━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.01.10発行

　　　　　　　　　　　　　　　　 五十鈴メールマガジン ≡No.496≡

＝＝ISZ Mail Magazine ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　◆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆
◆◇◆　　　　　┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃　　　　◆◇◆
　◆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　明けましておめでとうございます。

　　　皆さまは、どのようなお正月を過ごされましたでしょうか。

　　　　　今年は連休が長く、遠出された方も多いようです。
　　　　　　　　　
　　　　充電した分、２０１３年も良い年にしていきましょう。

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☆No.496　CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃　■＿我が家の年末年始と世相
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃　■＿還暦記念同窓会（大黒専務）
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃　■＿今年に賭ける想い（本多社長）
┃
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【代表メッセージ】

　　　　 　　―――　我が家の年末年始と世相　―――
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鈴木貴士です。

明けましておめでとうございます。今年もメルマガを宜しくお願いしま
す。「年頭所感」といきたいところですが、お節料理とお雑煮のように
多少重くなっていると思いますので、普段着のお話をしたいと思います。

年末３０日は大雨でした。私は甥っ子とゴルフの予定でしたが、あまり
に天気予報が悪かったので、早朝に中止を決定し、家でごろごろしてい
ました。

こういうときに、家内や娘がストックしてあるテレビ番組をまとめて観
ると勉強になります。普段は敬遠するバラエティ番組にも触れることが
でき、どんなテレビ番組が流行っているかが分かります。なにしろ日常
ほとんどテレビ番組を観ませんから新鮮です。そして、ＣＭをスキップ
できるので、非常に効率的です。やはりここは文明の利器に感謝しなく
てはならないでしょう。

そうこうしていると、大掃除をしていた魔女がヤマダ電機に行くと言い
だしました。我が家では昔から、私は一切掃除などせず、家内一人で年
末年始のことをやることになっています。ともかく男は家事をやらない、
稼いでくるというのが、モットーになっているのです。

私は風呂場の洗面所が寒いので、ヒーターでも買おうと一緒に行くこと
になりました。表に出ると結構雨が降っています。自由が丘の本屋とヤ
マダ電機に行ったのですが、雨の中を２０分以上歩きました。

魔女は、電球が切れたのでＬＥＤにしようとしていたのですが、良く分
からず、店員に色々尋ねています。例によって延々と尋ねるので私は呆
れるばかりでしたが、店員は非常に丁寧に説明してくれ、本当にこうい
う人達に商売は支えられているのだなと、昔読んだスカンジナビア航空
のヤン・カールソンが書いた『真実の瞬間』という本を思い出しました。
お客さまと接触するその時を「真実の瞬間」としたのです。

さて、今度は私がヒーターを選んだのですが、結局、ブランドで決めて
しまいました。日立を買おうとしましたが在庫切れで、コロナにしまし
た。何種類もあったのですが、知っているメーカーがこの２社しかなか
ったのです。このへんが魔女との違いですね。

帰りはドシャブリになりましたが、量販店に来てタクシーで帰ったら意
味がないということで、なんと歩いて帰りました。

大晦日も同じようにごろごろしていました。４時くらいから酒を飲み始
めテレビを観ていましたが、全然つまらないのでＢＳの番組を探したら、
立川談志の追悼番組をやっていて、面白かったのでその後もＢＳのまま、
野球の特別番組を一人で観ていると、お節料理を作り終えた魔女が、大
晦日特別料理と年越し蕎麦を作ってくれました。

娘は毎日仕事で、家には帰ってくるだけです。元旦も、起きたら娘は出
勤で、朝早くにお節と雑煮を食べて出かけていました。私はいつものよ
うにドルチェと散歩に出かけ、神社に立ち寄るともう初詣の行列ができ
ていたので、ドルチェと並んでお参りしました。

家に帰り、神棚と仏壇に夫婦で年始のお参りをして、お節と雑煮、もち
ろん酒もたらふく呑んで、二人とも寝てしまいました。起きてから恒例
の奥沢神社に初詣。毎年３０分以上は並びます。おみくじを引くと魔女
は例によって大吉、私は末吉でなによりでした。

家に帰り年賀状の整理をしていると、年末に結婚した甥っ子夫妻が妹夫
婦と挨拶に来ました。久しぶりの来客でドルチェは吠えまくりました。
やはり、犬中心はこういうとき良くないですね。そこに、ソウルから息
子一家がフェイスタイムでコンタクトしてきたので、一同賑やかに賀詞
交歓会ということになりました。

皆が帰り、夫婦二人で行きつけの鉄板焼き屋へ。ここでも働く人々が素
晴らしくもちろん満員で、やはり「真実の瞬間」が見事でした。家に帰
ると九州の魔女ママからの電話。一人暮らしなのですが、頼みの息子が
インフルエンザで一緒に正月を迎えられず、珍しく泣きの電話でした。

核家族、ワーキングプアー、外食産業、家電量販店の競争、ＩＴ化、国
際化、高齢化問題、忘れ去られる被災地や沖縄の基地問題、神社仏閣に
集まる人々と勤勉に見事に働く人々、今年はこれらのことがどのように
変化していくのでしょうか。


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【執行役員が伝えたいこと】＿大黒専務

　　　　　　　　―――　還暦記念同窓会　―――
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皆さま明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

自民党に政権が変わり、期待感だけで株価が上がり、為替も円安に振れ
ていましたが、新年を迎えるといよいよ、政府による緊急経済対策の概
要が少しずつ明らかになってきました。財政再建も同時に重要ですが、
まずは官民一体となった日本経済の再生、成長に力を注いでもらいたい
と思います。過去の巳年は株価も上がり、経済も好転する干支なので、
あまり悲観することなく取り組みたいと思います。

話は変わりますが、私は今年の３月に還暦を迎えます。同学年は今年度
に還暦を迎えることもあり、１０年ぶりの高校の同窓会が、出身の山口
県で還暦記念開催され、私も正月の２日に参加してきました。

少し田舎のことを説明させていただくと、高校は山口県の美祢市にあり、
以前は石炭と石灰の採掘で栄えていました。日本では珍しく、優良な無
煙炭の産出地で、日露戦争におけるバルチック艦隊との戦闘では当地の
無煙炭の使用で軍艦の煙が少量のため、相手に発見されずに優位に戦況
をつくれたことが勝利の一因と田舎では言われていました。

残念ながら戦後に炭鉱は閉山となり、人口は減少一途で現在は３万人弱
まで減ってしまい、出身の普通高校は同市の工業高校と統合され、校名
も変わってしまいました。しかし、石灰石は現在でも採掘されています。
私道としては日本一長い２８kmの専用道路を用い、美祢市の鉱山から宇
部市の工場にまで、専用仕様でナンバープレートの付いていない大型の
トレーラーが石灰石を運んでいます。

さて、当日は新年早々でもあり、田舎から遠くに出ている同級生は集ま
りづらかったようですが、楽しい同窓会でした。６０歳を迎え、すでに
退職して故郷に戻り畑仕事に精を出している者や、再雇用や定年の延長
で頑張って働いている者、まだ早生まれで６０歳にいたっていない者と
三様でしたが、男女ともみな元気でした。

昔は６０歳になると体も衰え、いかにも老人風情でしたが、医療や薬の
おかげか１０歳は若く感じられます。干支が一巡し２週目を迎えるので
すが、一皮向けた働き方を目指し、充実した人生を大切にしたいと思い
ます。

同窓会は温泉旅館で午後１時に始まったのですが、延々と続き３次会が
終わった時間は夜の１０時でした。昔は恥ずかしくて声もかけづらかっ
た同級生と、デュエットで歌ったりました。

楽しい時間が過ぎ、「次回は年齢的に集まるのも大変だね」と話してい
たら、「もう５年もすると全員暇になり、健康でいればいつでも日程を
気にせず開催できる」と田舎在住の幹事は話していました。ありがたい
話でご苦労をかけるとつくづく思います。

こんな催しに触れると、出身の地域や同級生の良さをつくづく感じてし
まいます。グローバルな世の中になり世界中に働く場所は拡大し、私自
身も都心に出て働いてはいるものの、出身地や日本国の再生や成長に貢
献できる働きが出来ればと思ってしまいます。


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【五十鈴建設の現場から】＿本多社長

　　　　　　　―――　今年に賭ける想い　―――
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五十鈴建設の本多です。

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたしま
す。希望に満ちた年をお迎えのことと存じます。

昨年の衆議院選挙では選挙制度の仕組みもあると思いますが、自由民主
党が圧勝し自民・公明両党の連立政権の誕生となり、決められる政治に
期待したいところです。

また政権交代した直後から超円高が修正され株価が上がりましたが、市
場が新政権への強い期待感を持った表れではないのでしょうか。そして、
今年の一年を占う４日の大発会でも株価はほぼ全面高で、東日本大震災
前の水準に戻りました。

安倍総理は年頭の記者会見で「巳年のヘビは商売繁盛のシンボルでもあ
る。景気が上向いていくよう、経済再生の大きな一歩を記せるよう頑張
る」と干支になぞらえ景気浮揚を誓っていました。巳年だからというこ
とだけで景気が良くなるかどうか分かりませんが、新年を迎え私自身
「よし頑張ろう」と、元気・ヤル気が生まれてきています。

バブル崩壊後、建設業の市場は毎年縮小してきました。公共工事におい
ては入札制度を変えたり、工事範囲を小さくして物件数を増やしたりと、
一段と厳しさを強めてきています。しかし、建設会社には災害時の地域
貢献として、災害復旧などの大きな使命があり、そのようなことも胸に
秘め頑張っています。

最近では建設業の魅力がなくなったせいか、建築・土木系の学部学科が
減っており、近い将来技術者不足になるかも知れません。また、職人さ
んを目指す若い人たちも少なくなってきています。実際に、昨年の下期
ごろから職人さんが不足気味と言われており、今年東北の復興が本格化
してくると、職人さん不足が深刻化すると予想されます。もっと魅力あ
る産業へ国交省や業界全体で考えていく時期だと思います。

五十鈴建設も、今年はいろいろな意味で組織と個人のレベルアップの検
証の年だと思います。メタルワンさまをはじめ、ＭＯＳＨＤグループの
スズヤスさまからも仕事だけではなく、様々な情報をいただき、営業エ
リアが確実に変わってきています。そして、この流れをますます勢いづ
けられる組織であるかどうかを、正に実証する年であると捉えています。

そのためには既存のお客さまを大切にし、また協力会社との関係もより
強固な信頼に変え、今年も忙しくなると思いますが、全社一丸、地域・
グループ貢献で営業エリア拡大を狙っていく所存です。


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【次号のお知らせ】
　次号の五十鈴メルマガ〔No.497〕は、２０１３年１月１７日に配信
　いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

明けましておめでとうございます。本年も、当メルマガをよろしくお願
いいたします。さて、年が明けると新政権の動きが活発になってきまし
た。まだまだ部分的な枠組みが決まりだした段階というところですが、
前政権と比較して、方向性を明確にしてコミットする姿勢が感じられる
と思っています。海外に目を向けても、中国では言論の自由を求めたデ
モがあったそうで、色々と変革の芽が見えている気がします。五十鈴に
おいても今年は中計２年目の年。描いた絵の現実感が見えてきそう・・
いや、魅せていける一年としたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集室／野々村　悠希）
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　発行人：五十鈴株式会社　鈴木貴士
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　編　集：株式会社アイ・コミュニケーションズ

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