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五十鈴メールマガジン〔No.970〕先端材料技術展2022
配信日時:2022/10/27 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.10.27発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.970≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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             本格的な秋になり、

           朝晩が寒く感じられる季節。

         陽が落ちるのが早くなりましたが、

          その分夜が長くなりました。

         これからの季節、暖かくしながら

       秋の夜長を有意義に過ごしていきましょう。

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☆No.970 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_先端材料技術展2022(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_IQとEQ(岩品執行役員)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_変遷(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

      ――― 先端材料技術展2022 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

先週東京ビッグサイトにて、先端材料技術展が開催されましたが、昨年
に続き、今年も五十鈴東海として出展しました。元々は安城SCから始
まった活動ですが、東海に広がり、今ではグループ全体の活動として参
画メンバーが増えてきています。

今回のグループプロジェクトとしての参画度の進化ポイントとしては、
これまで活動していたプロジェクトメンバーが説明をしてきたところを、
スチールサービス部門の営業・生産メンバー、ソリューション部門から
も応援してもらって対応しているところです。

また、中央のデジタル推進チームがPR動画を急遽作成してくれたり、
さまざまなメンバーが支援をしてくれたり、活動の裾野が広がってきて
います。

循環ビジネス創造プロジェクトとして、事業開発的に取り組んでいるの
はプロジェクトメンバーですが、それを常にお客さまと接している営業
・生産のメンバーがCSの観点から、デジタル推進メンバーがデジタル
の観点から、同じ素材リサイクルソリューションを開発しているメンバ
ーも参画してくれていて、グループの一体感やシナジーを感じさせてく
れる活動になってきていると実感します。

技術的にも、MF式混合溶融技術によるバイオマス樹脂だけではなく、
廃プラスチック、廃木材にも広がってきており、それぞれの環境ドメイ
ンでビジネスパートナーが拡大しています。

ここ数年、環境分野でもビジネスパートナー数は増えてきています。ま
たお付き合いさせていただく企業さまも業種が多岐にわたっていて、た
くさんの刺激を受け、悩み、苦しみながらも粘り強く前に進んできたこ
とで、成果が出始めてきています。

SDGsが世の中に広まり一般化したことで、企業の注目度も上がり、
どの産業でも廃棄しない、再利用する流れが大きなムーブメントとして
広がり、市場自体もこれから急速に拡大していくことが見込まれていま
す。

安いコストで大量生産、大量消費という時代から、多少のコストがかか
っても、長く使えることや、再資源化や再利用ができることに価値が認
められるようになってきています。大量生産よりも、受注生産でそれほ
ど多くない量を、価格が下がらないような形で受けている企業が多いよ
うです。

こうした新たな市場が誕生することによる成長機会をしっかりと取り込
み、既存の事業ともシナジーを出しながら、世の中にとって必要な存在
であり続けられるように未来社会へ貢献していきたいと思っています。

五十鈴グループとして、新たな環境ソリューション会社が誕生する日も
遠くないと思っています。我々のサステナブル基盤と、お客さまや未来
社会のサステナビリティに貢献できるような研究と事業開発を、社員、
パートナーとともに、これからも続けていきたいと思います。


□■□■============================

【執行役員が伝えたいこと】_岩品執行役員

           ―― IQとEQ ――
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先週、循環ビジネス推進の一環で、スタートアップ企業さまと進めてい
る、地域や業界で発生する廃棄物を新素材や商品に生まれ変わらせる取
り組みを、東京ビッグサイトで開催のsampe Japan先端材料
技術展2022に出展しました。

高谷次長(中央)・小川課長(東海)の二人からスタートした出展は、
名古屋を含め今回で3回目となりますが、これまで以上にグループ各社
の社員が参画し、当事者意識を持ってPRしている姿が印象的でした。

SDGsに基づく、循環社会への具体的な貢献の姿も少しずつ見えてき
ていると感じています。また、直接来場し、声を掛け、伴走していただ
いた方々にも感謝です。

さて、最近学んだことのなかに「IQとEQ」があります。IQが「知
能」の発達を表すのに対して、EQは仕事への取り組み姿勢や人間関係
への関心の度合いなどを「感情」という視点から評価するもので、近年、
環境に適応する能力や、仕事に対するモチベーションをコントロールす
る力などを判断できる基準として、企業の採用や人材育成などの判断材
料にもなっているようです。

以前は、IQが高い人材はビジネスでも成功する、と考えられてきまし
たが、決してそうではなく「ビジネスで成功した人は対人関係能力に優
れている」ことがわかったようです。

それは、自分の感情をコントロールしたり、他者の感情を読み取ったり
することに秀でた人は、社外との関係を良好に維持することができ、社
内でも多くの協力者を得られるからだそうです。

つまり、IQを十分に発揮するためには、EQによる感情のコントロー
ルが必要で、その状況に合った感情をつくり出すことができれば、より
良い成果につながるということです。

また、その力は組織を牽引するリーダーに最も必要で、一番大切な仕事
はやはり「雰囲気づくり」だそうです。

先日のスタートアップセミナーでも学んだトーンセッティングがそれに
あたります。職場の雰囲気に最も影響を与えるのは、リーダーの感情で、
それはチーム・組織にも伝染します。

明るい雰囲気のもとでは、人は高い能力を発揮します。気分がいいと頭
の回転が速くなり、情報の理解力も上がり、考え方も柔軟となります。

ただし、EQだけを高めていけば、それですべて良いというわけではあ
りません。IQとEQの両方をうまく活用する必要があります。EQの
高い人は、組織の雰囲気やモチベーションを上げるのは得意ですが、創
造力や革新性が低い場合もあります。

反対にIQの高い人は、卓越した知見や革新的な解決策を出せる反面、
周囲の理解がないと、職場に溶け込み、協力し合う関係を構築すること
が苦手なこともあります。

どちらも備えたスーパーマンはなかなかいません。よって、ふたつのタ
イプの知性の違いをよく理解して、効果的なリーダーシップを発揮する
ことが、より良い成果を生み出すことにつながるのだと思います。

以上のように、言われれば理解をし努力しているつもりですが、感情に
負けていることが多い自分がいると、反省するばかりです。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

           ――― 変遷 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

ITCは1996年6月5日に設立され、今年で27年目となりました。

私が1994年4月に五十鈴本社のCS技術部(元は生産技術部)に異
動となり、その2年後に独立分社化となったわけですが、つい先日のよ
うな気がしてなりません。

元々は、「五十鈴テクニカルセンター株式会社」という社名で設立しま
したが、国内の鉄鋼関連の商社さまと幅広くお付き合いしていたことか
ら、当時略称(五十鈴〈I〉・テクニカル〈T〉・センター〈C〉でI
TC)で呼ばれていた呼び名をそのまま会社名として、1998年4月
に現在の社名「株式会社アイ・ティー・シー」に変更しています。

その頃は8名程度が本社に勤務していました。現在のITCと同様で出
張することが多く、当時の最先端のフリーアドレス制(最近各企業で取
り入れていますが)を取り入れるため、移動できる袖机を導入して実施
しましたが、結果いつもと同じ場所が落ち着くということで、フリーア
ドレスにはなりませんでした。

フリーアドレス制もそうですが、新しいことへの取り組みや挑戦は当時
から結構行っていました。

海外のコイルセンター設立支援も会社として数多く携わり、海外の機械
メーカーの探索や海外の機械の導入なども行い、日本の鋼板の質の高さ
や日本の機械メーカーの使い勝手の良い設計など、日本だけを見ていた
ら気づかないことも多く気づけ、そういうこともITCのノウハウとし
て蓄積されてきていると感じます。

元々は各メンバー個人のスキルやノウハウを使って、安全基準作りや品
質基準作りを行ったり、設備修繕を個別に行ったりしながら、それらを
会社としてのノウハウとして形作り(型化)ながら、ITCのサービス
や商品の幅と深さを広げてきています。

会社立ち上げ当初はなかったサービスも多くでき、研修事業では新人か
ら管理職までの各種研修プログラムが整備され、現在も国内外で多くの
研修を実施し、海外では工場管理の現地化を促進する役割を担っていま
す。

また、新設の工場では「垂直立ち上げ」を可能にする「操業指導プログ
ラム」の開発も行い、安全で品質を担保しながら、高い生産性を維持で
きるプログラムとしての結果も出せるようになっています。

2004年からはISOチーム(現Management Suppo
rt Team)も組織化し、各種ISOのマネジメントシステムやB
CPシステム等の構築から運用サポートのサービス展開も行い、国内外
各社のシステム構築を行っています。

安全管理面でも各社に合わせた安全管理システムや基準の構築支援を行
い、安全監査業務を通して安全性向上の支援も拡大し、お客さまに寄り
添った改善施策やアイデアの引き出しも多くなるとともに、コンサルが
できる人財も拡大してきています。

2015年くらいからはWeb会議を活用した海外のお客さま支援や、
お客さまに設置されたカメラを活用したモニタリングサービスなど、直
接お客さまのところへ訪問せずに支援することも実施していたため、こ
のコロナ禍でも多くの遠隔支援で対応させていただくことができました。

ここ近年は、ITツールを活用したプロセスイノベーションサービスの
開発も進めており、現場改善を支援する「G-kss」や輸送会社のド
ライバー教育ツールとしての「VR危険体感教育動画」もご好評をいた
だいており、さらに充実させるべくバージョンアップやコンテンツ追加
をしています。

現在も「未来現場創造企業」を目指して、サステナブルファクトリー創
造へのイージーメンテナンスモデル創りに着手し、安全な輸送業務をサ
ポートする「ドライブリポーター」を開発中です。

今後も「現場の夢をカタチに!」を合言葉にして、新しい取り組みにチ
ャレンジし続けるITCとして、新たなサービス開発をしていき、世の
中に必要な会社として永続していけるように取り組み続けていきます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.971〕は、2022年11月3日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

朝晩が寒くなってきましたが、油断して風邪などをひかないようにした
いものです。
先週はインフルエンザワクチンの接種に行ってきました。また今週末は
コロナワクチンの接種を予定しており、翌日が休日の日を設定しました。
コロナに関しては、新規感染者数が前週にくらべてほぼ変わらない状況
が続いているようです。
これから冬に向かって、乾燥してくる時期になり、予防策としてワクチ
ン接種もそうですが、日々の食事や無理のない程度に身体を動かすなど、
自己管理に努めていきたいものです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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