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五十鈴メールマガジン〔No.440〕みなさんのおかげです
配信日時:2013/08/30 15:15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2011.11.10発行 

                 五十鈴メールマガジン ≡No.440≡ 

==ISZ Mail Magazine ===================== 

 ◆                            ◆ 
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆ 
 ◆                            ◆ 

           この世の中に生まれて、 

       人との縁や出会いが何よりも大切だという 

         人生を歩んでいきたいものですね。 

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☆No.440 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine 
┃ 
┃【代表メッセージ】 
┃ ■_みなさんのおかげです 
┃ 
┃【執行役員が伝えたいこと】 
┃ ■_皇居ウォーキング(岩織常務) 
┃ 
┃【ITCの現場から】 
┃ ■_百聞は一見にしかず(川合社長) 
┃ 
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

【代表メッセージ】 

       ――― みなさんのおかげです ――― 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆ 

鈴木貴士です。 

皆さんご存知のように、この度平成23年秋の褒章で、藍綬褒章を受章 
することになりました。これは全国コイルセンター工業組合の理事長と 
して戴くものですが、組合員の皆さまはもとより、新日鐵や三菱商事、 
メタルワンを始めとする、鉄鋼メーカー、商社、そしてお客さま、五十 
鈴の皆さんのお陰だと心から感謝しております。来週の15日に褒章の 
伝達式及び拝謁が行われます。 

先週のメルマガにも書きましたが、未熟児で産まれてきた私に拝謁が許 
されるとは、本当に有難いと心から思っています。神様、仏様、御陰様 
というように、還暦を迎えた今年にこのような栄誉を戴くとは、つくづ 
く運のいい人間だと思います。折しも、今年オフィスを丸の内に移し、 
皇居が一望できる素晴らしい社長室で仕事ができるだけでも幸運なのに、 
その皇居へ家内共々参上できるとは夢にも思いませんでした。 

本当に全てが、自然に動かされるようにこのようなことになり、不思議 
な気持ちになります。そして改めて、この世に生を受け今まで生きてき 
たことに、両親を始めすべての方々に縁を戴いていると思います。結縁、 
尊縁、随縁というように、人との出会いが人生の全てだと思います。そ 
して、その縁や運を生かすのが自分の天性だと思います。 

これからは恩返しの人生に徹し、世のため、人のためになることを積極 
的にやっていきたいと思っています。しかし、慈善事業や巨額な寄付な 
ど、私にできるはずがありません。まずは人から頼まれたり、期待され 
ていることに応えることから始めたいと思います。それから、親、兄弟、 
家族の絆を深め、自分を取り巻くすべての人々を幸せにするような行動 
を取りたいと思っています。 

「中庸」の冒頭の言葉に「天の命これを性と謂い、性に率(したが)う 
これを道と謂い、道を修むるこれを教えと謂う」というものがあります。 
MOSHDの社長を拝命したときに、私はこれも天命だということで、 
この言葉を会長に色紙に書いてもらい、MOSHDの机の上に掲げてい 
ます。すべてのことは天に賦与されていて、天のルールに基づいていま 
す。最後の教えの所で初めて自分自身がそれを自覚し、自己研鑽してい 
かなければならないということです。 

天理に対する畏敬の念を常に持ち続け、徳を積み、仁を実践していかな 
くてはなりません。生かされている自分を知り、その上で生きている自 
分を見つめ直し、どのように生きるかを考え続けなければなりません。 

来年五十鈴は私より1つ遅れて還暦を迎えます。会社の寿命は30年と 
言われますが、丁度それが2回りしました。さらに新しく魅力的な会社 
になるように、社員全員で努力していかなくてはなりません。 

ステークホルダーにとって必要な存在でい続けるためには、変化し続け 
るしかありません。今年もそうですが、来年以降社員の皆さんは世界に 
羽ばたいていかなくてはなりません。世界中の人々を豊かにするために、 
我々はどのような考え方を広めていけばよいのでしょうか。「気分よく 
働けて、業績がよく、自己成長できる」ビジョナリーカンパニーを目指 
し続けるとともに、「魅せる未来協創企業」として何を思い、何を考え、 
どのように進んで行けばいいのでしょうか。受章を機にさらに私も頑張 
っていきたいと思っています。 


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【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務 

        ――― 皇居ウォーキング ――― 
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今年の5月に本社が丸の内に移ってから半年が経ちました。皆さんご存 
知の通り本社が入居しているビルは皇居に面していて、10階というの 
も高すぎず低すぎずで、しかも皇居全体を一望できる丁度真ん中にあっ 
て大変景色の良い気持ちの良いオフィスです。毎朝の朝礼のあとに応接 
室から皇居を拝んで1日をスタートしています。 

左前方には日比谷公園、霞ヶ関官庁街、桜田門(警視庁)、その向こう 
に国会議事堂、さらに右に目を移せば二重橋、ちょっと見にくいのです 
が右手前に行幸通りの銀杏並木(皇居に向かって振り返ると東京駅の真 
正面)、右前方には坂下門、桔梗門、その奥の方には武道館が見え、右 
手前に和田倉橋といった具合です。 

実は、若干メタボの気配が出てきたこともあって、暑さが和らいだ10 
月から、昼休みにこのオフィスから見える皇居周辺を歩いています。時 
間にして約30分ですが、歩いていると様々な光景を見ることができて、 
飽きずに苦痛も感じることなくメタボ対策ができています。ちょっとし 
た発見もあります。 

ベンチで本を読んでいる人、お弁当を食べている人、携帯を片手になに 
やら一生懸命見ている人、芝生に座って仲間で語らっている人たち、寝 
ている人もいます。二重橋の前では、観光客がたくさんいて記念写真を 
撮る光景が見られますが、耳に入る言葉は中国語が多いですね。もちろ 
ん日本人もいますが意外に年齢層は幅広く、年配の夫婦や中年と思われ 
る女性のグループ、若いカップルなど様々です。3週間ほど前には、丁 
度国会に向かって出掛ける車の中から手を振っている天皇陛下にも遭遇 
しました。 

二重橋の辺りに立ち止まって目の前を見回してみると、霞ヶ関官庁街の 
間に東京タワーが見え、反対に大手町のオフィス街の間には遠くにスカ 
イツリーを見ることができます。最近は銀杏の葉が少しずつ黄色くなっ 
てきて、秋の深まりも感じられます。 

私にとっての本社移転効果の1つは“皇居ウォーキング”によって無理 
なくメタボ対策ができるようになったことですが、この半年を振り返っ 
てみると、通勤時間が長くなった人もいれば逆に短くなった人もいます 
し、東京駅に近く、出張に出掛ける人にとっても拠点からの出張者の方 
にとっても便利になりました。また、株主との行き来も容易になり円滑 
になったと思いますし、他の多くの関係者とも行き来が容易になり、業 
務上の利便性が大変高まったと思います。何より、お客さまにとって五 
十鈴がより身近にあると感じていただける機会になっていることだと思 
います。 

こうして五十鈴の価値を“魅せる”時間と場所、機会がどんどん増え広 
がっていきますので、本社移転という「行動」を起こし、その行動によ 
って何が変わり、その変化をどう理解・認識し、どのように次の行動に 
結びつけるか? といったことを忘れずに、この変化を捉えて大いに張 
り切って、今後の取り組みを進めていきたいと思います。 

・・・・・・・・・「仕事は實を入れてやろう!」・・・・・・・・・ 


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【ITCの現場から】_川合社長 

       ――― 百聞は一見にしかず ――― 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━* 

先週米国のお客さまをお連れして、五十鈴の富士、浜松、安城、岐阜の 
各工場を視察し、5S、生産性、安全管理、設備メンテナンス等々の改 
善につなげる研修を実施しました。 

ITCでは、海外のお客さまへの工場改善のお手伝いをする仕事が多い 
のですが、言葉の問題や現地スタッフのプライドなどもあり、日本で実 
践できている改善アイディアを説明してもなかなか受け入れてもらえな 
いケースが多々あります。 

海外の工場を訪問して改善点を指摘して欲しい、という要請は多々ある 
のですが、ここ数年はとにかく五十鈴の工場を先に見てもらうようなプ 
ログラムに変えています。工場を回りながら、自動化の効用であったり、 
5Sの実践ポイントであったり、安全性向上策の考え方や具体的な施策 
など、見てもらえればほとんど説明が不要なほど理解をしてもらえます。 

この下期に入っても、インドのお客さま、ブラジルのお客さまに訪日し 
てもらい、改善のポイントや自社工場の改善イメージを持ってもらいま 
した。11月にはブラジルのお客さまの工場を訪問し、工場改善を推進 
する支援を実施する予定です。 

また、この11月からは五十鈴グループとしてインドのお客さまの支援 
を全面的に行っていくことになり、工場の操業指導もSS部門各社から 
指導員を派遣して、サービスセンターとしての工場作りを行う予定にな 
っています。 

これも「百聞は一見にしかず」と同じで、現地でこれだけできるという 
姿、実績を見せながら指導することで、現地オペレーターを短期間で養 
成していくものです。現地駐在者も五十鈴グループから既に2名派遣し、 
操業指導を行う環境整備と指導後の定着度を高めていくようにしていま 
す。 

6年前にも中国で垂直立ち上げの操業指導を実施したことがあるのです 
が、離職率の高い中国の現場でその時の操業指導を受けたメンバーが、 
今も数多く在籍している話を聞くと非常にうれしくなります。 

ただ単に設備を動かす操業指導ではなく、五十鈴の考え方を反映させた 
操業指導を行うことで、現地社員が仕事に誇りや楽しみを持って取り組 
んでもらえるような操業指導を実践していきたいと思います。 


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2011.11.4  五十鈴グループ代表 鈴木貴士が 
全国コイルセンター工業組合理事長として藍綬褒章を受章 
      →http://www.isz.co.jp/news/2011/1104_000088.html 

2011.11.9  小山五十鈴でタイからお客さまの工場見学を実施 
      →http://www.isz.co.jp/news/2011/1109_000089.html 

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【次号のお知らせ】 
 次号の五十鈴メルマガ〔No.441〕は、11月17日に配信いたします。 
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆ 

人との“縁や出会い”を大切にする人生を生き抜くことができるという 
ことはどんなに素晴らしいことなのか、と思いました。もちろん、自己 
の努力や精進が大事なのは前提ですが、どれだけ多くの人に支えられ、 
また多くの人を支えることができるかで自分の人生を実のあるものにで 
きるのではないでしょうか。 
普段職場などでいつも会う同僚やお客さまに対しても当たり前のことと 
して捉えていないでしょうか。そういう身近な人に対しての感謝やいた 
わりをこれからも大切にしていくということが重要だと思いました。 
                     (編集室/本間 靖啓) 
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士 
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階) 
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ 

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