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五十鈴メールマガジン〔No.882〕明るい話題
配信日時:2020/12/03 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.12.03発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.882≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             12月に突入し、

         寒さが身にこたえるように感じます。

      また今年は年初から異例の状況が続いています。

     新型コロナ感染症等への対策をしっかりととりながら

        新年を迎える準備をしていきましょう。

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☆No.882 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_明るい話題
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_SDGsと連動したプロジェクト活動(瀬戸執行役員)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_予応力(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 明るい話題 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

石川啄木の有名な歌に「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を
買ひ来て 妻としたしむ」というものがありますが、最近の私の心境で
すね。

コロナ禍はもちろん、経済の低迷、アメリカの大統領選挙の混乱、欧州
のロックダウンの拡大、中国の尖閣諸島への介入等、さまざまな問題が
今起きており、まったくこれからどうなるのかと思ってしまいます。

いろいろな制約で人と会う機会も減り、悶々とした時間ばかりが多かっ
たのですが、それでも前よりは人と会う機会が増えてきました。さまざ
まな方々に、さまざまな状況でお会いすると、皆さん本当に元気という
か、凛々しいというか、特に大会社の偉い方や中堅中小のオーナー社長
とお会いすると胆力というか、腹が座っていて、素晴らしいと思うこと
が多いのです。

この前もある会で、私よりも少し若い経営者の方とご一緒したのですが、
本当に明るく爽やかで、ネガティブな話題は一切出ない。もちろん会社
の業績やコロナ対応の話はしますが、すべて前向きなのですね。

一方、私よりも年上の経営者、もしくは顧問をされているような方々は、
それこそ百戦錬磨、修羅場をくぐった人たちばかりですから、もっとポ
ジティブで楽しく会話をされています。そういう方々と一緒にいると元
気になるというか、明るい気持ちになります。

さてこのメルマガも最近思ったことを真面目に書くと、楽しくないもの
になり良くないと思ったので、明るい話題を書くようにしようと思いま
した。

ネットのニュースやメディアの情報ではそういうものがないので、身近
にある明るい話題を探すと、やはり娘の子供、すなわち孫の話になりま
す。

ちょうど一歳を超えたところですが、かわいい盛りというか、立って歩
きだすとどんどん成長します。以前にも書いたように、自分で自分の成
功体験が増えていくので、本人も周りの大人も楽しく機嫌が良くなるの
です。

天気の良い日は近所を散歩したり、公園で遊んだり、表情も豊かになり、
喜怒哀楽もはっきりしてきます。人間の成長とは明るく素晴らしいもの
です。

会社でもテレワークが多くなり、新入社員とも会う機会も少なく、さら
に全員マスクをしているので顔がよく覚えられません。でも向こうは私
のことが認識できるようで、通りがかりやトイレで会った時などは挨拶
をしてくれます。

仕事ぶりも遠くで見ていると、一生懸命先輩から指導を受けて仕事を覚
えているのでしょう。そうしないとテレワークにも持ち込めませんから
ね。何はともあれ、新入社員だけでなく、若手社員が成長していく様は
やはり頼もしく明るい話題と言えるでしょう。

昔から私の楽しみは社員の成長であると言い続けてきました。そして恒
例の社員総会やIOC成果発表会での活躍を楽しみにしていました。

今までは五十鈴の最大の強みはそういう組織文化でしたが、このコロナ
禍でイベントや集合研修等が分断され、なかなか難しいものがあります。
さまざまなツールを駆使して、明るい未来を見据え、新しい常識、新し
い企業文化を若手が中心になって、どんどん作っていって欲しいと思い
ます。

「自己主張する社内報[in]」もそういうツールのひとつで、編集委
員はこういう状況で苦労していると思いますが、そういうことを乗り越
えるということに楽しさや面白さを感じ、明るい話題を提供して欲しい
と心から思います。ぜひ会社のお宝を「見つけて、磨いて、輝いて!!」
ください。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

    ――― SDGsと連動したプロジェクト活動 ―――
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メルマガにSDGsのことを投稿するのはこれで3回目になりますが、
本当に最近では聞かない日がないくらい毎日いろんな場面でSDGsの
話題を耳にするようになったと感じます。

17の目標(Goals)は知っていても、169のターゲットや指標
まで詳細に読み込んでいる人は多くないのではないでしょうか。少し大
変ではありますが、社員の皆さん、流し読みでも良いので一度は読んで
みてくださいね! 

17の目標に比べると具体的な内容で書かれているので、今現在取り組
んでいるVC活動や新ビジネス創造活動との連想もしやすいかと思いま
す。

初めて17の目標と169のターゲットを見たときは、その数の多さと
社会課題に対するスケールの大きさから、何に取り組めばよいのかと悩
んでしまう感じでしたが、今ではその数の多さとVC活動の広がりから、
これもSDGsに関連した取り組みになるのでは、と考えられるように
なってきたと感じています。

最近読んだ雑誌で紹介されていた取り組みで、以前から気になっていた
取り組みがあります。それは「Share(シェア)金沢」という取り
組みです。

すでに2013年から取り組まれている活動で、地方創生の先駆的な取
り組み事例として、以前からテレビや雑誌でも取り上げられている活動
です。

もともとは障害を持つ人たちが多くの人と交流し、就労できることを目
的に開発されたコミュニティでしたが、高齢者が暮らしやすい街づくり
のモデルとしても注目され、今では「ごちゃまぜで暮らすコミュニティ」
のコンセプトのもと、「サービス付き高齢者向け住宅」の他にも、近く
にある金沢美術工芸大学の学生向けのアトリエ付き住宅など、ユニーク
な街づくりが展開されています。

そこには多様な人々の出会いの場があってつながりが生まれ、そこで湧
き上がる共感が新たな価値を生み出す原動力となり、「ごちゃまぜの街」
が変化をしながら進化をしている様が紹介されていました。

いろんな人とのつながりを大切にしながら、主体性をもって社会づくり
に参画していく「ごちゃまぜの街」は、そこに暮らす人々や訪れる人た
ちに人間としての生き方を教えてくれているように感じます。「ごちゃ
まぜ」という発想・考え方も面白いと思います。

次期長期経営目標を見据えたI-SocietyXプロジェクトの中で、
今後のSDGsへの取り組みテーマはすでに皆さんに展開されている通
りですが、いよいよ具体的に既存事業における付加価値の拡大や新たな
事業展開に向けてSDGsと連動したプロジェクト活動の展開が始まり
ました。

社員のみんながより社会とのつながりを持ちながら、個々の新たな存在
感の発見につながる活動にしていきたいと考えています。みんなで挑戦
の一歩を踏み出していきましょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

          ――― 予応力 ―――
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12月に入りました。今年も残すところあとわずかとなりました。コロ
ナ禍のもとスタートした今期は、先の見通しが立ちづらい状況下でした
が、自粛要請のストレスと戦いながらも、今思うとこれまでと異なる視
点でじっくりと将来のことを考えることができた年でもあったように思
います。

足元では、連日のコロナ第3波の報道に困惑しながらも、対策の強化を
図らねばと思う一方、新常態を前提に変えてはならないことを維持しな
がら、なりたい状態を創出するために何を変えねばならないのか、来期
のテーマを考え明らかにする時期に入りました。

このような状況下ですが、現在お付き合いさせていただいているアイコ
ミのお客さまの状況も多様です。

一般消費者向けのサービスを展開しているお客さまは足元の業績はほぼ
前年並みに回復してきたものの、近年拡大していたインバウンド需要の
落ち込みの影響はいまだ続いています。けれども、かなり前から強化し
てきたEC(イーコマース)事業がさらに強化され、一段と魅力度を増
し、新たなお客さまを獲得しています。

同様に大手メーカーのお客さまは、数年前に開発した新商品の投入が市
場から高い評価を得て、それに応える近年強化してきた組織力が功を奏
し、当初の計画を大幅に上回る業績をあげています。現在は、来期以降
に向けた計画づくりに余念がありません。

またIT系のお客さまはリモートデジタルサービスの需要が大きく拡大
し、非常に忙しい状況にある中、新しい働き方と自社の理念と戦略推進
の浸透活動の両輪を回すために今後の活動を検討しています。

どのお客さまもこの状況を梃子にしながら、すでに来期以降に向けた前
向きな姿勢が継続されており、協働している私たちも勇気づけられます
し、取り組み内容そのものの質やスピードの違いから学ばせていただく
機会が多々あります。

五十鈴グループ内でも多くの方が聴いたことがあるかと思いますが、研
修でよく「即応」と「予応」の話をします。文字通り、即応とは、起こ
っている変化の状況に即対応することです。予応とは将来を予測して備
えていく活動です。「備えあれば憂いなし」ということわざ通りですが、
何を備えるか、何を備えてきたかということが、今回のコロナ禍ではそ
れぞれの企業に問われたと思っています。

緊急事態に即応できた質の違いはどのような予応をしてきたかによって
異なっているでしょうし、また直接的に予応はしていなかったけれども
即応できる組織力を備えていたため、一気に新しいスタイルやサービス
を開発できたという企業もあります。

私たちの組織はどうだったでしょうか。即応できたこと、未熟さを実感
したこと、備えてきたことが活きたことを今一度振り返り、持ち前の組
織力と全員参画の力を発揮してステージを押し上げていきましょう。

予測することが不可能な時代だからこそ、未来社会を洞察し、社会や多
くの人々の喜びを叶えられる仮説に基づいて、多くの仲間を動員しなが
ら、楽しく新たな学びを続けることが年齢や立場を問わず大切なことで
す。

SDGsはそういったことを思考する上でも極めて重要な指針であると
思いますし、予応を緩やかに考えるのではなく、真剣に自分事として考
え喫緊の課題として取り組まねばならないと思っています。

アイコミでも、長寿社会を見据えた人と組織の「健康」の在り方をこれ
までのサービス領域にとらわれることなく考えようとしています。

予測することは、分析だけでなくどのような社会を創りたいのかという
Willがベースです。これからも、皆でWillを育み続けることを
大切にし、来期の方向性を考えていきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.883〕は、2020年12月10日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年も残り1ヵ月となり、何かと忙しい日々が続いているのではないで
しょうか。今年は特に新型コロナの影響で、感染対策をとりながらのた
め、例年やっていることでも煩雑で手間どると感じることもあるかもし
れません。そういう大変な時期ではありますが、改めてコロナに負けた
くないという強い意志をもってやっていきたいと考える次第です。
来年は、東京2020五輪・パラリンピック大会が控えており、何とし
ても実現させたいですね。そのためにも我々が、経済と感染症対策の両
立をはかっていくことで、無事に大会が行われることを切に願うところ
です。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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