バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.967〕2022年度下期に向けて
配信日時:2022/10/06 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.10.06発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.967≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             今週は前半までは

           暑い日が続いていましたが

          水曜日の雨を境に気温も下がり、

          肌寒い天候になってきました。

         急な寒暖差に体調を崩さないように

        特に服装には気を配っていきましょう。

================================

☆No.967 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_2022年度下期に向けて(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_下期スタート(黒田常務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_違う角度から考動を起してみる(岩崎社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

      ――― 2022年度下期に向けて ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

新体制でスタートした2022年度も半年が経過しました。今年度は、
新体制ということもありますが、中期の初年度ということもあり、サス
テナブル基盤構築に向けたさまざまな活動、プロセス変革、制度設計、
社員の皆さんとの面談等々精力的に動いてきました。

進んだこと、進まなかったこと、着手できなかったこと等、いろいろと
ありますが、本質的な問題を炙り出し、それに向けた打ち手を考えて、
たくさんの議論と活動をしてきました。

グループ経営チームとして、取り組めたこともありますが、大きな仕掛
けやプロセス変革が進んだかというと、まだまだだったと思っています。
課題は、明らかにしているので、下期に向けて、具体的に加速させてい
くために何が足りなかったのかをそれぞれに考えてもらいたいと思いま
す。

上期の活動を振り返ると、企業としても社員としても、できることが拡
大してきています。これが「企業ドメインの拡大」であるし、「ビジョ
ナリーフィールドの拡大」につながっています。

あとは社内外へどういった影響を与えるのか、与えられるのかを考え、
それをさまざまな社内外の人たちと紡ぎながらパフォーマンスにどのよ
うに結び付けていくかがポイントになってきます。

そのためには、社内外と人や企業のケイパビリティの整理をしっかりと
行い、かつ、それの見える化をしておく必要があるということです。

もう一つは社内外のケイパビリティを結集してできてきた商品やサービ
スをグループのラインナップとして整理をして、これも見える化をして、
グループ営業に結び付けて展開していくということです。

最後に、これは一部できるようになってきていますが、そのグループ営
業をより高度化していくために、お客さまやステークホルダーとの関係
性を多面的、かつ重層的に展開していきます。

こういったことを実践し、仕組みを構築していくことで、新たな商品、
サービス開発を加速させ、一人ひとりの活躍フィールドを広げつつ、お
客さまやステークホルダーの企業価値向上と弊社との協進化、未来社会
への貢献に結び付けていきたいと考えています。

デジタル構想も含めて、活動の方向と具体的なイメージは鮮明になって
います。あとは、これを下期にしっかりと推進していくだけです。皆さ
んと新化基盤を創り上げていきたいと思っているのでご協力のほど、よ
ろしくお願いします。

上期の活動をさらに加速させていきながら、上記ポイントを踏まえてみ
んなで動いていけば、目指しているところに到達できるはずですから大
丈夫です。

私は、上期の活動や今後の活動イメージを踏まえ、一足先に来年度の構
想をしていきたいと思います。


□■□■============================

【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

          ―― 下期スタート ――
============================□■□■

10月に入り日中の暑さはまだ残るものの、朝夕はだいぶ涼しくなって
きています。相次ぐ著名人の訃報に驚かされていますが、季節の変わり
目となっています。体調管理には十分気をつけましょう。

そして私たちの仕事も今週から期の変わり目、下期がスタートしていま
す。いま一度目標観を明確にしてスタートさせていきましょう。

ワーレックスは上期、思ったように輸送量を伸ばすことができず、計画
を大きく下回る結果となり、かなり厳しい状況が続いていました。

下期はこれを挽回すべく、輸送量だけでなく収益率も上げていかなけれ
ばなりません。そのためにも周囲を巻き込んだ効率化、改善に取り組ん
でいきたいと思っております。

運送業はもともとドライバーとトラック以外の資産はほとんど無く、ト
ラック台数(ドライバー数)によって固定費がほぼ決まってきます。

以前は多くの運送業者では、輸送量が増えた時はドライバーの労働時間
(残業時間)や傭車(外注運搬)等を駆使して変動費でなんとかカバー
していたと思いますが、昨今の規制や環境変化より、労働時間を増やし
たり、安易なご都合主義の傭車頼みは大変難しい状況となっています。

この傾向は、ドライバー不足の問題もあって今後は拍車がかかり固定費
の占める割合はさらに大きなものとなっていくと思います。持続可能な
輸送を継続させていくためには運賃見直しはもとより、いかに輸送量と
輸送能力(トラック台数)をマッチさせるかが大きな課題だと思います。

ワーレックスとしても下期以降、関係各位と相談しながら整備していき
たいと考えております。

話は変わりますが、前回このメルマガに書いたEVトラックの新車発表
記念イベントに行ってきました。

≪重量物運搬用には、まだまだ現段階のEVトラックではパワーが足り
ないことや走行距離の問題がネックとなり、ワーレックスのトラックが
EV化されるのはまだまだ先のことになると思います≫ 

と書きましたが、私が思っている以上に進化のスピードは速く、もしか
したら重量物運搬であるワーレックスでもEVトラックが導入できるの
では、と思わされました。以前から取り組んでいるトラックボディの軽
量化とセットにして、現在導入検討中です。

うまくいけば業界初の鋼材運搬用EVトラックを見ることができるかも
しれません。また、非常時のEVトラックからの給電など防災ステーシ
ョンとの連携なども考えられます。

このように将来のことも見据えていけるように、足元の課題をしっかり
と取り組んでいきたいと思います。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

     ――― 違う角度から考動を起してみる ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

今年は台風がやたらと日本列島に到来した夏でしたね。あっという間に
10月、朝夕が涼しく過ごしやすい時季となり、下期もスタートして今
年も残すところ2ヵ月余りとなりました。

九州自動車業界の業況は引き続き低位弱含みで推移して、回復の目途が
見えてこない状況です。トヨタ自動車が10月国内生産を前月策定計画
より2割下方修正しましたが、月が明けるとさらに減修という現状です。

弊社扱い量の85%強が自動車関連であることから影響度は計り知れま
せん。生産抑制が続く限り、先行き不安は増大するばかりで、早急に将
来に向け真剣に考えなければならない時期にきています。

歯がゆさと不安を感じる日々が続きますが、嘆いていても私たちではど
うしようもできません。また世の中の環境も変動性・不確実性・複雑性
・曖昧性の時代とも言われていますし、そんななか我が社が健全に発展
していくためにも今後どのような取り組み方をしていけば良いのか思考
する必要を痛感しているところです。

悩んでいても仕方ないので下期から自己変革ではないですが、気持ちを
切り替えて気を楽にして違う角度から考動を変えていってみようと考え
ました。こんな世知がらい世の中、余裕をもって楽しみを追求しながら
将来に向けて進んでいこうと考えております。

それには仕事以外の楽しみを持つことが大事ではないか。仕事は人生の
一部でしかないことにも目を向け、仕事以外に楽しめるものがあると考
えたほうが変わるのかもしれない。気持ちを変えていくことで新たな未
来を創造する力や新しい発想、ひらめきが湧いてくるかもしれません。

活動を進めるうえで遊び心を持って楽しみながらやることも大切であり、
それも信頼できる親しい人たちと一緒に取り組むことがもっと良い時間
を過せるようになるのではないでしょうか。

趣味がほとんどない私からすると、直近の社内報〔in〕の『私、極め
ています!』に掲載されていたような趣味の世界を通して仕事にも活か
していければもっといいのかもしれません。趣味を持てている人が実に
羨ましいです。

さらに、心から楽しいと感じることが仕事に結び付けられれば、仕事だ
の私生活だのと論じる必要もなくなり、また仕事は遊びの延長、遊びも
仕事の延長と、うまく捉えられる人が成長するのだとも言われています
し、趣味でやっている仕事が突き抜けてきたら、そのノウハウやスキル
が本業を助けてくれ、やり方次第で成果にもつながるし、楽しくいい仕
事ができるようになるのでしょう。我々も取り入れてみたいです。

このような心にゆとりを持った新たな考動スタイルが、発想・アイデア
を自然と生み、ひいては新しい付加価値が提供できるような力強い組織
につながっていくのかもしれません。

今後、私たちも常識に捉われずに活力あるイノベーションを起こし、多
種多様な鋼材加工を含め、新しい事業領域を開発、研究していく活動を
さらに進めていきたいです。

秋と言えば、スポーツの季節。今年は久々に観客も入りコロナ前に戻っ
て盛り上ってきています。さらに観光も良いですね。我が社の近隣には
九州ブランドの一つでもある温泉があります。

政府による「全国旅行支援」も始まりますので、九州の温泉にぜひとも
足を運んで、その帰りにでもNS九州SSにお立ち寄りください。お待
ちしております。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.968〕は、2022年10月13日に配信
 いたします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先日、鉄道開業150年を記念したイベントに行ってきました。
家族づれや年配の人から子どもまで、さまざまな人が来場していました。
新型コロナの影響で観客の密集を避けるために従来のステージ上での演
目がなく、鉄道会社や企画会社の作成した展示パネルを順路にそって観
賞するだけのものでしたが、観客は間隔をあけながら、じっくりと見る
人が多かったと思います。
鉄道が日本に導入された当時の機関車の内外装写真や、まだ写真撮影技
術が一般に世に出ていない時代の絵師によって描かれた「鉄道錦絵」か
らは機関車の周囲を囲む当時の人々の様子などが伝わってきました。
また、いまを写した鉄道写真では、晴天のもと富士山を遠くにひまわり
と人を手前にして画面一杯に長く連なりながら走る電車、豪雨のなかを
ひたすら辛抱強く走っているように感じさせる電車、雨に濡れた夜の線
路や道路に光が反射しているなかを並行して走る電車や車など、どれも
ロマンや郷愁を感じさせてくれました。
時代の流れとともに、スピードも早くなり鉄道も進化してきております
が、ゆっくりと時間を気にしないで、旅をしたいと思う今日この頃です。

                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.967

======================= ISZ Mail Magazine