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五十鈴メールマガジン〔No.952〕社員総会がはじまります!
配信日時:2022/06/16 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.06.16発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.952≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          コロナ禍でこれまでのやり方を

      変えている例はさまざまなところで見られます。

          長年やってきた方法を変えると

     新たなやり方に慣れるまで苦労するかもしれませんが、

     変えることで新たな価値やメリットを見出すことも

           多いのではないでしょうか。

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☆No.952 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_社員総会がはじまります!(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_空想の世界(長尾常務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_ジブンゴト化(新川社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

      ――― 社員総会がはじまります! ―――
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今週土曜日に行われる五十鈴東海の拠点社員総会を皮切りに、2022
年度の五十鈴グループの社員総会が約1ヵ月にわたり、開催されます。

社員総会は、グループ目標の明示と前年度の成果を全社員と共有するた
めの場にしようと、演芸大会を衣替えしてスタートし、現在に至ってい
ます。

私が入社した2020年度から、新型コロナウイルス感染症の影響によ
り、よみうりホールで全社員が集まっていた社員総会はできなくなりま
した。当たり前のようにできていたことができなくなってしまいました。

しかし、そういった状況下でも目的を見失うことなくやり方を試行錯誤
し、オンライン総会や、拠点ごとに動画撮影を行って、感染対策をしな
がら各拠点に集合し、一昨年、昨年と続けてきました。

今年度は、創立70周年という記念すべきタイミングと、私がグループ
CEOに就任したタイミングが重なったこともあり、全社員が集まる機
会をつくりたかったという想いはありましたが、新型コロナウイルス感
染症の影響が見通せなかったこともあり、拠点社員総会に私を含めた本
社役員が訪問する形を取ることにしました。

株主や社外取締役の方々にも事前にインタビューにご協力いただきまし
た。執行役員で話し合いもして、これからの経営について議論しました。

各拠点でも話し合い、準備を進めてくれています。公開質問コーナーも
あります。どのような感じになるかはわからない部分もありますが、と
ても楽しみにしています。

社員総会は、文字通り社員のための総会であり、私や他の役員、ご来賓
の方々のための総会ではありません。目的をしっかり果たしながら、拠
点開催ならではの独自性や、距離の近さを活かし、新しくて、ユニーク
で、オープンな社員総会にしたいと思っています。

今年度のテーマは、「第三の創業~縁誇創新~」です。五十鈴グループ
は、会長の時代から「縁」を大切にしてきました。70年培ってきた縁
に誇りを持ち、新しい縁を築きながら、新しいことを創造していこうと
いうことが縁誇創新という言葉には込められています。

それ以外にも、五十鈴アイデンティティを大切にしながらも、新しい未
来のアイデンティティも大切にしていく進化的な要素も含まれています。

第三の創業に向けた大冒険は、スタートしたばかりです。これまで実践
してきている全員参画経営を、みんなが「そうだよね」と思える共感と、
みんなが「気分よく働ける」幸福感をともに感じられるように、みんな
で、進化・アップデートさせていきます。

どんな社員総会になるかわかりませんが、全員参画経営や、会社の進化
だけでなく、社員総会そのものがどのように進化していくかについても、
注目していきたいと思います。

五十鈴グループは、これからも進化を続けていきます。第三の創業に向
けたムーブメントをぜひ、体感してください。


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【執行役員が伝えたいこと】_長尾常務

           ―― 空想の世界 ――
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突然ですが皆さんは『スター・ウォーズ』という映画を御存知でしょう
か? 

映画館で見たことはないが何かしらの形で目にしたことはある、名前は
知っているという人を含めれば、かなり多くの皆さんに知られている世
界で最も有名なSF映画のひとつでしょう。

ジョージ・ルーカスというプロデューサーが原案・制作してきた作品で
すが、2012年にディズニーがルーカスフィルムを買収し、それ以降
の作品はディズニーが制作しています。

スター・ウォーズがディズニー作品になってから、いわゆるスピンオフ
作品なるものが増えています。

これは過去の作品の中の特定のキャラクターやエピソードにスポットを
あて、過去の作品では語られなかった部分を作品化したものです。

この手の作品についてはさまざまな意見があります。昔からのスター・
ウォーズファンの中にいる熱狂的なジョージ・ルーカス信者によるディ
ズニー批判は横においても、メインエピソードで語られなかった部分は
見る者の空想に任せるべきで、物語の辻褄をあわせるために作られたよ
うなスピンオフ作品は不要である、という意見は根強いものがあります。

スター・ウォーズのメインエピソードは3つの3部作で構成されていま
す。3部作と3部作の間では時代も変わり、その間に何があったのかの
すべてが語られるわけではありません。

すべての作品につながりがありますが、物語の構成上やむなく前作との
若干の矛盾が生じることもありますし、突然登場する新キャラクターが
意味深な発言をしてメインキャラクターとの過去の因縁を匂わせること
もあります。

しかし少々の矛盾も乗り越え、見る者が空想を膨らませ、作品と作品の
間を埋めてスター・ウォーズは完成する、見る人の数だけ物語がある、
それがスター・ウォーズだ、という意見を皆さんはどう思うでしょうか?

そもそもSFは空想科学の世界です。すべてのセリフが矛盾なく、物語
の辻褄があっていなければおかしい、ということもなく、セリフの背後
にまったく別の語られないエピソードがあってもよく、逆にそれが作品
をミステリアスで深みのあるものとし、それも作品の魅力のひとつであ
り、最近のスピンオフ作品がスター・ウォーズからその魅力を奪ってい
る、と言う人もいます。

このような意見を聞いて私が思い出したのは、ミヒャエル・エンデの
『ネバーエンディング・ストーリー』という作品です。

この物語では、いろいろなキャラクターやエピソードが出てきますが、
そのほとんどは、それはまた別の物語としてメインストーリー以外は何
も語られません。

そしてメインストーリーで主人公が戦う相手は虚無であり、この物語を
読んでいるあなたの想像力で物語に登場したキャラクターやエピソード
が別の物語として膨らんでいくことでネバーエンディング・ストーリー
は完成し、世界が虚無から救われる、という結末へ向かいます。

まさに語られない部分は見る者一人ひとりの自由な空想の世界であり、
それが虚無を打ち砕き世界を救う原動力である、と訴えてくるのです。

ビジネスの世界でも想像力を膨らませることは大切です。今までの五十
鈴のヒストリーを知り、現在の五十鈴で働く我々一人ひとりが、未来の
五十鈴の姿や新しいビジネスについて想像力を膨らませる。

その時にこれまでの歴史や現在の世界観との辻褄をあわせることは不要
であり、少々の矛盾を含んでいても構いません。

空想の世界は自由であり、現状のパラダイムに縛られる必要もなく、そ
れゆえ我々の心をドキドキさせ、期待と希望へとつながっているのでは
ないでしょうか。想像力を膨らませ、新しい五十鈴をつくっていきまし
ょう。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

         ――― ジブンゴト化 ―――
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最近、「ジブンゴト」という言葉をよく見かけるようになりました。そ
の多くは、漢字ではなく、カタカナ表記で。

気になっていろいろと調べてみましたが、いつからそのような使い方に
なったのか、明確なものは見つけられませんでした。

小学館「デジタル大辞泉」によれば、「自分事(じぶんごと)」とは
「自分に関係のあること。我が事。」。補説として、「近年、『他人事
(たにんごと)』に対してできた語か。」と書かれています。なぜ、カ
タカナ表記なのかの説明はありませんでした。

地方公共団体で、「ジブンゴト」が使われている事例があり、その説明
によると、「カタカナのほうがインパクトがあり、印象に残ると思うの
でこの表記にしている。」というものや、「目に付き、印象に残りやす
くなるように、あえてカタカナ表記としている。」とされていました。

流行語のような、今風の使い方なのかと、なんとなく理解しました。

さて、その「ジブンゴト」についてですが、当事者意識を持つというこ
とであり、対象の物事を、自分にとって大事なこととして捉えることと
いえます。

例えば、コンプライアンスや労働災害・交通事故について、他人事と捉
えたり、自分は大丈夫と思っていたら、「本気で動く」契機にはなりま
せん。企業理念やビジョンとの結びつきや、いざ事象が発生したら、ど
んなことが起こるのか、周囲にどのような影響を与えるのか、認識する
ことが重要だと気づきます。

また、「ジブンゴト」は、「自分事」と「他人事」を隔てる境界が拡大
していく状態ともいえると思います。近年では、当事者意識を持つ範囲
が、環境問題や社会課題の領域にまで拡大し、取り組みも活発化してき
ています。

最近では、小学校や中学校でも、SDGsをジブンゴトにといった勉強
がされているようです。

今、何が起こってる? 何が問題? なんで今のままじゃダメなの? 
どうしたい? 何をすればいいと思う? どうすればできる?

関心を持つこと、そして自分なりの考えを持つこと。それが行動につな
がっていくということです。

今期、IMSでは、ウェルビーイングを高めていこうということが、基
本方針にも織り込まれています。一人ひとりが「ジブンゴト」として、
さまざまなことに取り組んでいくことが、その第一歩だと感じています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.953〕は、2022年6月23日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

この2年半、コロナ禍で失われたものは多いわけですが、そんななかで
それまでのやり方にとらわれず、思い切って変えてみることで新たな可
能性や方向性が見出せた、という話はよく聞きますね。
五十鈴では今週末から拠点ごとに社員総会を開催します。「社員総会と
は社員が一堂に会するもの」と思われていたことを変えてきたことで、
新たな気づき(メリットや課題)がありました。今後の方向性に活かせ
たことは多かったと思います。
いままで当たり前だと思っていたことも、いつかは変えねばなりません。
変えることで、大事ななにかをつかんでいきたいものです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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