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五十鈴メールマガジン〔No.921〕時代遅れ
配信日時:2021/10/28 11:42
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.10.28発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.921≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             秋のまっただ中で

        昼間は上着なしでも大丈夫な日もあれば

        天気が崩れ、秋雨で冷え込んできたりと

           かなりな寒暖差を感じます。

        そして感染者数は減少してきていますが

           コロナ禍は続いています。

     感染予防を含め体調管理に気をつけていきましょう。

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☆No.921 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_時代遅れ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_デジタル社会の働き方とコミュニケーション(鈴木勝執行役員)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_ここをどうにかしたいです(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 時代遅れ ―――
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鈴木貴士です。

私が職場復帰してから一週間が経ちました。ありがたいことに、このメ
ルマガも復活したのでそれをきっかけに復帰を喜んでくれる皆さんの温
かいコメントやお誘いが多く、本当に感謝しております。

特にこのメルマガだけの交流の方々から復帰を喜んでくれるメールをい
ただき、長年メルマガを続けてきてよかったと思っております。

しかしこれはこれからの話になりますが、SNSがこれだけ盛んになり、
コロナ禍の影響もあり、会社のすべての活動を見直すといったときに、
このメルマガもこのままで良いのか考える時期にきていると思います。

ブログに変えるとか、Twitterにするとかさまざまな意見がある
でしょうが、このメルマガの基本的な考え方を踏襲していけるかという
ことになります。

日常の気楽な話題から会社の経営方針や大切にしていることが、なんと
なく感じ取れる、私の大切にしている考え方や思いを知ってもらえる、
五十鈴の価値観が理解できるといったことが伝えていけるかということ
になります。

世の中の流れや考え方は、これだけメディアや発信媒体が成熟していけ
ば強制的に理解せざるを得ないでしょう。しかしその流れのなかで本当
にそれでよいのか、鵜呑みにしてよいのかと考えることも重要なことだ
と思うのです。

これからはDX、デジタル化が重要なのはいうまでもありません。だか
らこそ、アナログも重要になってくると思うのです。今回入院して、一
時期スマホやパソコンから離れなくてはならないときに、代わりに接す
ることになった公衆電話や毎日魔女から送られてくるはがきのありがた
みがよくわかりました。

時間がたてば切れてしまう電話や活字ではない手書きの文面は、それを
手にするまですっかり忘れていました。スマホやメールにはない、時代
遅れの媒体の温かみ、無駄や不便と思われることのなかで、時として、
人間はそれを糧にして生きている部分もあるということが理解できたの
です。

このメルマガも一時期お休みをいただきましたが、休んだところで別に
誰も困るわけではありません。しかし、楽しみにしていてくれる人たち
もいるということがわかっただけでも、私の体調不良も意味あることだ
ったと思うのです。

これまでを振り返ると、会社を分社化し集権化から分権化に体制を変え、
患者が医者になるといった発想から、自前のソリューション部門を立ち
上げ、権威の本社から機能を分割し小さな本社へ、権威権力の象徴であ
る人事部を解体し、自ら考え勉強する自助努力を促進するアイ・コミュ
ニケーションズを設立、全員が企業家を目指す独立自尊の経営体制を目
指し促進してきました。

企業家集団という名の下にグループ経営も磨きをかけて、時を経て企業
業績も好調に推移してきました。しかし、時代の大きなうねりや人々の
価値観の変化、私をはじめとする経営陣の高齢化は避けて通れません。

そして、株主やお客さま、ステークホルダーの期待や欲求も変化してき
ています。時代遅れになったといえばそれまでですが、我々はそれを認
識し、変えなければならないものは変えるべくプロジェクトやタスクフ
ォースで対応していますし、ISXと社内で呼んでいる長期ビジョン等
もあります。

新しいものに対する対応はもちろんですが、時代遅れのいいところも見
つめなおさなければいけないと思うのです。それが、エチケット・マナ
ーを大切にし、雇われ人根性になるなという創業者精神です。五十鈴は
それを忘れてはなりません。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木勝執行役員

  ――― デジタル社会の働き方とコミュニケーション ―――
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インターネットが人々の身近な存在になってから25年、スマートフォ
ンが身近な存在になってから10年以上が経過しました。これによって、
リアル空間だけでなく、サイバー空間上でもさまざまなことが便利に行
えるようになりました。気がつけば、随分と時間が経過したのだなとあ
らためて思います。

若者がテレビよりもインターネットを観るようになったのは10年以上
前、雑誌や新聞が頭打ちになったのは90年代で、その後、発行部数は
大きく減少しました。そして現在では、大半の人がテレビよりもインタ
ーネットを観ており、ラインやインスタグラムで濃密なコミュニケーシ
ョンを取るようになり、ヤフーニュースやツイッター、ユーチューブで
情報収集し、ネットフリックスやアマゾンプライムビデオで映画を観て、
アマゾンや楽天で買い物をするようになりました。

全員ではありませんが、多くの50代以下の人たちが、情報消費、対人
接点の時間において、インターネットが主軸となって随分と時間が経過
していることを認識しないといけないと思います。コロナパンデミック
により、その傾向は一段と加速し、リアル空間での行動は相当に減少し
たといえるでしょう。

そう考えると、私を含む、80年代以前を生きてきた人々の行動様式も
インターネットとスマートフォンの出現で、大きく変わっているのです。
こういった行動様式の量的・質的変容に対して、私たちの働き方はどの
程度、変容したでしょうか?

最近でこそ、WEB会議やテレワークなど、働き方に変化が出てきまし
たが、私が社会人になった20年前から、仕事の仕方や考え方、働き方
はそれほど大きく変容しているようには思いません。デジタルネイティ
ブやZ世代が感じている会社への違和感は、こういうところに現れてい
ると思うのです。

仕事の仕方や働き方改革を進めていくことはもちろんですが、社員との
コミュニケーション、情報共有のあり方についてもリ・デザインしてい
く必要があります。その一環で社内イントラのPOPIE-DX移行や
Teams、Yammer活用を進めています。一人ひとりの生活リズ
ムがあるなかでも、こういった新しいツールを取り込み、活用して、フ
ラットに、積極的に情報発信をしてもらいたいと思います。

あまり考えすぎず、肩の力を抜いて、まじめな話も雑談も、リアル空間
とサイバー空間を意識することなく、周りを気にせず、自由に発信しま
しょう。私は、どこであっても一人ひとりの声に耳を傾け、応対し、私
自身も積極的に発信していきます。サイバー空間上でのこういった活動
を通じて、みんながつながりあい、多くの社員同士が信頼関係を構築し
ていくのがデジタル社会のコミュニケーションだと思うのです。

そして、それを前提としながら、最後は全員が、それぞれのパフォーマ
ンスを上げることにどうつながっているのかを常に問いながら、一人ひ
とりが働きやすく、働きがいのある職場にしていかなければならないと
思うのです。テレワーク普及やWEB会議によって、移動時間などが減
少し、自由な時間が増えた人は多くなってきています。それをどう活か
すのか?というところに、パフォーマンスを上げるヒントが隠されてい
ると思います。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

      ――― ここをどうにかしたいです ―――
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下期に突入し、早1ヵ月が過ぎようとしています。足元コロナ感染も落
ち着いてきてはおりますが、まだまだ油断大敵です。

また、世の中的には次のステージに向かっています。衆議院議員選挙等
必要とされるイベントが工夫を凝らし実行されています。私たちは単に
流れに身を任せるだけでなく、意志を持って未来に向けたイベントに参
画し、メリハリの利いた新しい日常を築いていかねばと思います。

さて、IBSでは経営方針の最終年度である今期から目指す企業像を
「ビジネスアクセラレーション企業」とし転換を図っています。

基本方針を「真価パートナーの創造」とし、既存のお客さま、新規マー
ケットのお客さまのビジネス価値向上を加速させるために労を惜しまず、
マーケット・お客さまごとに新たな役割を担いながら、私たちの可能性
にチャレンジしています。

そのなかでも上期からスタートした、管理職対象のジョブ型の働き方・
マネジメントを推進する「アクセラレーションミーティング」、全社員
対象の自らの考えをプレゼンしお互いにフィードバックし合う「ウィズ
マイミーティング」は大きな推進力になっており、日常のなかでその効
果が散見され、今まで得られなかった組織の成長変化に手応えを感じて
います。

下期は、個人個人がひとりで育つ教育環境創りに力を入れていきたいと
考えています。個人の成長と組織の成長は抜きつ抜かれつのようなもの
だと思っていますので、ここをどうにかしたいです。

先月のことですが、次女が独り暮らしを始めました。今まで家族に甘え
るだけ甘えていたことに気づいたということでした。正直、今さら気づ
かれてもと思いましたが応援するしかありません。

今月の初めにちょっとした組み立て式のソファーと椅子、棚等をネット
で購入し、何時間もかけてひとりで組み立てに挑戦したそうです。簡単
な図面を見て行うにあたって、単純な作業なのですがうまくできないこ
とが多かったようで、後日少し手伝いました。

そのときに組み立てている動画があればコツもわかって良いのになぁと
感じました。組み立てたことがある方にはご理解いただけるものと思い
ますが。

先々週、名古屋オフィスに行ったときに、新入社員にたまに行う作業の
習得について話を聞きました。先輩に教わったやり方を真似て、マニュ
アル作りをしていました。でもなかなかコツとか注意事項等はうまく表
記できないようですね。

娘の件があったばかりなので、こういうものも動画にしたらわかりやす
いのではないかと思いました。今と昔では教え方も教わり方も違ってき
ているとつくづく考えさせられました。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.922〕は、2021年11月4日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

若い人の選挙の投票率が低いことがいわれ、WEBで投票ができるよう
にとか、もっとコンビニや駅などの人が集まりやすいところでも投票が
できるようにするべきだということもいわれていますが実現にはいたっ
ていません。
今度の日曜日は衆議院議員選挙ですが、私は先週末に期日前投票を済ま
せてきました。何人かの人の後ろに並んで投票しましたが、その際前に
並んでいる人の会話が聞こえ、夫「平日にすれば並ばないでよかったね」
妻「たいして待たないわよ。それよりも(期日前投票なのに)選挙に来
る人が多いのは良いことだわ」という内容でした。
良いことを言っているなあと感心して聞いていました。文句をいいたく
なるニュースもあるなかで、政治に興味を持っていくこと、我々一人ひ
とりが選挙を通じて参画していくことが大事なのはいうまでもありませ
ん。10月31日の衆議院議員選挙の投票にいきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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