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五十鈴メールマガジン〔No.887〕わけがわからない
配信日時:2021/01/14 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.01.14発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.887≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        新型コロナの感染者数が増えています。

           この勢いを止めるためには

        一人ひとりが自分のこととして受け止め

           緊急事態宣言期間の行動を

           慎んでいかねばなりません。

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☆No.887 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_わけがわからない
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_雲外蒼天(老田常務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_希望に満ちた年へ向けて(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― わけがわからない ―――
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鈴木貴士です。

年が明けてから、コロナの陽性者の数が爆発的に増えて、首都圏には緊
急事態宣言が発令されました。しかし、その内容は前回と比べて全く異
なり、飲食店の時間短縮等が狭まったものになっており、この前の3連
休でも大相撲を始めとするスポーツイベントや、成人式でもそれぞれが
異なった対応になっています。

去年の一年間の自粛で人々はそれぞれが学習したのでしょうが、一回目
の宣言の時はともかく人との接触を大幅に避けるということでしたが、
今回は言われている感染対策をすればいいのではないかということで、
人出はそれなりに制約されたものの、劇的に人の動きは減っていません。

それはそういう対策をとっているからなのですが、宣言はしたものの中
途半端で、アナウンス効果が出ていませんね。

前回と状況が違うのですから比べるのはおかしいと思うのですが、政権
の政策と一緒で混迷が深まるばかりです。去年、コロナの情報があまり
ないときは人々は不安で恐れおののいており、そして志村けんさんのよ
うな有名人がコロナで亡くなったということを身近に感じ、警戒感が高
まりました。

ですから緊急事態宣言にも素直に従いましたが、その経済的な打撃は大
きいものでした。

第1波が日本ではうまく抑え込めたような話になり、欧米の感染爆発を
横目で見ながら、第2波も重症者や死者が爆発的に増えることもなく、
経済もGoToトラベル等の対策もあって徐々に回復傾向にありました。

誰しも冬はウイルスが活発になり、免疫力も落ちるので警戒しなければ
ならないと思っていたのですが、その対策があまりとられておらず、医
療崩壊の危機が叫ばれるようになってしまいました。

世界で一番病床数があっても機能しないのはなぜかということが真剣に
議論されておらず、不安を煽る報道ばかりで、感染者の数も大幅に増え
たので楽観論者はネットで炎上し、前回並みの対応を求める意見が大勢
を占めています。

報道では一回目の宣言に比べて人出が減っていないと嘆きますが、前回
のように店を閉めてはいないのですから比べるのはおかしいのですが、
報道もGoToキャンペーンが諸悪の根源と決めつけ、今度は止めたら
経済への影響を伝えます。

そして今回は飲食店がターゲットになり、自粛要請に従わなければ店名
を公開すると言っています。これって自粛警察を煽り、国民が国民に私
刑を促すように見えますよね。

ともかく誰かを悪者にしてそれを同調圧力で叩くというのはいかがなも
のでしょう。以前は飲食店や観光業に同情していたものが、ある程度の
補償で「税金を特定業者に使うのか」とか、もはや国民同士が憎しみ合
う状況になってきました。

厳しい感染対策を取れば、経済は冷え込みます。そうならないように十
分な補償を積んでやらなければ、人々は生きるために自粛ができない状
況になります。

さらに従わないと罰金まで取るといったような施策が行われようとして
います。そして、首都圏以外の知事たちも国の緊急事態宣言を求めてい
ます。

すべてのことを突き詰めて考えてみると、お金の問題のようです。とも
かくお金を使いたくない、財政規律をこれ以上緩めたくないというのが
根本にあるように思えるのです。

国は通貨発行権を持っています。このような非常時には国債を増発して
お金で解決することはしておかないと、最後はどうしようもない結果に
なると思うのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

          ――― 雲外蒼天 ―――
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私にとって、新年に入り第1回目のメルマガとなります。今年もご愛読
の方、どうぞよろしくお願いいたします。

昨年はコロナで始まり、コロナで終わった一年でしたが、今年に入って
もコロナウイルスの感染拡大の勢いは止まらず、先週8日から東京都、
埼玉県、千葉県、神奈川県の一都三県を対象とした緊急事態宣言が再発
令されるなど、予断を許さない状況が続いています。

例年であれば、正月三が日は初詣や初売りに出かけていますが、今年は
3密回避を念頭におき、自粛しました。私と同様な行動を取った人が多
かったのか、三が日の初詣客は前年比6割~7割以上減少した寺社が多
かったようですし、テレビのニュースで百貨店の初売りのまばらな人出
の状況が目につきました。

こういった状況を反映し、今年の各業界における各社トップの年頭挨拶
においては、「コロナ対応下における心構え」についての言及が多く見
られました。

感染リスク回避のため、テレワークやWeb会議の積極活用などを行っ
てきた結果、この一年で新しい仕事のスタイルが浸透してきました。あ
る意味、コロナは元からあった変化のスピードを加速させました。

この動きは人々の行動様式にだけではなく、ビジネスそのものも世の中
の常識やニーズの変化に合わせ、変革させなければ企業として生き残れ
ない、そういった“危機意識”が反映されたコメントが多かったように
感じました。

前年同様に「デジタル化の推進」を経営課題とする先は多くありました
が、私が注目したのは「地球環境問題」や「サステナビリティ(持続可
能性)」対応に関するテーマが目立ったことです。

菅政権の2050年までの温暖化ガス排出量ゼロ表明や米国のパリ協定
への復帰などにより、脱炭素化の動きを睨んだ対応、SDGsへの取り
組みなど、環境や地域社会と共存していくという社会的責任を重視しつ
つ、持続的な企業価値向上を目指していくことがより求められます。

これまで利益を上げてきた企業も「サステナビリティ」の流れに対応し
ていなければ一気に淘汰される可能性があり得ます。企業として社会に
どう貢献していくか、経済的価値創出に留まらず、社会的価値も踏まえ
たビジネスの推進が問われてくると思います。

足元ではコロナウイルスに翻弄されている状況ですが、今後、ワクチン
が普及し、ある種の集団免疫の効果ができ上がり、コロナ終息のタイミ
ングはくると思います。

しかし、コロナが終息すればすぐに業績が回復、向上するわけではあり
ません。従来型のビジネススタイルでは通用しない状況もあり得ます。
大事なのは、コロナ禍の間で変化した社会の変化やニーズを先取りして、
既存の枠組みを超えた、次に求められる付加価値を創造していくこと、
そのためにはビジネスモデルの変革も必要となります。

先行き不透明で、環境変化の激しい状況ですが、この変化をチャンスと
捉え、先手を取って変革できるか、企業のサステナビリティにとっては、
変革しないことが危機となるという意識を持ちつつ、日々、チャレンジ
してください。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

       ――― 希望に満ちた年へ向けて ―――
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建設の神生 幹です。あけましておめでとうございます。

やはり、コロナの話になってしまいますが、世界では11月くらいから
感染者数が増加し、その後は多いものの少し減少がみられています。日
本は11月以降も拡大が進行していますので、人との交流が少なくなっ
た1月上旬を基準にすると1月下旬には少し減少するかと希望していま
す。

緊急事態宣言も不要な外出禁止が前提での飲食店等20時までの営業で
すが、20時までは飲食OKと誤解している人がいるので、急激には感
染者が減少しないでしょう。

米国では、約4000人/日が亡くなっています。阪神・淡路大震災で
6000人あまり、東日本大震災で約2万人、その死者数の多さに慄然
としましたが、今の米国はものの10日ほどで東日本大震災を越えてい
ます。本当に恐ろしいことです。私たちは感染予防に対し、しっかりと
行わなければなりません。

内容をガラッと変えます。丑年生まれの人については、「努力家でマイ
ペース」ということがよく言われます。牛が草を食べる時しっかりと反
芻するように、何事もじっくりと考えて、納得がいくまではなかなか動
き出しません。

その代わり、いったん意思が決まると他人の意見に惑わされることなく
自分のペースで突き進んでいきます。

また、牛は古くから酪農や農業で人間を助けてくれた大切な動物でした。
大変な農作業を最後まで手伝ってくれる働きぶりから、丑年は「我慢
(耐える)」「これから発展する前触れ(芽が出る)」というような年
になると言われています。

2021年の干支は「辛丑(かのと・うし)」。どうやら痛みを伴う衰
退と、新たな息吹が互いに増強し合う年になりそうです。干支から何が
わかるのかという話ですが、そもそも干支は、未来に起きる出来事を知
るために生み出された暦のシステムであるそうです。

占術によると、古きことに悩みながらも終わりを告げ、新しき芽生えを
見いだす年になるそうです。過去には、人類初の宇宙飛行や、ハイブリ
ッド車のデビュー、コンビニエンスストアチェーン1号店出店など革新
的な出来事もありました。

2020年は新型コロナウイルス・パンデミックによって世界中が多く
の困難に見舞われました。2021年は皆でコロナを克服し、その中か
ら数々のイノベーションが生まれ、希望に満ちた年になると思います。

建設もさまざまなことに挑戦し、「鈍牛」にならないように、周りのス
ピードに合わせるのではなく、先行するスピード感で対応し、いろいろ
なイノベーションを生み出したいと思います。

今年も宜しくお願いいたします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.888〕は、2021年1月21日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

年が替わってもあまり昨年と変わらないと感じるのは、ニュースのせい
でしょうか。相変わらず新型コロナの情報であふれています。しかし、
これは我々の生命にかかわる大事なニュースです。感染が拡大している
この寒い時期だからこそ、緊急事態宣言の意味合いをよく理解して、自
己の行動を制約していかなければなりませんね。私たち一人ひとりが対
策をやっていかねばならない重要な時期にいると感じる次第です。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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