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五十鈴メールマガジン〔No.917〕ネット社会に生きる
配信日時:2021/08/26 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.08.26発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.917≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        今週から57年ぶりに東京で行われる

          パラリンピックが始まりました。

           全国的に感染症拡大のため

        緊急事態宣言などの規制下にありますが、

            テレビやネットを通じ

      代表選手たちの熱闘を応援していきたいものです。

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☆No.917 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ネット社会に生きる
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_変化への対応(老田常務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_ニューノーマルへの取り組み(新川社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― ネット社会に生きる ―――
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鈴木貴士です。

巷では、SNSができなければ生きることができず、どんな人間でもス
マホを持っており、そのスマホを駆使すれば病院の予約からワクチン接
種、行政の手続きまでできます。

しかし私の感覚でいえば、保険の契約書ぐらい面倒でタッチしたくない
のが偽らざる心境です。

私の主治医はなんと私より長老で、その人が紹介してくれる専門医もみ
んな高齢だったのですが、この前、別の専門医院にかかったら、そこの
医者の父親と主治医が大病院で一緒だったということで、私とその医者
とは話が全く合わず、こちらが時代遅れでその医者は新しいというか問
診から処方箋までなにからなにまでシステムで動いていますね。

ですから、古い患者と医者で傷を舐めあっている場合ではないと思うの
ですが、慣れてしまっていて時代遅れです。

今やスマホでワクチン接種やPCR陰性の証明をパスポートのようにす
る時がもう訪れようとしています。そんなの当たり前ではないかと皆さ
んは思うでしょう。生活そのものになっている人々が圧倒的に多いので
す。

しかし、それから外れた私のような人間は生きてはいけませんし、教わ
っても対処することができず、途方に暮れています。ワクチン接種の際
も区役所の人が私のスマホで対処してくれました。

一方でカード類も多々持っていますが、年会費ばかり取られその実態は
よくわからんということで、もちろん年会費がないのもありますが、整
理するにも一体全体何をどうすればいいのか、途方に暮れるというあり
さまです。

皆さんはカード自体もスマホの中にインストールしていますよね。私は
財布の中に何枚もカードが入っていて、こちらもどうにもなりません。

スマホは楽しんで覚えればいいと、写真を撮ってアップするにも、写真
部にいたのに最近では被写体に興味がなくなり、良い機能を持っている
のに写真を撮らない、撮らないから覚えない、覚えないからやらないと
いった悪循環でどうしようもなくなってきました。

この先不安でどうしたものかと思いますが、家族に聞いても自分で覚え
るものだと言われ、会社の人間にはそもそもの質問の意味がわからない
とまで言われ、ネット難民でさらに機器はスマホからiPad、アップ
ルウォッチとたくさん持っていますが、すべて持っているだけで駆使す
ることができず、宝の持ち腐れを絵に描いたようです。

ネット介護というシステムはないのかと本当に思いますが、実際の介護
でもリハビリ等の努力がいるので、ネット関係でも同じでしょうね。

要するに努力、辛抱、忍耐が足らないことは理解しているのですが、や
はり年を取り私のようなずぼらな人間は退場処分になるのでしょう。

思えば肩に背負っていた携帯電話を誇らしげに使っていたころ、今のよ
うな時代になるとは想像すらできませんでしたし、我々の愛したウォー
クマンやポケベル等が「???」となる人の方が、今は圧倒的に多くな
ってしまいました。

さらに、AIの時代ですべて人間のやることはネットでできてしまうと
いうことになるのですね。人情や温かみまで最近ではAIを駆使すれば
できるとのこと。いやはや昔映画で観た、ロボットに人間が支配される
ような時代になるのでしょうか。それとも支配、被支配という概念すら
なくなって新しい概念の世界に我々は旅立つのかもしれません。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

         ――― 変化への対応 ―――
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東京の暑さを避け、競歩やマラソンが代替開催された札幌でも連続の真
夏日が18日となり、97年振りに連続真夏日記録が更新されるなど、
猛暑に見舞われた印象が強い東京オリンピックが終わった後、今度は西
日本中心に記録的な大雨が続き、各地で被害をもたらし、甲子園球場で
開催された全国高校野球選手権大会も試合の順延が相次ぐなど、今年も
“異常気象”を実感させられる事象が多くありました。

この異常気象は無論、日本だけではありません。7月から8月にかけて
トルコ、イタリア、ギリシャ、北米で記録的な熱波に伴う大規模な山火
事を引き起こし、ドイツやベルギー、インドで豪雨による大洪水が発生
するなど、世界各地で起こっています。

五十鈴グループの各拠点においても、暑さ、豪雨等の自然災害対策につ
いては予見できる範囲で各種対策を講じていますが、最近の異常気象は
過去最高の豪雨を記録など、年々記録的な被害をもたらしている傾向が
あり、より深刻になるリスクを想定し、今後に向けた対応策をあらため
て確認するように願います。

さて、この時期、五十鈴グループ各拠点には業務の信頼性・効率性を高
め、健全な会社運営を図ることを目的に、各種業務が法令、社内規程に
則り、適正に行われていることを確認する内部監査をお願いしています。

以前の監査での指摘事項の改善状況や、各種法令・規程への対応状況な
どを、「経営基盤チェックリスト」を用いた経営基盤の整備運用状況の
自己監査をお願いしているほか、下期に向けて生産部門、LG部門(ワ
ーレックス)など各種監査を実施していきます。

今期は、時間外労働の上限規制および36協定の遵守のほか、テレワー
ク時含め、社員の労働時間管理が適正に管理されているか、労務管理対
応の適正性に関する検証や、SS部門を中心に新しいサービス・取引が
展開されており、それに伴う新たなリスクへの対応も求められることか
ら、新しいサービス・取引における許認可対応(契約書の締結等の各種
リスクヘッジ等)や業務の適正性の確認や、付与された権限に則って実
行されているか、内部統制上のコントロールの確認などを重点ポイント
としています。

ここ数年、コンプライアンスに関する企業・社員の不祥事がクローズア
ップされています。年々、社会の企業のコンプライアンス遵守に対する
眼は厳しくなっており、違反が一度限りであったとしても社会からの信
頼を失い、企業として大きな損失を被る可能性があります。

仮に法律違反でなくても法の抜け穴をつく行為は企業モラルに反すると
見做されるゆえ、企業は単に法令や規程の遵守だけではなく、今の社会
が何に重きを置いているかといった“社会規範”まで目を向けていく必
要があります。

社会規範といっても、社会が重要視しているものは、時代とともに変化
していきます。現在、コンプライアンス対応といった観点で社会が企業
に特に求めているものは何か(現在であれば、労務管理、各種ハラスメ
ント、品質管理、安全管理などですが)を的確に捉え、株主、さらには
ステークホルダーと連携し、内部管理体制の強化を進めてください。

こういった監査を通じて、内部管理体制を強化させることは、ステーク
ホルダー、社会からも信頼を得て、五十鈴グループ全体の企業価値向上、
持続的な成長につながっていくものです。各自、当事者意識を持って、
取り組みましょう。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

      ――― ニューノーマルへの取り組み ―――
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DXに代表されるように、あらゆるものをデータ化してマーケティング
や商品開発に活かすのが当たり前という時代において、そのデータの取
り扱いが適切でない場合の影響も危惧されるようになり、2018年に
EUで施行されたGDPR(EU一般データ保護規則)や、2020年
にアメリカのカリフォルニア州においてもCCPA(消費者プライバシ
ー法)という法律が施行されるなど、個人データの取り扱いについて規
定する法規制が続々と出てきています。

日本においても、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保
護することを目的とした個人情報保護法が2003年に成立(2005
年全面施行)した後、2015年に改正(2017年全面施行)され、
以降は3年ごとに検討を行い、必要に応じて改正されることとなってい
ました。

そして、前回の施行から3年が経過した2020年に改正法が成立し、
2022年4月には全面施行されることとなっています。

インターネットをはじめとしたネットワーク技術や情報処理技術の進展
は、非常に早く、世界中の人たちの生活を大きく変貌させるものですか
ら、ルールがどんどん変わっていくこともやむを得ないことであり、こ
ういうこともニューノーマルの一つとして、シッカリと対応していくこ
とが必要だと思っています。

このように、個人情報保護が強く求められるようになってきていること
もあって、IMSでは、プライバシーマークの認証取得に向けて取り組
んでいます。

このプライバシーマークは、「JIS Q 15001 個人情報保護
マネジメントシステム-要求事項」に適合して、個人情報について適切
な保護措置を講ずる体制を整備している事業者等に対して、プライバシ
ーマークの使用を認める制度です。

可能な限り自分たちの力だけで、自社のルールを文書化し、全従業者に
対し教育の実施・ルールの徹底など、PDCAを回していこうと取り組
んでいます。

多少時間はかかりますが、専門的な内容を含むものもあるので、ノウハ
ウの獲得や、専門的な業務を理解する人材の育成など、試行錯誤を重ね
る大切さも感じながら進めています。

自分たちが現状持っていない知識や技術を得ようとする欲求や新しいこ
とに取り組むことでのイノベーション的な発想を拡げていけるような取
り組みを、数多く進めていきたいと思っています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.918〕は、2021年9月2日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

緊急事態宣言の発令、まん延防止等重点措置の適用が全国の多くの都道
府県で行われている現在ですが、爆発的な感染拡大が続き医療のひっ迫
が言われています。入院できず自宅療養でお亡くなりになる方もいます。
現状の原因の一つとして人流の抑制が効いていないことが挙げられ、こ
れまで以上に厳しい規制も視野に動き出していると聞きます。
我々にできることとして、例え規制が厳しくなってもそれに従い、継続
的に感染防止策をしっかりと行い、一日も早く世の中に免疫ができるこ
とをひたすら望むところです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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