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五十鈴メールマガジン〔No.910〕こうしたらうまくいかない
配信日時:2021/07/06 09:10
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.07.01発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.910≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           7月となり、梅雨も明けず

           蒸し暑い日が続いています。

            今月後半から始まる

       東京オリンピック・パラリンピックですが

       混乱が起きず、安心安全に実施されるよう、

          一人ひとりの協力が必要ですね。

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☆No.910 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_こうしたらうまくいかない
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_安全安心(黒田常務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_足元の変化に対応していく(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― こうしたらうまくいかない ―――
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鈴木貴士です。

緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置なるものに移行されま
したが、各自治体での規制が異なり、細かく決められているのですが、
もはやそういうこととは関係なく自粛や規制が緩和されたというムード
になり、繁華街では人出が著しく増え、若者の路上飲みや規制を守らな
い飲食店が増えており、これでは感染者が減るはずがないと誰しも思っ
ていますがメディアではそういう報道を流し、新種株の感染拡大も含め
リバウンドの恐怖を煽っています。

ワクチンについてもさまざまな報道がされていますが、これも行政や地
域によってもさまざまで、大規模接種や職域接種に関しての報道も日々
変わっていきます。

しかし、医療関係者をはじめ、自衛隊や行政も献身的に与えられた仕事
に当たっているのも事実だと思います。

先週私は一回目のワクチンを接種しましたが、混乱もなくスムーズに終
えることができましたが、私の住んでいる区は対応が遅かったのは事実
で大規模接種の方に切り替えた人が多かったようです。

しかし、事に当たってくれた人々は皆親切で、二回目の予約についても
指定の日を受け入れればその場で、各人のスマホのラインで職員が手続
きをしてくれるので、チョット驚きました。

人にスマホを触られるのはあまり気持ちの良いものではありませんが、
自分でやって失敗するよりはましです。スマホを持っていない人に対し
ても手続きを書類でしてくれます。ともかく密にもならず、15分の待
機時間もあっと言う間に過ぎてしまいました。

ともかく体系的な計画を立てて準備をちゃんとすればいいのに、途中で
変更したり優位性が明らかに異なる場合が多いので、混乱が生じたり、
逆の結果が出たりするのだと思います。

副反応についてもさまざまなことが言われていますが、二回目の接種は
副反応の割合が高く、市販薬のどの解熱剤が効くとか、効かないとかす
ぐにネットで拡散されたりするので、またその薬品が品切れになったり
するのですね。

大規模接種のキャンセル待ちの件も同様で、早朝から多くの人が詰めか
け収拾がつかないような状態になりました。オリンピックの酒類の販売
や選手村での選手の出入り、関係者の動きに対しても未だにはっきりせ
ず、チョットしたことでニュースになると場当たり的な対応をします。

できないようなことを自粛というような期待に任せるのではなく、大き
な決断をはっきりさせることが一番だと思うのです。

オリンピックは開催し、観客も制限して入場させるというのですから、
それならば人々の移動はどうするのかとか、期間中の飲食店の対応をど
うするのかとかをはっきりさせないと、事件は現場で起きるのですから
場当たり的な対応では収拾がつきません。

中央突破でなんとかなる、起きてから考える、現場に対応させるでは心
配です。ちゃんとシミュレーションして、計画的にやれば日本人の対応
力は今回の大規模接種の自衛隊の例を見てもわかります。しかし、決め
てもらわなければ動けません。

今回の若者の路上宴会騒ぎでも、飲食店の規制を中途半端にした結果だ
し、店に対する補填も中途半端で遅れたりするからこのようなことにな
っているのです。

ダメなものはダメで取り締まらないとゲリラ戦のように組織的ではない
から、あらゆる場所でブームのように路上宴会が増えて、必ず感染者が
急増し、取り返しのつかない状況になると思うのです。強権発動で取り
締まりはできないのでしょうか。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

          ――― 安全安心 ―――
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本日より7月となります。早いもので、あのもめにもめている東京オリ
ンピックも今月には開催となります。コロナの状況も不透明なままの開
催であることや入国での水際対策やワクチン接種などの方針・対策での
混乱もあり、なかなか安全安心とはいっていないようです。

ワクチンの話で言えば、65歳以上の方はだいぶ接種が進んでいるよう
ですが、64歳以下である私にはまだ自治体からのワクチン接種券も届
いておらず、接種の目途はまったくたっていませんでした。

そんな時にある取引先からその企業グループの職域接種への招待を受け
ました。そしてワクチン接種券のない人でも接種は受けられるとのこと
でしたので、7月のまだ空きのある日とそのセットの3週間後の2回分
の接種予約をお願いすることができました。

やっぱり民間企業におりてくると物事はだいぶ早く進むのだなと感じな
がら、思いのほか早く接種が受けられることを喜んでいたのですが、そ
の後河野大臣の「職域接種受付休止」発言があり、数日後その取引先よ
りワクチン手配が難しくなったとの理由でワクチン接種日程がキャンセ
ルとなりました。このような状況ではいつになったらワクチン接種を受
けることができるか不安となります。

自分(個人)の思いだけかもしれませんが、一貫性の感じられない場当
たり的な対応ばかりでは不安を感じる人は多く、安全安心には程遠いの
ではないでしょうか。

ともあれ東京オリンピックは開催されるでしょうから、開催するからに
は日本全体として協力する姿勢が必要だと思うし、日本を代表して参加
する選手には頑張ってもらいたし、応援したいと思います。

話は大きく変わりますが、このメルマガでLG部門のワーレックス・五
十鈴倉庫の基本方針は説明させてもらいましたが、まだ五十鈴オートの
基本方針は説明していなかったのでここで紹介させてもらいます。

基本方針を「次世代への協創」、キャッチフレーズを「コネクト」とし
て、自動車の安全支援装置など自動化・電子化が加速されオート整備業
界が大きく変化する環境を捉え、次なるステージに向けてあたらしい協
創先やコミュニティの創造を図り、それぞれの強みを結びつけることに
より次世代に向けて成長していきたいと考えております。

五十鈴オートでは先進安全技術対応の整備ができるよう、特定整備の認
証を太田小山両工場とも取得しており、車載式故障診断機(OBD)の
入れ替えやセンサーなどの調整を行うエーミング作業の習得などを実践
しており、さらなる安全安心な整備車検を目指しています。

東京オリンピックが開催されるこの7月は、私たちにとっては方向性や
計画の浸透がほぼでき、それを確実に捉えて目標に向けて活動を本格化
していく時期です。しっかりと実行・実践していきましょう。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

      ――― 足元の変化に対応していく ―――
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7月、第2/四半期がスタートしました。今年もあっと言う間に半年が
過ぎ、東京オリンピック・パラリンピック開催まで3週間あまりになり
ました。緊急事態宣言の発令、出勤日の削減、会食・宴会および旅行の
自粛等、これまで当たり前と思っていたことや休日の楽しみとして待ち
望んでいたことが自由にできなくなり、不便な生活をしいられています。

こんな環境下で東京オリンピック・パラリンピックが盛り上がるのか心
配ですが、お陰さまで弊社が対面する九州地区自動車生産状況は堅調に
推移し仕事環境は恵まれており、今年一杯は忙しさが継続しそうです。

あらたな側面として、新型コロナ感染によりコロナ禍が歴史を加速し、
大きな変化が起き、変化は瞬く間に拡がり、私たちの生活のあらゆる側
面に影響を与え、働き方や暮らし方に大きな変化をもたらしています。

私たちは安全性を維持し、生産性を向上させ、あらたなスキルを身につ
けることが必要となりました。

目を引くのが経済・社会のデジタル化のスピードです。外出自粛でリモ
ートワークやオンライン学習が一気に広がり、業務の中心がリモートワ
ークになり、チームのメンバーが効果的に連携することが必要不可欠と
なりました。

さまざまな変化を受け入れ、前に向かって歩み続けるためにも、あたら
しい発想で企業は俊敏性と効率性を向上し、変化への対応力、適応力を
強化することが必要となっています。

まさに足元いろいろな面で次を目指す時期でもあり、そのためにも変革
と挑戦がキーになると感じているところです。さらには変化できるもの
だけが生き残っていけるのだと思います。

多くの定型的な仕事がAIやロボットにとって代わられ、ルーティン的
な仕事が淘汰され、時間さえ売っていればお金を貰える時代から結果を
売る時代へ、それも見えないアイデアや発想という知をもとに結果を常
に出し続けることが求められるという大変な時代を迎えることになりま
した。

さらに心配・懸念されることとして、人と会う機会が激減したことです。

本来、人とのつながりはストレスを軽減し、そこから得られるサポート
は個人の心の健康を支え、次に踏み出す力となり、あらたな挑戦を支え
るという価値や働きがあるのではないでしょうか。つまり必要な時に手
助けや励ましをくれるものだと思います。

そういう人とのつながりによって自分の殻を破り、あらたな情報を手に
することができます。あたらしい価値観や世界を再発見していくために
も他者の価値観に触れることが重要です。

リモートやオンラインの時代こそ、人とのつながりの価値はこれまでと
は比べものにならないくらい大きくなるのではないでしょうか。

その結果、リスクを抑えつつ事業を正常な姿に戻し、収束後の競争で優
位に立てるかは足元の変化に適応できるかにかかっており、新常態にい
ち早く持っていけるかではないでしょうか。

いつ何が起きてもおかしくない時代。品質・安全を担保し、イライラせ
ず、あたらしさに目を向け、スピード感をもって連続的にアプローチし
ていきましょう。

当分の間、私たちはコロナと一緒に暮らしていかなければなりませんの
で感染対策だけはきっちりやって、これからますます暑くなる夏本番に
向け、体調には十分に気を配りNEXTの実現に踏み出しましょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.911〕は、2021年7月8日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

1年半以上続くコロナ禍にあって自粛生活が長引いている状況のなか、
7月に入り梅雨のじめじめした暑さ以上に気になるのが、東京オリンピ
ック・パラリンピックの実施をまじかに控えていることです。
何十年、何百年に一度あるかないかのこのパンデミックの状況で、国民
一人ひとりが感染予防に努め、行動の制約をとっていかねばならないの
は変わらないのではないでしょうか。
ワクチン接種がスムーズに行き渡ることを願いつつ、東京オリンピック
・パラリンピックが無事に混乱なく実施できることを期待しているとこ
ろです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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