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五十鈴メールマガジン〔No.901〕古希を迎えて
配信日時:2021/04/22 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.04.22発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.901≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             来週後半からは

       GWに入る企業も多いのではないでしょうか。

     本来は行楽などを楽しむ余暇を計画する時期ですが、

               昨年同様に

    新型コロナへの対策を継続しなければならない状況です。

        油断せずに3密回避をしていきましょう。

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☆No.901 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_古希を迎えて
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_新年度に入り(老田常務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_今年度の取り組み(岩崎社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 古希を迎えて ―――
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鈴木貴士です。

この21日に、私はとうとう70歳になってしまいました。馬齢を重ね
るとはよく言ったもので、私も振り返ると今そんな心境です。

長寿社会になり、60歳の還暦などはまだまだ若いということで、皆さ
ん元気に働いておられます。私の還暦は東日本大震災があったので、家
族で企画していた東京ディズニーリゾートでのお祝い旅行が時期的なこ
ともあり、中止になってしまいました。

それでも会社の幹部や親しい人がお祝いをしてくれましたが、何と言っ
てもリーマン・ショックで断念していた五十鈴本社の丸の内進出ができ、
素晴らしい景観の社長室に入れたことが神様がくれたご褒美のように感
じられました。

そのうえ、その年の秋には藍綬褒章を国からいただくという栄誉を得る
ことができました。

あれから10年、私も日本も歳を重ねたのですが、まさかパンデミック
に遭遇するとは思いませんでした。やはり、長く生きているといろいろ
なことがあるのは当たり前ですが、世界的に起こるもの、戦争などが一
番悲惨なことですが、今回もそれに匹敵するような歴史に残る出来事だ
と思います。

私は戦後まもなく、サンフランシスコ講和条約締結の年に未熟児で産ま
れました。その瞬間意識がなく、産婆がショックを与えてかろうじて小
さな声で泣いたのでホッとしたと、母親に聞いたことがあります。

保育器もない時代だったので育児は大変だったようですが、その後も病
弱であらゆる病気にかかり両親を心配させたのですが、自分でも寝てば
かりいて苦しかったのを覚えています。

私立の小学校に入り、4年生の時、当時珍しかったラグビー部の合宿で
盲腸になり、完治後、それをきっかけに私は心身ともに逞しく元気にな
りました。

そしてそのまま中学校に進学するところで、さらに上のランクの学校を
目指し、越境入学で当時良いと言われていた区立の学校へ入学しました。
しかしここでショックなことがあり、不登校、引きこもりになってしま
いました。

当然受験も思った通りにならず、7年間悶々とした日々が続いたのです
が、20歳の時、原因不明の熱が出てそれが治ってから突然元気になり、
大学の欧州研修旅行に参加し、添乗員のような活躍をしたのです。

それがきっかけで魔女とも知り合い、当時ESSで活躍していた彼女に
刺激を受け、自分で8ミリ映画研究会というクラブを立ち上げたりしま
した。

そしてある日、父親から就職をどうするか聞かれ、何も考えていなかっ
た私が戸惑っていると、床屋に連れていかれ長髪をカットされ、そのま
ま三菱商事に挨拶に行くことになりました。

その後7年間お世話になり、さまざまな人たちとの出会いで楽しい日々
を暮らし、結婚もして、子供もできて、30歳の時、五十鈴に入社しま
した。

当時、超ワンマン会社だった五十鈴を変革すべく、思い切り勉強もし、
働きましたが、一番苦労したのは五十鈴工機という今はなき家電の部品
会社の社長になったことですが、これも今の副社長に助けられて何とか
切り抜けて、40歳の時に五十鈴本社の社長になりました。

以来、社員をはじめ皆さまのお陰で今日まで過ごしてきましたが、いよ
いよ第三の創業に向け進んでいかなくてはなりません。

振り返ると、縁と運というものに恵まれてここまできました。そのこと
に感謝しつつ、残りの人生を皆さまに恩返しできるように暮らしていき
たいと思っています。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

         ――― 新年度に入り ―――
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東京の桜もすっかり葉桜となり、季節の変化を実感させられる時期とな
りました。日中の気温も20度を超えるようになり、本来は外出する機
会が増え、外食や買い物などの消費意欲も高まるタイミングとなるはず
ですが、「まん延防止等重点措置」の適用地域が東京都を含め拡大して
きており、不要不急の外出自粛などがあらためて求められています。

前回のメルマガでも指摘しましたが、コロナウイルス感染拡大以前の水
準に経済活動が戻るための鍵となるワクチンの普及について、世界のワ
クチン接種状況(国別人口100人当たりの累計接種回数、日本経済新
聞HPより)を前回メルマガ執筆時(3月1日時点:イスラエル(88
回)、UAE(61回)、英国(31回)、米国(21回)、日本(1
回未満))と比べてみると、4月18日現在、イスラエル(113回)、
UAE(98回)、英国(64回)、米国(62回)、日本(1.5回)
とこの1ヵ月半という期間でみても、数字上、明らかに日本の出遅れが
目立つ状況となっています。

ワクチンの副作用の問題や、ウイルス変異種への効果など、慎重に検証
しなければならない点は多いと思うものの、欧米含め、ワクチン接種率
が高い国でいち早く集団免疫が得られれば、当然、経済の回復も早まる
でしょう。そういった国々と比べて、日本経済の“正常化”が遅れ、デ
フレ脱却への道が遠のくことは避けたいところですが・・・。

さて、五十鈴グループにも総勢19名の新入社員が入社し、約3週間が
経ちました。新入社員の方は、社会人としての基本動作や業務に必要な
会社のルール、作業手順などの基礎知識を学んでいる真っ最中だと思い
ます。新しいことを覚えるだけで精一杯かもしれませんが、先輩社員に
疑問に思ったことは積極的に質問してください。

なぜそのような会社のルールが存在するのか、自分の業務の目的は何か、
業務を進めることがどのように社内外に影響するのかなど、業務の全体
像を十分に理解すること、その上でいろいろな角度から考え、より最適
な業務のやり方を追求し、深掘りしていくことが業務の効率化や新しい
付加価値の創造に結びつきます。

学生時代と比べ、会社生活では幅広い年齢層、多種多様な考え方を持つ
人と出会い、一緒に業務に取り組むこととなります。そういった仕事で
出会った人たちとの縁を大切にし、お互いに影響しあえる関係を築いて
ほしいと思います。

先輩社員は、新入社員の理解度、納得度を日々確認し、責任の重さや仕
事のやりがいを伝え、新入社員のモチベーションアップを後押ししてく
ださい。いかに主体的に考え、価値創造に向けチャレンジしていく社員
に育てられるかが、組織としての目標達成や企業の成長に向けての貢献、
競争優位性につながるということを自覚願います。

先週16日に行われた菅首相とバイデン米大統領の初の首脳会談では、
より関係を深めるために、首相、大統領以外は通訳のみを同席させる実
質的な“サシ”会談が冒頭にセットされたとのことです。先輩社員も、
新入社員と時にはサシで対話し、お互いに理解しあい、信頼関係を深め
るように努めてください。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

        ――― 今年度の取り組み ―――
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桜の季節も終わりもうすぐGWですが、新型コロナウイルス感染のニュ
ースが毎日報道され、皆さんも経験したことがない不透明で不安な環境
下での生活を日々送っていると思います。

また新年度がスタートし、1ヵ月が経とうとしています。オリンピック
開催まで100日を切り、スポーツ界では水泳の池江璃花子選手の復活、
ゴルフ界では日本人としてマスターズ初のメジャー制覇をした松山英樹
選手と次々と感動する場面が増え、活気を帯びてきているこの頃です。

弊社の昨年度の結果は、年初コロナ禍の影響で何が起きてもおかしくな
い不透明な年と予測しスタートしましたが、一年を通して予算比多少な
りにプラスで締めることができました。

そんななか、足元の環境は半導体不足による生産調整で日に日に影響度
が高まり、仕事は決して忙しくはなく、物足りなさを感じるくらいの穏
やかな日々の状態が続いています。

九州自動車業界も悪くはないのですが、激的な景気変化の好転がない限
り頭打ちの生産環境であり、思うような量の確保ができない局面です。
だからこそまずは足元を備えることに軸足をおくことが肝要だと思って
います。

弊社も将来に向けての量拡大は、設備体制を見直さない限り厳しい状況
です。そんな状況下での方向性は、自社の将来のあるべき姿を描き、新
たな可能性に向けた取り組み・施策を着実に準備していくことが大事に
なってくると思います。

思うような量が確保できない時こそ、違う切り口での協創活動が重要で
あり、サービス価値の進化や業容の拡大を求めていく必要性が生まれ焦
点を絞った取り組みが大事になってきます。

21年度予算は前年と横ばいの計画でスタートしており、今年度の基本
方針は「SC価値への進化」、キャッチフレーズは「Take a S
tep」です。勇気を出して夢に向かって一歩踏み出し、SCとしての
新たなステージに進化していきたいと思っています。

タスクは新分野の取込み・LOG機能開発への取り組み、アウトプット
は業容領域の拡大・新ビジネスの創出と新たなステージを描き、SCと
しての進化を狙っていきます。さらに組織成長のマネジメントにも取り
組んでまいります。

現在、最優先で進めていることは製鐵所構内に位置している我が社の機
能を最大限発揮し、サービスを提供することで貢献メリットを果たせる
良い機会と捉え、母材延長ヤード機能を推し進めています。さらに実践
することで将来に向けての新しい仕事に結びつけていければ良いかと考
えております。  

まずは限られたスペースを最大限有効活用し、効率の良い作業を実践す
ることで母材延長ヤード機能の定着が不可欠と捉え、高効率による全体
最適な流通機能の発揮を追求して、MAX数量まで求めていき、さらに
は将来に向けワーレックスと新しい形、機能開発を協創して新規領域お
よび拡大にもつなげていきたいです。

今までのやり方に固執せずイノベーションを起こし、目線を変えた考え
・アイデアを積極的に提案し、自ら挑戦的実践行動でやり抜き、全員参
画営業で拡販活動に結びつけていきたいと考えております。

取り組み活動の一年後に感動を得られるようになっていたいです。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.902〕は、2021年4月29日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

朝夜と日中の寒暖差が大きい関東地区ですが、先週末の大雨にはびっく
りした人も多かったのではないでしょうか。あまりの大雨で車のリモー
トキーが作動しないのをはじめて経験しました。こういう季節の変わり
目の状況を経て、初夏に突入していくのだと思います。これから徐々に
上着が不要な気候になるでしょう。
来週末からのGWに向けて、3密を避けながら余暇を楽しむ計画をつく
るのも大事ではないでしょうか。まだまだ新型コロナへの警戒は怠れま
せんが、制約のなかでの楽しみ方を考えて実践していきたいものですね。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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