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五十鈴メールマガジン〔No.953〕自分を信じろ!
配信日時:2022/06/23 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.06.23発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.953≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         今年も出水期に突入していますが、

     この時期は特に大雨災害等が起こりやすいものです。

           普段からの備えはもちろん、

         緊急時に適切な行動がとれるように

      国や自治体等の情報に関心をもっていきましょう。

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☆No.953 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_自分を信じろ!(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_フィジカルインターネット・ロードマップ(黒田常務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_ポジティブな気持ちで考動(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

         ――― 自分を信じろ! ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

私は、家庭を顧みずに仕事をしてきた人間です。銀行員時代は当然のよ
うにそうでしたし、コロナになってからは家族との時間は増えたものの、
子どもも大きくなっており、自分たちの時間をそれぞれ過ごすことが多
くなっていて、関わる機会が少なくなってしまいました。

一緒にごはんは今でも食べに行くし、旅行にも毎年何回もみんなで一緒
に行きます。私と家族との時間は多いとは言わないけれど、それでも限
られた時間を大切にして、過ごせる時間はできるだけ過ごしてきたつも
りです。

でも、大事な話をしてこなかった、そして接し方が悪かったと思い、反
省しています。それは、二人とも「将来のやりたいことが見つからない」
という事実が、今でも続いているからです。小さいころから海外へ行き、
多様な文化に触れ、たくさんの習い事をしてきたにもかかわらずです。

人の心は聴いた言葉、未来は話した言葉でつくられます。自分の「将来
の夢」は自分でデザインし、それに向けて具体的に行動していくことが
大切です。大谷翔平選手のマンダラチャートのようなものもそのために
あります。自分が想像している以上の自分にはなれません。自分が決め
ているからです。

そういった話をしてこなかったことと、仕事っぽく言うと、行動に対す
る質やプロセスがよくないため、やっていることに対してダメだしばか
りしてしまって、「夢」を潰してしまっていたのだと思います。

子どもに対しては思い入れが強すぎるので、もっとこうしてほしい、も
っとこうなってほしい、「もっともっと」が多すぎて、ついつい厳しく
してしまい、「夢」や成長に対する芽を自分が摘んできてしまったのだ
と思います。特に、親の影響力は大きいので、そういったことをもっと
よく考えるべきでした。

幼児期は、「自分はできる!」とプラスの言葉しか発せず、失敗しなが
らもできるようになり、やがてできることがどんどん増えていきます。
幼児は、自分の可能性を100%信じて行動できるから何でもできるよ
うになるのです。

自分の可能性を100%信じて、プラスの言葉だけを発し続けられてい
たのに、親や周りの影響で、いつしか自分を信じられなくなっていきま
す。心のどこかで、「無理かも・・・」「できっこない」と思っていた
り、ネガティブな言葉を発したり、失敗した時のことを考えて、リスク
ヘッジをしてしまいます。

決して、そのことが悪いとは言いませんが、確実に言えるのは、自分が
自分を疑っている分だけ、未来は「差し引かれる」ということです。話
すのも「自分」、決めるのも「自分」、自分で発した言葉を最初に聴く
のも「自分」です。周りはそれを信じてやることと、それを支援する伴
走こそが必要だと思うのです。

一人ひとりが「夢」を持てるように、そして、その「夢」をみんなで自
己実現できるように、家庭でも、職場でも否定せず、信じて伴走してい
きたいと思います。私は、息子の話をまずは聞き、じっくりと向き合う
ことから始めたいと思います。息子よ、自分を信じろ! 夢を見るがい
い!


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

    ―― フィジカルインターネット・ロードマップ ――
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先週の土曜日から五十鈴東海を皮切りに社員総会がスタートしました。

創立70周年「第三の創業」として、これからの五十鈴の在り方・方向
性を考え、みんなが未来の五十鈴に向けて「かえていくこと」は変えて
いける機会としてもらいたいと思います。

今後開催される各拠点の社員総会も全員で盛り上げていきましょう。

話は変わりますが、今年の3月に経済産業省と国土交通省が「フィジカ
ルインターネット・ロードマップ」なるものを発表しました。

これは昨年10月より両省の有識者や業界団体、サプライチェーンの専
門家などで構成される「フィジカルインターネット実現会議」が設置さ
れ、このロードマップが策定されたのです。

フィジカルインターネットとは1年ほど前にもこのメルマガに書きまし
たが、今後起こるであろう物流クライシスの救世主として研究されてお
り、あたかもインターネット上の情報のように物流品(荷物)が最適な
ルートや積み方になるように物流ネットワーク上のさまざまな倉庫やト
ラック、パレットなどを共有して効率化を図るというもので、その実現
に向けたロードマップが政府によって発表されたのです。

この「フィジカルインターネット・ロードマップ」は

1.我が国に迫る物流クライシス
   なぜ「フィジカルインターネット」が必要なのか
2.フィジカルインターネットのコンセプト、歴史、海外動向
3.フィジカルインターネットが実現する社会のイメージ
4.フィジカルインターネット実現に向けたロードマップ
5.フィジカルインターネットのパフォーマンス

から構成されております。

まだ、構想段階で理想論的な部分もあり、実際にロードマップ通りに進
んでいくのかわかりませんが、物流業界が抱えている問題や今後の方向
性「かえていくこと」がわかると思います。

業務で関係する人や興味のある人は、是非とも目を通してもらいたいと
思います。以下URLです。

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/physical_internet/20220308_report.html

以前から言われている、ドライバー不足に伴うドライバーの労働環境改
善コストや生産性中心の産業構造による小ロット化・短納期化に伴う物
流効率の悪化のみならず、昨今では急激な原油高やコロナ禍等により輸
送量の急激な増減もあり、物流業者の経営状況は悪化の一途をたどって
おり、物流業者だけの問題としてでなく、産業界全体で取り組んで「か
えていくこと」になっていると思います。

今期ワーレックスは、基本方針「新常識への挑戦」のもと「パワフル・
チェンジ」をキャッチフレーズとしてLOG業界の問題や今後の方向性
を捉え、新たな常識に向けてパワフルに「かえていくこと」を変えてい
きたいと思っています。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

      ――― ポジティブな気持ちで考動 ―――
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今年度もスタートして早3ヵ月、うっとうしい梅雨が日々続いておりま
す。

世の中、少しずつ経済活動再開への動きを取り戻してきていますが、し
ばらくの間はコロナ禍はもちろん、不安定な世界情勢とともに暮らして
いかなければならないでしょう。さらに長引きそうで不安感も増します
ね。

そんな今日この頃ですが、体調には十分に気を配り熱中症にならないよ
う、安全第一でこの時季を乗り切っていきましょう。

足元の弊社を取り巻く経営環境は、カーメーカーの度重なる減産調整で
仕事量が激減、定時割れの日々が続く状況下での稼働となっており、厳
しい環境下に置かれております。九州地区の自動車生産がいち早く回復
し、通常の稼働に戻ってくれることを一番に願っているところです。

そんななか五十鈴拠点社員総会がスタートし、弊社も先日の五十鈴東海
の総会に参画させていただきました。

毎年進化スピードが加速していくのを実感しています。総会を通して、
私たちNS九州スチールサービス社員みな良い刺激を貰っており、早く
グループレベルに追いつこうと日々活動していますが、なかなか追いつ
けないのが現実です。

弊社も次のステージを目指していますが、変革とスピードが一番重要な
キーになると感じるこの頃です。

いつ何が起きてもおかしくない時代、弊社にも進化スピードの加速に伴
い新たな案件が生まれてくるかと思いますが、この時期は問題解決や将
来に向けての課題にどれだけ取り組めたかが大事だと思います。

企業の再開準備が本格化するなか、コロナによる従業員やお客さまのリ
スクを抑え、事業を正常な姿に戻せるか、収束後の競争で優位に立てる
かは足元の変化に適応できたかにかかってくると思います。

そして品質・安全を担保しつつ前に進むためには、新しさに目を向け、
スピード感をもって連続的にアプローチすることが大切だと考えており
ます。

さらに私たちは情報・データの安全性を維持し、生産性を向上させ、新
しいスキルを身につけることも必要となってきております。

デジタル化のスピードがさらに増し、業務の中心がリモートワークにな
ってもチームのメンバーが効果的に連携することを大切にし、さまざま
な変化を受け入れ、再び前に向かって歩み始め、新しい発想で俊敏性と
効率を向上させることや変化への対応力・適応力を強化することの必要
性も感じます。

また、ポイントとなることはイノベーション考動を起こすことです。

「変えてみると、いい結果に」。新しい挑戦・アイデアをアピールして
行動を起こすと意外に楽しかったり、自分たちに向いていたりするかも
しれませんし、次につながる機能が見出せるかもしれません。

「勢いに乗れば、成功できそう」。勢いに乗って新しい計画に着手する
ことで先入観を捨て、達成困難だろうなどと考えないで可能性を信じ、
どんどんチャレンジを起こし成功が待ち遠しいと思えることを始めれば、
やがて成果につながってくるのかもしれません。

視野の広い考動が取れる人財を目指すうえでも、

〇無関心な人ではなく好奇心がある人
〇失敗を恐れない人ではなく失敗から学ぶ人
〇話を聞けない人ではなく相手の事を考えて行動する人
〇及び腰な人ではなく仕事から逃げない人
〇諦める人ではなく仕事と自分を諦めない人

のような思考が持てる人に変わっていく。

そのために、さらに人とのつながりの価値を大切にして先に進んでいき
たいと思っております。変革とスピード重視で、考動できたものだけが
生き残っていけるのではないでしょうか。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.954〕は、2022年6月30日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

6月、梅雨入りとともにこれから10月までの出水期には、我が国では
毎年のように集中豪雨や台風による大規模災害が起きています。
とくに近年、線状降水帯による被害が多いこともあり、気象庁は今月か
ら線状降水帯の発生予測を早めに出す取り組みを始めました。
まだこれから開始するということもあり、発生の見逃しや実際に出され
た際の的中率なども未知数ということです。
しかし、災害に対して行政が取り組んでいることやこのような発生予測
情報などにも普段から関心をもち、さらに日常的な備えも怠ることなく
過ごしていくことが大事ではないでしょうか。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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