バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.874〕心配性のジレンマ
配信日時:2020/10/08 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.10.08発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.874≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           上期中はコロナ禍により

         不十分であった活動等を補うべく
          
      この下期にかける意気込みは強いと思われます。

            一方で懸念されている

     コロナ再拡大の動きにもしっかりとした対策を打ち、

       経営との両立を図っていく必要がありますね。

================================

☆No.874 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_心配性のジレンマ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_デジタル化時代のサポートのあり方とは(黒田常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_下期に向けて(臼井社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 心配性のジレンマ ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

私は自分で言うのも恥ずかしいことですが、物凄く心配性で、すぐにネ
ガティブな気分になります。それがいけないことだというのは百も承知
で、そういう啓発本もゴマンと読みましたが、難しいですね。

一番恥ずかしく滑稽なことは、定期検査の時、医院での採尿ができない
のです。一回失敗してから出ないのではないかと心配になり、それ以来
家で採尿して持っていくのですが、そうすると安心して医院でちゃんと
できるのです。

人間ドックは、家で採尿して持っていくので気が楽で何の問題もなかっ
たのですが、コロナで延ばしていたドックを先月受け、提出する尿は新
しい方が良いと思い、早朝直前のものに入れ替えようとして誤って両方
とも処分してしまいました。

これで私はパニックになり、朝から水をがぶがぶ飲みなんとか間に合っ
たのですが、ドックに着いたときは疲れ果てていました。

最初に心電図を測ったのですが、終わって出たところで呼び止められ、
「ごめんなさい鈴木さん、不整脈があるみたいなので、もう一度測らせ
てください」と言われ、動揺したのかその後の血圧の測定はいつもより
大幅に上がってしまいました。

そこからはすべての検査が心配になり、最後は胃と大腸の内視鏡の検査
で、もちろん麻酔が効いていたのでわかりませんでしたが、大腸ポリー
プを3ヵ所取ったとのことで、当日から一週間の安静を求められました。

去年も切除したので、「一週間お酒飲めないな!」くらいの感じでした
が、家へ帰ってからトイレに行くと出血しているようで、ちょっと心配
になったのですが、まあ大丈夫だろうと思っていたら、その後今度は間
違いなく出血しました。

私は慌ててその検査機関の非常事態の連絡先に電話をし、担当の医師と
話し合いました。とても丁寧な先生で対応も良かったのですが、とりあ
えず一時間後の状況を話し合うということで、もしその前に万が一こう
いう事態になったら迷わず救急車を呼ぶよう指示されました。どうです、
心配になるでしょう!

悶々としているそのとき、今度はとんでもない電話が飛び込んできまし
た。これについての内容は書くことができませんが、かなりショックな
内容で私は動揺しましたが、一時間後にお腹の方は安定したので、先生
と話をして翌日の早朝まで出血がなければ大丈夫ということでしたが、
その夜は電話のことでまんじりともしませんでした。

翌朝、先生から電話があり、お腹の方は一件落着したのですが、今度は
電話の一件で心配になり、ご丁寧にその内容についてその後メールまで
送ってくれたので、さらに落ち込みました。

ゲーテの「処世の掟」にはこう書かれています。「済んだことをくよく
よせぬこと」「めったに腹を立てぬこと」「いつも現在を楽しむこと」
「とりわけ人を憎まぬこと」「未来を神にまかせること」。こういう心
境にいつになったら成れるのでしょうか。

心配だから動きすぎる、余計なことを喋りすぎる、愚痴や不満が多い、
すぐに嫌なことが顔に出る。周りの人に悪い波動を与えることが一番い
けないことだとわかっているのですが、直りませんね。

コロナで心配、会社の業績が心配、社員や家族のことが心配、会社の活
動もやらなければ心配、やればやったで心配。

こんな心配性で長年生きてこれたのも、私の周りにはいつも、強くサポ
ートしてくれる人がいるからだと改めて思い、感謝しているところです。


□■□■============================

【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

   ――― デジタル化時代のサポートのあり方とは ―――
============================□■□■

コロナ禍に振り回された激動の2020年度の上期も終わり、長期経営
目標Will‐Naviの最後の半期となる下期がスタートしました。

GoToキャンペーンなども本格的に始まっており、経済活動も徐々に
回復していくと思います。私たちもこの下期はしっかりと業績を上げな
がらも次期長期につながる活動をしていかなければなりません。

それには、五十鈴グループの強化策でもあるデジタル化の推進は必要不
可欠なモノとなってきています。

菅新政権でも看板政策としてデジタル庁の新設をあげていますが、経団
連が掲げているSociety5.0の実現に向けて各省庁に分散して
いるデジタル関連部署を一元管理することにより、遅れている日本のデ
ジタル化、DX化の推進を図っていくとのことのようで、私たちの社会
生活にも影響してくるのかもしれません。

これからは仕事でもプライベートでも電子化、デジタル化にはもっとも
っと興味を持って関わっていくことが必要となると思います。

話は変わってプライベートな出来事ですが、8月のお盆休み中にスマー
トフォンを床に落としてしまい、液晶画面の一部が壊れドコモに持ち込
むことにしました。幸い補償サービスに入っていたので修理ではなく翌
日に新品のスマホが自宅に届き、SIM交換とデータ移行を自分で行い
その後同封の封筒で古いスマホは返却することになりました。

今やスマホにはさまざまな機能が備わっており、キャッシュレスの支払
いやアプリ活用と一日たりともスマホ無しでは過ごせない状況です。

よって面倒ながらも慎重にマニュアルにそって移行作業を行いました。
結果、新品スマホにデータがほぼ移行されたのですが、モバイルSUI
CAのみどうしても使えるようにはなりませんでした。

困って「アップルサポート」へと電話してみたところ、「問題解決まで
対応させていただきますのでご安心ください」とのコメント後、さまざ
まな解決策を試し、最後はスペシャリストなる人まで登場して画面共有
し、操作を指示されながらなんとか問題解決、その間何度か電話のかけ
なおしや何人かのスペシャリストが登場しましたが、経緯症状は「問い
合わせ番号」のもと共有されており、同じ説明を何度もすることはあり
ませんでした。

そして、先日なんらかの理由でまたもスマホのモバイルSUICAに不
具合がでたので、1ヵ月半ほど前にスペシャリストから指示された内容
をなんとなく覚えていたのでその操作を行ったところ、状況はさらに悪
化、またも「アップルサポート」のお世話を受けることとなってしまい
ました。

電話をかけたところ、「前回この電話番号からお問い合わせいただいた
SUICA関連の問題ですか」と聞かれ、当然前回の経緯は説明せず今
回の状況・症状を説明し、前回同様に的確な指示により問題解決となり
ました。

また、時を同じくして我が家のテレビが故障してしまいました。以前新
品で購入時即故障したいわくつきのT社製のテレビです。

今回もその時と同じデジタル機器の故障で、部品取替えで補償期間も終
わっており、高額の修理代を支払いました。その後テレビは観れるよう
になったのですが多分インターネット関連の設定が完全にできておらず、
画面上に時々エラー表示がでるようになってしまいました。

こちらもサポートセンターに何度も電話しているのですが、こちらはそ
の都度同じ経緯・症状を説明させられ、症状が改善できないとわかると
もう一度修理に来て、自分たちのミスが認められない場合は再度出張料
や作業代を請求するとのことだったので頭にきて、テレビはその状態の
まま放置となりました。

私たちの身の回りのさまざまなものも、デジタル化で機能的で便利にな
ってきていますが、何かトラブルがあった時などのリスクも増えている
ように思われます。しっかりとしたリスク管理やサポートも不可欠であ
ると感じられました。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

         ――― 下期に向けて ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

下期に入りました。上期IOC成果発表会を終え、一息つく間もなく各
所では検証した内容をもとに下期のキックオフミーティングが開催され
ていることと思います。

直近の社内報[in]の裏表紙の「五十鈴不思議発見」の内容が、「な
ぜ五十鈴の小集団活動がIOCになったのか?」という記事が掲載され
ていました。

今回は、簡単にその歴史と今について触れたいと思います。

1985年の拠点開発活動の導入により、成果発表会が各場所で開催さ
れるようになったのでその歴史は35年。小集団活動の歴史から見ると
JK活動(自主管理活動)の導入は1978年ですから、42年が経っ
ています。

「全員参画経営」の歴史は、五十鈴の経営の礎となっています。全員参
画経営のもとになっている考え方やアプローチにはOD(組織開発)が
あります。

組織開発とは、変化に順応し、人々の能力を組織という枠組みにとらわ
れずに余すことなく最大発揮させ成長させることを目的に、多様な理論
やモデルを応用していく組織全体の活動を指しています。

JK活動は、それぞれの職場内における改善テーマを、QC手法を活か
して見出しながら、改善を実践する活動です。

拠点開発活動は、組織や部門などが置かれている状況や掲げている目標
や課題を理解し、自職場に期待されている役割とテーマを明らかにしな
がら、所属する職場全体の目標や課題を実現する活動です。

現在のIOCは、皆さんも実践しているので理解されていると思います
が、社会やマーケットの変化を見据えて、自らが新たな機能やサービス、
そして事業を開発していく活動です。

ですから、テーマ設定は身近な「改善」(JK)から所属組織への「貢
献」(拠点開発)となり、今は社会や未来への「価値創造」(IOC)
と進化拡大しています。時間軸も「現在」(JK)から「会計年度」
(拠点開発)、そして「中長期」(IOC)と異なっています。

テーマが変わるということは、日常での学び方も大きく変わります。情
報収集の範囲や手段、情報の活かし方、活動の展開のさせ方など本当に
IOC活動になってから大きく変化したと実感しています。

今回の発表会でも、それぞれが目指す状態を築きあげるために多様なB
P先と共に最新の技術を駆使しながら、これからが「楽しみ」と思える
活動がたくさん見受けられました。

毎回、新しい言葉がたくさん飛び交うため理解していくのも大変です。
それだけ皆がたくさんの学習をしているということがよくわかります。

ODがもとになっていると先に述べましたが、ODの基礎となる考え方
に「組織の最小単位は個人ではなく集団である」というものがあります。

個人は集団を形成する要素であり、組織の能力は「集団能力」を高めな
ければいけないということです。どんなに個人が優秀であってもその能
力を活かす集団でなければ個人の能力は活かされません。

今回のIOCの発表会を通して、職場内の集団同士の関係性が活動の細
部にまでうまくつながりながら共に刺激し合い、協調のもと全体の目指
す企業像につながっているところとそれぞれのチームが専門性を探求し
ているところの違いが見受けられました。

テーマそのものは異なっていても、全体像に対する熱意や横のつながり、
そして全員参画を常に忘れることなく「集団」としての成長・進化を忘
れてはいけないと思っています。

集団能力が向上していれば、優秀な個が抜けても組織の力は簡単に衰退
しません。各チームが自律的に挑戦的な活動を行うことは良いことです
が、日常の活動を通して組織全体の力はどれほど向上しているかについ
てもしっかり検証しながら、下期の活動につなげていきましょう。

これから、次なる五十鈴の未来を描く「ISXプロジェクト」の全貌も
明らかになります。

アイコミも今週は下期のキックオフミーティングを開催します。4~5
月はコロナ禍の影響もあり、集団としての活動は当初の計画と比較して
思うように捗らなかったことも踏まえて、下期は一層と時間軸を明確に
した密度の濃い過ごし方を実践していきたいと思います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
――――――――――――――――――――――――――――――――
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2020.10.2 全員参画型社内報制作ドキュメント
            「社内報[in]170号制作の現場」公開

       http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement02.html

●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.875〕は、2020年10月15日に配信
 いたします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

コロナ禍によって長引く経済低迷に、ここのところはGoToキャンペ
ーンなどの国による景気施策もあって、休日には行楽地の人出が戻って
きたとのことですが、世界的には感染者数も再拡大してきており、新生
活様式を継続していくことで、経済との両立を図っていかねばならない
時代になっています。
まだまだコロナ以前のような状況には戻れないわけですが、このような
制約的な行動が求めらているなかで、できないことを愚痴るのでなく、
できることに目を向けて前を向いていくことが大切だと、認識を新たに
して生きていきたいと思うところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.874≡

======================= ISZ Mail Magazine