バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.495〕年の瀬や
配信日時:2013/09/27 12:15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.12.27発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.495≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
        今年も残すところ僅かとなりました。

     皆さんにとって今年一年間はどういう年でしたか。

   来年の干支は巳。何事にも執着心を持ち、あきらめないで

     さまざまな困難を乗り越えていきたいと思います。

================================

☆No.495 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_年の瀬や
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_常識を超えて(鈴木副社長)
┃
┃【ワーレックスの現場から】
┃ ■_納得性を持った活動へ(三谷社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 年の瀬や ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

色々あった今年も終ろうとしています。総選挙で締めくくられたような
一年でしたが、様々なことを考えさせられた一年でした。

まず、私たちの根底にある価値観がどのように構築され、どのように世
論として、影響しているのかというようなことを感じました。世論調査
は固定電話からの調査だから、今時信用できないとか言っていましたが、
総選挙の結果はその通りの結果となり、アナウンス効果等、従来の経緯
とは異なり正直驚きました。

そして、大勝した自民党は安倍総裁が所謂、保守的な発言を封印して、
中国や韓国を刺激しない対応をしています。今後それがどうなるのか分
かりませんが、参議院選挙までは景気対策一本で、憲法や自衛隊の問題
は棚上げになりそうです。この間、逆に中国や韓国の新しい指導者は日
本に対してどういう態度を取ってくるか見ものです。

しかし、いずれにしろ、この国をどのような国にするのか、国家的ビジ
ョンが示されなければ、教育や社会保障の根本的な問題に結びついてい
きません。国民が何に対して、切磋琢磨していくのか、平和ボケして権
利ばかり主張して、段々と衰退していくこの国を立て直さなければなり
ません。

人類の歴史を見てもほとんどが自滅の歴史です。戦後、六十年間を見て
も、何故一人の兵士も死なないで、平和な日々が続いているのかマスコ
ミを含めて理解していないように思えます。いや、理解したくないので
はないかと思います。本当に平和憲法があるから平和なのだと思ってい
る人が大勢いるのも事実です。もっと現実的に物事を考えないと、そう
いう人達の説得は容易ではありません。

思い込まれていることを翻すのは大変なことです。石原維新の会代表は
中国のことを「シナ」と呼んでいます。これに違和感を覚える人はとて
も多いと思います。しかし、逆に何故違和感を覚えるのでしょうか。
「東シナ海」という名称もありますし、「シナの夜」という歌もありま
した。英語の「チャイナ」に違和感を覚える人はいません。私の子供の
ころは「シナソバ」とか「シナメシ」とか平気で言っていましたが、
「シナ」と言うと右的な人というレッテルを貼られてしまいますし、マ
スコミも「シナ」という言葉を封印しています。

その反対に昔は「北朝鮮」とマスコミも個人も言ってはならない時があ
りました。「朝鮮民主主義人民共和国」と言わねばならず大変でした。
「アメリカ合衆国」も「アメリカ」だし、「ソビエト連邦」も「ソ連」
でいいのにどうしてだろうと思っていたものです。そのうち何となく
「北朝鮮」でいいことになりました。

要するにマスメディアの影響なのですね。そういう刷り込まれたものが、
見直されるきっかけとなったような一年だったと思います。

オリンピックだって東京招致に賛成する人が少なかったのに、「ロンド
ン五輪」の日本人選手の活躍で、その後は東京に招致したい人の数が増
えました。「オスプレイ」の問題も「脱原発」もやたらに何でも反対す
ると言うのがおかしいと言う話が少しはできるようになりました。

円高やデフレも消費税増税も誰かが払って、誰かがもらえる、「タック
スペイヤーとタックスイーター」が分かれていたのではどうしようもあ
りません。橋下市長が国民にある程度の負担や切磋琢磨を求め、行き過
ぎた社会保障を改める等、問題に正面から取り組む姿勢が一定の評価と
なって、短期間にあれだけの支持が得られたのだと思います。

甘い言葉やまやかしは結構、自分の頭で考え自分の責任で行動を起こさ
なければならないということが、国民は少しずつ分かってきたのではな
いかと思います。さらに、同盟国を悪く言って、反日な国におもねると
いう馬鹿げたことも今後は段々と無くなっていくのではないかと思いま
した。

今年もメルマガをご愛読くださいまして、誠に有難うございました。
皆さまどうぞ、良いお年をお迎えください。

□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

         ――― 常識を超えて ―――
========================================================□■□■

総選挙も終わり、新しい年に向けて再スタートの始まりです。今年度グ
ループ業績は8月まで順調でしたが、尖閣諸島問題の影響で9月以降は
予算を大幅に下回る結果が続いています。

政治問題、経済・金融問題等、その時々において数々の憂慮すべき問題
に立ち向かわなければなりません。もちろん、私たちの力だけではどう
にもできないことが多いのですが、その中でも地道な努力を積み重ねて、
少しでも早く業績好転に結びつけなければなりません。

五十鈴グループは幾多の困難を乗り越えて今日があります。

丁度20年前の全国コイルセンターの出荷量は、約2050万トン/年でした。
その時の五十鈴の出荷量は100万トン/年、経常利益は約3億円。

10年前の全国コイルセンターの出荷量は約1680万トン/年。五十鈴は
100万トン/年、経常利益は約10億円。

昨年は、全国コイルセンターの出荷量は約1510万トン/年、五十鈴は
115万トン/年、経常利益は約16億円でした。

バブル以降、右肩下がりの経済にもかかわらず、我グループは販売、利
益共に右肩上がりの傾向となっています。足元は亀の歩みながらも、長
期でみればしっかりと前進しています。

これは時代に適合した価値観、行動規範の変革・進化があり、それを基
にした全社員のイノベーションの成果と言えます。

新しい年を迎えるにあたり、今まで以上に矛盾に挑み、それを組織的に
解決していくことが必要です。常識的な結果を残すのではなく、常識を
超える結果を出せる組織、企業を目指して、来年もイノベーションを続
けていきましょう。

今年一年、ご愛読ありがとうございました。
みなさまのご多幸をお祈り申し上げます。

*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ワーレックスの現場から】_三谷社長

       ――― 納得性を持った活動へ ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

今回の選挙は皆さま、どの人、どの党に投票するか苦慮されたのではな
いでしょうか。小選挙区では、地元で実績のある活躍していただける人
を選ぶのでまだ決め易いのですが、比例区では、民主党がダメだから自
民党というわけにはいかず、他の党も乱立気味で個別論に走りすぎ、民
衆の受け狙い的であまり共感を得るような気がしませんでした。

また元総理が再選されるというのもあまり納得がいきません。経済、年
金、円高、TPP、基地、震災復興、原発の問題にしても原則どうすれ
ばよいのかは皆さま分かっているはずだし、スピード感を持ってやるこ
と、丁寧にやらねばならないこと、分別をつけてやれば国民は納得する
のではないでしょうか。そのために障害となることを片付けるのが政治
家の仕事だと思います。

社長の仕事と照らし合わせてみるとこのようなことになり、政治のこと
を言うのは気恥ずかしい気もしますが、結果あまり納得性が無いことに
国民の嫌気がさし、それがシッカリ投票率にあらわれていたのではない
でしょうか。

納得性といえば昔、読売巨人軍に広岡達朗という名遊撃手がいました。
西武ライオンズ、ヤクルトスワローズの名監督といったほうが若い人に
は分かりやすいかもしれません。

この人は難しいゴロをいとも簡単そうに処理するので地味で損をしてい
ました。一方隣のサード長嶋は楽なゴロを横っ飛びで取るとギリギリ、
アウトになるまで寝ててやおらおきあがり一塁に投げファインプレーに
見せるショーマンでした。

もっと大変なのが一塁の打撃の神様、川上選手でこの人は自分の取れる
球以外には手をだしませんでしたので少し送球がそれたりショートバウ
ンドするとそれはショートのエラーになりました。このような大変な環
境でプレーをしていましたがあまり評価されませんでした。知名度も低
く私が子供のころはスターに混じって:王、金田、広岡:と言う駄洒落
の中で名前が出てくるくらいでした。

彼は広島県の呉(MSSの呉工場がある所)の三津田高校(旧制呉一中
ちなみに私は三中の広高で同級生が20日付の日経の交遊録にでていまし
たが)野球の名門ではなく私学の呉港、広商が強く、地方では有名な進
学校で兄も公務員から広島カープの選手第1号になっております。

また海軍のある江田島のそばですから、彼が選手から監督になったとき、
徹底した管理野球に切り替えた気持ちと新進気鋭の手法は良く分かる気
がします。森監督にもひきつがれた管理野球は面白くないとか批判もあ
りましたが、自分が体験したり学んだことをベースに新たな野球スタイ
ルを創造したのは大変に立派であり尊敬に値しますし、その信念とブレ
の無さ、周りをその気にさせる納得性は特筆ものだと思います。

名将三原監督のリーダーシップ型、野村監督のデータ野球、長嶋監督の
カンピューター野球(これが一番凄い、何も分からないこと、経験の無
いことに対応する、今の時代にあっている)、その他全員野球といろい
ろ型があるが、広岡監督のように、お客さまと同じく実行する社員にも
提供する価値をシッカリと納得、理解させ、共に実現できる実力を身に
つけなければなりません。難しいことは言うのではなくやらねばダメで
しょう。

また、普通のゴロを普通に捕り続けること(無事故、無災害、無違反)
も大事であり信用に繋がります。そして新日鉄住金様の売り子として、
またMOSHD、五十鈴の売り子として国内の閉塞した市場に皆で拡販に努
めてまいりましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2012.12.20 全員参画型社内報制作ドキュメント
          「社内報[in]制作の現場」更新   

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.496〕は、2013年1月10日に配信い
 たします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

月日の経つのは本当に早いもので2012年ももうじき終了となります。
読者の皆さまにとって今年一年はどのような年でしたか。五十鈴は本年
度4月に組織体制を一新し運営してきましたが、来年度もさらなる挑戦
の年になるものと思われます。
皆さまにおかれましても来年に向けて、健康には十分配慮していただき
ますよう、またさらなる飛躍と成長、ご健勝を祈念致します。
今年もメルマガにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
どうか良いお年をお迎えください。
                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
http://e8.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E647

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
http://www.isz.co.jp/ml/form_group.html
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.495≡

======================= ISZ Mail Magazine