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五十鈴メールマガジン〔No.929〕お世話になりました!
配信日時:2021/12/23 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2021.12.23発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.929≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

              早いもので

          2021年もあと一週間ほどで

             大晦日を迎えます。

        2022年が良い年を迎えられるよう

       残りの日を有意義に過ごしていきましょう。

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☆No.929 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_お世話になりました!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ゆるブラック(鈴木勝執行役員)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_変化に適応していく(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― お世話になりました! ―――
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今年もあとわずか、コロナに翻弄された一年でしたが多くのことがあり
ました。しかし、前回の「健忘症」ではないですが、もはや起こったこ
とを忘れていますね。

オリンピックなど今年やったのが信じられないぐらいですが、今年の出
来事ですね。日本人選手の活躍より、開催までのごたごたのほうが印象
に残っているのは私だけでしょうか。

でもともかく開催都市として、東京そして日本はコロナ禍でも実行した
のは事実で記憶に残るオリンピックになりました。

個人的に言えば、相当いろいろあった年で、まずは春の叙勲で旭日小綬
章を授与されましたが、さまざまな式典は中止になり、経済産業省の一
室で金属課長から賞状と勲章をいただいたのですが、私一人でしたので、
やはり寂しい気がしました。

こういうものはうやうやしくするのが趣旨ですから拍子抜けしたのは否
めませんが、もちろん陛下の拝謁も皇居への参列もなく、それでも有難
く戴きましたが、新しいモーニングも無駄になりましたし、自分や家族
の記念撮影も未だにしていません。

そしてその後、体調を崩し、9月に入院することになってしまいました。
これは本当に青天の霹靂でまさか、自分が病気になるとは思ってもいま
せんでしたし、家族や会社に大変な迷惑をかけてしまいました。

ここで病気のことについては多くを語りませんが、私の身体や意識が一
度リセットされたのは事実で、入院以前のことはよく覚えていないのが
実態です。

病気のほうは入院治療して段々回復していきました。しかし、叙勲のこ
となどはもちろん覚えてはいますが、かなり昔のことに思えてしまうの
です。セレモニーやそれに伴うお祝いの行事がすべてなくなったのです
から印象がうすいのでしょうか。

最近ではコロナ禍が緩くなり、会食するようになりましたが、この前も
久しぶりに行ったレストランのオーナーが叙勲のお祝いの花束をくれた
のですが、まずは何のことかよくわからず、叙勲のお祝いの品と聞いて、
「ああ、あれは去年のことだから」と答えてしまいました。

それから入院による筋力低下で脊柱管狭窄症の症状が出て、大変苦労し
ました。ゴルフも練習にもいけず、天気の良い休日が続いたのに残念な
日々でした。やはり健康第一ですね。心身ともに充実していなければ、
周りの人に心配や迷惑をかけることになります。

いろいろな意味で魔女には本当に世話になりました。私は炊事洗濯はも
ちろん、自分の身の回りのことが何もできない人間なので、こうして家
にばかりいるとすべてやってもらうことになります。

会社のほうもコロナや半導体不足の影響で需要が安定せず、工場の稼働
をキープするので現場は苦労していると思いますが、さまざまなものが
値上がりしたり、品不足になったりしています。

事業を取り巻く環境はコロナ禍の問題、DXの進展による業務の刷新、
カーボンニュートラルによるさまざまな影響で落ち着く暇がありません。

しかし、社員の皆さんは「みんなの夢をみんなで自己実現する企業」を
目指し、さまざまな活動を展開してよくやってくれています。

久しぶりにこの間、富士の工場に行きましたが、みんな頼もしく成長し
ていますね。やはり「現場に神宿る」というのは本当で、一人ひとりの
行動からいろいろなものが感じ取れました。やはり私の生きがいは社員
の成長です。

「誇りと自信」という講話もしましたが、私は語っているだけです。や
らなければならないことを実行してくれるのは社員の皆さんなのですか
ら、来年もよろしくお願いします。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木勝執行役員

         ――― ゆるブラック ―――
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先日、日経ビジネスで「ゆるブラック」に関する記事を読みました。働
き方改革で仕事の負荷は減ったが、その分やりがいも失われてしまった、
というものです。

特に、仕事の負荷を高めるような新たな挑戦や工夫をせず、前例踏襲で
淡々と過ごすパターンが増えているようなのです。この結果、若手が成
長を感じられず、自分のキャリアの限界が見えてしまい退職していく、
というものです。

長時間労働を抑制したり、有給休暇取得をしやすくしたりする働き方改
革は、とても重要な施策ですが、仕事をこなしながら成長するのが重要
である若手社員にとって大事なポイントをそぎ落としてしまった、また、
総労働時間が減った分、効率的な働き方をせざるを得ず、試行錯誤や創
意工夫の余地がなくなってしまった、と記事では指摘されています。

五十鈴は、36協定違反を複数回起こしてしまったので、コンプライア
ンスの徹底と働き方改革を推進し、より働きやすい会社にしていかなけ
ればいけないと思います。

但し、推進していくにあたっては、上記のような状況に陥らないように、
試行錯誤や創意工夫、成長環境や挑戦機会が失われないような働き方改
革にしていかなければなりません。

「生きがい、やりがい、働きがいを楽しく創るビジョナリーカンパニー」
を目指していますので、総労働時間の削減や有給休暇取得率向上を図り
ながら、やりがい、働きがいをしっかり感じられる会社にしていきたい
と思います。

やりがい、働きがいに関するヒントになる話としては、有名なところで
はチクセントミハイのフロー理論があります。人間の能力レベルと挑戦
する仕事のレベルが釣り合っているときに、一番没頭したり、充実感を
得ることができたりする、という理論です。

自分の能力より高すぎる課題を与えられると不安になりますが、簡単す
ぎると退屈になるので、程よい距離感での目標設定が必要です。

もちろん仕事は、自分の能力に対して、いつも程よい難易度であるとは
限りません。簡単すぎることもあるし、難しすぎることもある。だから
周りからのサポートやコミュニケーションが必要となるのです。

難しいときは段階を踏んで難易度を調整し、また簡単すぎるときは新た
な工夫や挑戦を組み込むことで調整するのです。

人間の幸福感ややりがい、働きがいといったメンタル面を考えず、人間
を機械のように扱って、ルールと規則で固めていくと、記事のように働
きやすくはなったけど、簡単すぎて、退屈で、やりがいがない、となる
のだと思います。

人間は、機械とは違います。単純に、楽にできるようにすることが「働
きやすい」状況ではないのです。まだまだ日本企業は、人間を機械や歯
車のように扱う昭和の組織発想が残っている人が多いと思います。

未来に向かって日々思考し、その実現のために熱中して邁進する心を持
つ人間として、見て、接していくことが必要だと思います。そういった
みんなの挑戦機会が失われないようにしながら、働き方改革を推進して
いきたいと思います。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

        ――― 変化に適応していく ―――
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今年も残すところあと僅かになり、年越しの準備は終わられましたでし
ょうか。一年間コロナ禍に振り回された年になりましたが、あわせて自
然災害など緊急時への備えも改めて考えさせられた年でもありました。

師走に入り、慌ただしさを日に日に感じるころ、事故・怪我・クレーム
には十分に注意して年末まで頑張りましょう。一年間、大変お世話にな
りました。

我が社の今年を振り返ってみて積極的に収穫できたことは、一つには九
州製鉄所さまとの協創活動が立ち上げから順調に進捗して軌道に乗って
きたことがあげられます。

また、どんな環境変化が起きても支障なく臨機応変にこなせられる体制
が整い、無災害日数が2,670日(7.3年)継続したことでしょう
か。

業況面では、九州地区自動車生産が年初から好調にスタートを切りまし
たが、中盤で半導体不足、東南アジアからの部品調達困難等のコロナ禍
が再度影響し減産調整状態となり、厳しさが増しました。最近の外部環
境は急変しますので、ある面怖さを感じています。

でも一年を通せばそれなりの年で終われそうですし、足元新年度に向け
た準備をしっかりと進めていこうと考動しているところです。

そんななか、新しい時代に適応していくためにも変化点を捉え、今の時
代にあった柔軟性のある対応が必要だと思っています。そのためにも業
態変革や新しい機能の発揮等を新しい時代に向けた転換点と捉え、チャ
レンジと全体最適をさらに推し進める必要があると考えています。

環境変化はこれまでに経験したことのないスピードと大きさで進行して
います。自社が社会に貢献し健全に発展していきたいと思えば、将来に
向けて先を見据えたことに手をつけていく必要があります。

この変化に適応していくことが将来に向け生きる必要条件であり、適応
するということは自らが変化することを問われることです。

そのためにはチャンスを柔軟に受け止め、今まで気づかなかったような
発想や取り組み、イノベーションを多面的・多角的に捉えて、視野を広
く枠に縛られない連携行動を実践していくことが求められますし、仕事
の進め方改革をいっそう進めることも重要であります。

私たちの会社・組織は小さいですが、小さいながらも取り組んでいかな
ければなりません。これまでの延長線上のことをやっていたのでは、結
果を出すことは困難な状況です。

具体的には我が社の特徴である、立地・スペース・輸送の切口から、加
工・デリバリー・保管・ワーレックスと強みの機能を活かした鋼板流通
加工業に重点を置き、特に年末年始の休みに増設する25Tクレーンを
活かした物流に焦点をあわせた全体最適化へ、さらなる進化をさせたい
です。

来年もやるべきことを着実にやり、感性と好奇心を持ってアグレッシブ
に変化を追求していけば、結果、間違いなく近い将来に実を結ぶと信じ
ております。

皆さまのご多幸をお祈り申し上げますとともに、来年も我が社との協創、
よろしくお願いいたします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.930〕は、2022年1月6日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年こそ年末年始は忘年会、新年会、旅行など昨年よりかは少しは自由
に気軽にできるのではないかと思っていましたが、直近のオミクロン株
という感染症の猛威が連日伝えられるようになって、今年も自粛ベース
の会食や小旅行程度に抑えていかねばなりません。
「できないことを嘆くのではなく、できることに目を向けていこう」と
はコロナ禍にあってよく聞く言葉だと思います。まだまだ、新型コロナ
への対策を取りつつ、制約のなかで自由や楽しみを見出していくことが
大事ですね。年末年始の限られた時間も有意義に過ごしていきましょう。

今年も五十鈴メルマガを購読いただきまして、ありがとうございました。
2022年もよろしくお願いいたします。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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