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五十鈴メールマガジン〔No.962〕ハピネスGym
配信日時:2022/09/01 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.09.01発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.962≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

            9月1日は防災の日。

          いまから99年前のこの日に

      関東大震災が起きて多くの人が亡くなられました。

           この日の教訓を活かして

     私たちは災害への備えを強化していかねばなりません。

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☆No.962 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_ハピネスGym(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_自己の感覚を養う(本郷執行役員)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_防災へ、できることから始めよう(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

         ――― ハピネスGym ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

五十鈴グループでは現在、日立製作所フェローの矢野和男さんが社長を
務めていらっしゃるハピネスプラネットのサービスであるハピネスGy
mにトライアル的に参加しています。

新規事業のリーダーの人たちとサステナブルファクトリーのリーダーの
人たちで構成される2グループで参加しています。横のつながりを大切
にし、日々前向きな気持ちになれるような仕掛けや仕組みがハピネスG
ymにはあります。

一日が始まる前にいろいろとお題が出てくるので、それについて前向き
にコメントします。グループは3人の小さなグループに分かれていて、
その人たちが応援コメントをしていきます。

これまではやったことを報告したり、振り返りをしたりしながらフィー
ドバックする仕組みが多かったと思います。Gymではこれからやろう
と思うことや悩みについて書いているので、もっとこうしたらいい、と
いうアドバイスもありますが、さまざまな視点から前向きにコメントし
て応援するような風土ができています。

毎日コメントするのはちょっと大変ですが、みんなが日常的にどんなこ
とを考えながら仕事をしているのか、悩んでいるのか、そういったこと
がわかることがおもしろいし、それを助けようと応援しながらコメント
してくれる仲間がいることで、心強く、がんばろうという気持ちがわい
てくる雰囲気がGymにはあります。

資本主義社会のなかで会社は利益を求められ、合理化・効率化を進めて
いきます。人々や、よりよい社会や暮らしのために創ってきた制度だっ
たはずなのに、気がつけば人々は社会システムの歯車となり、経済成長
もできずに、失われた何十年を生き続けています。

かつて銀行員だった私もそうですが、そういう状況であるにも関わらず、
利益目標のみを追いかけ、組織のなかでよりよい座席を争い、内向きに
力を入れているからよくなっていかないのかなと感じています。

やりがい、働きがい、ハピネス、ウェルビーイングといった言葉は、五
十鈴だけでなく、多くの企業の方針やビジョン、ミッションで見られる
ようになりました。そういったことを実現していくために、どこまで真
剣に向かい合っていくのかが企業として、経営者として問われていると
思います。

経済活動のなかでそういったことが見いだせるのか、それとも外で創造
していくのか? いずれにしても、同じ世界を生きていると感じられる
か? そういう仲間がいるか? そういった感覚やコミュニティ創りが
大事なのではないかと思います。

そう思っているからこそ、共感やインクルーシブという言葉を新方針の
なかに取り入れています。ジェラシーと疎外感、あるいは劣等感といっ
たものが共感やインクルーシブを邪魔してきます。

先日、今後挑戦してみたいことというGymのお題で、秘密基地的な場
所を創りたいとコメントしたところ、メンバーから多くの賛同コメント
がつきました。みんなもそういう場所を求めているんだなと思いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_本郷執行役員

         ―― 自己の感覚を養う ――
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「グリーンまでたぶん100ヤードかな・・・?!」

そう信じて打ったらまさかのオーバーでOB! そんな経験ありません
か? 残りヤードの読みが的中すれば問題ありませんが、目測を見誤る
と一気に大叩きしてスコアが崩れてしまう可能性があります。

ゴルフは遠くにある4.25インチ(108mm)の小さいカップ(目
標)を狙うスポーツなので、限りなく正確に距離を把握して打つ必要が
あります。そんなとき、「ゴルフ専用の飛距離計測器」があるととても
便利です。最近、プレーをしていても飛距離計測器を使用してプレーさ
れている方が多く、私も少し興味を持ち始めました。

「狙った距離を打てないなら、計測は必要ないでしょ」。そう思う方も
多いと思いますが、それは違うと思います。毎ショット、自分が打つべ
き距離を把握して打つことを続けない限り、どれだけ時間が経っても狙
った距離を打てるようにはなりません。それほど正確な数値を頭に入れ
て打つことはゴルフにおいて重要な要素だと思っています。

ゴルフ距離計には「GPS」か「レーザー」を使用して計測する2種類
があります。GPS距離計は衛星を使って、自分やピンの位置、コース
情報などを表示してくれます。

一方、レーザー距離計は実際に対象物にレーザーを照射し跳ね返ってき
た時間で計測します。この2つは、それぞれ特徴がありますが、私は出
し入れせず簡単に飛距離が測れる腕時計型のGPS型飛距離計測器を購
入しました。

ゴルフの距離計には、機能によって戦略的に攻められものから、スイン
グの上達につながるものまで科学技術の進歩には驚きです。

しかし、ゴルフは自然との戦いです。実際に肌に風が当たる感覚や目測
などがとても大切になってきます。機器では計れないものを感じていか
なければ、ゴルフは上達しません。

ただし、ゴルフを本当に上達したいのなら機器に頼り過ぎず、自分の感
覚を養うアイテムとして使ってみようと考えています。プロよりも強い
アマチュアゴルファーとして有名な中部銀次郎さんは、「すべて自分で
読まなければ、ゴルフは上達しない」と仰っていました。

コースで自然を感じ、目測で自分の感覚を養っていくこともゴルフの醍
醐味のひとつです。うまく最新技術も取り入れながらゴルフを楽しんで
いきたいと思います。

ゴルフはビジネスに通じることもたくさんあります。ゲームプランを立
て一つひとつのプレー即ちショットを考え、その一打に集中しショット
をする。

さらに、その結果をフィードバックし、上達のために、また、成功のた
めに何が必要なのかを考える。そして再び、新たなゲームプランを立て
挑戦していく。

無論、ただ良いスコアや結果を出すことだけを望んでも上手くはいかな
いものです。本来、ゴルフもビジネスも自分の持てる能力や技をいかに
駆使して結果につなげることができるのか、ということに挑戦すべきも
のですが、そうした努力や工夫をして始めて、納得のいくラウンドがで
きるしビジネスもできるのではないでしょうか。

より良いショットをするために、自分は何をすべきかを考えるプロセス
と一打一打への思い入れ、そして、そうしたなかでも相手の立場や気持
ちへの配慮ができる人間性が重要です。

ゴルフでもビジネスでも本当に大切なものが何かを見失わないよう、自
己の感覚を研ぎ澄まし、日々の努力と工夫をしていきたいものです。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

     ――― 防災へ、できることから始めよう ―――
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建設の神生 幹です。

天気が安定しない日々が続いています。前回のメルマガで「天候が不安
定なので、皆さん気をつけましょう」と記載しましたが、これは国内の
私たちが住んでいる地域・場所で注意してくださいとの意味でしたが、
いま世界各地で我々の常識を覆す異常気象(豪雨災害・干ばつ被害)が
発生しています。

近年の猛暑や豪雨などの異常気象は、温室効果ガス(二酸化炭素やメタ
ンなど)排出量の増加に伴う地球温暖化が原因のひとつと考えられてい
ます。

たとえば地球の平均気温が上昇すると、海や地面から蒸発する水分が増
加します。具体的には、気温が1度上がると水蒸気の量が約7%増える
といわれています。

水蒸気の量が増えると大雨の雨量も増加し、豪雨の発生につながるので
す。このように、地球温暖化は異常気象を引き起こす原因のひとつとさ
れています。また、熱波による山火事も発生しています。

温室効果ガスの削減は産業革命時代からの年月をかけて、増加したもの
で、すぐには減るものではないと思います。

現状からすぐに直せること、改良等改善しながら進めていくこと、新し
く挑戦することと現状の分析、今後の計画・展開・チェックの繰り返し
を行い進めていくことが必要です。全世界的に進めていかなければなら
ない大プロジェクトです。

あわせて、猛暑・豪雨などの異常気象と震災に対応した防災対策は個別
での対応が重要になりますので、皆さんの家庭や各会社でも検討し、対
策を行ってください。

まずは、皆さんがいる場所をハザードマップで確認し、どのような災害
が発生する確率があるかを把握してください。浸水想定区域・土砂災害
警戒区域等にあわせた対策が必要になります。

各自治体は地域防災計画を作成しています。緊急避難場所も決まってい
ます。

五十鈴建設は諸官庁と災害協定を結んでおり、地震、台風、豪雨、大雪
のときに道路状況等のパトロールを行っております。そのときの状況と
指示にあわせて、地区の土木建築会社と協働して対応します。

建物に関しては、建設社員の建築士保有者が「応急危険度判定士」とし
て登録して、地域の災害対応に寄与しています。

建築業を営む者としては、各自・各社の予防対策を重視していただきた
いと思います。

最初にタンス・棚等家具の固定を進めてください。なぜかというと、家
具等の転倒による人的災害が多く発生しているので、人的災害対応に多
くの時間と労力を失い、復旧が遅くなる傾向があります。人的被害が少
なく、建物や設備だけの被害なら復旧は進みやすいからです。

優先順位等もありますが、順次、できることから始めなければ、将来の
対策ができるはずがないと思います。

電気も使用できるのが当たり前としていますが、災害以外の問題として
も、温室効果ガス抑制のため、化石燃料から天然ガスに切り替えを進め
ていました。

しかしロシア・ウクライナ紛争により、天然ガスをはじめ、化石燃料に
も輸入に制限がかかっていますので、一時的な電気使用制限がかかるな
ど、さまざまな問題が発生している状況です。

このような状況で五十鈴グループとして、備えることと、やるべきこと
と、挑戦すべきことといろいろあると思います。

建設も「価値観、行動規範」のもとで、さまざまな場面を想像し、各種
のスモールスタートを行いながら、進化・変革をしたいと思います。

五十鈴グループのライフサービス部門として、全員参画で取り組んでい
きますので、皆さま、よろしくお願いいたします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.963〕は、2022年9月8日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

99年前の今日起きたのが関東大震災。77年前には東京大空襲で東京
は焼野原となり、多くの人命が奪われました。11年前には東日本大震
災が起き、現在は新型コロナによって多くの尊い命が失われています。
この約百年の間にはほかにも多くの人が亡くなられた災害・戦争・疫病
の流行などが起きています。
医療、情報、建設、交通、防災等の技術力が百年前よりも飛躍的に伸び
ているとはいえ、昔よりも安心していられるかどうかは一概に比較はで
きません。
確かなことは、当時生きておらず、あるいは実害を被ってこなかったか
らこそ、さまざまな災害等の教訓から生まれた防災や情報収集の重要性
を実践すること、まずはできることから着手していかねばならないのは
まちがいないと、あらためて思うところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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