バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.498〕創立60周年を越えて
配信日時:2013/09/27 12:20
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2013.01.24発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.498≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆
   
         五十鈴は満61歳になりました。

     創業者の現役年数が大体30年程度であることから、

    大半の会社の寿命もまた、約30年と言われています。

      それを乗り越えるのはまさに人と組織の力。

     目指す姿に向けて、62年目も走り出しましょう。
 
================================

☆No.498 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_創立60周年を越えて
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_雪の忘年会(牛島常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_「保つ」ということ(臼井社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 創立60周年を越えて ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今週の月曜日、六郷本社の大会議室で、六郷神社の神官様に例年通り、
創立記念式典の神事を司っていただきました。その後、幹部で池上本門
寺に会社の物故者のお墓をお参りしました。

昨年は創立60周年ということで、記念社員総会が「温故知新」という
テーマで開催され、「五十鈴の進化」をたずねて、会長やOBの皆さん、
そして、私からも近代史についてお話をさせていただきました。また、
新しきを知るということで、新たに制作された「五十鈴グループプロモ
ーションVTR」の発表やグローバルプロジェクトの報告等、未来の五
十鈴も感じ取れる、印象に残った社員総会でした。

その後の会長の卒寿のお祝いを兼ねたパーティーでは、三菱商事、メタ
ルワン、新日鐵、岡村製作所様の社長や幹部の方にお祝いしていただき
盛会でした。その他、60周年記念誌の発行や幹部による伊勢神宮・金
比羅宮へのお礼参り等、記念事業も数多くありました。

会社の寿命は30年と言われますが、それが2回転し、新しい30年に
突入しました。私が五十鈴に入社したのが約30年前で、40周年で社
長になったときにCIを導入していただき、「五十鈴鋼材」から「五十
鈴」になり、現在のロゴマークや制服になりました。

21世紀になり50周年を迎え、「21世紀・経営整合性モデル」を発
表し、「サービスセンター」に向けた挑戦が始まりました。その間色々
なことがありましたが、東日本大震災の年に、本社の一部と、アイコミ
を除くSL部門を念願の丸の内に移転しました。そして、その年の秋の
褒章で私は有難いことに藍綬褒章をいただきました。おりしも、還暦の
年に神様から2つのご褒美をいただいたような気分でした。

昨年も新日鐵住金の誕生や、尖閣諸島の問題による中国での日系企業に
対する不買運動などがあり、取り巻く環境は激変しています。そういっ
た中、昨年末政権が変わり、為替や株は円安株高に振れてムードは変わ
りましたが、実体経済が大きく変わるまでにはいたっていません。

そして、今度はアルジェリアで大変な事件が起こってしまいました。グ
ローバルに展開していくのが当たり前になった状態で、この事件は多く
の邦人が含まれていただけに、他人事ではない深刻な事態だと誰もが思
ったでしょう。

今、五十鈴の社員は治安状態があまり良くない場所へも派遣されていま
す。そういった意味で、「グローバル・バリューセンター」を目指す次
の10年も過酷でリスクのあることと向き合っていかなければなりませ
ん。

国内では、少子高齢化の問題が様々な形で表出してきています。原発を
含むエネルギー問題の道筋もついていません。節目の60周年を越えた
今、改めて、新しい挑戦をしていかなければなりません。

「ビジョナリーカンパニー」の実現に向けて、「自分の意志で偉大にな
る」という大きな挑戦はまだ始まったばかりです。今週の社長会で来年
度の基本方針概念図を発表しましたが、簡単に言うと「積極果敢に偉大
な組織を目指す」ということになります。

「気分よく働けて、業績がよく、自己成長できる会社」を目指すことは
変わりません。社員の皆さん、ステークホルダーの皆さんのWillを
すべて満足させることが、当面の目標です。

しかし、優先順位の第一は、社員の皆さんに「誇りと自信」を付けてい
ただき、セルフエスティームを向上させることだと思います。それには
学習と訓練しかありません。学び続け育み続けることが五十鈴の普遍的
な文化なのです。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_牛島常務

         ――― 雪の忘年会 ―――
========================================================□■□■

年が明けてもう半月が過ぎました。お客さまの賀詞交歓会にも参加しま
したが、どこの賀詞交歓会でも昨年に比べ、参加する方の人数が今年は
多いように感じました。やはり「アベノミクス」の影響で昨年末から急
激な円安になっており、輸出関連の企業の業績が大幅に回復して景気が
上向くムードになっていくという期待からなのでしょう。少し遅れて弊
社の仕事量も戻ってくることを大いに期待しています。

昨年12月28日の最終日に、五十鈴関東では群馬県の伊香保温泉で忘
年会を開催しました。これは、昨年の社員総会で小山SCがMVCを受
賞した時、「賞金はどうしますか」とのインタビューを受けた社員が
「伊香保温泉で忘年会をします」と言っていたこともあり、その流れで
開催することになっていました。

今回は総勢120名の大忘年会とあって、開催場所の予約に幹事がかな
り苦労していました。実は前年にも、小山SC総勢55名で今回と同じ
旅館で忘年会を開催しており、その時に今回の予約もしておりました。
しかしその人数を120名に増員しての予約に変更したので、宴会場の
確保が難しかったようです。しかしおかげさまで無事開催に至り、さら
に当日の伊香保温泉は夕方から雪が降り始め、雪の露天風呂まで楽しむ
ことができました。

120名の大宴会ともなると、経営チームもお酌に来る社員に圧倒され、
このままみんなからのお酌を受けていたらどうなることかと不安でいっ
ぱいでしたが、今回の忘年会の運営メンバーのテンポの良い企画に助け
られ、3SCの一体感を参加者全員が感じることができた良い忘年会だ
ったと思います。

そして2次会も無事終わりました。ただ降っていた雪が翌朝には結構積
もっておりみんなの帰りが心配でしたが、旅館から少し下ればタイヤチ
ェーンも必要がない程度の積雪量だったので全員無事に帰ることができ
ました。

今回の忘年会は五十鈴関東として初めてであり、記憶に残る忘年会にな
ったと思います。今年も五十鈴関東の忘年会が楽しく出来るように、み
んなで頑張っていきましょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

       ――― 「保つ」ということ ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

新しい年を迎えました。皆さん一年の計を明らかにしましたか? アイ
コミでは、毎年仕事始めの日は全員で参拝をし、その後一年の計を漢字
一文字で表してその年への思いを全員が発表するということを行ってい
ます。今年もそれぞれの意志を確認でき良いスタートを切れました。

さて、今週の月曜日(21日)は五十鈴の創立記念日でした。神棚を拝
して感謝をし、一日が始まりました。昨年の1月は60周年を感謝して、
代表始め本社役員・五十鈴グループの拠点長全員で伊勢神宮に参拝しま
した。冷たい空気の中、外宮から内宮を丁寧に回り幾度も心の声で感謝
の言葉を繰り返す清々しい良い一日となりました。

今年で五十鈴は62年目に入ります。そして、伊勢神宮では20年に1
度行われる式年遷宮の年にあたります。ご存知の方も多いと思いますが、
内宮・外宮の二つの正宮の正殿、14の別宮の社殿を造り替えて神座を
遷す1300年続く儀式です。

20年に一度はちょっと短すぎるような気もしますが、昨年、改めてそ
の意味を知ることによって、なるほどと思いました。諸説は色々あるそ
うですが、「弥生建築の保存」「建物の清浄さを保つ」などがある中で
最も私が納得したのが「その建築法の技術を伝承する」というものです。

10代から見習いを始めた大工さんがその技術を磨き、30代から40
代で中堅となり、そして50代で棟梁となるまでに、少なくとも2度の
建替を経験でき、後継者育成にあたることができるということだそうで
す。

また、歴史ある建物を守るということは、大事に保存するという考え方
ではなく、常にその時代で生きている人々に伝承された技術で新しいも
のに生まれ変わることによって、今尚価値ある存在として私たちの目の
前に現存し続けていることが大事との考えだそうです。その試みそのも
のが私たちに大切なことを教えてくれていると感じました。

この式年遷宮の年、五十鈴グループの歴史では分社25周年にあたりま
す。創業者精神である「雇われ人根性になるな」が分社の発端です。何
かに頼るのではなく、誰かのせいにするのではなく、自らの道を切り拓
いていく人々であり続けることです。

代表が社長に就任した時に示したミッションステートメント「21世紀
に向かって行動する企業家集団」そしてWill-Naviで示されて
いる「夢を実現するトップレーサー」も同様です。

60年を越える歴史が教えてくれるその精神を絶やすことなく、技術と
ともに継承をテーマに、そして新しい建物を建立できるよう今年も頑張
りたいと思います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.499〕は、2013年1月31日に配信
 いたします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

各経済指標が期待感に押されて上昇した年始の勢いも、今週は停滞気味
です。将来への期待に連動する指標の上振れは、その数値が期待感を概
ね満たした時点でストップしてしまいます。
期待感を持つことは大切なことですが、トップの言説や方向性が明示さ
れるとともに自分たちの身の回りの変化からの期待が、少しずつでも実
現していくことが重要だと思います。そして、そのような環境を自らの
手で創り出していきたいですね。
                     (編集室/野々村 悠希)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
http://e8.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E647

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
http://www.isz.co.jp/ml/form_group.html
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.498≡

======================= ISZ Mail Magazine