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五十鈴メールマガジン〔No.961〕「勝ち馬」にする人財を育成する
配信日時:2022/08/25 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.08.25発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.961≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             今月もあと一週間。

    新型コロナ第7波はいまだピークアウトが見えないなか、

        秋雨前線による大雨の影響が懸念され、

         今年も台風シーズンに突入しました。

        コロナや自然災害に万全の対策をとり、

        上期残りの1ヵ月を仕事にも余暇にも

        充実した日を過ごしていきたいものです。

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☆No.961 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_「勝ち馬」にする人財を育成する(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_DX人財としての成長(瀬戸常務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_姿勢を保つ(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

     ――― 「勝ち馬」にする人財を育成する ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

夏季休暇が終わりましたが、まだまだ暑い日が続いています。コロナの
第7波もピークを過ぎずに地方では過去最多を更新し、感染者数が未だ
に高止まり、医療逼迫の状況は続いています。

また、全国各地で記録的な大雨が発生し、河川の氾濫や土砂崩れ等の被
害も出ています。毎年どこかで自然災害は起こるようになっています。

ビジネス環境も厳しい状況が続いており、思わず下を向きたくなります
が、組織と人財の成長を推し進めるために、変革と教育の手綱を緩めず
に前を向いて進んでいくことが重要だと思います。

目の前に仕事はたくさん転がっており、一日をそれなりに忙しく過ごす
ことは簡単です。また、課題もたくさんあり、やるべきことをこなして
いくだけでもそれなりにやった感はあると思います。

そういう状態は「馬なり」と言って、競馬で馬に任せて走っている状態
と同じです。そうではなくて、いかに成長していくか、目指すべき状態
に向けて変革をしていくか、推進していくためのスピードアップをどの
ように図っていくのかを考えて行動することが求められます。

そうした活動を通じて、初めて「勝ち馬」になれるのです。「勝ち馬」
に乗っかろうとする人財になってはいけません。会社を「勝ち馬」にす
る人財になってほしいと思います。

ビジネス環境は、外部の影響によって良かったり悪かったりすることが
あります。業績や業容の拡大にフォーカスするのもいいですが、それよ
りも組織と人財の成長と変革を考え、リードしていく人財をどれだけた
くさんつくれているのかが重要です。

そのために、五十鈴グループは長きにわたって人財育成に力を入れてき
ました。それも、「○○ができるようになる」というようなことを教え
るのではなく、モノの見方や考え方、組織変革を軸とした教育をしてき
たわけです。

意図的な人財育成を、どこまできちんと丁寧にやれるかが重要で、その
ために時間を確保して継続的に実行できるかが、組織を永続させるため
に重要なことだと感じています。

もっともっと肥料を入れて畑を耕し、「馬なり」ではないスピード感で
サステナブル基盤を構築して、これから到来する未来社会においても
「勝ち馬」となるために、自ら進んで変革できる人財をこれからも育て
ていきたいと思います。

どのような事業環境であっても、組織が成長していくための基盤をしっ
かりと創っていく。忙しい状況でもそれを後回しにせず、問題と課題に
向き合い、挑戦を続けてくれる社員を大切にし、共に進んでいきたいと
思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸常務

        ―― DX人財としての成長 ――
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2004年にスウェーデンで提唱された、「進化し続けるテクノロジー
が人々の生活を豊かにしていく」という概念が「DX」(Digita
l Transformation)の起源と言われています。

この間に私たちの生活や事業活動においてはデジタルの活用は欠かせな
いものとなりました。2年以上続くコロナ禍もデジタル化に拍車がかか
り、DXを耳にしない日がないほど浸透しています。

それに伴い、デジタルに精通した人財が不足している問題も耳にします。
政府の発表によると、2030年には最大で79万のIT人財が不足す
るとの試算がされています。この現状は多くの企業で起こり始めている
問題で我が社も例外ではありません。

そして、この社会的な問題解決に取り組む企業も多く現れてきています。
我が社の生産現場や業務のデジタル化案件も、需要に対してそこに携わ
れる人財の不足以外に、そもそもの知識やスキルが不足しているという
課題も顕在化してきています。

この問題を解決するには、グループの教育体制や採用方法を再考し整え
ていく必要があります。

必要とされる人財を採用して確保するための取り組みは今期より人事チ
ームと拠点で連携した活動が始まっています。今後の展開や採用実績を
見ながら展開の仕方ややり方は工夫をしていこうと思います。

一方、社内の教育体制については、今期の取り組みとして、デジタル委
員会とBITでICTスキル自己診断を行いましたが、今後は診断結果
に基づいて各自のスキルに合わせた教育プログラムを開発しながら展開
していく予定になっています。

世の中的にはDXの推進に伴い、リスキリングの必要性と重要性が増し
てきています。現代の企業にとって、デジタル技術を取り入れて新たな
価値を創出することは必須です。

「人財を大切に育てる人的資本経営の進化」を目指していく我が社にお
いても、「リスキル・学び直し」は人財戦略に必要な要素の一つと考え
られます。

ビジネスの変化が激しく、求められるスキルも変わっていく時代に、社
内にリスキリングの体制を整えて必要な人財を育成できれば、人的資本
の確保や充実につながると考えます。

リスキリングの結果として生産性や歩留まり向上、在庫削減、業務効率
や採算管理などの業務にデジタル活用が推進されることがDXへの近道
でもあると思います。

業務に必要とされる基礎的なスキルのリスキリングは前年より始めてい
ますが、この学び直しを実践の場で活かしながら、今後必要とされるD
X人財像を明確にして、リスキリングの内容を充実させていくことが重
要だと考えています。

社員のみんながDX人財として成長を図れるように体制を整えていこう
と考えています。

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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

          ――― 姿勢を保つ ―――
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皆さん、夏休みはしっかり休んで英気を養えたでしょうか? 激しい環
境変化は下期以降も続くでしょうが、自らがやるべきことをしっかりと
実践し、明るく楽しく元気よく毎日をポジティブに過ごしていきましょ
う。

今年は遠出をせずに自宅で過ごす毎日でしたが、家族とかなり濃厚な話
し合いができたことに満足しています。映画「キングダム」から何でも
ない話が始まり、なぜだか覚えていませんが、職場に関する話につなが
って少々考えさせられました。

コロナ禍前は、不平不満の話をいやいや聞かされていたことが多かった
と思うのですが、今回は何か前向きでこちらも楽しんでしっかりと話を
聞くことができました。時間もまったく気にならず、自宅で飲むお酒も
久しぶりにすすみました。

娘から「いま、ベストセラーの『おさほうえほん』(日本図書センター)
の話は幼児だけでなく、何歳になっても通用する内容で、豊かな人間関
係を築くのに最適で、当然仕事にも活かせるのでお父さんは読んで実践
したほうがいいよ」から始まり、お互いにいろいろとためになる話がで
きました。

娘がいまどんなことに関心を持ち、何にチャレンジしようとしているの
か伝わってきてうれしく思いました。

そのなかでもハッとした話を一つ披露します。皆さんは自分の姿勢(立
ち方、座り方等)について意識して良くしようと心がけていますか?

娘は銀行員でもあり、趣味でエステシャンと腸活セラピストの資格を取
り、友だちのお店の手伝いをしています。その関係からいろいろな職場
に行くそうです。

そのなかで、最近ですが明るく元気な職場は背筋がピンと張っている人
が多いということを気づいたそうです。

猫背で仕事をしている人が多い職場は、大体が自分の手元しか見ずに暗
い雰囲気が漂っているんだ、と解説を受けました。それが正しいものな
のかはわかりませんが、背筋を伸ばし姿勢を保つということを意識して
いこうと思いました。

周りから見ても元気ハツラツで良い影響を与えられるのであれば、やっ
てみる価値はあると思いますし、何よりも良い思い出になるように信じ
て意識して取り組みます。姿勢が悪いようでしたら、厳しいフィードバ
ックをお願いします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.962〕は、2022年9月1日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年は東北・北海道・北陸から、さらに各地に大雨が降り、多くの人が
災害に見舞われました。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げ
ます。
これから台風の時期に突入し、さらなる深刻な被害が発生する可能性も
あり、市町村の防災情報の避難指示が出たら、とにかく命を守る行動を
実行していかねばなりません。
これからの長雨や台風の時期には、普段からとれる準備(グッズ・ハザ
ードマップ等の用意・確認)と予報などの情報収集を怠らずに過ごして
いきましょう。
近年の異常気象がもたらすさまざまな災害から身を守ることは、現代に
生きる我々に課せられた課題であり、それに向き合い、発生した際にで
きるだけの対処がとれるようにしていかなければならない、と意を強く
したところです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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