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五十鈴メールマガジン〔No.947〕走って、走って、走れ
配信日時:2022/05/12 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.05.12発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.947≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

              連休も終わり、

           休んだ分いそがしい日々が

         続いていることではないでしょうか。

          一年で最も快適な季節でもあり、

         外のさわやかな空気を感じながら

     今年も自らのゴールに向けて邁進していきましょう。

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☆No.947 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_走って、走って、走れ(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_「守・破・離」の教え(瀬戸常務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_自信の源泉(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― 走って、走って、走れ ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

私が尊敬する人物のひとり、サッカー日本代表の元監督、イビチャ・オ
シムさんが亡くなりました。「考えて、走るサッカー」「日本サッカー
の日本化」を掲げ、代表強化にあたられました。代表監督しての在任期
間は1年程度と長くはありませんでしたが、多くの印象的で為になる言
葉を残してくれました。

彼のサッカー哲学は含蓄に溢れ、サッカーを知らない人でも、サッカー
とは関係なく人生の教えとして役に立つ言葉が多くあったと思います。

その中でも印象に残っていて、五十鈴でも実践していきたいと思ってい
る名言について、3つ紹介したいと思います。

ひとつは、「レーニンは、『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。
私は『走って、走って、走れ』と言っている」です。これは、サッカー
の基本となる走ることを大切にするオシムイズムを形容する言葉だと思
います。考えて、行動する「考動」という我が社の価値観に通じる部分
だと思います。

また、どんなにうまい選手でも、走らない選手だと、必ずどこかにしわ
寄せが出ていて、試合には勝てていてもチームが機能しているとは言え
ない、という考え方でもありました。とにかく相手よりも走る、走り勝
つことに拘っていました。我々も、「行動して、行動して、行動しろ」
を大切にしていきたいですね。

次に、「人の頭ではなく、自分の頭で考えなければならない」です。日
本人の特徴を捉えた言葉だと思いますが、言われたことをきちんとやる
のではなく、状況に応じた対応力が問われるサッカーでは常に自分の頭
で考えてアクションを取っていかないとあっという間にやられてしまい
ます。

仕事の上では、言われたことをスピーディにこなし、効率がよい組織が
もてはやされた時代もありましたが、最近ではAI技術の発展により、
考えられる人間、状況に応じて柔軟に対応できる対応力、そういったこ
とが大事になってきました。

人の考えに任せ、人の人生を生きてはいけない。自分で考えて行動する、
それが自分の人生を生きていく大切な一歩だと思うのです。とても難し
いことではありますが、自分で考えることからすべてが始まります。我
々も、考える力を身につけて、考えるクセを持つようにしていきましょ
う。

最後に、「限界に限界はない。限界を越えれば次の限界が生まれる」で
す。自分の可能性を信じることの大切さ、そして、限界に挑戦し、それ
を乗り越えたら次の限界に挑戦する、そういった挑戦心を教えてくれた
と思います。

限界というものは自分で決めたものです。ですから、自分で自分の可能
性を狭めているとも言えるわけです。自分が信じられなくて、誰が信じ
てくれるでしょうか。限界なんてものはないんだということと、そう思
っていたとしても、乗り越えさえすれば、次の限界が生まれるというの
は自分に気づきを与えてくれたと思います。自分たちの可能性を信じて
いきましょう。

イビチャ・オシム。あなたからは多くを学びました。心よりご冥福をお
祈り申し上げます。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸常務

        ―― 「守・破・離」の教え ――
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新年度がはじまり一ヵ月がたちました。

今期は多くの「新」がスタートしています。創業70周年を迎え、経営
体制も新たになりました。社内外からの期待に応えるためにも、新体制
一丸となって取り組んでいく所存です。

他には、これまで以上に多くの昇格管理職が誕生したこともあげられま
す。新たな役割・責任を担い心機一転の人もいれば、新入社員も配属さ
れ、たくさんの「新」のこれからの活躍が本当に楽しみです。

それ以外にも多くの拠点で新組織への体制変更が実施され、飛躍に向け
たスタートが切られていると感じています。

いつもより長めのゴールデンウィーク連休でしたが、これもちょうど良
い思考と心の整理の時間になったのではないかと思っています。

千利休の教えを和歌の形式にまとめた「利休道歌」の一つに「規矩作法
 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」という歌があります。

これは「決まりや作法を守り身に付け、改善・改良のために型破りをし
ても、元の型から離れて新たな型を創造したとしても、基本の型を忘れ
てはいけない」という教えで、所謂「守・破・離」に通ずる歌になりま
す。

「守」の段階で、教わった「型」を徹底的に守ることから始まり、「破」
では、教えに従って「型」を極めて、新たな学びを積み重ね、創意工夫
して自分が良いと思う型をつくり、既存の「型」を破っていく。

「離」で、さらに精進を重ねることで、教わった最初の型ではない自分
独自の「型」を創り上げる。基本を身に付け変革者、そして創造者へと
進化・成長していくステップです。

何か新たなことに挑戦しようとする際には、この「守・破・離」の教え
はさまざまな状況のなかで役に立つ考え方なので、とても大切にしてい
ます。

今期はさまざまな「新」が誕生しているので、それぞれ個人や組織の状
況に応じて、こまめに基本である「守」を確認しながら、目の前のこと
に一所懸命に取り組み、現状の段階を認識・把握した上で、自分や組織
に必要なことは何なのかを考え、自分に合ったやり方や型にとらわれな
いオリジナルのスタイルへと進化・成長していくことで、さまざまな
「新」の機会を組織の進化につなげていければと考えています。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

          ――― 自信の源泉 ―――
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連休中の出来事で思ったことについて自分自身が忘れないために、また
皆さんの参考になればと思いまとめてみました。

一つ目の出来事ですが、時間に結構ルーズであった妻が環境変化を受け
入れ大変身を遂げた話です。

連休前にもうすぐ89歳になる母が事故に遭い、大怪我を負い入院しま
した。

妻は教師をしており、自宅のことは大体母に甘えていました。でも母は、
自分の役割としてやりがいを持っていてくれていたのです。

今回、私たち家族が毎日の携帯での母の安否確認(少し大袈裟ですかね
?)、日曜日のWeb面会と、以前よりも段違いで話をすることが多く
なりました。

その度に母から感謝の気持ちとともに掃除・洗濯・炊事がうまくできて
いるか等を心配され、まだまだ自分がいないと駄目でしょと言っている
ように聞こえ安心しました。

そういう母に影響されたのか妻の行動もそれ以来変わりました。そして
私と一緒に母に毎日感謝していることを伝えました。

思えば普段は当り前のことになっていたので、ありがとうの感謝の気持
ちを余り伝えていませんでした。

それ以上に大事なことは「自分自身が人の役に立っていると思い込むこ
と」なんだと感じました。

他者からの評価を気にしがちですが、自分で自分を褒めてあげられる自
分大好き人間にムリせず変身していこうと思います。

二つ目は、4歳になる孫に学んだ話です。連休後半に孫と動植物園にい
きました。着くなり子供たちが大勢いる人気の遊具に走り出しましたが、
見るからに難しそうな遊具で怪我をしないか心配になりました。

孫は臆することなく、周りの子供たちの様子を見ながら見よう見まねで
どんどん登っていきましたが、途中で難関が待ち構えており、何回チャ
レンジしてもクリアできません。

それこそ落ちそうなっているので心配で心配で、もう危ないから他に行
こうと勧めましたが、涙を流しながらも止めようとしませんでした。そ
うなると周りの子供たち、付き添いの親たちが黙っていません。

あちらこちらからの手やら背中やら肩に押され何とか登り切り、嬉しそ
うに遊んでいた姿を見て、次につながる良い経験ができたのではないか
と思います。

自分は「心配しているだけで何も行動に移せなかったこと」を反省しま
した。

IBSでは今期課題のひとつにチーム・エフィカシー(※)のデザイン
を掲げています。

自分たちであれば「できる」を信じることから取り組みをスタートする
組織として進化が図れるように、毎日を大切にし、一歩一歩前進してい
きます。


※エフィカシー・・・自己効力感。自分なら達成できるという強い自信。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.948〕は、2022年5月19日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年のGWは3年ぶりに行動制限がないこともあって、多くの人が外出
し、観光地も賑わったことと思います。
これから夏の盆休み迄は、7月の海の日を除いてしばらく連休はなく、
仕事に没入することができる時期ではないでしょうか。
そうは言っても、まもなく梅雨の時期を迎えてそのあとは今年も暑い夏
を迎えることになるといわれています。
さわやかなこの時期にこそ、自分の立てたゴールへの道のりをもう一度
よく確認し、今年一年を充実したものにしていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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