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五十鈴メールマガジン〔No.494〕笑顔なき大勝利
配信日時:2013/09/27 12:15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.12.20発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.494≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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       自民党の復活による新政権が誕生しました。

  今回の衆議院選挙は投票率が過去最低となってしまいましたが、

       公正な選挙結果として前向きに受け止めて

     私たち国民の一人ひとりがこれからの国づくりに

   関わっていかなければならないのは言うまでもありません。

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☆No.494 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_笑顔なき大勝利
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_新しいことの創出に期待する年の瀬(黒田執行役員)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_何のために働くのか(一倉社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 笑顔なき大勝利 ―――
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鈴木貴士です。

注目の総選挙は自民党の大勝利に終りました。維新の会やみんなの党、
公明党も躍進し、民主党は壊滅的な敗北を喫しました。

しかし、勝ったり躍進した党の幹部からは笑顔はあまり見られませんで
した。特に自民党は誰に聞いても、勝ったのではなく、民主党が自滅し
た結果、自民党に票が回ったのだと言っています。

自分たちの政策が全面的に受け入れられているわけではないと思ってい
るのでしょうし、次の参院選が勝負だと思っているところもあるでしょ
う。もう一つ、比例での得票数が、議席数ほど伸びていないということ
もあります。

小選挙区で大きく勝ったことがこれだけの大勝利に繋がったのは間違い
ありません。しかし、重要なことは投票率が低かったことです。高齢化
等の問題もあるでしょうが、前回の選挙を大きく下回り、過去最低を記
録しました。

前回は「政権交代」というムードのなか、投票率も高く、投票後の民主
党本部でも鳩山代表(当時)の破顔一笑が何度も映し出され、赤い薔薇
を当選者の名前に付ける場面が印象的でした。

しかしその後の政権運営では、普天間基地の問題から母親からの贈与の
問題等、国民から見ればゲンナリすることばかりが続きました。小沢さ
んの土地やお金の問題、菅さんにいたってはあの大震災直後の現場を混
乱させる判断や原発対応、尖閣での漁船体当たり事件への対応等、数え
上げたらきりがありません。

そんな中で消去法で首相に選ばれた野田さんは良くやったと思いますが、
あれだけ外堀を埋められたら無理ですね。まあ、消費税とTPP参加を
推進したことで、ある程度の成果を出したということになるでしょう。
これで、脱原発のもっと現実的な対応と景気回復についての具体性があ
れば少しは結果が違ったと思います。

自民党内ですらTPPや原発についての意見は分かれています。しかし、
安倍さんの思い切った金融緩和発言で市場が動いたこともそうですが、
北朝鮮や中国の脅威、韓国の反日感情等を織り込んで、安倍さんの保守
的な考えに流れが動きました。

しかし、政治不信や誰に入れていいのか分からない有権者が多くいたと
いうことは否めません。その根底にはマスコミの報道の仕方があると思
います。肝心なことをあまり報道せず、センセーショナルばかりを売り
物にするからです。

今行われている活断層の調査でも、昔の基準と現在の基準が変わってい
るのが大問題だということをあまり報道していません。中国の反日デモ
やオスプレイの問題、TPPにしても報道だけに頼ると間違ってしまい
ます。

右傾化という言葉もそうです。日本は左傾化していたのが真ん中ぐらい
になりそうなだけで、アメリカは全国民が日本で言えば右傾化していま
す。では、中国は左傾化ですか、右傾化ですか? それぞれ、自国の領
土、国民の命と財産を守るために戦う勇気をどの国も持ち合わせている
のです。自衛隊というような概念は外国から見ればなく、自衛隊は軍隊
の位置づけになります。軍隊と言ってはまずいので、自衛隊という言葉
でごまかしてきたからおかしくなるのです。

しかし選挙を通じて見えた民意として、色々な考えはあっても、ポピュ
リズムに乗せられることなく、ある程度の国民負担は容認し、原発も現
実的な対応を求めています。中央集権、官僚支配からの脱却を求めて、
地方分権を推進することもそうです。このような民意を実現するとなる
と、自民党の政策実現のためには笑っている暇はないのです。そして、
参院選で勝利しなければ、効率とスピード感のある「決断の政治」はで
きないのです。

今後、維新の会を中心とする第三極と言われる党の再編、統合が加速し
て、新しい2大政党が生まれるかもしれませんね。平和ボケからの脱却
が私の望むことです。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田執行役員

    ――― 新しいことの創出に期待する年の瀬 ―――
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12月も終盤となり、いろいろなことがあった2012年もいよいよ終
りに近づいています。会社として今年一番の大きな出来事はやはり4月
からのSS部門の3社体制への統合だと思います。

新体制の下、皆さんも変化を前向きに捉え、業務の統合や人財の流動化
など、新たに様々な取り組みや組織体制の変更がなされ、統合効果や組
織の活性化に繋がっていると思います。しかし、当初は新鮮だった活動
も、新体制への慣れによるマンネリ化もあり、活動の停滞感が出る頃で
す。マンネリにならないようにしっかりと目標に向けて常に変化・進化
させていくことが大事だと感じています。

また、日本全体では先日の衆議院総選挙も将来の日本を考える上では大
きな出来事の一つだったと思います。投票率が低かったのは残念なこと
ではありましたが、結果は下馬評通りの自民党の単独過半数越えの圧勝
となりました。それに対しての様々な考え方はありますが、私は自民党
が政権を取ることによって経済や外交・安全保障面が今より良くなって
くれると思っています。

最近お酒を飲んだ時に車の代行を頼むと、例年12月は忘年会シーズン
で30分から1時間程度の待ち時間があるのが当たり前でしたが、ほぼ
待ち時間無しで来るようになりました。景気が悪く夜の街も寂しくなっ
ており、忘年会も場所によっては激減していると聞きます。

今回の選挙の結果は、やはり景気回復は民主党では無理だと国民が判断
したのだと思いますが、全てが政治の責任だとは思いません。この変化
が昔の政治体質に戻る変化でなく、新しいものを創りだしていく変化・
進化になってもらいたいものです。

そういえば忘年会が減っているといっても、五十鈴中央は仕事納めの日
に3SCの中間地点の御殿場で、ほぼ全メンバーの120名程が集まっ
ての大忘年会を開催する予定です。皆で一緒にやるという行動規範、一
体感を創ることも目的にはあるのですが、これだけの人が集まるので皆
で楽しみたいと思います。新政権と大忘年会に期待する年の瀬となりま
した。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_一倉社長

       ――― 何のために働くのか ―――
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九州も12月に入り大分寒くなり、製鐵所の中を歩いていると寒さが身
にしみる季節になってきました。

先日の日曜日に行われた衆議院議員選挙は自民党の圧勝となり、民主党
の現職閣僚も多くの落選者を出すほど民主党には厳しいものとなりまし
た。事前予測でも自民党単独過半数という予測が出ていてその通りにな
りましたが、投票率が低く国民にも迷いがあったということではないか
と思います。自民党が日本をどのように立て直していくか、よくよく見
ていかなければいけないと思います。  

話は変わりますが、最近自分としては珍しく小説を読んでます。たまた
ま本屋で目にした『海賊と呼ばれた男』という題名の本です。これは出
光興産をモデルにして、戦前から戦後の高度経済成長までの間、石油業
界の中で外国資本や大企業を相手に個人商店として成長し、戦争で一度
はすべてを失っても戦後復活した「国岡商店」とその創業者の話になっ
ています。

この主人公は、自分の会社が業界で大きくなることは国家のためになる
ことであり、自分たちは国のために働いているという姿勢で、日本国の
ためになるのなら大企業や外資相手でも立ち向かっていくのです。普段、
小説というものをあまり読まない自分がこの本は一気に読むことが出来
ました。

NS九州は下期に入り、トヨタ九州の減速による影響をもろに受けてい
ます。しかし自動車対応(特にトヨタ九州)のコイルセンターとして製
鐵所の構内に設立されたという基本目的を見失うことなく、社員・品質
・安全・設備のレベルを上げていくことに日々努めているところです。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2012.12.19  三菱商事グループ静岡連絡会ご一行さまが
            大和サービスセンターにご来社
            →http://www.isz.co.jp/news/2012/1219_000149.html


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.495〕は、2012年12月27日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先日の衆院議員選挙では自民党の圧勝となりましたが、漁夫の利を得た
結果とも言われており、今後の政権運営が注視されていくことになりま
した。それよりも史上最低を記録した投票率の低さの方が気になるとこ
ろです。特に20~30歳代の投票率が高齢層に比べて低いということ
もあり、政治への関心や期待が年代によって異なっていることの表れだ
と感じました。若い世代にとっては政治による影響力の深刻さが身にし
みることが少ないかも知れませんが、ある程度の年代になってくるとそ
うも言っていられなくなるものです。将来の国づくりに積極的に関わっ
ていくことが自分たちのためになるということを、もっと周囲が働きか
けていかなければならないと痛感した、今回の総選挙結果でありました。
                      
                      (編集室/本間靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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