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五十鈴メールマガジン〔No.489〕孫との再会
配信日時:2013/09/27 11:40
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.11.15発行 

                 五十鈴メールマガジン ≡No.489≡ 

==ISZ Mail Magazine ===================== 

 ◆                            ◆ 
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆ 
 ◆                            ◆ 

      11月も中盤で本格的に寒くなってきました。 

      秋はお祭りなどのイベントが盛りだくさんで、 
  
       食べ物も豊かですが、もう終盤ですね。 

     やり残したこと、食べ逃したもの、ありませんか? 

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☆No.489 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine 
┃ 
┃【代表メッセージ】 
┃ ■_孫との再会 
┃ 
┃【執行役員が伝えたいこと】 
┃ ■_文化を感じて(鈴木副社長) 
┃ 
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】 
┃ ■_秋の収穫(臼井社長) 
┃ 
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

【代表メッセージ】 

          ――― 孫との再会 ――― 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆ 

鈴木貴士です。 

先週の土曜日、ソウルから息子一家が法事と上の孫の七五三で一時帰国 
しました。丸の内でお鮨をご馳走することになり、どこで待ち合わせよ 
うかと思っていたら、東京本社が見たいと息子が言い出し、ちょうど出 
勤していた人達がいたので、連絡を取って岸本ビルに入ることができま 
した。 

会社の入り口で待っていると、エレベーターホールからエレベーターを 
降りた下の男の子の孫が、「おじーちゃん!」と叫んで走って飛びつい 
てきました。こういう時が、人間至福のときですね。 

昔、息子がやはり3歳ぐらいの時、福岡の空港で浴衣を着て「お父様!」 
と言って迎えに来てくれたのが初体験で、この時は家内の父親の演出で 
したが、抱き合って喜ぶ二人の姿を見て、涙もろい義父はポロッときて、 
「貴士さん! これが幸せぞ!」と言ったのを昨日のことのように思い 
出されました。 

東京駅がリニューアルされ、仲通りのイルミネーションも綺麗で素晴ら 
しかったのですが、どこもかしこも多くの人で賑わっています。その中 
を3歳の孫はそれこそ「疲れを知らない子供のように~」という歌の文 
句ではありませんが、本当に良く走り回っています。 

そして私はもう、「おじいちゃん! おじいちゃん!」と呼ばれるのに 
慣れてきてしまいました。最初の孫の時は抵抗して「代表!」と呼ばせ 
ていたのですが、「ダイフォウー!」とか、変な発音になってしまい、 
人が聞いたらやはり変だということになり、「おじいちゃま!」に落ち 
着いたのですが、下の孫には「おじいちゃん!」と呼ばれています。 

会長も一緒に食事をしたのですが、私が「おじいちゃん!」と呼ばれる 
と自分のことだと思って返事をしてしまい、「そうか、おじいちゃんは 
貴士か」と、自分が曽祖父だという自覚が芽生えたようです。 

それからが大変で、孫達に曽祖父の説明をしなければなりません。「た 
かおくんのおとうさんのおとうさんがたかしおじいちゃんで、そのおと 
うさんが、ひいおじいちゃまだよ」と言っても、よく分からず、きょと 
んとしています。しかし、7歳になる上の孫は理解できたようでした。 
会長から、私、息子、下の孫と男4世代が並びましたが、「血縁」とい 
うものを改めて感じました。 

翌日の日曜日に法事があったのですが、こちらは多くの親族が集まりま 
した。それぞれのグルーピングがあり、それぞれの地域の特性もあって 
面白かったですが、会長がいつも言う「結縁」(縁を結ぶ)「尊縁」 
(縁を尊ぶ)「随縁」(縁に従う)ということの重要性や一族の中で亡 
くなったり、新しい命が生まれたりする、人間の不思議さや輪廻転生に 
ついて考えさせられました。 

日本人の多くは神社仏閣をうまく使い分けていますが、宗教そのものに 
しばられることなく、原始教である神道と教えのある仏教、というより、 
国の宗教は神社で家は日蓮宗とか曹洞宗とか、そういう感じですね。 

もっと短絡的にいえば、お祝い事は神社で、お弔いはお寺でということ 
にもなるのでしょうか。もちろん神道でも葬式はできますし、お寺でお 
祝い事もできますが、上述したようなのが一般的なようです。 

異国の地に暮らす孫達は、今回の一時帰国でその両方を経験し、どんな 
思いを持ったのでしょう。インターナショナルスクールに戻って、様々 
な国籍の友達に何語で何を話すのでしょうか。しかし、日本の法要や七 
五三等、神事のお祝い事は素晴らしい文化だと改めて思いました。 


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長 

         ――― 文化を感じて ――― 
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金木犀のとても良い香りやコスモス畑、そして稲刈り後の田んぼを見て、 
秋の終わりを感じています。最近、秋の風物詩を感じるイベントが少な 
くなっていると思います。 

特に運動会。10月の秋に催されるものと思っていたら、近所の小中学 
校の半数は、春にやっているそうです。「どうりで、運動会実施の花火 
が上がらないと思った」と話したら、それは古くて、今は携帯の連絡ネ 
ットで知らされるそうです。花火なんて大昔の話と笑われてしまいまし 
た。 

花火時代の人間にとっては、すごく寂しい話です。情報共有の手段が変 
わっているのを忘れていました。大げさに言えば、文化のイメージが変 
わってきているのですね。 

11月3日は、文化の日でした。学校では、文化祭がこの近辺の日に行 
われます。家族や友達がたくさん学校に押しかけ、「集い」というもの 
を楽しむひと時です。私の中では、運動会以上に文化祭は楽しく、思い 
出多い秋となっています。 

「文化の日」の謂れを調べると、一説には、11月3日は明治天皇の誕 
生日(明治節)。明治と言えば「文明開化」、略して「文化」の日とい 
うことらしいです。 

別の説では、日本国憲法が「公布」された日。日本国憲法が「自由と平 
和を愛し、文化をすすめる」ことを基調にしていることから「文化の日」 
としているとのこと。因みに、日本国憲法の「施行」された日が、5月 
3日の憲法記念日です。後段の説が正当と思いますが、私は前段のほう 
が分かりやすいです。 

これ以外にも、十五夜、十三夜、各地の収穫祭、紅葉狩り、七五三のお 
宮参り・・・最近では、ハロウィンも秋の風物詩となっています。 

文化というものは、とても大切です。人が集まれば、規範ができ文化が 
生まれる。社会とは文化そのものなのです。文明は滅びても、文化が無 
くなることはありません。身近なところから文化を感じ、見つめ直すこ 
とも必要だと思いました。 


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長 

          ――― 秋の収穫 ――― 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━* 

暦では立冬を過ぎましたが、行楽の秋、読書の秋、食欲の秋、スポーツ 
の秋・・・この過ごしやすい秋のひと時を皆さんも楽しんでいますか? 
ちなみに、私の今年の秋の収穫は、食べるりんごではなく、iPadと 
なりました。 

季節の変わり目でもありますので、健康管理にも十分留意しましょう。 
この時期になると、今年もあと僅か。下期はスタートしたばかりとはい 
え、今期をどのような姿で締めくくり、来期はどのような年にしなけれ 
ばならないか思案することが増えてきます。 

アイコミでも10月に下期のキックオフミーティングを2日間かけて開 
催しました。今回のテーマは、「仮説」と「モデル」です。今一度中期 
戦略に鑑みながら、我々の置かれている状況、これから起こりうる変化 
を踏まえて今取り組んでいることをどのような仮説のもとにシナリオ展 
開できるのか、そして、その展開の先にどのようなサービスモデルを生 
むことができるのかを皆で考えました。 

サービスプログラムやサービスコンテンツとサービスモデルは異なりま 
す。プログラムは実際にお客さまに提供するモノやコトそのものですが、 
モデルはサービスを提供する前後の体制、そしてそのサービスを進化さ 
せ続けるインフラが整わねばモデルになりません。一過性のものではな 
く、継続性をもって自らが進化せざるを得ない状況を創り出すことを思 
考しました。 

仕事プロセスにお客さまの変化するニーズや協働先の強みの活かし方、 
そして何よりも私たちがそのモデルの中で存在する意義、機能、価値が 
明らかでなければそれはモデルとは言えません。 

そのわかりやすい例がソニーとアップルです。かつてのソニーはデザイ 
ンと性能に優れ、ソニーを持っていることそのものがスタイリッシュで 
した。けれど、スタイリッシュであることを強みとしていれば、製品の 
デザイン、コンパクトさというモノでのこだわりとなります。 

アップルは一貫して使う人への楽しさを追求しています。だから、モノ 
ではなく私たちの生活シーンに入り込んでくるのです。何を提供したい 
のか、明確なコンセプトがあって、そこからモノづくりのプロセスに取 
り組みます。 

だから、使いやすさ、楽しさ、感動を与えてくれます。週末に銀座のア 
ップルショップへ行くと、そこでは売ることよりも楽しさやあなたもこ 
んなことができるという提案をいっぱいしてくれます。買ってください 
ということをスタッフの方々は口にしません。すぐ近くにソニービルも 
ありますが、人の賑わい方の違いは一目瞭然です。 

私は長くソニーファンです。そのブランドづくりのプロセスからも多く 
を教えてもらいました。でも、過去の強みを進化させる新たなプロセス 
への転換の遅れが今の状況を作ってしまいました。 

お客さまが直接触れるモノやサービスの目新しさを追うのではなく、自 
分たちの開発すべき強みは何か、仕事そのものの捉え方、プロセスその 
ものを変えねばならないと改めて強く思っています。 

五十鈴グループは皆サービス業です。過去の強みを拡大進化させ、サー 
ビス業のインフラに磨きをかけて、組織そのものがモデルとして機能で 
きるグループにしていきましょう。 


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2012.11.7「ソリューションサービス展開事例」更新 
→http://www.isz.co.jp/service/so_case.html 

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┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ! 
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【次号のお知らせ】 
 次号の五十鈴メルマガ〔No.490〕は、2012年11月22日に配信 
 いたします。 
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆ 
学生時代に読んだ本には、文化はその時代での必要性の中で育まれると 
あり、そういう一面もあるなと思いました。一方で、ある文化が外部に 
伝播していくには、必要性に加えて最適性がなくてはならないと思いま 
す。例えば秋の秋刀魚が大根とともに食べられるのは、旬でおいしいと 
いうだけでなく、秋刀魚を食すことによるデメリットの部分を大根が抑 
えるという栄養学的なプラス効果あり、広まったとも考えられるかもし 
れません。五十鈴グループでも各SC・拠点が文化を育んでいますが、 
外へ外へと理解・共感されたりしながら、広がっていくと良いなと感じ 
ました。 

                      (編集室/野々村悠希) 
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士 
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ 

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