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五十鈴メールマガジン〔No.958〕第7波
配信日時:2022/07/28 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.07.28発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.958≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         第7波に突入した新型コロナ感染症、

         新規感染者の急拡大が止まりません。

         しかし、経済活動との両立のため

             行動制限はなし。

          私たちは感染対策を万全にして

        何事にも取り組まなければなりません。

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☆No.958 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_第7波(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_33年目の大暑!土用の丑!(宮川常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_世界に一人のあなた(臼井社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

           ――― 第7波 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

新型コロナウイルス感染症の第7波の勢いが止まりませんね。あっとい
う間に全国的にも、多くの都道府県でも、新規感染の最多記録を更新し
てしまいました。

未だに「コロナがなくなったら」とか、「完全に収まったら」という声
を聞くことがあります。残念ながら、コロナはなくならないし、完全に
収まることもありません。多少の波を繰り返しながら変異を繰り返して
いくことになるでしょう。

実際に、この第7波までは、波が来るたびに感染者数という波の高さは
高くなっていく一方です。死滅していくような類のウイルスではないと
いうことに気がついたほうがよいと思います。そして、いかに共存して
いくか、どのようにそのための体制を整えていくべきかを考えていくべ
きでしょう。

私も、ついに第7波の波に飲み込まれ、先週感染してしまいました。そ
して、家族にも感染が広がり、迷惑をかけることになってしまいました。

感染力が強いので、致し方ないのではありますが、自分のせいで苦しむ
ことになってしまった罪悪感は拭い去ることができませんでした。

症状としては、喉の痛みが特に酷かったように思いますが、熱、鼻水、
咳、頭痛など、風邪やインフルエンザの症状よりはきついですが、そう
大して変わらなかったように思います。

それよりも、家族や社員にうつしてしまったことや、会社の予定を多く
キャンセルしなければならなくなったことに対する精神的ダメージのほ
うがはるかに大きかったです。

発熱外来につながりにくかったので、診断してもらうまでと、保健所に
連絡をしてもらうまでが大変でしたが、その後は何をされるのではなく、
解熱鎮痛剤を服用しながら自宅療養で回復を待つこととなりました。

東京都の自宅療養サポートセンターに申し込むと、食料品も配送されま
す。体制面や、内容が大変充実しており、驚きました。この充実した体
制の維持が今後いつまで続けられるのか、サステナブルな観点からは不
安に感じました。

コロナは今後も続くし、感染者そのものは増える可能性もあります。第
8波が第7波よりも波が高くなる可能性もあるわけです。そういう状況
で、仕組みとして、金銭的にいつまで続けられるのか、続けるのかを考
えたほうがよいと思いました。

また、2回目の感染に備えて、自分たちでどのように対処していくのか
も決めていかないといけないと思いました。手厚い状況がずっと続けら
れるはずがありません。自分たちの生活は自分たちで守る、コロナと人
間社会がどのように折り合いをつけていくのか、結論を出す時期にきた
と思います。

疫病も、地震、火山噴火のような自然災害も含めて、自然とどう折り合
っていくかを考えていくべきだと思います。コロナはそういう意味で、
現実的に考えるきっかけを与えてくれているのだと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_宮川常務

       ―― 33年目の大暑!土用の丑! ――
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3回目のメルマガ登場です。

今回は7月28日に発信になりますが、二十四節気でいうところの「大
暑」(今年は7月23日から8月6日)に入っていて、23日は「土用
の丑」(雑節と十二支の組み合わせ)でもありました。

梅雨が明け、暑さがますます厳しくなる時期ですので、本当ならば暑さ
を吹き飛ばし元気を取り戻すために「暑気払い」(もっぱら「飲み会」
となることが多いですが)をしたいところですが、最近の新型コロナ感
染者の急拡大によって、暑気払いどころではない、という状況です。

感染者や濃厚接触者の増加は五十鈴グループでも例外ではなく、社員の
皆さんやご家族の方々においても、少しでも体調がおかしいなと感じた
ら、どうか早め早めの対応をお願いいたします。

社員の皆さん、ご家族の皆さんの安全・安心・健康が第一であり、何よ
りも優先することです。どうか皆さんよろしくお願いします。

さて、7月16日の五十鈴中央をもって終了した拠点社員総会ですが、
すべての総会の冒頭には五十鈴創立70周年の足跡をたどる映像が映し
出されました。

創業者である鈴木實会長が話される姿がありました。社員の皆さんの多
くにとっては初めての映像ではなかったかも知れませんが、私にとって
は五十鈴グループを創りあげた会長の肉声を聞いて、正直とても感動し
て、身震いする思いでした。

会長の生い立ちや五十鈴創業期については『五十鈴40年史 1952
-92 未来は、熱いうちに伝えたい。』に詳細が記されています。

このなかには会長の自著である『ひとはどんな奴についてくるか』(昭
和56年10月刊行/経済界)の文章が多く引用されていて、

一、お得意さんに誠意をつくそう
一、仕事は實を入れてやろう
一、何でもみんなで話し合おう

という三ヵ条からなる社訓についても、「お読みになればおわかりのよ
うに、あまり洗練された言葉ではない。もう少し垢抜けた言葉にあらた
めたほうがよいと思ったがあえて手をつけなかった。“初心忘るべから
ず”である。いずれも私自身の失敗から得た教訓である。(以下続く)」
と会長が社訓に込めた思いを知ることができます。

会長自身の失敗から得た教訓が三ヵ条からなる社訓であり、自著である
『ひとはどんな奴についてくるか』を読んでいただければ、「どんな失
敗があった」のかを知ることができますし、なぜ、社訓をこのままの表
現で残されることにしたのかも理解できるのではないかと思います。

また、この社訓の三つの事項について共有しているものは、「誠」であ
るとも仰っています。「誠はまごころであり、素直なこころである」と
続いており、人間の値打ちを定めるのは誠の有無、仕事ができるできな
いを決めるのも要は誠だといいたい、とあります。

ある拠点の社員総会で「仕事をする上で、もっとも大切だと考えている
ことは何ですか?」という質問(確かそうだったと記憶しています。正
確じゃなかったらごめんなさい)に対して、勝CEOが「誠実」と応え
られたことがありました。まさに「誠」です。

「誠」の気持ちをもって、日々の仕事に向き合っていきたいですね。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

        ――― 世界に一人のあなた ―――
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これまで、社員総会・IOC・IVCについて生まれてきた背景や目標
観について述べてきました。今回は、HRM(ヒューマンリソースマネ
ジメント~人の能力を最大に活かし開発し続けるマネジメント)です。

♪「NO.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly One」。
と聞いたら、すぐに何の歌詞だかわかりますよね。

ちょっと古いですが、これまで幾度も耳にしたことがある「世界に一つ
だけの花」の歌詞の一部です。

五十鈴グループのマネジメントシステムのIOCとIVCをつなぐHR
Mのベースにある考え方が、まさにこの歌詞と同じです。

五十鈴のHRMは、長期経営目標のWill-Naviが明示された後、
10年先を見据えた人財マネジメントを考えていく若手管理職がプロジ
ェクトメンバーとなり策定されたものです。今はそのメンバーのほとん
どは五十鈴の経営をリードする実践家として活躍しています。

Will-Naviは、GVC(グローバルバリューセンター)をなり
たい姿とし、私たちが働く場所を、所属場所の概念を超えてバリュープ
ロデュースフィールズと置きました。

なりたい姿や戦略課題が変わり、これまで経験したことがない「価値を
生み出す、創造する」ということをこれからの生業の軸においた時、人
財の活かし方もこれまでの考え方から大きく変えていかねばならないと
いうことから生まれています。

過去の経験や学習が通用しないフィールドで新たな価値を創造しようと
した時に、画一的に会社が望む人財像を明示して皆に目指してもらうこ
とよりも、それぞれの人がすでに持っている能力、そのなかでも特に強
みに焦点をあてた能力の組み合わせでチーム編成をすれば、多様な課題
に対してもスピード感をもって過去とは異なるアプローチで成果をあげ
ることが可能になるのではないかという仮説に基づいた考え方がベース
にあります。

新しいことに取り組むことが好きな人、チームワークを形成するのが得
意な人、論理的な分析力で問題解決できる人、操業技術の高い人、交渉
力がある人、粘り強い人など、人にはそれぞれ特長があります。

万能選手ではないけれど、ある側面からみれば他者とは異なる魅力的な
強みを保有している人は社内にたくさんいます。

しかし、その人が口下手であったり、行動が慎重すぎたり、対人関係を
形成するのが苦手だったりと、マイナス面から人を見てそこを矯正しよ
うという力が働いてしまいます。結果として登用の機会も少なくなって
しまいます。

五十鈴のHRMでは、その人の長短を理解しながら、弱みよりもその人
の良いところ=強みがさらに拡張して啓発されるような状況を提供した
ほうが当事者も自らの強みの価値や成果貢献を実感でき、成長意欲も職
場生活での充足感も高まるのではないかということなのです。

技術革新や戦略が物凄いスピードで進化・変化している状況下で、多様
な課題に立ち向かっていく上では、時に現実の組織構造や職制そのもの
が障害となることもあります。

基本方針の一つでもある「よりフラットに」というのは、課題達成に対
して最適な能力の組み合わせと発揮ができる状況を指しているのだと私
は解釈しています。

ベテランの持ち味、トレンドに敏感な若いセンス、性別の違いも私は平
等であるかないかというよりも、その違いの強みを相互が尊重しながら
活かしあえることが大切であると思います。

そういった人の活かし方をしようというのが五十鈴のHRMです。組織
の壁を越えて変革テーマが多様にあるIOC活動に対して、IVC活動
によって開発される多様な強みが発揮される機会提供をするのがHRM
です。

ISXではHRMを社外にも拡大して実践されています。そういうこと
もこれからの五十鈴の新常態になるのだと思います。

あなたの魅力、強みを謙遜することなく自覚することがベースです。そ
して、HRMも受け身ではなく機会開発の要望を主体的に周囲の人に語
ることが大切です。

十人十色、多彩な花が開花する~そんな土壌をさらに進化させていきま
しょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.959〕は、2022年8月4日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

新型コロナの感染の勢いはとどまるところを知らず、この夏も過去にな
い感染者数を発生し続けています。行動制限がないなかで、我々一人ひ
とりが感染予防を徹底していかなければなりません。
コロナ対策を継続しながら、真夏の直射日光を避け、人との距離をとり
つつ、熱中症を回避するために必要に応じてマスクを外すことも心がけ
実践していかねばなりません。
できるだけ感染を防ぎたいものの、感染力が強い感染症に対しては罹っ
てから周囲に影響を与えないように治していくことも大事。
夏本番を迎え、休日にはレジャーで混雑する所へも行く機会が増えます。
すでにわかっていることなのだからこそ、継続して感染対策を取り続け
充実した時間を過ごしていきたいものです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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