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五十鈴メールマガジン〔No.955〕生きがいって何だろう
配信日時:2022/07/07 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.07.07発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.955≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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              梅雨が明け

         連日暑い暑いと感じていたところ

      今度は一転梅雨戻りのような天候になりました。

        ここにきて大雨や台風が懸念されます。

         ふだんから情報収集や対策を行い、

           異常気象に遭遇した際に

      具体的な行動がとれるようにしていきましょう。

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☆No.955 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_生きがいって何だろう(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_おせっかい(本郷執行役員)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_価値観、行動規範のもとに(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― 生きがいって何だろう ―――
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五十鈴グループのミッションステートメントは、「生きがい、やりがい、
働きがいを楽しく創るビジョナリーカンパニー」です。

そもそも、生きがいって何でしょうか? 私自身も聞かれたら明確に即
答できる自信がありません。返答に困ってしまう質問ですね。でも、こ
れがミッションステートメントに入っているわけですから、みんなでよ
く考えていく必要があります。

Googleで検索すると、「人生の意味や価値など、人の生を鼓舞し、
その人の生を根拠づけるものを広く指す」とあります。「生きる張り合
い」や「生きる価値や経験を実現できるもの」ということも書いてあり
ます。「Ikigaiの概念図」というものもあるようですが、これは
私には今ひとつピンときませんでした。

昔の苦労話をすることが、自分も、まわりの人たちもすることがよくあ
ります。高校時代の野球部の友だちや大学のゼミ友だち、銀行時代に一
緒にディールをやった仲間たちと久しぶりに集まってする話と言えば、
当時の苦労話に花を咲かせることが多いです。皆さんも、そういう経験
をする人が多いでしょう。

なぜ、苦労話をするのか? それは、楽しい思い出だからです。その時
は大変だったし、辛かった。苦しくて、悔しくて、涙することもあった。
それでも、振り返ってみると、いい思い出、楽しい思い出になっている
から、それを仲間と共有し、楽しい時間を過ごすことができるわけです。

お金で買えるような楽しみは、持続しないし、心の底から満足感に浸れ
るようなものはないと思います。モノからコトへのトレンドも同じで、
お金で買えるコトである限り、死ぬまで輝きを失わない人生の宝物とな
る思い出にはなりません。

人生のハイライトシーンはどこだったかと振り返ったときに、お金で買
えるようなモノやコト「そのもの」であれば、誰でも体験できるから、
きっと寂しい人生だったとなってしまうでしょう。

苦労を乗り越えて達成できた体験、獲得できた充実感は、何よりも得難
い人生経験だと思うし、それこそが生きがいだと思うのです。こういっ
た体験、経験はお金を払って買うことはできないし、それこそプライス
レスだと思うのです。

新しいことに挑戦するときに、苦労はつきものです。サステナブルファ
クトリーもさまざまな新しいプロジェクトも、うまくいかないことも多
く、苦労している人たちがたくさんいる。

何かを得られるまでの試行錯誤や苦労している時期こそが、あとで振り
返ってみると一番楽しく、そして懐かしく、充実していたと気がつくこ
とができるのです。

そういった試行錯誤の連続を、お客さまやビジネスパートナー、社内の
仲間とともに一緒に協進化していくプロセスそのものが、誰もが得られ
ることではない体験そのものであり、生きがいにつながっていくと私は
思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_本郷執行役員

           ―― おせっかい ――
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関東地区はうだるような暑さが続いています。水分・塩分の摂取や一時
間おきの休憩、空調服やユニフォームの素材改良など、さまざまな熱中
症対策を行っていますが、基本は規則正しい生活を意識して必要な栄養
と睡眠をしっかり取ることだと思います。暴飲暴食は控え、この酷暑を
乗り越えられる策を一人ひとり考え実践していきましょう。

先日、保育園を数多く経営するある社会福祉法人が紹介されていた記事
を読みました。

ここの保育園の役割は、「子供たちの“いま”を支え、未来のいきるチ
カラを育む場所」としており、要は保育園で過ごす子どもたちの時間は、
人間性や人格の基礎をつくり上げることにつながり、自分が何をしたい
のか、それを実践するためにはどうしたらよいかを考え、学びながら歩
む姿勢を育むために役立つようにすべきということで、そのためのコン
セプトが「考えさせるを、考える」だそうです。

例え話も掲載されており、水道で蛇口をひねることや、コップに牛乳を
注ぐことも、小さな子どもにとっては初体験。その初体験をそっと見守
るとのこと。

はじめて蛇口をひねるとき、左右どちらにひねるのか、どれくらいひね
れば水が出てくるのか、ひねりすぎたらどうなるのか、すべて自分の目
で確かめさせるそうです。

もし水で床を濡らしたら、雑巾で拭くという作業を、また新しくさせて
あげればよいという姿勢。さあ、みなさん、どうでしょうか?

じつはなかなかこれができない。つい口を出してしまい、蛇口はここま
でしかひねっては駄目と言って聞かせたくなるものです。これは失敗を
未然に防いでしまうことでもあり、貴重な体験を奪うことでもあり、大
人たちにとっての典型的な悪いおせっかいですね。

さて6月25日(土)に五十鈴関東の拠点社員総会が開催されました。
この総会でのポイントを一部抜粋すると、厳しい北関東マーケットにお
いて、誇りと自信をベースに「関東プライド」を醸成し、全員参画の進
化を図ることを共有・確認しました。

一昨年、高崎SCを閉鎖し太田SCと統合を図り「新生太田」をキーワ
ードにお客さまへのCSを落とすことのないように取り組んできました。
勿論、母体拠点である小山SCも万全のサポート体制で臨んだと聞いて
おります。

会社の決断に対して、社員みんなが心を一つにして成し遂げた成果であ
ったと思います。しかし、厳しいマーケットであることはこれからも変
わりません。ただ、自分たちのかわらない考えの一つに「変化し続ける
ことを楽しむ」が加わりました。

冒頭の社会福祉法人の場合、大人にとっての当たり前が、子どもたちに
とっては初体験、新たな学びですが、我々も今までの当たり前を当たり
前のように行うこと以上に、これからの鉄鋼流通の未来、社会変化の創
造を実業を通して挑戦していかなければなりません。

このためにみなさんにお願いしたいのは、少しばかり「おせっかい」に
なってもらいたいと思います。先程の悪いおせっかいではなく、みんな
のため、社会のために信念を持ってまわりに流されずに行動する、ポジ
ティブなおせっかいを是非お願いいたします。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

      ――― 価値観、行動規範のもとに ―――
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建設の神生 幹です。

梅雨が例年より約3週間早く明け、異常な暑さに見舞われていますが、
今度は台風で各所で大雨と一定せず環境が変わっています。こんなにも
環境変化が大きいので、体調不良を起こさないようにくれぐれも気をつ
けてください。
 
建設は7月2日(土)に拠点社員総会を行いました。大変意義のある社
員総会になったと感じています。

これも社員総会前に本社執行役員の方々の建設本社と現場の視察、鈴木
勝CEOの社員全員との面談があったのを始め、CEO・執行役員のみ
なさまが各セッションで丁寧な説明をしていただき、期待されているこ
とに対して各自が意気込みを感じ、それに応えたいと強く思ったからだ
と思います。ありがとうございました。

話は変わりますが、DXを推進しようと、五十鈴建設も最新の建設用ソ
フトの導入を今までの試験的な運用から本格的に導入を考えています。

建設がこれから本格導入を計画しているソフトは、建物を3D映像化す
るもので、計画している建物のなかにいるという感じを体験できるもの
とあわせて、基礎から1階、2階・・・等を順番に、細部にあわせて表
現できます。

柱、梁、壁など動かせない部分が邪魔にならないように検討し、施工中
(建物を作る過程)の安全危険箇所の確認・対策、コンクリートなどの
各種部材の必要な数量などもわかるものです。

いろいろと便利なものですが、その入力や使い方が難しいので、教育は
少し時間がかかると思いますが、社員がしっかり使いこなせるようにし
ていきます。

社会全体でもDX化を進めていますが、7月2日からの大規模通信障害
を体験すると、導入するにしてもデメリットもあることを考えておくこ
とも必要だと思います。

デジタル化、IT化することで生産性や安全性を向上させる目的が、逆
に損なわれないようにあらかじめ手を打つことです。IT関連の故障や
通信障害が発生した場合の想定とその幅広い対策がとれるように事前に
想定しておくことが必要です。

想定し得ないような困難な場面に遭遇しても、臆することなく進めてい
くことができるようにしていかなければならない。そのためにもふだん
から自分たちの価値観や行動規範をしっかりと実践していくことが必要
ではないでしょうか。

スモールスタートすることは少しずつですが、間違いなく希望する社会
に近づきます。

しかしながら、自動運転・パーソナルモビリティ・ロボット・スマート
ホーム技術・AI技術などの導入は手段であって目的ではありません。

目的は事故が起こらない社会で幸せに暮らすことです。そして自動運転
やAI技術で先んじることよりも、「事故のない町を作る」ことを「目
指すべき姿」として捉えないと本末転倒だと思います。

いろいろな場面で仕事があります。そして、その仕事はいろいろな結果
を出します。一つ一つの仕事だけでなく、常に全体を見据えて取り組む
ことが大切ですね。

「希望する姿」をしっかりと見据えて、その結果を想像して、そのとき
にできる最高の答えで仕事を進めたいと思います。DXを駆使しながら
五十鈴の価値観であるアジャイルな行動でしっかりと成果を出したいと
思います。

建設も価値観、行動規範をもとに、さまざまな場面でスモールスタート
を繰り返し、五十鈴グループのライフサービス部門として全員参画で頑
張っていきます。みなさま、よろしくお願いいたします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.956〕は、2022年7月14日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

夏は暑いだけでなく、かなりの頻度で大雨などに遭遇します。暑さとは
異なる大量の水に襲われるということで、この季節があわせ持つ、さま
ざまな顔をあらためてしっかりと認識していかねばならないと思うとこ
ろです。
今年は例年よりも早く暑さが身にこたえる夏を迎えており、暑さ対策を
しながら豪雨や台風にも備えられるように策を講じておかねばなりませ
ん。
夏はまだ始まったばかり。ふだんの健康管理も同様に、気温の変化をみ
ながら空調管理をするなど、夏風邪を引かないように自己管理のほうも
しっかりと進めていきましょう。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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