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五十鈴メールマガジン〔No.900〕中途半端はやめて
配信日時:2021/04/15 13:10
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.04.15発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.900≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          まん延防止等重点措置の適用が

        東京も対象になり、まだまだコロナ禍

            の状況が続いています。

           ワクチンが広く接種され

          皆が抗体をつくれる日に向けて

        これからが正念場だと思って気を緩めず

         継続して対策をとっていきましょう。

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☆No.900 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_中途半端はやめて
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_自分の頭で考える(山田専務)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_新たな年度に向けて(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 中途半端はやめて ―――
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鈴木貴士です。

コロナ禍により、世界のみならず日本は激変し、さらにワクチン接種と
いう、とりあえずの一つのゴールが見えてきたところですべてが混乱し
ているように思えます。

そして、人々はそれぞれの判断で動かなければならない状況になってい
ます。私はどちらかと言えば慎重な方で、すべて言われた通りの自粛の
方向で今までやってきましたが、さすがに精神的にも体調も弱ってきて
しまったので、ゴルフの練習場へ行ったり、整体や鍼治療に行ったり、
外食も行くようにしました。

テレビでは新シーズンに入ったスポーツ番組を多く放送しています。そ
して規制されているとはいえ、驚くほどの観客が入っています。出場予
定選手が検査で陽性になった場合、本人や濃厚接触者と思われる人は欠
場しても試合は予定通り行われています。

オリンピックの聖火リレーも始まりましたが、これも人出が多く驚く一
方、辞退するランナーや取りやめにする自治体等もあって、まちまちの
対応になっています。

「不要不急の外出は控えろ」と言っても、規制の範囲内でやっているイ
ベントやお店があるのですから、これだけ気候が良くなれば人の動きは
活発になります。

そうこうしているうちに、まん延防止等重点措置が適用され、いろいろ
な規制がまた強化されていますが、飲食店の時間短縮等、これはもう国
や地方自治体が注意をさらに厳しく喚起した程度のもので、これで感染
拡大が劇的に減少するとは誰も思っていないでしょう。

自分の身は自分で守り、周りの人にも感染しないように気をつけるのは
もちろんですが、このような対応でいいのか考えてしまいます。これだ
け自粛期間が長引けば、自粛慣れや疲れが出るのは当然で、中途半端な
規制と補償でそれを繰り返しているうちに、気がついてみれば変異株の
出現で感染の拡大は避けられないような状況になり、今回の混乱を招い
ています。

そういう状態になると、国や地方やコミュニティ、会社も厳しい規制を
繰り返し提言することとなり、それを厳密に守れば何もできなくなって
しまいます。そして、なにかあれば規制や規則違反に問われ、責任を追
及されることとなります。

当然医療関係の専門家は厳しいことを指摘せねばならず、それを厳密に
適用すれば経済活動は大きく制約を受けることとなります。これまでも
感染者の抑制と経済活動の維持は中途半端に繰り返されてきましたが、
それはすべてお金の問題が根本にあるのだと思います。

ここまでくれば今は財源問題を考えず、思い切った政策を取り、人々の
意識を変えないと爆発的に感染者を増やした各国に後れを取るような状
態になると思えてなりません。

休業店舗や施設に対する粗利補償や民間医療機関への協力要請、国民給
付金等、お金の問題で解決するものはすべて実行し、人々の心の安定を
まずは取り戻さないと、今の中途半端な対応では事態は悪化するばかり
です。

ゴルフのマスターズ・トーナメントで松山選手が優勝しました。それだ
けでも日本人の意識の高揚は大きいものがあります。これだけの不安と
規制だらけの日常から積極的にアフターコロナを目指すには、驚くよう
な積極的な財政政策で人々の意識を前向きに変えないと、中途半端な規
制、自粛と誰かのバッシングで過ぎていく日々は変えられないのではな
いかと思うのです。

ここまで頑張れば、という希望のゴールを描くことが今は期待されてい
るのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

        ――― 自分の頭で考える ―――
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新年度のスタートに合わせ、各企業では感染予防を考慮した方法で入社
式が開催され、希望と不安を抱える新入社員に対し伝えられた、各業界
の社長メッセージが翌日の新聞等に掲載されていました。

その内容はさまざまですが、「まずは社会人としてのルール・マナーを
遵守し、責任ある行動」を求めるものや、「安全第一での仕事」といっ
た基本の徹底などがあげられます。

そして変化が激しく、先行きを見通すことが厳しいといわれるなかでも
「新しい時代を切り開く気概」や、新鮮な視点や意見を求めるものなど
でした。

新入社員のみんなには「元気・笑顔・素直」を忘れずに、一つ一つ着実
に仕事を習得し、組織の戦力になるために、今の学ぶ姿勢を崩さないで
ほしいと期待しています。

実は私自身も4月から新しい環境下で働くこととなり、いろいろと学び
考えることも多くあり、高齢の新入社員の気持ちです。

ちなみに「学ぶ姿勢を崩さない」は自分自身、経営者の条件として大切
にしていることです。

以前読んだ本の中で、「人間は何歳になっても世界を知りたい、世界の
謎を解きたいという気持ちを持っている」とし「そうした気持ちのあり
方がその人の教養を深める強力なエンジンとなる」と語られていました。

教養とは「人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいこと
を増やすためのツール」だと思います。また知識は大切ですが、知識=
教養ではないことも理解しています。

教養を身につけるには、ある程度の知識は必要ですが、知識はあくまで
も道具であって手段にすぎないので、決して知識を増やすことが目的で
はないのです。

ですから、新入社員研修で社会人としてのルールや会社の仕組み、専門
用語や仕事の進め方、そして組織人としての「ものの見方、考え方」等
々今後必要とされる知識を教わりますが、知識を教養レベルに高めてい
くことが必要です。

それには「自分の頭で考える」ことが大切で、それこそが教養の本質だ
と私は教わりました。

新入社員としては、学んだ知識を実践しながら「自分の頭で考える」こ
とで教養になっていくはずです。先輩社員としては、「腑に落ちる」ま
でとことん考える。この「腑に落ちる」という感覚も必要となってきま
す。

しかし、コロナ禍における国会での政治家同士の論戦などを聞いていて
感じることは、国会議員の多くは一流大学出の方が多く、知識も豊富な
はずですが、問いかける方も答える方も話し方から教養がにじみ出るこ
とがあまりありません。

余談ですが、かつて東京オリンピック・パラリンピック担当大臣が「オ
リンピック憲章」を読んだことがないと国会で平然と答弁していました。
これは教養がないというより常識がないと言った方がよいかもしれませ
ん。

先行きを見通すことが厳しいといわれる世の中だからこそ、多面的な観
点で知識を増やし、その内容について自分の頭でじっくり考え、自分独
自の意見を形成することの大切さを実感しています。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

        ――― 新たな年度に向けて ―――
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今期はすでにスタートを切りましたが、先の1月に非常事態宣言が政府
からでて3月に解除されましたが、まだまだコロナ禍が治まらずに感染
が拡大している大阪府、兵庫県、宮城県に対して4月5日から31日間、
東京などでも4月12日から「まん延防止等重点措置」がでて、第4波
が来ようとしています。

前期はこのコロナ禍の影響で、BITだけでなく五十鈴グループ全体で、
早急なリモートワークの対応に迫られ、その対策に追われてきました。

話は変わりますが、今年4月2日に1999年のBIT発足から満22
年を迎えて、振り返りますと、スタート元年からさまざまな経験を通し
て一企業のシステム部門だったBITが分社し、最初は五十鈴グループ
内の対応に追われておりましたが、自動板取システム「板取くん」から
「業務分析コンサル」、SC基幹システム「Steel SKY Wa
lk」導入まで、五十鈴グループ外販売に実績を残すことができるよう
になりました。

鉄をベースにした五十鈴ノウハウからの開発ステージだったものが、昨
年度は、SC・SLとの協創で、X-pointを利用したワークフロ
ーの電子化、最適なデジタル技術・クラウド技術等を活用した業務効率
化・管理精度の向上のためのシステム開発や新事業展開(ファブレス等)
対応、POPIE DX開発、デジタル化推進のためのICT人財育成
教育等を実践してきたことで、ネクストステージへのステップアップの
きっかけ創りができました。

今年度も異例続きの年度始まりですが、いよいよ、五十鈴グループでは
あらたな長期経営目標ISX構想/目指す企業像「みんなの夢をみんな
で自己実現する企業」がスタートします。

BITでは、ISX構想の基、今年度の基本方針/キャッチフレーズに
「バリュー創造組織力の発揮/Go to TheNextStage」
を掲げ、現状に満足せずに常に最新・最適なICT技術のデジタルプラ
ットフォームを活用し、あらたなバリューを創り出す力と常にイノベー
ションを継続しつづけ進化していく組織力(VPステアリングプロセス、
人財育成・確保等)を発揮し、協創R&Dを強化し、バリューサービス
・モデルを生み出し続けるBITバリューのあらたな創造ステージ(デ
ジタルプラットフォーム/FutureRoom)の構築を行い、鉄鋼
以外の他業界からも、BITは世の中に通用する新しいバリューを提供
するシステム会社として、認知の拡大を目指していきます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.901〕は、2021年4月23日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

いまだにコロナ禍から抜けだせず、外出規制等を呼びかけられています。
東京23区ならびに6市に対して今週から「まん延防止等重点措置」が
適用されました。4月も半ばに入っており、GW中も適用されるため行
楽などにも影響がでるとおもわれます。ここはなんとしても皆で3密回
避などのあたらしい生活様式をあらためて心がけ、普段の生活のなかで
密にならないように気をつけ、マスク・手洗い・換気などの徹底をする
ことで規制の成果を得ていかねばならないと感じるところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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