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五十鈴メールマガジン〔No.909〕おすそわけ
配信日時:2021/06/24 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.06.24発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.909≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        先週末、五十鈴グループでは拠点ごとの

           社員総会が開催されました。

        コロナ禍で厳しい状況が続いていますが

      会社の現状とこれから方向性を共有することで

     明日からの活力につなげていきたいと思うところです。

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☆No.909 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_おすそわけ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_一致団結(老田常務)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_コロナ禍の急激な変化(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― おすそわけ ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

この前の土曜日、多くの五十鈴グループの拠点では社員総会が行われま
した。今年もコロナ禍で昨年同様、グループ全員の総会にはなりません
でしたが、ビデオやリモートを駆使しながら開催しました。

そして、それに合わせて社員の皆さんに私から叙勲受章のお礼の意味も
あり、菊の紋章が入った紅白の饅頭をおすそわけとして届けました。

さて、この「おすそわけ」は「御裾分け」と書きますが、「裾分け」の
丁寧語で、「すそ」とは着物の「裾」の意味で地面に近い末端の部分と
いうところから「つまらない」ものという意味があります。

平たく言えば、自分が頂いた物などをさらに他の人に分け与えることを
言うのですが、使い方は少し難しいですね。人に何かを贈るときに「つ
まらない物ですが」などと言うことがありますが、あれと同じ意味です
が、今回は私が頂いた「福」を皆さんに分けるという「お福分け」の意
味で贈らせていただきました。

当日拠点ではいろいろ工夫して、私に対しお祝いのメッセージを頂きま
したが、皆さんの誠意に満ちた言葉と自分たちの会社に対する貢献や思
いを語ってくれたので、とても感動しました。

そして、私からの謝辞をその後述べることになっていたのですが、ここ
でトラブル発生、私の声がリモートで届かなくなってしまいました。

前日の会議でもそういうことがあったので慎重にテストをしたのですが、
残念なことに肝心なところでバタバタし、結局小さなパソコンで代替え
したのですが、やはり混乱した分話す話もあまりよくまとまらず、おす
そわけの饅頭の話もするのを忘れてしまいました。

このお饅頭も選ぶところから配送まで結構大変で、最後に宅急便がうま
く届かなかったりして苦労したのですが、結果として皆さんが記念とし
て喜んでもらえればうれしく思います。

その後、恒例の昨年度のMVC表彰も行ったのですが、やはりトラブル
の影響でうまく解説できず残念な思いをしました。これからもリモート
での会議やイベント開催が続くと思いますが、思わぬアクシデントがあ
るとノリが悪くなってしまうので、私のようなアドリブ脳の人間は注意
が必要です。

それはそれとして、今回の「お福分け」ですが、幸田露伴という人が唯
一平明な言葉で書いた「努力論」という本の中で「運を引き付ける方法」
というところで登場します。

その方法は三つで、「惜福」「分福」「植福」ですが、この「福」とは
「運」と同じ意味です。

「惜福」とは、運は惜しまなければならないということです。良い運に
恵まれたときに、その運を使いつくしてしまわないということです。恵
まれた運を大切にして使い切らないという心掛けが大切であるというこ
と。

「分福」は良いことがあったら独り占めにしない、みんなに分けるとい
うことで、さらにそれが徳となってさらに運を引き寄せるということで
すね。

「植福」というのは後世の人たちのために木を植えるという考え方です
ね。自分自身はその木が大きくなるまでは生きていないけれど、その苗
を植えるという考え方です。

私にとってこれからやるべきことはまさにこの「植福」の考え方で人生
を送ることなのですが、なかなかそれができないし難しい。

そして「惜福」はもはや手遅れですから、せめて今回いただいた叙勲の
「福」を社員の皆さんに「分福」することができればと思い「おすそわ
け」させていただきました。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

          ――― 一致団結 ―――
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先週14日、関東地方では梅雨入りが気象庁より発表されました。梅雨
の時期は低気圧の日が多くなり、自律神経が乱れ、体調不良となりやす
いうえに新型コロナウイルス対応でストレスが溜まりやすい状況下、健
康管理には十分に留意願います。また、集中力が低下しやすくなる時期
ですので、日々の安全管理も念には念を入れ対応願います。

まず今年私が執筆しているメルマガで注目している新型コロナワクチン
の普及状況について、世界のワクチン接種状況(国別人口100人当た
りの累計接種回数、日本経済新聞HPより)を、前回メルマガ執筆時
(4月18日時点:イスラエル(113回)、UAE(98回)、英国
(64回)、米国(62回)、日本(1.5回))と比べてみると、6
月21日現在、イスラエル(117回)、UAE(147回)、英国
(110回)、米国(95回)、日本(25回)と、累計接種回数上位
の国とは開きがあるものの、日本も65歳以上の高齢者向けの接種が本
格化したことで、ここ2ヵ月で接種ペースが上がってきたことがわかり
ます。

ただしコロナ禍前の水準に日本経済を正常化させるためには、さらにワ
クチン接種ペースを加速させ、集団免疫を獲得する必要があります。

先月末に発表された経済協力開発機構(OECD)による世界経済見通
しにおいて、2021年の世界全体の実質経済成長率が5.8%と前回
3月発表見通し(5.6%)から0.2%上昇、米国が6.9%と前回
見通し比0.4%上昇、ユーロ圏が4.3%と前回見通し比0.4%上
昇と、ワクチン接種が進み、個人消費の回復が各指標で確認され、経済
の正常化への期待が高まっている一方で、日本は2.6%と前回見通し
比▲0.1%と下方修正されました。

ワクチン接種率の低さ(=ワクチン接種に関する実行力、デジタル化の
差など)が日本の経済回復の遅れにつながっており、今後、いかに接種
スピードを加速させていくかが鍵となっています。

さて、先週土曜日に五十鈴社員総会(拠点によって開催日が異なる形式)
が開催されました。コロナ禍という状況が考慮され、2年前までのよう
に大会場に全社員が一堂に会してというものではありませんでしたが、
デジタルツールが駆使され、プログラム毎に動画上映、オンラインによ
るライブ発信が混ざり合い、物理的には離れていても十分に“一体感”
が感じられた社員総会でした。

「NEXTの創造」をテーマとし、未来社会や第三の創業に向かって、
これからの五十鈴グループ、各拠点の目指す方向性やありたい姿を全社
員が考え、「NEXT」を創り上げていくという新たな挑戦への強い思
いが伝わりました。

社員総会のプログラムの中で、特に「代表メッセージ」や拠点・部門の
プレゼンテーションである「Be The ISX」では、これまでの
“プロセス”や“変化”の歴史が丁寧に語られていたので、五十鈴に入
社して間もない社員にもわかりやすい内容であったと思います。

全員がしっかりと理念を共有し、当事者意識を持って、具現化に向けて
一丸となって取り組んでいくことが、五十鈴グループの成長・進化につ
ながっていきます。

まだまだ外部環境は厳しいものがありますが、今回の社員総会を通じ、
各拠点、社員のビジョンの実現に向けてのパワーが感じられ、今後、五
十鈴グループの各社員が「NEXTの創造」をどのように実現させてい
くのか、とても楽しみにしています。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

       ――― コロナ禍の急激な変化 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

いまだにコロナ禍は収まっていないのが事実で、インド型の変異株が蔓
延しつつあり、今後も対コロナ、Withコロナが続くと思います。

このような不自由な生活とうまく付き合っていかないといけません。そ
のなかでコロナワクチンの接種が高齢の母・医療従事者の妻は終わり、
先日、自分自身は一回目の予約をネットで行いましたが、一回目が6月
末と、居住している小田原市はただでさえ全国でも遅れている神奈川県
の中でも一番遅れているという話を聴き、残念な思いをしているところ
です。

この状況で東京オリンピックを一ヵ月後に控えて、いよいよ小田原市に
も聖火が6月28日にやってきますが、公道を走ることはありません。

前回(57年前)の東京オリンピックでは私は小学4年生で、学校前の
公道でランナーに向かって日の丸を振っての応援や柔道などの競技をテ
レビで観戦していましたが、あの感動は今でも思い出します。

コロナ禍での開催についていろいろな意見がありますが、平和の祭典と
してのオリンピック開催まで一ヵ月を切り、コロナ対策も含めどういう
結果になるのか、気になるところです。

一方で、今年もコロナ対応で五十鈴グループ社員が全員で集うことなく、
ビデオでの鑑賞やISXの解説等を聴く拠点単位での社員総会が先週開
催されました。

代表からのメッセージや今までの10年、これからの10年、ISXへ
の取り組み等、拠点ごとの思いを興味深く聴きました。

BITのこれからの10年、しっかりとみんなで思い描き、新たな取り
組みを挑戦的にワクワク感を持ちながら進めていきたいと思います。

また仕事面ではコロナ禍で急激な変化があり、世の中や五十鈴グループ
でも在宅勤務/テレワークやワークフローのデジタル化(電子印等)、
書類のペーパーレス化(PDF化・データ化)等の業務上の変化があり、
ワークスタイルの変革が急速に進んできています。

反面、商慣習や法遵守、コストメリット、業務効率化等、さまざまな課
題をしっかりとクリアしていかないといけないので、単にデジタル化を
進めるのではなく、いろいろな影響をしっかりと調査し進めていかない
といけませんね。

こういう厳しく激しい変化をチャンスと捉え、それに対応すべく経営戦
略/DXを立て、データとデジタル技術を活用して、お客さまや社会の
ニーズを基にSHOW品やSLサービス、ビジネスモデルの創造や業務
そのものの効率化、加えて組織・プロセス・企業文化・風土を変革し、
競争上の優位性を確立することが五十鈴グループにとっても大切なこと
だと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.910〕は、2021年7月1日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

長引くコロナ禍にあって、五十鈴では今年もコロナ対策をとった社員総
会を開催しました。各社でそれぞれに集合して進行する方法ですが、事
前に用意された映像の内容が社員にわかりやすく、興味深く訴えてくる
ものとなっていて、また途中ではオンラインでの発表を共有し、自分た
ちの現状のあり方とこれからの方向性を理解できたと思います。
この夏は東京オリンピック・パラリンピック開催も控えていてなにかと
忙しい世の中ですが、自分たちの目標をしっかりと見据えて臨んでいき
たいものです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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