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五十鈴メールマガジン〔No.943〕初仕事
配信日時:2022/04/07 17:46
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.04.07発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.943≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          2022年度の春を迎えました。

          せっかくの桜花も月曜の雨風で

         かなり散ってしまったようですが

          新年度はまさに始まったばかり。

       新入社員ら若手のエネルギーを取り込んで

  それぞれが描くゴールを目指しスタートダッシュを切りましょう。

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☆No.943 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_初仕事
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_自己紹介(小萱副社長)
┃
┃【五十鈴中央の現場から】
┃ ■_22年度のスタートにあたり(諌山社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】

           ――― 初仕事 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

4月1日より代表取締役CEOに就任いたしました。それに伴い、この
メールマガジンも今週から毎週執筆することになります。

代表のように、文章を書く才能はないかもしれませんが、日々起こって
いることにも触れながら、私が思っていること、感じていることを、で
きるだけタイムリーにお伝えできればと思っています。読者の皆さま、
改めましてよろしくお願いいたします。

初日となる4月1日は新人からの「グループCEOへの手紙」を読むと
ころからスタートしました。

これは、毎年新人研修最終日に「代表への手紙」として研修の成果と、
これからのそれぞれの決意を書いてもらい、毎年代表が楽しみにしてい
たものです。

今年は、新入社員研修を4日目に視察しました。議論が活発に行われて
いて、研修初日から4日目までの成長を十分感じましたが、最終日に書
かれた手紙からは研修への感謝と、熱意・決意が綴られ、一人ひとりの
成長を感じることができました。

昨年も役員の立場で読みましたが、今年は自分宛に書かれた手紙でもあ
り、心を大きく揺さぶられました。

その後、朝礼でスピーチをしました。70周年広告のキャッチコピー
「かわらないこと。かえていくこと。」を確認し、「かえていくこと。」
の考え方としての基本方針を述べました。

「かわらないこと。」は、理念や創業者精神、価値観・行動規範を大切
にする文化ということを伝えました。

「かえていくこと。」に対する基本方針は、「新常識と多様な個人をベ
ースに、組織をよりオープンに、よりフラットに、よりアジャイルに、
よりインクルーシブに、共感と幸福感による全員参画経営により、ビジ
ョナリーカンパニーを目指す!」という言葉でまとめました。

30年前代表が社長になったときも変えてはならないもの、変えなけれ
ばならないものを整理していました。

当時の話も織り交ぜながら話をしましたが、「かわらないこと。」は長
い年月が経った今でも不変であり、社員一人ひとりが大切にしているこ
とは確認できたと思います。

それ以外は変えていく、変えてもいい、ということであり、そのための
ヒントや指針ということで基本方針の言葉一つひとつを捉えて、全員参
画経営で、みんなで組織を変革していこうという話をしました。

入社式では、新人教育を担当するインストラクターを代表して、富士S
Cの柿谷さんから新入社員への激励の言葉に始まり、グループCEOへ
の手紙を小山SCの加藤さんが新入社員を代表して朗読してくれました。

私からは三縁主義、エチケット・マナーといった創業者精神の話、人財
を大切にしているという話、グループの価値観・行動規範の話、ミッシ
ョンステートメントの話をしました。

緊張感や臨場感があって、このコロナ禍の状況下でも、集まって入社式
ができたことに感謝しながら、グループとして大切にしている理念を私
から直接しっかりと伝えられてよかったと思います。

そして何よりも、新入社員への祝意ということではなく、数ある会社の
中から、五十鈴グループを選んでくれた新入社員に対して、入社してく
れたことに対する感謝の気持ちを伝えられたことがよかったと思いまし
た。


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【執行役員が伝えたいこと】_小萱副社長

           ―― 自己紹介 ――
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4月1日付で、取締役副社長執行役員を拝命しました小萱(おがや)伸
之です。3月末にかけて各拠点を訪問させていただきましたが、まだま
だ挨拶できておりませんので、この場を借りて自己紹介させていただき
たいと思います。

まずは新入社員の皆さま、入社おめでとうございます。期待と不安が入
り交じった複雑な胸中ではないかと思いますが、五十鈴には頼れる先輩
が沢山います。

新人の特権である“何でも聞く”を実践することを強くお勧めします。
全員参画経営の精神の元、元気・笑顔・素直を忘れずに職場に新たな風
を吹き込んでいただきたいと思います。

私は1992年に三菱商事に入社し、以来30年間鉄鋼製品に携わって
きました。商品はステンレス、線材・特殊鋼、自動車鋼板を取扱い、勤
務地は大阪、東京、カナダ、インドネシアを異動しました。商品では線
材・特殊鋼が最も長く、勤務地は東京が14年、海外が9年、大阪が7
年となります。

今回は、4月ということで入社時を振り返ってみたいと思います。

配属されたのは鉄鋼第二部ステンレスチームという部署でした。199
9年まで大阪で勤務しましたが、ちょうどバブルが音を立ててはじけて
おり、まさに「信用収縮」の時代でした。

1ヵ月の研修を終え、4月末に配属された私はいきなりGW中の出社を
言い渡されました。先輩の指示の元、空きトラックを探す仕事をしたの
ですが、ある大手取引先が倒産するかもしれず、倒産した場合に在庫を
引き取るためのトラックを探していたことを理解したのは少し後でした。

幸いにもその取引先は倒産を免れ、今では日本を代表する企業に成長さ
れたのですが、崖っぷちの会社が持ちこたえ、成長を続けられたのは、
その会社のヒトであると確信しています。

その会社は余りに事業を拡大した結果、借入金を返済しきれず倒産しか
けましたが、人財をきちんと育てており後の成長の原動力になりました。

もう一点、鮮明に覚えているのはある取引先の社長とのやり取りです。
1年目から担当した会社で、ほぼ毎日のように通い詰めていたのですが、
そのうち社長からも声掛けをして貰えるようになり、3年経った頃から
社長室に招かれるようになりました。

先述の通り信用収縮の時代ですから、各社の経営状況を把握するのが最
重要業務の一つなのですが、社長自ら私に質問をしろと水を向けてくれ
ました。私が損益計算書の質問ばかりすると即座に社長は「あかん素人
や」、経営はまず資金繰り、次に貸借対照表(在庫、売掛)、結果とし
て収益と何度も何度も教えて貰いました。

今でいうキャッシュフロー経営であり、事業資産利回りを意識されてい
たのですが、その社長は丁稚奉公から起業された叩き上げの方で、正に
経験に裏打ちされたお話で強く印象に残っています。

最後に少し個人的なことを。家族は妻と子供が2人です。子供は上の子
供は就職しており、下も20歳を超えていますので、最近は子供とお酒
を飲むのが楽しみの一つになっています。

まだまだ負けないぞと自分では強がっていますが、妻からは完敗と評さ
れています。小生の酒量を知っている人からすると驚きかもしれません
が、特に息子は手ごわいので“口撃”で対抗しています。

現在の趣味はアウトドアで、子育てが終わったあと暫く遠ざかっていま
したが、最近は妻と二人でのんびりキャンプや、寂しいおじさん同士で
ソロキャンプ×3人など緩いキャンプを楽しんでいます。

五十鈴グループでアウトドア同好会などあれば参加したいので教えてく
ださい。

薄板経験は限定的ですが、これまでの経験を活かして少しでも五十鈴を
良い会社にしたいと思いますので、皆さまご協力お願いいたします。


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【五十鈴中央の現場から】_諌山社長

      ――― 22年度のスタートにあたり ―――
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今年度より五十鈴中央の社長となりました諫山(イサヤマ)です。五十
鈴メールマガジンをご愛読の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

期が変わるにあたり、世の中に目を向けるとウクライナとロシアの紛争
を始め、さまざまな物資の調達問題、未だ終息しないコロナ感染影響、
急激な物価上昇、など気がめいる混沌とした状況に変わりはありません
が、五十鈴グループでは23人の新入社員(内五十鈴中央は8人)がめ
でたく入社し、方針や体制も新たに多くの変化点が生まれています。

こんなご時世だからこそ、目線を上げ、この変化点をプラスのパワーに
変えていきたいと思っております。

さて、新年度を迎えるにあたり、五十鈴中央のミッションステートメン
ト、経営方針、基本方針概念図など方針も新たにスタートを切っており
ます。

ミッションについては前々回メルマガで本郷前社長から紹介があったと
おり、テーマは「人と社会と未来を繋ぎ、笑顔と感動をみんなでつくる
ビジョナリーカンパニー」です。

この10年で培ってきたCS力にさらなる磨きをかけ、目指す企業像で
ある「未来ハピネス創造企業」に向け、「自称」ではなくステークホル
ダーの方々から認めてもらえるような企業へと成長していきたいと思っ
ております。

五十鈴中央の今年度の基本方針は「リアルパワーの真価追求」です。こ
の「リアル」という言葉にはいくつかの意味が込められています。

組織の源泉である現場力、思いを形にする実現力、最後までやりきる力、
外部から認められるブランド力。

その中でもやはり我々現場を預かっている身としては「現場力」に拘っ
ていきたいと思っております。どんなに良い構想や青写真を描いても、
それを形にする人や組織が生み出す現場力の強弱によりアウトプットの
質は変わってくると思います。

お客さまに近い我々が、お客さまの思いや声に耳を傾け、それをベース
に現場力に磨きをかけていくことで、リアルパワーが目に見えるサービ
ス、ビジネス、機能に変わっていくと信じています。

そのためにも、キャッチフレーズで掲げた「Passion&Acti
on」を実践していきましょう。8人の新人を含め、社員一人ひとりが
自らの意思、情熱に基づいて行動を起こすことで、ワクワク感が醸成さ
れ、それに共感する仲間が集まる、そんな組織を目指していきましょう。

我々五十鈴中央は、創業以来五十鈴グループが大切にしてきた「人と組
織で差別化する」を体現し、創立70周年、第三の創業スタートである
節目の年を現場から盛り上げていきます。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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   五十鈴グループホームページをリニューアルしました。

       昨年度から新ビジョン・ミッションを掲げ、
     「みんなの夢をみんなで実現する企業」を目指し、
     「未来社会創造企業」として挑戦をはじめています。

       そこで、株主をはじめステークホルダーや
     パートナーと共に推進しているこれらの取り組みや
        五十鈴のサステナビリティ経営など、
   あたらしい五十鈴グループの決意やめざす姿をお伝えする
    ホームページを刷新いたしました。ぜひご覧ください。

      新五十鈴グループ ホームページはこちらから
           https://www.isz.co.jp/

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┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.944〕は、2022年4月14日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

世界を見渡せば、ウクライナではロシアの侵攻で数多くの民間人の虐殺
が行われており、戦争のルールすらない巨悪な暴挙が平然と行われてい
ます。
また、新型コロナウイルスも変異株BA.2に置き換わって感染者数の
増加が懸念されている状況です。
このような情勢のなかで、新年度の春を迎えられたことは貴重なことだ
と思うと同時に、あらためて生かされていることに感謝し、今年度も有
意義な時間を過ごしていかなければならないと決意をあらたにしたとこ
ろです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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