━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.04.29発行

　　　　　　　　　　　　　　　　 五十鈴メールマガジン ≡No.902≡

＝＝ISZ Mail Magazine ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　◆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆
◆◇◆　　　　　┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃　　　　◆◇◆
　◆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆

　　　　　　　　　　本日からＧＷに入られた企業も

　　　　　　　　　　　　あるかと思われます。

　　　　　　　　　　コロナ禍は変わりありませんが、

　　　　　　　　　まとまった時間の使い方を工夫して

　　　　　　　　　  有意義に過ごしていきましょう。

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☆No.902　CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃　■＿良くわからない
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃　■＿「ＡＩＲ」スタート（黒田常務）
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃　■＿ご縁を大切にしましょう（判治社長）
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

　　　　　　　　―――　良くわからない　―――
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鈴木貴士です。

３度目の緊急事態宣言が出て、さまざまな要請がされていますが、その
都度飲食業や観光地は自粛や規制に振り回されて、大変なことと思われ
ます。

新年度でスタートしたプロ野球をはじめとするスポーツイベントや各種
の興行も中止や無観客になり、デパートも店ごとによって日常必需品か
どうかで販売品が分かれ、飲食店では酒類の提供はダメだが、こうすれ
ば大丈夫だとか、もう混乱して何が何だかわからなくなってしまいまし
た。

テレビでは人出の多さを報道していますが、それを見ても何をどう感じ
ればよいのか。各知事も県を跨ぐなとか、東京には来ないでとか、ネオ
ンを消すようにというような注意喚起と、やっている感を出すようなパ
フォーマンスばかりで、これで感染防止になるとは到底思えないことが
多く、その効果が良くわかりません。

良くわからないから人々は自分の判断で動くしかありません。マスクを
していても、マスク会食をしている人はあまりいませんし、ソーシャル
ディスタンスも厳密に取っているとは思えません。

あの最初の緊張感のある緊急事態宣言とは明らかにコロナ疲れもあって
日本人の感染対策は緩んでいます。世界の状況もインドをはじめとする
悲惨な実態報道もあり、パンデミックが終息するには時間がかかりそう
ですが、実際のところ各国の状況は良くわかりません。

そしてワクチンの接種状況も差があるようで、日本は本当のところこれ
からどうなるのか良くわかりません。

「良くわからない」と言えば、個人的に一番困っているのが効果的なス
マホやネットの使い方です。この状況で一番進んでいるのは、日常のＩ
Ｔによるさまざまな利便性の向上ですから、その波に乗れば良いのです
が、慣れていない私には本当に良くわからない。わからないから使わな
い、使わないからいつまでたっても使えないという悪循環になってしま
うのです。

例えばワクチンの予約申し込みでも、電話でも予約ができるのですが、
つながりにくく、ネットでの手続きをする方が簡単と言われていますが、
高齢者は誰かにやってもらわないとできない人の方が多いのです。

何年か前にそういうイギリス映画、ケン・ローチ監督の「わたしは、ダ
ニエル・ブレイク」というのがありましたが、まさにあの時の主人公の
ように行政サービスが合理化され、ネット化が進んでいることに困惑し
ているのが現状ではないでしょうか。

行政サービスだけでなく、日常の買物などもポイント還元や各種のサー
ビスもスマホを駆使できないと何もできません。そして、何をやるにも
選択肢が多く、慣れないとできないことが高齢者には多いのです。

この前、テレビで高齢者がコーヒー専門店で「ブレンド」と注文したら
「ブレンド」という選択肢はなく、種類の多いメニューを見せられ困惑
するというパロディをやっていましたが、そういう時代になったのです
ね。

昔を思えば、「ポケベル」「ワープロ」「携帯電話」は懐かしい言葉の
響きとなってしまいました。これらが、颯爽と登場した時は時代が変わ
ると思ったものですが、その予想をはるかに超えるデジタル社会になり、
「良くわからない」ことが多くなってしまいました。

しかし、いつの世も人の心はうつろいやすく、良くわからないものです。
ですから、今こそ人の心を掴むことが必要だと思うのですが、これも
「ＡＩ」に任せることになってしまうのでしょうか。


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【執行役員が伝えたいこと】＿黒田常務

　　　　　　　―――　「ＡＩＲ」スタート　―――
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本日よりゴールデンウィークの長期連休に入る人も多いと思います。連
休中はリフレッシュして十分に英気を養ってもらいたいと思いますが、
今期自分たちの目指していることに向けての勉強や準備もぬかりないよ
う、よろしくお願いします。

それから、連休中やその前後は何かとトラブルなども起きやすいことや、
コロナの感染も拡大してきている状況もありますので感染症対策も含め、
気の緩むことのないようしっかりと自己管理して、楽しく有意義な長期
連休となるようにしてください。

そして、この連休明けからワーレックスでは新たな基幹システムとなる
「ＡＩＲ（エアー）」が五十鈴のサービスセンターの営業所から先行し
てスタートします。

次世代型物流システムとして開発された「ＡＩＲ」は、サービスセンタ
ーの基幹システムである「ＡＴＯＭ」「鉄ＯＮＥ」「ＳＫＹ」との自動
データ連携が可能で、さらにグーグルの地図情報と連動させての自動配
車計画や運輸日報の入力レスといった効率化、そして各ドライバーにタ
ブレット端末を持たせ、アプリからワンタッチ入力することによって配
送の進捗状況がリアルタイムでわかり、待機時間削減にもつなげられる
ような機能も備えています。

カーボンニュートラルが叫ばれる昨今、電動化が難しいとされる重量物
輸送では、いかに積載率や配車効率を上げＣＯ２の排出量を抑えている
かがポイントになってくると思われます。また今後予測されている物流
クライシスへの対応としても今回のシステム変更は不可欠であると思っ
ています。

ただシステムにすべて任せられるわけでもなく、運用していくのは人間
であり、自動化が進めば進むほどマスターなどの登録が正確でないとい
かに良いシステムであってもまともには動きません。そしてシステムは
全体を統一して動かすことが重要で、一部だけのシステム化はかえって
手間になることも多いと思います。

この連休明けの「ＡＩＲ」スタートはまだ一部の営業所での稼働であり、
システム面やマスター類の不備もあるかもしれませんが、一日でも早く
完全稼働させ、サスティナブルなＬＯＧバリューイノベーション企業を
目指していきたいと思っております。そのためにもワーレックス社員は
もとより、関連するすべて方々の協力もよろしくお願いします。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】＿判治社長

　　　　　　　―――　ご縁を大切にしましょう　―――
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東京では３回目の緊急事態宣言が発令されました。１回目、２回目、そ
して今回と回を重ねる毎に緊張感が薄れ、だらけた雰囲気を感じます。

１回目の時、通勤電車はソーシャルディスタンスが取れるぐらいに乗客
が減りました。２回目の時、隣の人に触れるぐらいの混み具合になりま
した。今回は今のところ発令前と変わった感じがせず混みあっています。

慣れることが悪いことだとは言いませんが、意識的にメリハリを付けて
いくことが大切だと思います。また人それぞれの立場で考え方・価値観
が多様化しているということを前提に、目標等の共有を図っていかねば
ならないと思います。

さて、ＩＢＳでは今期から目指す企業像を「ビジネスイノベーション企
業」から「ビジネスアクセラレーション企業」に変更しました。グルー
プ等で生まれたビジネスの価値を加速的に高めること、育てることで貢
献し、ＩＢＳブランドの浸透を図っていこうと決めました。

先日ですが、今期より発足した名古屋オフィスのビジネスアクセラレー
ションチームが加入した地方都市ＳＤＧｓ創造チーム（仮称）のメンバ
ー会社２社様（ブランディング会社様と税理士法人様）がご挨拶で来社
されました。

弊社社員の高校・大学の同級生つながりからご縁を得て、五十鈴東海で
取り組んでいる循環ビジネスのプレゼンを実施。製造関連からのＳＤＧ
ｓへのアプローチが今までにない取り組みで大好評だったそうで、その
後マッチング先２社をご紹介いただく等フィールド拡大の可能性に拡げ
ることができました。

来社された際にあらためてグループで行っている新規事業化案件につい
て幾つか紹介。またブランディング会社様から会社概要と今後力を入れ
たいことについて説明を受けました。

非常にためになる話ばかりで、事業化を推し進める中で是非とも取り入
れたい観点・内容が盛り沢山でした。今後ビジネスパートナーとなって
いただくべく関係構築を図っていきたいと思います。

ひとつ挙げると、ブランディングの基本はアイデンティティの浸透とプ
ロダクトアウトの発想にあるのだということ。そして、それを基にいか
に仲間を増やしていくかというアイデア出しと熱量、納得感が欠かせな
いものだということも教えていただきました。

こんな機会を得られたのもひとりの社員の高校時代からのつながりなの
ですから、ご縁をよりいっそう大切にし、未来への縁（えにし）を大切
につくりあげていこうと思います。


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【次号のお知らせ】
　次号の五十鈴メルマガ〔No.903〕は、２０２１年５月１３日に配信い
　たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

３度目の緊急事態宣言が発出されましたが、もともとまん延防止等重点
措置が適用されており、このＧＷ期間中は人出の多い所などでの３密回
避はもちろん、不要不急の外出を控えるように要請されていました。
日本では５月は年間でも最高の気候であるわけですが、ここは一日でも
早くコロナ禍から抜け出せるように我々一人ひとりが、しっかりと対策
をとっていかねばならないとあらためて感じるところです。
まとまった休日をこんな状況だからこそ、智恵を絞り、工夫して意味あ
る時間にしていきたいものです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集室／本間　靖啓）
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　発行人：五十鈴株式会社　鈴木貴士
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