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五十鈴メールマガジン〔No.920〕大切なこと
配信日時:2021/10/21 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.10.21発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.920≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           ご無沙汰しておりました。

         久々の五十鈴メルマガとなります。

         前号配信時はまだ季節は夏でしたが

        今は秋も深まり、朝晩は寒さが募ります。

       新型コロナは減少傾向が続いておりますが

       冬の第6波への警戒は欠かせない状況です。

         これからも日々の健康管理とともに、

        目標に向けて突き進んでいきましょう。

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☆No.920 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_大切なこと
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_マーケットアウト/プロダクトインの深掘り(瀬戸執行役員)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_アスリートから学ぶメンタルヘルスのあり方(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 大切なこと ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

メルマガ読者の皆さま、長い間ご無沙汰しております。そしてご心配を
おかけしました。先週の金曜日から元気に出社しておりますので、ご安
心ください。

それにしても、やはり健康第一とはよくいったもので、本当に健康でな
ければ何事も始まらないということが、今回肝に銘じよくわかりました。
そして、魔女である家内のありがたみもよくわかりました。

今や女房は魔女ではなくナースに変身して、私の面倒を見てくれていま
す。ともかく、眠れない、そして食べられなくなり、体重がどんどん落
ちてゆき、そうこうするうちに食べても太れないようになりました。

病院では、三食どんぶり飯で、きちんと食べても体重が増えないのです。
これにはいささか心配しましたが、その後の治療と療養で元気を回復し、
酒も飲めるようになり、退院直後64キロだった体重が70キロ近くま
で戻ってきました。

そもそも、ピーク時では100キロ近くあり、入院までして健康管理の
教育を受け、最近では80キロにならないように自己管理していました。
そして、直近では77キロくらいが普通の状態でした。

それが病気になって60キロになったのですから事件です。中学生の時
の体重ですからね。そして気分もネガティブになり、一生酒を飲めない
ような気分になり、叙勲のお祝いで戴いた高価なワインもみんな人に配
ってしまいました。

洋服もすべて、当たり前ですがだぶだぶになり、直さなければどうにも
なりません。しかし、カジュアルなものは直しようがないというか、そ
んなけち臭いこともできないので、ゴルフウェアなどはすべて倅にやっ
てしまいました。

ともかく健康でないと前向きな気分になれない。人との接触がおっくう
になり、楽しいことが見つからないようになります。いわゆる、負の連
鎖にはまってしまうのですね。これから脱出するためには、自分一人の
力ではどうにもなりません。

やはりこういうときには伴侶の登場ということになるのですが、私の場
合、何といっても相手は魔女ですから魔法のようにさまざまなものに介
入され、指示命令されるということになります。

元気なときはそんなことをされるとうっとうしくて腹立たしくなり喧嘩
のもとになるのですが、こちらは病人ですから頼らざるを得ず喧嘩にも
なりません。これが喧嘩になっていくようになれば体調も良くなったと
いうことになるのでしょう。

さて、こういう状態で元気を回復すべく、冒険しようということになり
ました。以前から興味のあった「串カツ田中」に夫婦で挑戦しました。

見るもの聞くもの初めての経験で楽しく、飲み物もホッピーを初めて、
それも黒ホッピーを飲みました。メニューも食欲をそそるものばかりで、
メインの串カツにたどり着くまでに、梅キュウリ、にんにく丸揚げ、ガ
リトマト、あじたま等、食べてしまいました。

冷やしピーマンはカレー玉を挟むとさらにおいしいと書いてあったので、
その通りにすると本当に旨い。そして、従業員の対応やサービスが良い
ので魔女もご機嫌でした。

他のお客に家族連れがいて、その小学生の子どもがソフトクリームを注
文すると自分でコーンを持って完成して楽しそうだったので、ワシもや
るぞ、ということでその女の子が見ている前で私もやったのですが、結
構力が必要で、二の腕がプルプルしましたが、見ていた女の子も共感的
理解で楽しそうでした。

病み上がりなのに、メインの串カツも程よく食べてご機嫌になったので
すが、座っていて居心地が悪い。なぜなら、パイプの丸椅子でクッショ
ンがなく、座るところが固いのです。なおかつ自分は痩せてお尻の肉が
ないので、痛くてたまりません。

いつまでも楽しくそこにいたかったのですが、居住性の悪さで退散する
ことになりました。しかし、楽しいお酒を気楽に飲んで、おいしいもの
を食べることができるということはどんなに幸せなことか、あらためて
よくわかりました。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

  ――― マーケットアウト/プロダクトインの深掘り ―――
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世界で電気自動車の普及が進むにつれ、リチウムイオン電池の需要が増
えていますが、このリチウムイオン電池の開発者でノーベル化学賞を受
賞した吉野彰さんの記事を最近目にする機会がありました。

このリチウムイオン電池の開発には探索研究に着手してから約4年の歳
月がかかったらしいのですが、そもそも研究にはさまざまな段階がある
とのことで、探索研究で基礎技術ができあがったら、次は問題や課題を
解決し、世の中にだせるところまで仕上げる開発研究を行い、その後、
製品のマーケットを立ち上げる研究を行うという、ステップだそうです。

「0」から「1」を生み出すような探索研究は難しいとしても、将来マ
ーケットがあることと、それを満たす技術になっていることを見ていく
ことは重要な視点であると感じます。それは、今現在の我が社の事業の
歴史を振り返ってもそうだからです。

マーケットや世の中が求めているモノ・コトをベースにプロダクトを生
み出していく考え方として、マーケットアウト/プロダクトインという
概念がありますが、これは先に顧客(市場)ありきで商品・サービスの
開発を進めていく考え方で、どのようなマーケットで、どのターゲット
層のニーズにフォーカスして、どういった製品・サービスを自社として
提供していくべきかという発想で進めていきます。

ユーザーあるいは社会が、本当に必要としているものを見つけ出し、ニ
ーズを理解したうえで一から製品・サービスを組み立てていく活動です。

そしてプロダクトインはマーケットでユーザーが本当に必要としている
ものを開発していく活動です。マーケットアウトで発想した製品・サー
ビスをマーケットにプロダクトインしていくという流れになります。

新しい概念ではありませんが、日々お客さまと接するリアルな現場感や
そこから得られる問題意識と世の中的な変化を結びつけて未来を洞察し
ながら新たなアイデアを生み出していく活動プロセスは、今現在進めて
いるグループのSXプロジェクトに近いのではないかと思います。

「将来マーケットがあること」と「それを満たす技術になっていること」
の両面を見ていくことは、新たな事業創造だけでなく、既存のコイルセ
ンター事業の強化にもつながると思います。

10月も中旬を過ぎ、急に肌寒くなってきました。コロナ感染にも油断
することなく気をつけなければなりませんが、寒暖差も大きくなってき
ていますので体調管理には十分に気をつけながら、諸活動を推進してい
きましょう。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

  ――― アスリートから学ぶメンタルヘルスのあり方 ―――
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秋も深まってきましたが、連日のニュースを観ているとコロナの感染数
も減少してきており、ようやく経済活動が本格化するのではないかと期
待しております。

弊社の現況の仕事量はコロナ禍の下とはいえ、一年余り堅調に推移して
きたのですが、ここにきて北九州自動車メーカーも半導体不足および東
南アジアからの部品調達困難の影響が顕著に現れ、工場稼働停止が余儀
なくされ減産となる厳しい状況に見舞われております。

最近は不確実性の時代ともよくいわれており、常に世の中想定外の出来
事が起っています。変化が激しいと気持ち的にはストレスが溜りジレン
マに陥ってしまいます。

足元、長引くコロナ禍との共存や突然の豪雨などの予測不能な自然災害
に見舞われており、被害は事業経営に大きな影響を及ぼしております。
安定的に事業を継続するうえで私たちはいつ何が起きても大丈夫なよう
に油断せず足元を備えておくことが大切ですし、そのためにもメンタル
面を強靭に維持していないといけないと感じております。

そんななかで我々が今年強い関心を寄せたスポーツイベントは東京五輪
・パラリンピックでしたが、アスリートの懸命な姿勢や感動的なシーン
が我々の記憶に刻み込まれたと思います。結果を出せた選手も悔しさが
残った選手もいたでしょう。ただ誰もが本番の厳しい場面を想定し、試
行錯誤して準備してきたはずです。そうした選手の姿は今の私たちのメ
ンタル面で参考になることや学べることが多々あると思います。

一つ目は、モチベーションの維持です。楽しさよりも苦しさを感じる時
間が長いであろう練習をどうやって持続させるのでしょうか。そのため
には自分の状況を理解することが大事で、できない自分を責めるより今
の自分を認める勇気が重要だといわれています。できていないことだけ
でなくできていることも把握する、これがモチベーションを保つうえで
重要なのでしょう。

二つ目は呼吸です。自律神経の働きにより、緊張する場面では呼吸も鼓
動も速くなります。これから起きることに備え体中の筋肉に酸素の多い
血液を巡らせて準備するのです。アスリートはここぞという場面で呼吸
を整えます。意識して呼吸することで自律神経が少し勘違いして適度な
緊張状態に移行するため、結果として積み重ねてきた練習の成果が発揮
できるということです。

最後の三つ目は信じる力です。キャリアの8割が予想しない偶発的なこ
とによって決定されるといわれており、その偶発はただの偶然ではなく、
好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心の5つが備わったときに起こ
るのだということです。

五輪の卓球で金メダルを獲得した水谷・伊藤ペアは準決勝で相手に大量
リードをゆるしながら逆転勝利しました。何かが起こる、選手がそう信
じたことで導かれた偶発に結びついたのでしょう。

こういった視点で選手たちを捉えてみると、いろいろと参考になったり
学べることがあると思います。先の見通せない時代だからこそ私たちは
変化への対応も必要だし、やるべきことを一つひとつ着実にやり続ける
ことは勿論重要で、環境がどうあろうとも会社が健全に発展していくた
めにもメンタルヘルスをしてモチベーションを高く維持していくことが
大切だと考えます。

気を緩めることなく今を乗り切っていきましょう。幸い北九州地区も下
期からは生産稼働も戻り忙しさを増す予定です。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.921〕は、2021年10月28日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

前号配信から約一ヵ月半ぶりの五十鈴メルマガ配信となりましたが、こ
の間世の中ではさまざまな変化が起きておりました。
例えば新型コロナの感染者数の減少傾向が続いており、9月末で緊急事
態宣言等が全国的に解除され、観光地などでは人の賑わいが戻ってきて
いるということです。また菅政権から岸田政権に代わり、岸田首相就任
直後に衆議院解散を宣言し、就任から1ヵ月弱での異例の短期決戦に今
まさに突入している状況です。
今後もどのような時代の変化があるかはわかりませんが、あらためてど
のような変化にも向き合っていかねばならないと思う所存です。
今年も残すところ2ヵ月ほどになりましたが、引き続き当メルマガをご
愛読いただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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