました
が、その他の拠点についてはいつも通り行われ、「新型コロナウイルス
に対する対応」というより、注意を喚起しながらの発表会でした。

あれから半年経ち、まさかこの時期まで感染が収束しないとは思っても
いませんでした。

さて今回はどうするか、中止という選択もあればリモートでの開催とい
うやりかたもありますが、ともかく開催するという決断をしました。野
球や大相撲も苦労して開催しているように、参加人数を極力減らし、感
染対策を十二分に施し実行しました。

中止にした方が安全だし、各拠点の負担もないということですが、ここ
は苦労をしても、五十鈴の生命線ですからやらなければならないと思っ
たのです。

新年度になってからほとんどすべての会議や集会はリモートになり、そ
れはそれで済むこともありますが、やはり現場中心主義の五十鈴として
は私が行かなければならないと思ったのです。

現場の苦労を肌で感じなければならないし、どのようにして実際、感染
対策や熱中症対策をしているか、またこれだけの需要が減っている中で、
新収益を創造する活動ができているか、活動している各チームの発表を
見て激励することが私の責任、使命だと思ったのです。

拠点を視察するのは、本社サイドからは副社長、事務局であるアイコミ
の臼井社長、そして本年度から入社した私の息子の鈴木勝執行役員のみ
としました。

経営会議はその他の役員はリモートでの参加とし、また拠点サイドの人
数も減らしました。小集団の成果発表会は見学者もソーシャルディスタ
ンスを取り、各チーム、リーダーと発表者のみの参加とし、拠点間移動
も極力公共交通機関を使わないということで、万全の態勢で臨みました。

今回改めてわかったことは、拠点の人々が私を迎え入れるときどれほど
気を使い、いろいろしてくれているかということで、有難いのと同時に
それだけ手間も接触回数も多くなるので、会長の時代から続いている慣
習でも止めていく方向にしようと思いました。

五十鈴のおもてなし文化も今回を機会に範例を変え、時代、環境に合っ
たものにしていかなければなりません。

さて、このような中での発表会ですが、みんな本当に良くやってくれて
います。長期ビジョンの最終年度がこのようなパンデミックの世界恐慌
となり、足元の業績成果は惨憺たるものですが、今までやってきたVC
収益(ファブレスや新規事業)の挑戦は続いていて頼もしく思いました。

皆よく勉強し、環境分析や各地域のコミュニティ、ビジネスパートナー
との取り組みが進んでいることが理解できました。

各チームとも一生懸命努力をしているのですが、やはり拠点のコンセプ
トがしっかりして、演繹的なものから落とし込まれた活動と、やったこ
との部分の足し算になっている差が出ているように思えました。

帰納的な活動でもいいのですが、拡散させずに収斂させていかないと活
動が総花的になってしまいます。そして、やはり関東、中央、東海と状
況が全く異なりますね。

その辺を踏まえ、土曜日に行われたソリューション部門各社の活動は全
社展開を念頭にさらに相乗効果を発揮し、スピード成果を期待したいと
思いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

      ――― 2020年度下期に向けて ―――
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先週21日五十鈴中央大和SCから始まったIOC成果発表会、29日
の五十鈴建設で終了しました。

今年はコロナ環境下を考慮し、各発表会場での参加者を限定し、Web
を活用し、私は本社で開催されたSL部門以外の発表はWeb(録画)
で内容を見ましたが、コロナ禍という予想外の状況となったにも関わら
ず、未来社会を見据えたDX(デジタルトランスフォーメーション)や
社会貢献分野など新たな付加価値創出に関する企画、構想やビジネスパ
ートナーや地域コミュニティとの協創推進、変化を先取りしたマーケテ
ィングや業務プロセスの拡充、新化やワークスタイルの変革に関する活
動事例など、各拠点の社員が経営環境の激変、“危機”を新たな変革期
に向けたチャンスと捉え、前向きに積極的に取り組んでいる状況がよく
わかり、とても頼もしく感じました。

さて、五十鈴グループを取り巻く経営環境、日本経済の状況ですが、先
月16日に財務省より発表された8月貿易統計では2483億円の黒字
と市場の事前予想を上回る結果となり、輸出も前年同月比▲14.8%
と市場の事前予想(平均値約▲16%)より改善し、本年6月以降マイ
ナス幅が縮小するなど、一部の経済指標では改善傾向が示されています。

また、先月19日~22日のシルバーウィーク4連休では(五十鈴グル
ープはIOCウィークで連休ではなく、対応準備で忙しかったと思いま
すが)、それまでの新型コロナ対応に伴う自粛の反動からか、外出する
人が増加し、一部の観光地ではコロナ感染拡大後(本年2月)以降では
最高の人出を記録し、「GoToトラベルキャンペーン」に10月1日
より東京発着分が追加されるなど、消費マインドの喚起につながること
で、今後の経済回復を期待したいところです。

一方で、新型コロナウイルス感染リスクは下がったわけではなく、世界
的には日々の感染(陽性)者の増加傾向に歯止めはかかっておらず、世
界の累計感染者数は今年4月のメルマガ執筆時(WHO〔世界保健機関〕
4月19日付公表ベース)の約220万人から、約半年でその15倍の
約3300万人(WHO 9月28日付公表ベース)に拡大しました。

経済の本格的な回復のため、各国で「感染防止」と「経済活動」の両立
が求められる状況に変わりありません。

今後、各国の必死の対策でコロナ禍が終息したとしても、テレワークな
どの勤務形態や生活様式の変化、新たな価値観の台頭などといった流れ
は元には戻らないと思います。数十年後には、このコロナ禍に見舞われ
た2020年は歴史の転換点と言われる年となるかもしれません。

本年度もついに下期に突入しました。本年度上期はコロナ禍における業
績への影響は大きかったですが、下期、さらに来年度以降は、この価値
観の転換点を見据え、社内外のネットワークと連携しながらどう新たな
付加価値を創出していくかが大きなポイントとなります。

目標達成に向けて、各自感染予防には十分留意しつつ、当事者意識を持
ち、取り組んでいきましょう。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

      ――― 新たな研修サービスの構築 ―――
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IOC成果発表会も終わり、一息つきたいところだと思いますが、2年
間の経営目標の締めの半年にもなりますので、気を引き締めて最後の詰
めを進めていきましょう。

今年3月以降は、コロナ禍の影響で海外への出張は一切できない状況が
続いており、海外のお客さまからお願いされていた案件も思うようにで
きず、ITCとしては期初計画を下方修正しなければいけない状況にな
りました。

そのような中、日本国内ではお客さまに訪問できる機会は少しずつ増え、
いろいろなお話を聞くこともできるようになりました。ITCも研修事
業を行っていますが、とにかく集まって行う研修は敬遠されるため、W
ebでの研修要望が非常に高くなっています。

また、安全関連の教育も軒並み中止になっていることもあり、新しく職
場のリーダーに任命された方などの職長教育もタイムリーにできていな
いとか、ロボットのティーチング教育も人が少ないのでなかなか研修に
出せない、というお話を伺います。

Web研修では自社に居ながら研修を受けられるため、移動する時間も
必要なく、非常に効率的であるという認識を皆さんが持たれています。
また、一日6時間、8時間を拘束されて研修参加するのも辛い、という
声も良く聞かれました。

特に職長教育などは「作業手順の定め方、労働者の適正な配置の方法・
・・2時間」という具合に、教育すべき内容と教育時間が明確に定めら
れており、合計12時間(一般的には2日間の研修)の研修に参加する
必要があります。

この12時間の研修を連続して受講するのではなく、1時間や2時間の
コマ割りのWeb研修にすることで、受講する方も会社にいて1時間抜
ける、2時間抜けるという形で研修に参加し易くなるので、そういう研
修を実施してもらえると助かるという声も多かったです。

コロナがきっかけではありますが、移動する時間の節約や受講のし易さ
という観点からも、Web研修でできるものはすべてWeb研修に変わ
っていくものとも思えます。

ITCでも研修の内容により、Web研修へのシフトを早急に行い、多
くの皆さんに役立つ研修スキームを構築していきたいと思っています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.874〕は、2020年10月8日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

仕事やスポーツ・読書・行楽などを行うには最良の季節(=秋)です。
例年ならば10月の行楽シーズンには人出の多い場所に行くのは当たり
前だったわけですが、今年は新型コロナ対策として、3密に注意しマス
クをして臨まなければならない状況です。
また今年は春から夏の大半の時間をマスク着用と3密回避をしてきたの
で、これから涼しくなる季節ということもあり、コロナ対策もあらため
てしっかりと継続していかなければなりません。
早くワクチンが開発され接種できるようになることを祈って、コロナに
限らず健康に留意して、何事にも取り組んでいきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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