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五十鈴メールマガジン〔No.949〕感謝のプレゼント交換
配信日時:2022/05/26 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.05.26発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.949≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        先週の土曜日は激しい雨が降りましたが

     日曜日以降は新緑のさわやかな日がつづいています。

       人との距離があればマスクを外していいなど

      政府がマスクの「着脱基準」を公表しましたが、

       まだまだ新規感染者数は多いのが現実です。

           人との会話時や人込みでは

       対策はしっかりしていかねばなりませんね。

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☆No.949 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_感謝のプレゼント交換(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ビジョナリー全員参画(岩品執行役員)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_クレームゼロを目指して(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― 感謝のプレゼント交換 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

今月から五十鈴グループ全社員との面談をスタートさせています。社員
からの声を直接聞く機会をつくり、それを経営改革に活かしていくこと、
そしてCEOとして少しでも皆さんに身近に感じてもらいたい、という
想いから始めました。

改革のアイデアを聞くという観点では、昨年度も長尾常務と一緒に巡回
して一般職と話をする機会を作ってもらったり、私が巡回するときに若
手社員との交流の場を作ってもらったり、中央にいたときに毎日のよう
に話をする機会もあったので、改善ポイントはある程度のことはわかっ
ています。

今回は一人残らず、ということに拘っています。組織変革を進めていく
なかで誰も取り残されてほしくないですし、誰かに聞いてほしいという
気持ちを抱えたままではなく、みんながよりよい組織にしていきたいと
いう活力が沸くように、前向きな気持ちになれるように心から願い、実
行しています。

面談前はグループCEOと直接何を話したらいいのか、どう接したらよ
いのか、緊張と不安を抱えている人も多かったように思いますが、話し
始めると沈黙はまったくなく、予定時間をあっという間にオーバーして
しまいます。とてもありがたいことだと思っています。

社員みんなのために始めたことですが、意外にも私自身にもよい効果が
あるということが回り始めてわかってきました。それは不満や悩みだけ
でなく、感謝の気持ちを伝えてくれることです。

この毎週のメルマガや、社内で毎日発信しているYammerのつぶや
きに対して、「勇気をもらいました」「悩みが解消されました」「救わ
れました」「共感します」といった感謝の気持ちや、「楽しみにしてい
る」「やめないでほしい」といった期待を伝えてくれました。

こうした感謝が循環すると、とても気分がよく、この人たちのためにや
ってあげたい、という気持ちにさせてくれます。相手も気分がよくて、
自分も気分がよくなる。それを伝えるとさらに相手の気分がよくなる。
そして、それが周囲にも伝わっていく。これって最高じゃないですか?

「気分よく働けて」は、我々が目指す組織状態の一つ目です。また、こ
の10年のミッションである「生きがい、やりがい、働きがいを楽しく
創る」にもつながってきます。目指している組織状態というのはまさに
これだな、と感じることができた瞬間でした。

これを「感謝のプレゼント交換」として、グループで流行らせていきた
いと思います。気分のよい状態を作り出し、維持していくことがパフォ
ーマンスにつながっていくと信じているからです。そうしたことを一人
ひとりが積み重ねていくことで、みんなのハピネスに通じていくし、業
績もよく、自己成長できるのです。

最後に、私の価値観の原点である、慶應義塾高校野球部の部訓から以下
をプレゼントします。

「自分ひとりで生きていると思うな。自分ひとりで野球をやっていると
思うな。周りの者に感謝の気持ちを持て。感謝の気持ちは『ありがとう』
だ。世の中そうそう以心伝心はない。言葉は使うものだ。」


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【執行役員が伝えたいこと】_岩品執行役員

        ―― ビジョナリー全員参画 ――
============================□■□■

「全員参画」、この言葉は五十鈴の社員であれば誰でも知っている言葉
です。また、毎年みんなの取り組みから、全員参画のあり方も深化が図
られています。

現状は会社目標やビジネス開発に向かう要素が強いと思います。それは
それで会社で働いている以上大切なことではありますが、今後は個人に
も焦点を当てた「ビジョナリー全員参画」へと進化させていく必要があ
ります。そのなかで幸福感が大きなポイントになると思います。

そこで今回は「幸せ」について考えてみたいと思います。まず、英語で
は「幸せ」に近い意味の言葉が二つあり、一つはうれしい・楽しいとい
った「ハピネス」、もう一つは健康で安らぎを意味した「ウェルビーイ
ング」があるそうです。

また、幸福度を自己評価する場合、欧米に多い個人主義的な人たちは、
まず最高の人生を10点と考え、そこから自分の状況を考え、不満があ
る分を差し引いて8点をつける人が多いようです。

日本人に多い集団主義的な人は、自分の状況を周りと比べて普通程度か
なと考えたり、仲間の幸福度も自分のこととして気にして、特によくも
悪くもない5点に近い低めの評価をするようです。

なので多様性が広がっている日本において、相手の価値観や考え方も認
識しないまま、単純に「あなたは幸せですか」と質問し、その回答だけ
で判断するのはよくないということです。

要は、一人ひとりとの積極的コミュニケーションを通して互いを知るこ
とが重要です。「協進の森」の推進もその一つです。

次に幸せには「長続きする幸せ」と「長続きしない幸せ」があります。

これは以前五十鈴の研修のなかでも学びました。「長続きしない幸せ」
は「地位財(金・物・地位)」で、これらはすぐに慣れてしまってさら
に上を求めるようになり、持続しない。

「長続きする幸せ」は環境・身体・心の幸せで、「ウェルビーイング」
の定義にある社会的・身体的・精神的に良好な状態だそうです。これら
は、瞬間的な大きな喜びにはなりにくいものですが、じわじわと長期間
感じられるような幸せにつながります。

では、幸福を感じる人はどんなマインドを持っているのか、次の4つの
心的要因があるようです。

1.自己実現と成長「やってみよう」
2.つながりと感謝「ありがとう」
3.前向きさと楽観「なんとかなる」
4.独立と自分らしさ「ありのままに」

です。まさしくこんなマインド環境づくりが五十鈴でいうところの「ハ
ピネスプロセス」だと思います。

現在行われている総勢60名参加の管理職研修も、その伴走者を増やす
ための取り組みで、期待と楽しみしかありません。

コンプライアンスをベースに業績を上げながら、一人ひとりの社員と、
関わるすべての人たちの幸せを創り上げる。そんなビジョナリー全員参
画体制に向け、みんなで取り組んでいきたいと思います。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

       ――― クレームゼロを目指して ―――
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先週は五十鈴グループSS部門のISO9001サーベイランス審査が
行われました。審査結果は是正処置を行う必要のある指摘事項はありま
せんでした。

審査員の方からは、この1、2年でのRPAの推進やデジタル化の推進
やビッグファン導入での錆び対策など、非常に改善が進められていると
いう良い評価をいただきました。審査対応された皆さん、ありがとうご
ざいました。

五十鈴グループでは1990年代後半からこのISO9001規格の認
証取得を各拠点単位で進め、SS部門として統一した品質マニュアルの
もとで認証取得をしたのが2003年で、今年度で19年目(19年間
品質マネジメントシステムを運用している)となります。

品質に関して皆さんが注意を払って作業してもらっていることと、長く
続けている品質マネジメントシステムを改訂しながら運用している結果、
お客さまからの返品数は相当数削減されてきていますが、ゼロにはなっ
ていないのが現状です。

不適合品を作業途中で発見し、お客さまへの流出を止めている事例も多
くあります。しかし、各作業プロセスでの決めごと(手順、基準確認、
照合等)を守っていればまだまだ流出を防げたはずの返品があります。

一人ひとりが手抜きをせずに作業を行い、お客さまへの不適合品の流出
を徹底して削減していきましょう。

この4月からは新入社員も入社しており、また、中途採用で新しく仲間
に加わった社員の方々もいます。

それぞれの持ち場での品質確認作業の目的をしっかりと理解し、その目
的に沿った作業を行えているか、周りの先輩社員はフォローをしていっ
てください。

そしてITCのMSチームメンバーが毎月1回はマネジメントシステム
の運用フォローで各SCを訪問しています。わからないことやもっとこ
うしたほうが良いということがあれば、どんどん質問したり確認したり、
提案をしてください。

それぞれのポジションでの役割を全社員がきちんと実践することで、ク
レームは限りなくゼロに近づくものと思っています。

来年は更新審査となり、3年間の品質マネジメントの確認をされます。
クレームが大幅に削減された状態で審査を受けられるようにしていきま
しょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.950〕は、2022年6月2日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

晴れた日はさわやかな新緑の時期でもあり、休日にはどこかに行きたい
ものですね。
GW明けから新型コロナのニュースがトップではなくなったものの、新
規感染者数は決して少なくない状況です。無症状で陽性というのが特徴
のこの感染症に対しては、まだまだ換気やマスクなどの対策は欠かせま
せん。
しかし、熱中症の対策も欠かせないわけですから、人との距離などをみ
て、状況に応じてマスクを外す、こまめに水分を摂るを励行していきま
しょう。命に関わることについては状況を見極めて自分で自分の身を守
る、周囲も声をかけるなど対策が必要な季節になっていると実感すると
ころです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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