━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.04.21発行

　　　　　　　　　　　　　　　　 五十鈴メールマガジン ≡No.945≡

＝＝ISZ Mail Magazine ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　◆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆
◆◇◆　　　　　┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃　　　　◆◇◆
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　　　　　　　　　　４月に入り、プロ野球が開幕。

　　　　　　　　　　　大リーグも開幕しており、

　　　　　　　連日、日本人選手の活躍が報じられています。

　　　　　　　　４月１０日には千葉ロッテマリーンズ

　　　　　佐々木朗希投手の完全試合があり話題になりました。

　　　　　　　　その良い面を見習っていきたいですね。

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☆No.945　CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【ＣＥＯメッセージ】
┃　■＿完全試合
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃　■＿無限の彼方へ（長尾常務）
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃　■＿変化への適応（新川社長）
┃
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【ＣＥＯメッセージ】

　　　　　　　　　　―――　完全試合　―――
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４月１０日の対オリックス・バファローズ戦で千葉ロッテマリーンズの
佐々木朗希投手が史上１６人目となる完全試合を達成しました。日本プ
ロ野球では１９９４年に読売ジャイアンツの槙原寛己投手以来、実に２
８年ぶりの大記録達成となりました。

近年の野球は、この試合でも配球の中心となったフォーク、ツーシーム
やチェンジアップなど球種の増加・進化によって奪三振は増える傾向に
はあるものの、打高投低のトレンドにあり、投手が打者を圧倒する記録
は平成以降、出にくくなっていたなかでの大記録達成ですから注目度が
高いのですね。

この試合では、１試合奪三振数日本タイ記録となる１９奪三振、連続奪
三振日本新記録となる１３者連続奪三振も達成しました。また、２０歳
５ヵ月での達成は史上最年少、プロ通算１４試合目での達成も史上最速、
プロ入り初完封・初完投勝利が完全試合も史上初、毎回奪三振での達成
も史上初と記録づくめとなりました。

また、ルーキーながら好リードを見せた松川捕手も素晴らしかったと思
います。特に、「三振しない男」と言われる吉田選手に対しての２打席
目、カーブ、カーブ、フォーク、フォークで三振に仕留め、その時点で
日本新記録となった１０者連続奪三振の配球は意表を突いたと思います。
初球でカーブを投げたのもこの打席だけでした。

１９もの三振を奪いながらも、球数がたったの１０５球というのも凄い
ことです。２７個のアウトを取るのに平均３．９球、三振には少なくと
も３球必要なので、１９個の三振を奪った凄さがわかります。また１０
５球のうち、ボール球は２３球で７８．１％がストライクだったわけで
すから、ストライクゾーンで勝負をしながら完全試合を達成したわけで
す。

佐々木投手は、高校時代も県大会決勝で登板回避して負けてしまい甲子
園に出られず、監督が批判を浴びました。入団後も１年目は肩やひじに
負担をかけないように１軍はおろか、２軍戦も登板せず、２年間にわた
って身体づくり、特に下半身強化を優先してきました。

「令和の怪物」と言われるほどの素質に恵まれているということもある
と思います。ですが、無理をさせずに登板間隔をあけたり、身体づくり
を優先させたりしてきたチームの育成方針がよかったのだと思います。

新人だろうが、何だろうがプロとして、結果が求められるなかで、我々
も育成していくときに成果やよいパフォーマンスを早く求めがちです。
しかし、育成を通じて一人ひとりのポテンシャルやスケールを考えて、
中長期的な育成方針を立てて、じっくりと育てていく。そういった育成
方針があってもよいのだと気づかされました。

ロッテの若きバッテリーには将来性があり、まだまだ成長していくと思
います。我々五十鈴グループも、新入社員や若手社員の無限のポテンシ
ャルを信じ、大きく羽ばたいていけるようにじっくりと育て、未来社会
に貢献できる「令和の怪物」を、グループから誕生させたいと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】＿長尾常務

　　　　　　　　　　――　無限の彼方へ　――
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皆さんは無限小数を御存知でしょうか？０．１１１１・・・・と無限に
桁数のある少数のことです。例えば１÷３を計算すると０．３３３３・
・・・となります。ここまでは聞いたことある、知っている、理解して
いる、何となくわかる、という方がほとんどかと思います。

では、０．９９９９・・・・は１に等しい、と言ったらすんなりと、そ
れはそうだろう、とご納得いただけるでしょうか？０．９９９９・・・
・は限りなく１に近い数字だが、１よりは小さいだろう、と思う方も多
いのではないでしょうか？

それはそうですね。０．９９９９・・・・のように０で始まる少数が１
と等しくなる訳がありません。という常識は桁数が有限の世界の常識で、
桁数が無限になると世の中は変わります。０．９９９９・・・・は間違
いなく１に等しいのです。

数式を使って説明します。１÷３＝０．３３３３・・・・＝１／３（３
分の１）です。これは問題ないですね。では、これを３倍します。１÷
３×３＝０．３３３３・・・・×３＝０．９９９９・・・・＝１／３×
３＝１となります。無事に０．９９９９・・・・＝１となりました。

ご納得いただけたでしょうか？まだ納得いかない、何となくわかる気も
するがやっぱりモヤモヤする、という方もいらっしゃるのではないでし
ょうか？

そもそも０．９９９９・・・・と無限に９が続くと言っても、紙に書く
こともできませんし、無限の桁数は想像するしかありません。紙に書く
こともできて目に見える有限の桁数の世界であれば、誰もが思うように
どんなにたくさん９を並べても０．９９９９・・・・は１より小さいの
です。

ところが桁数が無限になった瞬間に０．９９９９・・・・は１に等しく
なります。これを理解または納得して初めて無限という概念、数学にお
ける無限の意味を知ることになります。

有限桁数の世界の常識は崩れ去り、新しい無限小数世界の秩序に従うこ
とになります。０で始まる少数は１より小さいという常識を捨てて、ひ
たすらに０．９９９９・・・・の９が増えていくことを想像します。

どんどんと１に近づいていくイメージです。でもこのままでは決して１
には届きません。でもこれを無限に繰り返したらどこに辿り着くのか、
と想像を膨らませ、越えられないと思っていた一線を越えて１に到達す
るのです。ある意味でパラダイムシフトに近いものです。

ビジネスの世界でもこのようなパラダイムシフトが必要なことがあるの
ではないでしょうか。自分がよく知っている目の前の世界で、どれだけ
考えて、努力を積み上げてもゴールに辿り着けないと思うときに、これ
までの常識を捨てて、想像力を膨らませることによってゴールが見えて
くることもあるでしょう。

越えられないと思っていたこれまでの常識の壁を無限の概念が飛び越え
ていったように、新しい概念がそれまでの障壁を軽々と飛び越えていく
こともあるでしょう。

五十鈴グループは、「みんなの夢をみんなで自己実現する企業」を目指
しています。夢を実現することは簡単なことではなく、目指す企業像を
現実のものにするためには、これまでの常識に囚われず、新しい概念と
ともに想像力を膨らませることが必要でしょう。

五十鈴グループの無限の彼方への飛躍は社員一人ひとりの想像力にかか
っています。私もその一員として想像力を膨らませていければと思って
います。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】＿新川社長

　　　　　　　　　―――　変化への適応　―――
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２０２２年度が始まりました。新しい年度がスタートするときには、新
たな制度が始まったり、変更となったりする時期でもあります。毎年の
ことですが４月にはさまざまな法律や制度なども改正されます。

社会の変化や課題が、それに対応する新しい法律や改正を生み出してい
くわけですが、２０２２年４月１日から変わる法令には次のようなもの
があります。

改正「民法」の施行に伴い、成年年齢が２０歳から１８歳に変わりまし
た。明治９年以来１４０年以上続いてきた「大人」の定義が変わるわけ
ですが、世界的にも成年年齢を１８歳とするのが主流のようです。

本人たちの自覚と責任を持った行動が重要ですが、社会全体もその意義
を共有することが大切だと思います。

雇用・労働の関連では、男性の育児休業が取りやすくなる「育児・介護
休業法」の改正、自社の女性活躍に向けた行動計画や情報の公表を義務
づける「女性活躍推進法」の改正、個人の権利の在り方や事業者の守る
べき責務の在り方が大きく見直された「個人情報保護法」の改正、２０
２０年６月に施行された「パワハラ防止法」も、２０２２年４月からは
中小企業も義務化の対象となります（２０２２年３月までは努力義務）。

他にも、道交法施行規則の改正で、一定台数以上の「白ナンバー」車両
を業務で使用する事業者に、運転前後の目視での酒気帯び確認、記録保
存が義務化されます。さらに１０月以降は、アルコール検知器を用いた
酒気帯び確認が必要になります。

他にも４月からの変化としては、原材料や原油価格の高騰を背景に、食
品や光熱費の値上げも目立ちますが、世の中にずっと同じものは何一つ
としてなく、時代の変化は社会の仕組みや企業の在り方、個人の生活も
変えていくということを実感しています。

コロナが蔓延し、以前のように戻るまでの辛抱と考えていたものが、も
う以前には戻らず、ニューノーマルな世の中に変化しているという考え
が当たり前になっています。

以前は良かったと言っても始まりません。これからの時代をどう生きる
かを考え、適応していくことが重要です。

物事を前向き・ポジティブに捉え、好奇心旺盛で、何事にも果敢にチャ
レンジすることが未来への適応力を高めていくためには必要だと思って
います。

今年度ＩＭＳの基本方針は、「挑戦と変革」としています。変化するこ
とを楽しんで、さまざまなことに取り組んでいきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
　次号の五十鈴メルマガ〔No.946〕は、２０２２年４月２８日に配信い
　たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

４月１０日の佐々木朗希投手の完全試合達成はそれだけでも偉業ですが
同時に数多くの新記録を樹立しました。完全試合を過去に達成した１６
名の達成時の年齢を見ると３０歳以上が２名いるだけでそれ以外は２０
代。
若いということで余計な策略を講じて裏目にでることもなく、ひたすら
自らの技量と捕手のリードを信じて投げるという、若さの良い面がでて
いるのかと思いました。
偉業を成し遂げた人たちにあやかって、何事にも臆せず信じて邁進する
ことで自分たちの掲げた目標に到達していきたいと感じているところで
す。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集室／本間　靖啓）
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