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五十鈴メールマガジン〔No.969〕時間の使い方
配信日時:2022/10/20 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.10.20発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.969≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         今週は後半から秋晴れの日が続く

            予報になっています。

       年間でも最高のシーズンを楽しみたいですね。

          朝晩の気温と日中の温度との

            寒暖差には気をつけて、

        有意義な日々を過ごしていきましょう。

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☆No.969 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_時間の使い方(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_深化と拡張(本郷執行役員)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_限られた時間やチャンスをどう活かすか(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

         ――― 時間の使い方 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

おかげさまで、最近はとても忙しくさせていただいております。時間を
どれだけ有効的に、効率的に使えるかについて、いつも考えてきました
が、まだなかなかうまくいっていないところがあるなと感じています。

忙しいことそのものは大好きで、モチベーション高く仕事を遂行するこ
とができるし、考えることもワクワクしながら考えることができます。
しかし、時間に追われる形での忙しさは、心にプレッシャーを与え、自
分を苦しい気持ちにさせます。最近は、少し追われることが多くなって
います。

キャッシュレス決済やフードデリバリー、スマホによる情報収集など、
多くのモノやサービスは、時間短縮や効率化により価値を生み出してい
ます。

隙間時間もスマホの登場により、更に有効活用できるようになりました。
本を読む以外は、私も情報収集するのはだいたい隙間時間で対応するこ
とが多くなりましたね。

ゲームをやっている人も多いですが、情報収集を効率的にする人たちが
増えてきているのも、スマホを眺めている人が多いことから、一定層い
るのではないかと思います。

情報系のYouTubeも最近は1.5倍速や2倍速で見ることが多く
なりました。話の展開が遅いとイライラしてしまうのです。インターネ
ットとスマホによって情報が溢れるようになり、それをこなしていくた
めに、より時短や効率を求めてしまっているように思います。

そういった活動を通じて、効率があがった結果、時間的なゆとりが持て
るようになったのか?というとそういうことでもありません。空いた時
間にさらに詰め込んでしまうからです。

昔の人たちに比べると、今の人は時間に追われている感覚が強いのでは
ないかと思います。これは、効率性だったり生産性だったり、使った時
間に対する効果に縛られて生きているのだと思います。

人間の生活はどんどん効率的に、便利になったけど、人々の心の豊かさ
は、それで得られるようになったのだろうか?というのが今、自分自身、
会社や社会に対する問いです。キャンプや山登りといったアクティビテ
ィが人気なのはこういったことと関係がありそうです。

敢えての無駄やひと手間、敢えての遠回りや寄り道、こういったことが
心に余裕を与え、豊かになっていくのではないかと感じています。

一直線に突き進むのではなく、まわりを見ながら、時には立ち止まった
り、寄り道をしたりしながら、仕事や人生をエンジョイするほうが生き
がいや、やりがい・働きがいに通じると思います。

人間らしい心の豊かさをしっかりと追求していきながら、仕事のパフォ
ーマンスがあがるような仕掛けをしていきたいですね。もし、私が一直
線で進んでいるようでしたら、声をかけて教えてください。


□■□■============================

【執行役員が伝えたいこと】_本郷執行役員

           ―― 深化と拡張 ――
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4億の男と聞いて、どんな人物像を創造しますか? 昨年40周年を迎
えた赤城乳業の「ガリガリ君」です。

赤城乳業と聞くと群馬の赤城山のイメージが強いかもしれませんが、本
社は渋沢栄一の出身地でもある埼玉県深谷市です。そして年間4億本売
れているのが「ガリガリ君」で今年41歳を迎えます。

ガリガリ君の開発の原点は、「こどもが遊びながら片手で食べられるか
き氷ができないか」だったそうです。私が好きだった片手で食べられる
アイスといえば、ガリガリ君もありましたが、当たり付きのホームラン
バーでした。ホームランバーを知らない方はネットで調べてみてくださ
い。

ガリガリ君の成功の要因は、「青空の下、遊びまくる“わんぱくなガキ
大将”」をイメージしたキャラクターから想像できるネーミングでもあ
り、あのガリガリした食感ではないでしょうか。

もちろん、いきなり4億の男になったわけではなく、1億本に達するま
でに20年近くかかったそうです。その後、ガリガリ君のキャラクター
価値を高めるべく、さまざまな企業や商品、イベントとコラボする「ガ
リガリ君プラットフォーム構想」を固め、プロモーションや部活気分を
醸し出すファンクラブを始動させたりして、2010年には3億本を超
えました。

その後、みなさまもご存じの変な味シリーズで2013年にブームにな
りました。現在は4億本で安定的に推移している模様です。

今回ご紹介したい商品がもう一つあります。ガリガリ君は埼玉でしたが、
群馬の赤城山で製造されているヒット商品です。

サンデン・リテールシステム株式会社が製造している「ど冷えもん」と
呼ばれる冷凍自動販売機です。

市場投入は令和3年1月。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事
態宣言が発令された時期と重なり、営業時間短縮で売り上げ減少に直面
していた外食産業の“救世主”となりました。

支持されている理由は使い勝手の良さで、幅の異なる4種類の収納棚を
用意しており、扱う商品の大きさに合わせて選択できます。複数の収納
棚を組み合わせることで異なる大きさの商品を販売することも可能で、
最大11種類、308個を収納可能。

販売状況や在庫確認を遠隔で行うこともでき、電子マネーやスマートフ
ォンのQRコード決済にも対応しています。電源も家庭用100ボルト
電源でよく、特別な工事は不要です。

そして、無人で人件費をかけずに24時間販売できるため、地方企業が
東京のアンテナショップ的に設置する例も増えているそうです。最近で
は設置場所もアプリでわかるようにもなっているので、みなさんも一度
お試しください。冷凍冷蔵技術の進化もあり、とても美味しいですよ。

どちらも共通していることは、「モノ」だけの勝負ではなく、「コト」
や「意味」を付加させながら、そのモノを買う決断をするときの「その
気にさせたストーリー」と共感を生みだすブランドコンセプトが明確だ
ったのではないでしょうか。

情報技術が進化したおかげで、日常生活はとても便利に快適になってい
ます。しかし、モノやサービスを提供する企業にとっては、機能や技術
力だけでは他社との差異化をつけることが難しくなってきています。

今年度の五十鈴関東の基本方針は「収益基盤の深化・拡張」です。

深化の部分は、既存事業のホンモノ化であり、土台の幹を太くする部分
ですが、安全・品質においては、上期目標未達でした。再度引き締めて
既存事業の価値を最大化する力を創り込む必要があります。

拡張の部分については、グループ長期ビジョンを見据えた多様な収益源
を創り込む活動ですが、関東のSX事業開発チームがグループ活動を牽
引し、さまざまな事業開発の芽を育んでおり、ビジネスとしてスタート
した案件も出てきました。

グループ基準で考えれば問題ありませんが、関東の組織活動として考え
ると、上期は深化と拡張がバラバラだったので、今月の下期キックオフ
で修正を図り、足元より、もう少し先の未来を見据えながら既存事業か
らの発展を「コトや意味」を付加させ、SX事業開発チームと一体とな
りながら、関東としてのマルチドメインを進化させていきたいと思いま
す。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

   ――― 限られた時間やチャンスをどう活かすか ―――
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建設の神生 幹です。

天気が安定しない日々が続いていますので、安全作業だけでなく、健康
にも注意してください。

話は変わりますが、9月16日(金曜日)に五十鈴建設安全協力会の安
全大会を開催しました。コロナ感染防止の観点から2020年・202
1年と開催できませんでした。

今回はコロナの感染状況等を考慮して、通常6月の開催を9月に延期し、
朝霞市民センターの922名収容できる大ホールをお借りして、協力業
者には基本1名として参加するように案内状を送り、時間も1時間45
分まで短縮しました。

挨拶で壇上に上がると120~130名程度の参加者で、いつもより少
ない人数で少し物足りないと思いましたが、開催できたことに感謝しま
した。

本来、安全講話は講師にお願いをしていますが、講話時間30分なので
講師から安全講話にならないとのことで断れていました。そこで、特別
にお願いをして建設業労働災害防止協会事務局長の白石様に安全講話を
していただきました。

短縮したことで安全講話を依頼した事務局長の白石様にも講話時間を短
縮していただきましたが、「30分は短すぎてやりづらいけど、最近は
どこの建築会社もそうだから、仕方がないよ!」と言われていました。

安全講話は90分が普通で、パワーポイント資料も90分講話にあわせ
て作成してありますが、30分用にした資料を作れば対応できると思い
ますが、それを行わず、断りを入れるのはどうかと思います。

今のコロナ感染防止の観点から、どこも時間短縮での依頼があるのにそ
れを断ることが安全を推進する講師として良いのかなと思います。

限られた時間やチャンスをしっかりと活かし、結果を出すことが求めら
れている時代に、今までのやり方を変えられないのは良いとは思いませ
ん。限られた時間内でしっかりとした講話をできるように工夫すること
が求められていると思います。

建設も働き方改革で残業時間短縮を行っています。そのためにITの活
用を推進しています。建設用サーバーと現SharePoint内のデ
ータの一元化に向けてBITとプロジェクトを始めています。

あわせて、BIMという、コンピュータ上に3次元の立体モデルを作成
するソフトの導入も始めました。立体モデルで内部に入ったような景色
やさまざまな角度からも見ることができます。

また、細部を拡大することもできる優れものですので、建物をお客さま
に説明する際にも理解していただきやすく、建物を作る際にも各手順確
認や検証もできるので施工管理がスムーズになると思います。

しかしながら、BIMの使い方(入力方法)を理解できず、苦労してい
ます。難しいのではなく、使い方が理解できないのです。少しずつ、慣
れていってくれると思います。

今、CADという、2次元ソフトを皆が使っていますが、これも当時は
「わからない!!」と苦労していましたが現在は普通に使っています。

IoTの推進だけでなく。カーボンニュートラルに向けても推進してい
きます。

新しい技術や新しい要求に対しても全員参画で挑戦していきますので、
みなさん、よろしくお願いいたします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.970〕は、2022年10月27日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

秋になって、映画観賞の時間が増えてきました。
といっても、BSなどで放映するのを観るぐらいで、過去に観ているの
をあらためて観るのが多かったりします。
また、食べ物がおいしい時期でもあるので、つい食べ過ぎてしまうこと
も多いため、身体を動かすことも大切で、秋になって、いろいろとやる
ことが増えてきたと思うところです。
いずれにしても時間は限られているので、計画的に有意義に使っていか
ねばならないと思う今日この頃です。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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