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五十鈴メールマガジン〔No.918〕家事の大変さ
配信日時:2021/09/02 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.09.02発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.918≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        関東では今週に入り、暑さが落ち着き

      このまま秋に突入するのかと思われるほどです。

         そんななか、全国的に感染力の強い

         デルタ株の猛威に見舞われています。

     我々一人ひとりが、この感染症に対する慣れを恐れ、

     しっかりと継続して感染対策をとらねばなりません。

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☆No.918 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_家事の大変さ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_2024年問題(黒田常務)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_自然災害へのそなえ(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 家事の大変さ ―――
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鈴木貴士です。

コロナ騒動で一番変わったのは在宅が多くなったことですが、それでも、
それはそれでいつもの休日のように家事に関することは何もしていませ
んでしたし、何も言われませんでしたが、少しずつ家事に興味を持つよ
うになったのは、ふと家の魔女の動きを見ていて、朝から必ず何か家事
をしているのに気づいたからです。

今ごろ何を言っているのかとお思いでしょうが、それが本当のところで
す。そして思いつきでやっているのではなく、自然とやっているようで
計画的に効率的にやっているように見えたからです。まあ、仕事的に家
事を分析したということでしょうか。

「ゴミの日」とか、いろいろな外部制約もありますがそれは別として、
毎日の家事という仕事は、ある種自分の考えにそって計画的にやらない
と、無駄な時間が多くなり仕事が増えてしまうということのようですね。

最近こちらもさすがにポーズとして何かやらないと申し訳ないというこ
とで食器洗いや掃除等、適当に手伝おうとしたら、そんなに簡単なもの
ではない、整理整頓が基本でまさに工場管理と一緒で5Sがわかってい
ないときちんとできないではないかということに気づいたのです。

食器洗い一つにしても手順があってやっているのですね。小さい器と大
きい鍋、箸とかスプーン等の小物とちゃんと考えなくてはならない。や
みくもに洗っているわけではないのです。

そして何をどこにしまうとか、何がどこに入っているのかを知らないと、
へたに手出しをすると面倒くさいことになります。ただ単に皿を洗うの
は簡単で、それを手伝えば気持ちとして喜んでもらえますがそれだけの
話で、思いつきでやっても手順良く最後まで完結しないと仕事として全
体の効率から言えばあまり意味はありません。

我々の時代は「男子厨房に入らず」などと言っていましたが、それは死
語であるのは知っていますし、いまや家事は夫婦の共同作業でやるのが
当たり前だとは思っていましたが、自分は関係ないとあまり気にしませ
んでした。

しかし、チョット首を突っ込むと仕事モードとなり、家事のさまざまな
仕事をそういう目で見ることになりました。だからといって、長年の習
慣を変えるわけではなく結局は何もしないのですが、どういう考えや手
順でやっているのかなどを理解するようになりました。そして、その邪
魔にならない程度のことはするようにしています。

それからそういうこととは別に、家事をする際のさまざまなチョットし
た利便性のある道具があることを知り、それも多岐にわたっているので、
そちらの方も興味を持ちましたし、テレビショッピングで家事に関係す
る商品が多いのもやっとわかりました。

ああいうものも現場のアイデアで主婦が考えたものが多いと聞きます。
これも工場の人々が小集団活動のアイデアで現場改善することに似てい
ますね。

家事を現場の仕事という見方に変えただけでも、日常の魔女の動きを感
じ取ることは大きく変わりましたし、どれだけ大変かということもわか
りました。

高度成長時代、主婦の重労働と言われていた家事は家電製品に変わって
いきましたが、それが今は当たり前になり、さらにロボットや今までに
ない魅力的な家事に関係するものが開発され販売されています。

留守のときや寝ているときに掃除ロボットが動く時代になったのですね。
それにしても、家事という仕事はそこで人間が生活する限りきりがない
ものです。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

         ――― 2024年問題 ―――
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21年度上期もあと1ヵ月となりました。この上期もさまざまなことが
起こり、その対策や対応なども大変だったと思います。

直近でもコロナデルタ株による急激な感染拡大は経済や行政に与える影
響は大きく、先行きの不透明感は増すばかりです。五十鈴グループでも
象徴的な活動であるIOCの成果発表会を中止するなど大きな影響を受
けています。

このような時こそ、足元を固めてしっかりと正面を守っていくことは重
要だと思います。でも未来に向けた活動も大変重要であると思います。

IOCの成果発表会は中止となり、活動はコロナ禍で思うようにできな
いこともあるとは思いますが、途切れることなく各拠点の将来に向けて
の方向性や業績に連動するように継続していってください。

話しは変わりますが、物流業界には「2024年問題」と言われている
解決しなければならない課題が存在しています。

コロナ禍の影響もあり、巣ごもり需要が増え、EC市場、ネット販売は
拡大する一方で、物流業界での人手不足を要因とした長時間労働や離職
等が問題化している状況のなか、「働き方改革関連法案」の自動車運転
業務への適用が2024年4月1日から開始されます。

今まで人手不足や低運賃収入を、なんとか長時間労働や低賃金でやりく
りしていた物流業界でありましたが、2024年からの時間外労働の上
限規制などにより、労働条件の改善によるドライバー確保や待機時間削
減などの輸送効率向上が行えないことには、中小業者だけでなく業界全
体でも立ち行かなくなってしまうのではないかと言われています。

また、物流業界には他にもさまざまな問題があり、先日も神奈川新聞の
ネット記事に「トラックドライバーに優しくない?川崎・・・」と、あ
る記事が載っていました。

記事の概略は、川崎の臨海地区では日常的にトラックの路上駐車で車線
がふさがれ渋滞が発生しており、警察が追い払っても追い払ってもすぐ
別の車が止めてしまういたちごっこ状態だそうで、付近には納入場所の
会社や倉庫が多くあるものの、トラックが止まれる駐車場はなく、納入
場所には早く着きすぎてもダメ、遅く着くことはもっとダメでやむなく
路上駐車をしいられているのです。

また、ドライバーには「430」と言われる4時間走ったら30分休憩
との決まりがあり、駐車場がなくとも車は止めなければならないのです。
その他にも拘束時間や平均運転時間などの制約もあり、道路の渋滞や待
機時間の超過などで影響を受けてしまいます。

川崎に限らずドライバーが無料で駐車し、仮眠や食事ができるトラック
ステーションなども全国で26ヵ所と減少の一途で、神奈川県では東神
トラックステーション(大和SCの近く)の1ヵ所しか残っていないそ
うです。高速道路のサービスエリア(SA)なども大型の駐車スペース
は不足しており、SAの出入口の側道に止まっているのをよく見かける
と思います。

このようにインフラ面をはじめ、荷下ろし条件などを含めドライバーに
優しくない環境が「2024年問題」とも絡みあってこれからの物流業
界を変えていくのだと思います。

ちなみにこれは物流業界全体の話で、特にワーレックスのことを言って
いるわけではありません。しかしワーレックスも業界の一員として業界
の未来にも関わっていきたいと思っています。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

        ――― 自然災害へのそなえ ―――
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コロナ禍における首都圏の緊急事態宣言下で、外出を控えつつ、お盆休
みも終わりましたが、読書や映画・TV鑑賞、散歩などで過ごしました。
その期間後半には、台風や線状降水帯による大雨が降り、日本中各所で
大変な被害が出てしまいました。

これには、地球の温暖化による気候変動が影響しており、ここ数年じわ
じわと日本の気候に影響を及ぼすようになってきて、日本の四季がだん
だんとなくなってきているように感じられる今日この頃ですが、皆さん
はどう感じていますか?

今まで聴き慣れなかった線状降水帯とか、今までにない未曽有(何十年
に一回の豪雨等)の災害(河川氾濫、土砂崩れ等)が、いまでは普通に
発生するようになってしまいました。

近年、日本で大きな被害が出た洪水は、2017年(平成29年)7月
に発生した九州北部豪雨が挙げられ、対馬海峡付近に停滞した梅雨前線
に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、線状降水帯が発生し、同じ場
所に猛烈な雨を継続して降らせ、九州北部地方で7月の月平均降水量を
超える大雨となりました。

また、数年前には神奈川県でも、2019年(令和元年)10月、台風
19号による高波で西湘バイパスや国道135号線が被害を受け、箱根
では、土砂崩れで箱根登山鉄道が一年近く不通となりました。今年も、
身近に起こった災害では、熱海で大雨により土石流が発生し、土砂崩れ
で多くの家が流され、犠牲者や国道135号線等に被害が出ております。
この8月15日には、自宅付近での大雨で緊急避難警報が発令されまし
た。

地球温暖化での気候変動は、国境を超えて人々の安全を脅かす問題で、
私たちの生活のさまざまな点で影響を与えます。

例えば、農業の作物の不作や生産性の低下につながり、海や陸の生態系
へも変化を及ぼします。それ以外に地球温暖化の進行によって、渇水と
洪水のリスクがいずれも上昇していることがわかっています。また、温
暖化によって熱中症患者も増えている点も気をつけなければいけません。

地球の温暖化では、その対策の一環として、2015年9月に開催され
た国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、SD
Gs国連加盟国193ヵ国が2016年から2030年までの15年間
で達成する目標として掲げています。

そのSDGsに制定された17の国際目標の中に、「13.気候変動に
具体的な対策を」があり、世界的な気候変動に対する対策が求められて
います。

五十鈴グループでも、SDGsの取り組みを始めました。脱炭素化等、
各拠点での目標を定め、さまざまな活動に入ってきています。

個々人では、外や工場内の作業や運動での熱中症にかからないように注
意することや身近な災害から住んでいる地域や家族の安全を確保するた
めに、ハザードマップや避難場所の確認や非常持出物等、普段からの災
害に対する「そなえ」が必要になってくると思います。

皆さんは、どのような「そなえ」をしていますか・・・。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース

2021.9.1 「五十鈴グループビジョナリーレポート2021」
                         を発行しました
                             
         http://www.isz.co.jp/news/2021/0901_000329.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.919〕は、2021年9月9日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

9月に入り、まだ残暑の日もあるでしょうが秋の入り口が見え始めてき
ました。この夏は水ぼうそう並みの強烈な感染力を持つと言われるデル
タ株の爆発的感染により、東京他各地で緊急事態宣言下に入っています。
これから涼しくなる状況下、なおいっそうの感染症への継続的な対策の
必要性が言われています。東京では今年に入り、大半の日が緊急事態宣
言下で行動が規制されてきたわけですが、感染者が増えれば危険な変異
株が生まれる機会につながると言われています。
コロナ以前の暮らしを取り戻すためにも、我々一人ひとりが気を緩めず、
集団免疫ができる日までしっかりと感染対策を取り続けていかねばなり
ません。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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