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五十鈴メールマガジン〔No.957〕無言のシグナル
配信日時:2022/07/21 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.07.21発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.957≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        7月に入って、新型コロナ感染が増え

         第7波に飲み込まれてしまいました。

         今年は行動制限はないというものの

          体調管理はしっかりと行って

   家族内、職場内での感染拡大をさせない行動が求められます。

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☆No.957 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_無言のシグナル(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_初めての社員総会(小萱副社長)
┃
┃【五十鈴中央の現場から】
┃ ■_CX(キャリア・トランスフォーメーション)(諫山社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

         ――― 無言のシグナル ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

6月20日月曜日。その日は昼から九州出張の予定だったのですが、朝
起きると左足が痺れていました。それまでまったく予兆はありませんで
した。

変な体勢で寝てしまったかなぁと思いながら支度を始めたものの、痺れ
が取れる気配はありません。今まで味わったことのない痺れにもしかし
て脳梗塞か?と不安に思い、近所の脳神経外科へ電話しました。

すぐに来てもいいですよ、ということになったのでワイフに連れられ病
院へ向かいました。痺れが酷く、歩き方もぎこちない状態です。不安な
気持ちで病院に着くと簡単な問診票に記載したのち、すぐに診察室に呼
ばれました。目を見られたり、片足で立たされたりしたのちに、脳のM
RIを撮ることになりました。

20分ほど経過したのち、「脳に異常はないですよ」ということだった
ので一安心しました。腰かもしれないから腰のMRIも撮ってみますか
とのことだったのでお願いしました。

結論から言うと古傷の椎間板ヘルニアが神経にあたっていそうなのでそ
のせいだろうということでした。腰にまったく痛みがなかったので驚き
ましたが、日曜日の散歩で調子に乗って走ったからかもしれないなと妙
に納得してしまいました。

その後すぐに空港へ向かい、無事に出張することができました。足は今
も痺れていますが、改善傾向にあります。他方、腰痛のほうが出てきて
いるので、悪化しないように気をつけていきます。

私は、高校野球部時代から腰痛とは付き合っています。ソウルに赴任し
たときも、大きい案件が終わり、11月の時点で年度の目標達成を確実
にした週末、椎間板ヘルニアで歩けなくなり一週間休むことになりまし
た。強い痛みがなくなるまでに半年近くかかりました。

ストレス耐性があるほうだと思っていますが、腰にそういったことが出
るのだなとその時初めて思いました。異国で一年近く緊張状態が続き、
大きい成果が出たあとで、少しホッとしたのだと思います。

今回を振り返ってみると、グループCEOに就任して2ヵ月半、自然体
でやってきたつもりですが、知らず知らずのうちに緊張状態で走ってき
たのかもしれません。そして、初めての社員総会が東海であって、無事
に終えてホッとしたので、痺れが出たのかもしれません。

自分の心や気持ちの状態とは裏腹に、負担がかかっていることがあると
いうことを、今回も思い知らされました。体は正直に、シグナルを送っ
てくれます。異常があるときは、自分が気づかないうちに無理をしてい
ないか、一度点検することをお勧めします。

それから、体重も増えてきてしまっているので、適度な運動と食べ過ぎ
飲み過ぎに注意して、減量を進めていかないといけないとあらためて思
ったので、こちらも年末に向けて徐々に進めていきたいと思います。習
慣化していきます。


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【執行役員が伝えたいこと】_小萱副社長

         ―― 初めての社員総会 ――
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6月18日の東海から始まった全6回の拠点社員総会が、7月16日の
中央で終わりました。土日ともに開催された週もあり、自身の体力が続
くか心配しましたが、前半の酷暑に対して後半は暑さが和らいだことも
あり、無事勤めを果たすことができました。

勿論、初めての社員総会で、拠点毎に特徴がありますよ、と事前情報を
貰っていましたが、情報通り、各拠点とも工夫を凝らした演出があり、
楽しませて貰いました。

勝CEOの“BIG BOSS”だけでなく、公開質問の運営方法や、
グループセッションの方法も各拠点で特色が出ていたので非常に良かっ
たと思います。ISXの説明と拠点長のプレゼンは最も個性が出ること
もよくわかりました。良い意味で五十鈴グループらしいと思いました。

今回は、勝CEOの所信表明の後、私から「これからの五十鈴の経営に
ついて」、グループ経営チームで討議した内容についてプレゼンさせて
いただきました。

少し情報量が多く、グループ経営チームとして言いたかったことは伝わ
るかなと不安がありましたが、皆さん真剣に拝聴いただき、グループセ
ッションの纏めを拝見しても、グループ各社からYammerへの投稿
が増えるなど、早速目に見える形で変わってきていることもあり、伝わ
ったかなと安心しています。

説明内容でわからなかった点はすぐお答えしますので、いつでもコンタ
クトしてください。“より”フラット、“より”オープン、“より”ア
ジャイル、“より”インクルーシブがグループ経営チームの行動指針で
す。

デジタル化へのアイデアも楽しみにしています。どんどん現場発信でお
願いします。今後、次期基幹システムの議論が本格化しますので、この
機を逃す手はありません。

また、説明させていただいた通り、日々の活動すべてがISX活動につ
ながり、必ず社会課題の解決につながっていくはずです。少し目線を上
げて、今までの活動に協進できる新たな仲間を加えられるようにお願い
します。

今回の拠点社員総会に参加させていただき、あらためて五十鈴グループ
の規模、人財のレベルの高さを実感しました。正直、あの短時間のグル
ープセッションで皆さんが纏めた内容まで自分が纏めきれるか自身があ
りません。

後は、経営の実力次第です、と皆さんから突き付けられていると、襟を
正した次第です。これだけの規模と頼もしい人財を最大限活かした経営
を目指していきますので、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

いつもは長文で文章を削るのに悩むのですが、7月18日に第4回目の
ワクチン接種をして、現在副反応と折り合いをつけながら執筆していま
すので、ここで筆を置きたいと思います。

コロナ感染は、気をつけても隙間から侵入してくるかもしれませんが、
できる限りの対策をお願いします。五十鈴グループでも過去にないほど
の感染案件が報告されています。ご安全に。


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【五十鈴中央の現場から】_諫山社長

  ――― CX(キャリア・トランスフォーメーション) ―――
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今年はカラ梅雨で早々に梅雨明けし、夏の暑さ到来かと思いきや戻り梅
雨となり、線状降水帯による集中豪雨で各地に被害も出ています。天候
や自然災害だけでなく、企業の経営に直結する経済活動も予測がたてに
くい状況が続くなか、どうしても起きてしまった後の対応に追われがち
になってしまいますが、大事なことはいざという時のシミュレーション
とそれに対する仕込みや備えだとあらためて痛感しております。

先日ある雑誌の記事のなかで、CX(キャリア・トランスフォーメーシ
ョン)というワードが目に留まりました。DX(デジタル・トランスフ
ォーメーション)については多くの企業が戦略として掲げ、世の中で浸
透しているワードで、五十鈴でも各社でDXについての具体的な取り組
みが進み始めていますが、CXというワードは私には耳慣れない言葉で
した。

人生100年時代に突入し、従業員が現役で働く期間が長くなる一方で、
労働人口の減少に伴う深刻な人材不足、採用難は続き、企業としては在
籍している従業員にできるだけ長く働いていただきながら、従業員の生
産性を上げていくことが企業の生命線となる。

今後、欧州のような完全なジョブ型ではなく、日本型雇用を模索してい
く時に、企業は「経営戦略」「事業戦略」に加えて「キャリア戦略」を
打ち立て、従業員が組織にキャリアを預ける従来型の「組織内キャリア」
から、自ら主体的に学び進化し続けていく「自律型キャリア」への転換
を図り、企業も従業員のキャリアアップを後押しする環境創りや長期的
投資に取り組むこと、これがCXの解説でした。

このCXの考え方を我々に置き換えてみると、社員の働くフィールドの
多様性と働き方のバリエーションが益々求められるなか、まさに今取り
組んでいるSX領域の探究が必要不可欠であると改めて痛感します。

五十鈴中央でも、社会貢献に向けて、世の中の困りごとを地域の自治体
やパートナーとともに解決を図っていく探究にチャレンジし、既存の事
業(サービスセンター事業、ファブレス事業、ロジ事業)においても、
さらなる事業の進化、成長に向けてのチャレンジに励んでいます。

時代や環境の変化に伴って刻々と変わっていくステークホルダーの経営
戦略にリアルに関わっていくことが、既存事業それぞれのなかにあるS
X領域の開拓にもつながるはずです。

そして、この探究プロセスそのものが、社員が主体的に学び、自ら開発
するキャリア形成につながり、自律した社員が増えることで個人も組織
もパフォーマンスが上がり、所謂エンゲージメントの質も変わると信じ
ています。

先週末、グループとして最後となる五十鈴中央の拠点社員総会が開催さ
れ、創立70年を支えてきた五十鈴イズムやアイデンティティー、そし
て第三の創業の指針となる今後の経営のあり方について社員とともに考
え、議論する良い機会になりました。

そのなかで、今後の経営を考えるセッションで、世界的に人気のゲーム
ソフトであるマイクラ(マインクラフト)の世界観を引用し「新しい自
分のキャリアを創る」ことへのチャレンジについても、チーム討議のな
かで活発な議論が展開され、今後の五十鈴版CXにつながるヒントが少
しだけ垣間見れたような気がします。

社員の思いや志が詰まった討議のアウトプットをこの場限りにせず、日
常のなかで実践しながら、自らのキャリアをトランスフォームさせてい
きましょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.958〕は、2022年7月28日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

ここのところの線状降水帯による豪雨災害が発生するなど、嫌な天気が
続き、7月に入り本格的な夏に突入したと思っていたら新型コロナ第7
波が到来してしまいました。
この夏は行動制限はないからこそ、自己管理をしっかり行い、少しでも
体調の異変を感じたら無理せず受診や検査をしてから、その後の行動を
どうとっていくのか適切に判断していかねばなりません。
炎天下を避けつつ、マスクも状況にあわせて着脱するなど、暑さ・熱中
症対策と新型コロナ感染予防を適宜うまくやりくりしながら、この夏を
乗り切っていきましょう。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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