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五十鈴メールマガジン〔No.876〕故中曽根康弘元総理を偲ぶ
配信日時:2020/10/22 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.10.22発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.876≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          朝晩は少し冷えてきましたが、

        昼間は天気が良ければ最高の季節です。
          
       雨降りが続くと寒暖差が激しい季節でもあり

       新型コロナとインフルエンザにも対応した

           新しい生活様式を継続して、

         万全の体調で臨んでいきましょう。

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☆No.876 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_故中曽根康弘元総理を偲ぶ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_何も咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばせ
┃                      (鈴木勝執行役員)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_Will-Naviゴールに向けて(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― 故中曽根康弘元総理を偲ぶ ―――
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鈴木貴士です。

「故中曽根康弘」内閣・自由民主党合同葬儀に参列してきました。ご案
内状をいただいたのですが、きっと大勢の人々が集まり、大変な混雑で
コロナ禍の開催は大変なことになると思いためらっていたのですが、以
前にもこのメルマガに書いたように、鈴木實会長の時代から中曽根先生
の会の出席を引き継ぎ、二代にわたりお世話になったので、その御縁を
大切にしようと思い行くことにしました。

御縁と言えば、先生は「三縁主義」というお考えをお持ちで、それに会
長が感銘し我々にも語ってくれました。五十鈴の50周年DVDでも会
長が紹介していますね。

中曽根先生がおっしゃるには、まずは「結縁」(縁を結ぶこと、人生で
何万人という人との出会いがある中で、本当に一生付き合っていく人は
せいぜい70人程度、大切な仲間と出会い縁を結ぶことはとても大切で
ある)。

「尊縁」(結んだ縁を尊ぶこと。縁を結んだ相手との関係を常に尊んで
生きていく。一度の人生の中で奇跡的確率で縁を結んだ人との関係を大
切に、お互いを尊敬しながら生きていく)。

「随縁」(結んだ縁に随って生きていくこと。自分が結んだ縁の流れに
逆らわずに、その縁に身を任せて生きていこうということ)。

ということで、これは中曽根先生のオリジナルだそうですが、会長のみ
ならず、私も入社式で何回もこの縁の話をさせてもらっています。

さて、当日は天気が悪く、なるべく公共機関を使用して会場に来ること
を勧められていたのですが、あまりにも寒く雨なので、魔女が送ってく
れることになりました。

去年骨折した手首に入っていたボルトを取り除く手術をしたばかりだっ
たのですが、気丈にも「あの辺の道は詳しいから」と警備が厳しい中を、
ホテルの入り口まで首尾よく送ってくれました。

さすがに館内は要領よく手配がされており、集合時間よりも早く行った
ので、それほどの混乱もなく会場に入りました。開式まで一時間以上あ
りましたが、本会場ではなく隣の大会場でライブビューイングだったの
ですが、相当な人数でした。

もちろんソーシャルディスタンスで席は設営されていましたが、周りに
は著名人の方々もいらっしゃいました。

二時からの開式前に思い出の映像が放映され故人を偲びましたが、日本
の国家観をお持ちの偉大な政治家であることを感じることができました。
特に行政改革や国鉄などの民営化、ロン・ヤス会談での日米同盟の強化
などを思い出すことができました。

開式は御遺骨が入場後、葬儀副委員長の加藤官房長官の「開式の辞」か
ら始まり、黙とう、葬儀委員長である菅総理から衆議院、参議院議長、
最高裁判所長官と追悼の辞が続き、最後に代読でしたが友人代表の渡邉
恒雄氏が、故人の晩年の俳句の傑作「暮れてなお 命の限り 蝉しぐれ」
を紹介され、感銘を受けました。

その後、天皇皇后両陛下お使御拝礼、上皇上皇后両陛下お使御拝礼の後、
供花が秋篠宮皇嗣同妃両殿下をはじめ、皇族の方々により行われ、本会
場の参列者の献花と続き、最後に御遺骨お見送りの後、閉式となりまし
た。

それから我々は別会場から本会場に案内され、献花をさせていただきま
したが、大きな遺影の下での献花は一生忘れることができないような思
いがしました。

中曽根先生についても、今回の合同葬儀についても、人々はさまざまな
意見を述べています。それはそれとして、「私は政治家としての運命を
見事に全うしたのか。私が歴史の法廷に裁かれるのは、このことである
にちがいない。」という先生の言葉に、すべてはつきると思うのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木勝執行役員

  ――― 何も咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばせ ―――
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10月に入っても暑い日が続くと思ったら、今度は一転して冬のような
寒さになりました。寒暖の差が激しい季節の変わり目は、特に体調管理
を万全に過ごしましょう。また、日も短くなり、朝も明るくなるのが遅
く、夜も暗くなるのが早くなってきました。行き帰りの交通事故もいっ
そう気を付けていただきたいと思います。

さて、タイトルの言葉ですが、これは慶應義塾高校野球部時代、冬のト
レーニングに入る前に毎年聞かされていた言葉です。秋の大会が終わり、
次の春の大会が始まるまでの間に、自分たちがどれだけパワーアップで
きるのか、うまくなれるのか、こういう時期をどのように過ごして自分
の糧とするのか、一日一日が勝負で、春になるまでしっかりと根を伸ば
していけ、という趣旨だったと思います。

私も入社して半年が経過しましたが、入社してからずっと冬の日が続い
ていると思っています。社会人人生は21年目ですが、新しい業界に転
じたわけですから、いきなり花が咲くわけもなく、地に足のついた学習
を続け、一日一日を大切に過ごしています。

コロナの在宅期間中も、会社の歴史やIOCやIVCなどのマネジメン
トシステム、鉄鋼流通の手引き、経営に関する書籍など、じっくりと読
む機会となり、一日も無駄にすることなく過ごせたので、これはこれで
よかったと思っています。飲み会も少ないので家族団らんの時間も増え
ました。

一方で、社員の皆さんと接して仕事をする機会は、VC関係を除くと、
それほど多くはなかったと思いますが、今月から五十鈴中央で勤務する
機会をいただきました。これから直接やりとりする機会も格段に増える
と思うととても楽しみで、ワクワクしています。

新しいことに挑戦するときや、思ったようにうまくいかないとき、悪い
ことが続けて起こるとき、イライラしてしまったり、悲観的な気持ちに
なってしまったりすることがあると思います。私も人間ですから、そう
いう気持ちになってしまうことがあります。いい時もあれば、悪い時も
ある。冬が終われば春が来る。野球から学んだことですが、試合にも人
生にも「流れ」があります。

いい流れを如何に持続させるか、悪い流れになるようなプレーに気をつ
けて、悪い流れになったら如何に早くその流れを断ち切れるかが勝負の
分かれ目になります。道具を大事にして、野球の神様が微笑んでくれる
ように常に真摯にプレーをし、練習する。学生時代は、そこまで真摯に
向かっていなかったかもしれませんが、大切なことを学んだと思います。

これは、社会に出てからも同じことだといろいろな場面で痛感します。
仕事に向かう姿勢や業務に対する思いや考えは、必ずちょっとした仕草
や態度に現れます。常に謙虚に、でもひたむきに、真摯に取り組むこと
で、最後は神様が必ず微笑んでくれると信じています。

秋が過ぎるとあっという間に年末年始、営業日の少ない2月を経て、年
度末を迎えることになります。この数ヵ月をどう過ごすか、「次」を見
据えてどのように行動していくのかをよく考えて、素早く行動に移しま
しょう。業績に一喜一憂せず、下へ下へとしっかり根を伸ばし、みんな
で大きな花を咲かせましょう。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

    ―――Will-Naviゴールに向けて ―――
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今年のコロナ禍はいまだに続き、終息の気配すらないですが、例年とは
違って、懸念された台風の発生と上陸が少なく、ここ数年の台風被害の
ようなことは起こりませんでした。

そして、悪いことも良いこともあり10月を迎えましたが、今度はイン
フルエンザの流行期になってきました。10月早々にワクチン接種をし
てきたのですが、コロナとインフルエンザの流行が合わさって、今まで
以上のワクチン接種の予約が病院に入っているそうです。

ちなみに私は前期高齢者に分類されたようで、無料でした。皆さんも早
めに接種してくださいね。

話は変わりますが、先日、五十鈴グループではWithコロナの開催方
法で実現した下期経営会議・上期IOC成果発表会が全拠点で終了し、
上半期の成果の振り返りと下半期に向けての目標設定のためのIOCキ
ックオフを行い、スタートを切り始めました。

我がBITも、今年度は新機能システムの開発やラボラトリー機能の充
実、組織協創力の強化、人財育成(若手の即戦力化)等、いろいろな取
り組みを行ってきました。

前期に引き続き、五十鈴グループの新事業領域(LOG、ファブレス、
総合素材等)への対応、次世代ATOMの構想、物流システム(AIR)
の開発、そして、五十鈴流働き方改革(テレワーク、ビッグデータ活用
等)の推進に取り組み、最新のICT技術とVPネットワークを融合さ
せた協創R&Dを強化し、鉄鋼以外の他業界にも通用するバリューサー
ビス・モデルへとBITバリューのあらたな創造ステージ(デジタルプ
ラットフォーム/FutureRoom) を構築していきます。

そして五十鈴グループは、長期経営目標(Will-Navi)の最終
ゴールに向かって、ラストスパートに入ります。

BITでは、基本方針「バリュー創造組織の構築」、キャッチフレーズ
「真・密コミュニケーション」の基、現状に満足せずに、常に最新のI
CT技術等のデジタルプラットフォームを活用し、さまざまな新しいビ
ジネスシーン(新たなマーケット・BP協創ネットワークの拡大、最新
ICTの利活用による「SHOW品」創造等)への取り組みを行うこと
で、新たなバリューを創り出す力と常にイノベーションを継続しつづけ
進化していく組織力(VPステアリングプロセス、人財育成・確保等)
を発揮し、鉄を離れた他業界からも、BITは世の中に通用する新しい
バリューを提供するシステム会社として、外部認知の拡大を目指してい
きます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.877〕は、2020年10月29日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

しばらく雨模様の日々が続き、気温も下がって、寒暖差に注意しなけれ
ばならない季節に入りました。それでも晴れの日はぐっと暖かくなり、
つい気を許しがちになりますが、しっかりと自己管理の上でこの秋を過
ごしていきたいものです。
本年度も後半戦に突入し、徐々にではありますが経済も回復の方向に向
かい始めているようです。またGoToキャンペーンを利用する人もい
るようですが、コロナ禍の状況は変わりません。気を緩めることなく、
本年度のゴールへ向けて邁進していきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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