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五十鈴メールマガジン〔No.889〕錯綜する情報と混乱
配信日時:2021/01/28 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.01.28発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.889≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         今年の節分は来週の2月2日です。

      例年2月4日の立春の前日(3日)が節分ですが

         今年は暦のずれを調整する年のため

         立春が2月3日になるということで

          1日早まるのは124年ぶり。

       豆まきの日を間違えないようにしましょう。

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☆No.889 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_錯綜する情報と混乱
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_コロナ禍にあってもできること(瀬戸執行役員)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_緊急事態宣言下での展示会出展(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 錯綜する情報と混乱 ―――
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鈴木貴士です。

緊急事態宣言後、2週間以上が経ちました。毎日の陽性者数の報道ばか
りが注目されますが、それとて数字を改ざんしているのではないかとか、
解除予定日までのストーリーに沿っているとか、さまざまなことが言わ
れ、ニュースやワイドショーでは感染爆発のことをさまざまな専門家と
言われる人や知識人、コメンテーターが「医療崩壊」を中心にそれぞれ
情報発信していますがその実態はよくわかりません。

保健所がキャパオーバーし、対応ができなくなっているのは事実でしょ
うが、そういうこととは裏腹に人々の行動は多様化し、人出も当たり前
ですがそれなりになっています。

今回は飲食店の時間短縮とイベント等の人数制限ですから、前回と比べ
ても意味がないと思いますが、政府や行政の長からは、「不要不急の外
出を控えてください」との自粛要請が毎日のように言われうんざりして
しまいます。

マスクもしているし、手も洗っているし、3密も回避しているのだから、
そして外食も8時までに終えているのにと思う人がいるのは当然のこと
でしょう。

そんな中で大相撲も無事に千秋楽まで開催されましたが、相撲部屋の感
染者やその関係者の休場や自主隔離も行われました。その他のイベント
やエンターテイメントも規制の範囲内で行われています。

オリンピックについても、絶対に開催すると国やIOCが意欲的である
という報道がされてはいるものの、中止を求める声を含めて「無理では
ないか」と思っている人のほうが多いのは事実です。

また、英国型の変異種のウイルス感染者が静岡県で発見され、それにつ
いてもさまざまなことが言われていますし、英国の首相からのコメント
も入ってきています。

海外と日本とは全く異なり、「ファクターX」が日本にはあると言って
いたのに、ここにきてその自信が揺らぐような結果、すなわち感染爆発
と急激な重症者と死者の増加により、欧米のようなことになるのではな
いかと不安を感じるのは当然のことですが、政府も人々も同じような自
粛行動を取るだけで変化はありません。

いまだにPCR検査を増やすとか、その基準があいまいだとか、陽性率
を報道しろとかいろいろ言われています。海外に比べ検査数が少ないの
は事実ですが、それを言ったところでそうならないのですからどうしよ
うもありません。

菅総理や政府の対応を批判し、古手の実力者と言われる政治家を罵った
ところで何もいいことはありません。ですから、結果的に人々は自分の
頭で判断し、それがバラバラなので自分と同じ行動を取らない人に対し
批判したり、憎悪したりしています。

要するに混乱し、政府や行政に対し不信感を持っているのです。待望の
ワクチンについてもそれですべてが解決するようなことを言っています
が、その実態はよくわからず、その実行を人気のある河野大臣を任命し
たところで、またできないものはできないという結果になるのではない
かと心配してしまいます。

実際の配布と接種はそんなに簡単なことではないし、ワクチンを打った
ところで日常が前に戻るわけではありません。マスクにしても、不織布
でないとダメとか、会食の座席にしても当初の情報とは異なり、横に座
ると飛沫が多いとか、いやはや情報が多すぎて困ってしまいます。

マスコミの情報提供の仕方はもちろんですが、大量の情報を冷静に取捨
選択する能力がないと、このコロナ禍は生きてはいけませんね。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

     ――― コロナ禍にあってもできること ―――
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コロナが騒ぎになり始めてから一年が過ぎましたが、日本国内のコロナ
の影響の深刻さは日に日に増してきています。

コロナが特徴的なのは、全世界でほぼ同時に起き、すべての国にダメー
ジを与えていることと、いまだに感染が拡大し収束が見えていないこと
です。

この一年、私たち自身がこのコロナの渦中にいるため、感染対策はもち
ろんですが、自分も含め身近に感染者が出たときにどう対処したらよい
かを話し合うことが本当に増えてきたと感じています。

世間のニュースは不安が増すことばかりで、感染が減少するとは思えま
せんので、自分が住んでいる地域医療の状況や相談体制などについては
しっかり確認しておいたほうが良いです。

ちなみに、栃木県の感染者も年が明けてからの1~2週間で一気に10
0人を超え、人口比で全国4番目の感染拡大地域となりました。医療体
制は入院病床数337床、宿泊療養室数284室と拡大はしているもの
の、療養を必要としている人の数に対しては十分ではありません。

いつ罹ってもおかしくない状況ですので、感染リスクが高まる場面を徹
底して避けながら、基本的な感染防止対策をしっかり実行しながら生活
していくしかないです。

コロナによって日々の生活感で不自由に感じることに遭遇する場面も多
々ありますが、かなりのスピードで不自由さを解消するサービスが提供
されて便利に変わっていく状況も目の当たりにします。そのほとんどが
首都圏で展開されているサービスなので、地方展開も期待したいところ
です。

小山市ではUber Eatsの配達員を見ることはないですし、マク
ドナルドの「パーク&ゴー」サービスもありません。個人的にはなくて
も困りませんが、なんとなく世の中の変化から遅れていくような気がし
てしまいます。

最近、お客さまから異動に伴うご挨拶メールを頂きましたが、「オンラ
イン名刺」というものが添付されていました。これなら新しい名刺での
挨拶も簡単です。初めての方とでも名刺交換ができるわけですね。

移動制限の中、対面でのコミュニケーションは取りにくい状況で、初め
ての方となるとなおさらのことですが、むしろこのようなサービスを利
用してどんどん人脈を広げていくことは容易にできると感じます。

デジタルインフラを活用した新しいユニークなサービスやビジネスの取
り組みはこれからも増えていくことでしょう。新たな発想で現状に対処
し、ビジネスを切り拓こうとする動きとともに、デジタルツールの機能
は日々進化しています。時代にあった手段や方法を学んでアップデート
していけるようにしたいものです。

コロナ禍にあっても、常に自分にできることを考えていきたいと思いま
す。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

     ――― 緊急事態宣言下での展示会出展 ―――
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昨年4月7日に7都府県を対象に緊急事態宣言が発出され、ついに今年
も1月8日から緊急事態宣言が発出されました。2月7日までの1ヵ月
間という期間ですが、ITCとしては大変な騒ぎとなってしまいました。

先週の1月20日~22日の3日間、スマート工場EXPOという展示
会が東京ビッグサイトで開催されましたが、そこにITCとしては初め
て出展社として展示会への参加をしました。

昨年9月から本格的に出展準備を開始し、展示会の案内も関係各社へ送
付し終わった矢先の緊急事態宣言の発出です。

イベントは5千人未満での運営をという政府の指針に則り、展示会主催
者も展示会を中止・延期ということではなく、早々に開催を決定しまし
た。

お客さまからは、当初は展示会に足を運ぼうと思っていたが、緊急事態
宣言が出されては会場に足を運べない、というお断りの連絡が多数入っ
てきました。

自分たちから出展を取りやめても払い込んだお金は戻ってこないため、
やむなく出展をすることに決めましたが、お客さまはどのくらい足を運
んでくれるのか、心配でした。

結果は、昨年開催された展示会の1/3にも満たない14,804名の
来場者でした。

会場内は来場者もまばらで、来場者よりも出展社側の人の方が多いので
はないかという感じですし、出展を取りやめた企業さんもいて、本来は
出展ブースのはずが、休憩場所になっている箇所もあちこちに点在して
いました。

我が社のブースに立ち寄って説明を聞いてくれる方も少なく、目標とし
ていた名刺交換数には遠く及びませんでしたが、それでも興味を示して
くれたお客さまや、何を求めて本展示会に視察にこられたかなど、多く
の情報収集の機会にはなりました。

展示会に視察に行くことはたくさんありましたが、出展するのは初めて
であり、どうすれば良いかと不安でしたが、アイ・コミュニケーション
ズが展示会の出展経験もあり、多くのご支援をしていただき、無事に展
示会に出展することができ、非常に助かりました。

今回は緊急事態宣言下での展示会出展でしたが、ブースのデザインや設
営、商品説明のノウハウ、お客さまからの情報収集方法など、多くの学
びを得ることができました。この学びを来年の展示会に活かし、投資効
果を最大限に高められるようにしていきます。

緊急事態宣言解除後は、ブースに立ち寄っていただいたお客さまや来場
できなかったお客さまに対し、我が社の商品をよりよく知ってもらった
り、使い勝手をさらに理解してもらえるように、感染予防・防止対策の
徹底を図りながら、各社を訪問して説明に回りたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.890〕は、2021年2月4日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今世界中で新型コロナが猛威を振るっていますが、過去の歴史を振り返
れば、1918年から1920年に世界中で多くの死者を出したスペイ
ン風邪があります。スペイン風邪は終息に3年もかかっていますが、そ
れでも人類はこの感染症を克服してきました。
当時の日本人は外出時にはマスク、帰ってきたらうがいを励行していた
という写真や画も残っています。このコロナ禍にあっても基本的な対策
は変わらず、励行して予防を継続していくことが大事なのではないでし
ょうか。
まだ、終息には時間がかかると思われますが、国や社会全体で感染拡大
を食い止めるためには、やはり我々一人ひとりが継続的に対策をしつづ
けるしかないと感じるところです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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