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五十鈴メールマガジン〔No.925〕マスクの恐怖
配信日時:2021/11/25 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.11.25発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.925≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        今週から冷え込みが厳しくなるという

             週間天気予報です。

           11月も残り一週間を切り

          来週からは師走に突入します。

       コロナやインフルエンザや風邪などの対策

        を継続していき、今年最後の一ヵ月を

         実りのあるものにしていきましょう。

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☆No.925 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_マスクの恐怖
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_考えるための軸を持っているか(山田専務)
┃
┃【五十鈴東海の現場から】
┃ ■_個人の成長とダントツ経営創出企業(岩品社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― マスクの恐怖 ―――
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鈴木貴士です。

コロナ禍もだいぶ収まってきましたが、各国の状況を見ると気を許せま
せん。

どうして日本が劇的に収まっているのか、専門家の意見がほしいところ
ですが、当たり前のようにワクチン普及率とか、マスク使用をはじめと
する感染予防策の徹底だろうとのことですが、日本が各国と明らかに違
うのはやはりマスク着用の徹底ではないかと思うくらい、街へ出て歩い
てみても皆さんしていますね。

外国の様子をテレビで観ているとスポーツ観戦や街中でもそれなりには
していますが、日本ほど徹底していないと思われます。日本にいる外国
人もマスクをしていない人が多いですね。

日本の感染防止についてはマスクだけではありません。どのお店に入っ
ても、検温と手の消毒を励行しています。そういうすべての感染対策の
バロメーターがマスクの着用なのではないでしょうか。

今やマスクはパンツと同じようなもので、しているのが当たり前だと誰
かが言っていましたが、本当にそうで街を歩くときもしていないと悪い
ことをしているような気になります。

しかし私は忘れることが多いので要注意です。でも出かける先は医者が
多いので、いままではそこでもらうことができていました。あと朝の散
歩のときもよく忘れます。早朝のときはもう仕方がないのでそのまま歩
いてしまいますが、店が開いていればそこで買うことになります。

あとは飲食店ですが、ここではすぐにマスクを外して飲食するので、い
ままでは何も言われませんでしたが、何か言われたらどうしようと思っ
ていましたが、マスク会食を奨励するならマスクの提供くらいはするで
あろうと思っていました。

しかし一番危ないのは交通機関を利用したときで、マスクをしていない
のは明らかにマナー違反を問われることになり、マスクの提供もしてく
れないでしょうから途方に暮れることになります。

このようにマスクがなくて困らないように予備を用意している人が多い
と思いますが、それくらいマスク着用の社会的圧力は強いものだと思い
ます。

しかし、本当にマスクはそれだけの感染防止の威力があるのでしょうか。
マスクの種類もさまざまであり、どのタイプが一番いいのかファッショ
ン性も鑑みて考えている人もいるでしょうが、機能性と効果性、さまざ
まなことでマスクを選び、またタイミングを見て取り換え、いやはや面
倒くさいものですが、いまやそれが当たり前になっているのですから恐
ろしいことです。

日本人の道徳心というのは高いと思うのですが、それはやはり村社会か
ら来ていてそれが同調圧力だと思われます。みんなが信じてそうしてい
るのだからそうしなければならない。自分だけの理屈や信念よりも周り
のみんながそう思っているかが重要で個性というものはあまり大事にさ
れていません。

日本人もだいぶ個性的になってきたとはいうものの、やはり突出してい
るものは避ける傾向があります。そして金持ちよりも庶民が好きですし、
セレブよりも一般人の方が受け入れやすいのですね。

いま話題になっている給付金も、「本当に困っている人」に給付すべき
で一律給付はバラマキだと言う論調のほうが強いのもそういう傾向があ
るのですね。

社会主義はもはや過去のもので良くないと思っていても、希望している
政策は社会主義的なものが多い。こういうところもマスクの着用の徹底
になんとなく関係があるのではないかと思うのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

     ――― 考えるための軸を持っているか ―――
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直近の自動車メーカー各社の生産動向は、外部要因の変動要素に大きく
影響され、度重なる生産計画の見直しが行われ、取引先の加工出荷計画、
業績にも大きく影響を及ぼしています。

よって、自社の販売計画を考えるうえで今までの経験や知識があまり役
立たないケースも多々あり、情報の活用方法や営業活動の視点、営業戦
略についても柔軟な対応が求められています。

今さらながらこれまでの当たり前が崩れ去り、新しいスタンダードへと
アップデートされている。そんな大きな時代の変わり目に、我々は立た
されているのだと感じるのです。

また年末に向け行われた人事考課を考えるうえでも、時代の変化で社員
一人ひとりへの期待値や個人の価値基準も変化してきています。

ですから組織貢献を考えた職位別の個人の重点課題や数値目標(期待値)
も、世の中の変化に当然適合させる必要があります。

今までは経験や知識・教養があること、情報を持っていることに価値が
認められる時代もありましたが、今は結果につながる行動や処理能力が
なければ、何も価値を生み出さない存在としてしか扱われなくなってき
ています。

知識だけを積み上げて記憶した「ハードディスク」のような存在では何
も価値を生み出さず、必要なのはCPU(中央処理装置)、つまり考え
る力と行動力に価値があるのです。

「教養あり」の基準も、今やインターネットをめぐる環境変化で、「知
識だけの価値」は急落しています。今までとは違う世界観が広がってい
るのだから、過去の蓄積でしかない知識だけでは太刀打ちできないのは
当たり前ですね。

CPU的なアタマの良さを「教養」と呼ぶのであれば、教養とは「考え
る力」のことで、多くの人に求められているのです。

考課面談や日々のミーティングにおいても、相手がどれくらい「考える
力」を持っているかが気になります。対話する相手が自分の頭で考える
「マイ・ストーリー」を語れるかどうかで、相手の「教養(考える力)」
を察することができます。

「私はこのように思います。なぜなら・・・」とか、「こんな理由で、
こうではないかと私は考えます」と、自分の頭で考えてストーリーを積
み上げ語ることができるかどうかを見ると、日頃から自分の頭で考える
習慣があるのかどうかがわかり、考えるための軸を持った人かどうかが
わかります。

また「考える軸」とは、善悪の判断ができること、相手の立場でまたは
大局的にものを考えられること、といった人としての在り方のようなも
のだとも言えます。

また考課面談時に感じることとして、とかく自己評価は甘くなりがちだ
ということです。

しかし会社から給与を得ている以上、社員として周囲からの期待値を意
識し、組織内における役割期待に沿った存在価値を証明する必要があり
ます。

視線を未来に向け、組織の問題を発見してそれを解決することは、自分
自身の課題をクリアにして生きやすくすることに直結するはずなのです。

組織の問題に関心を持ち、探求していくことは、「考える」を習慣づけ
ることにつながり、実践結果はその人の存在価値向上にもつながるのだ
と考えます。


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【五十鈴東海の現場から】_岩品社長

    ――― 個人の成長とダントツ経営創出企業 ―――
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五十鈴東海の岩品です。

コロナが一旦終息し、仕事や人の流れも多くなってきていますが、いま
一度、コロナ・安全・品質対策は基本に立ち返り徹底していきましょう。

そんななか、すでに年末の報道がではじめ、年末に向けての準備に入っ
てきています。我々においても今経営方針も最終年度となり、振り返り
と次期経営方針を策定するタイミングとなっています。

五十鈴東海は、「未来社会に喜ばれるバリューチェーンを創造するビジ
ョナリーカンパニー」をミッションとして掲げ、今経営方針は「ダント
ツ経営創出企業」を目指し取り組みを進めてきました。

各SC(サービスセンター)においてはそれぞれの組織の強みをベース
に、バンク構想(安城=情報バリュー/岐阜=ビジネスオペレーション
/浜松=スマートテクノロジー)を描き、バンクシナジーを発揮してき
ました。

結果としてさまざまな会社や方々にも助けられ、自動車マーケットにお
ける未来情報から鉄鋼流通のトレンドを予測しながら、ステークホルダ
ーに喜ばれるプロデュースができる組織になったと思います。

最近ではSDGsへの貢献を通して、スタートアップ企業や地方自治体
とも関係を持てるようになり、情報バリエーションが拡大しています。

そして、そこから新たな組織成長につながるラーニングゾーン(学習領
域)を創り出しながら、未来社会の喜びを生み出す取り組みの足掛かり
ができてきています。

もうひとつ大事なのは、個人の成長の振り返りです。やはり会社と個人
の成長があって、はじめて「ダントツ経営創出企業」と言えると思って
います。

自分の課題が達成できたかどうかだけでなく、仕事に向かう姿勢や考え
方、仲間との関係のつくり方、学習機会や時間がどう変わっているか、
発想の広がりなど、自分の変化についてじっくり振り返り新たな行動に
つなげていく、そしてそれぞれが意欲を持って、独自性と強みが語れる
個人へと成長してほしいと思います。

そのなかで常に変わらず思っていることは、自由と責任が図られている
かです。

今年度も残り4ヵ月、みんなが持っている思いを元に、自由な発想・発
信をしながら、評論家で終わらず、当事者として責任を果たしていく、
そしてその姿を見て周囲が助け合う、そんな光景を沢山見られるような
組織づくりを通して自分自身の責任も果たしていきたいと考えています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.926〕は、2021年12月2日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

一昨日は「勤労感謝の日」でした。この祝日は家族のために働くお父さ
んへの感謝の日というだけでなく、すべての働く人への勤労に向けて感
謝を示す日だということです。
働くことや仕事そのものを大切な習慣として重んじて、国民同士が互い
に感謝を示す日ということで制定されました。そういう意味では普段な
かなか互いに勤労への感謝を述べることは少ないと思いますが、なにか
気づいたおりに感謝やねぎらいの言葉を交わしたり、自らのからだを癒
すことも大事ですね。そうすることで、忙しくなる12月に向けての活
力になると信じたいものです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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