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五十鈴メールマガジン〔No.976〕ピッチコンテスト
配信日時:2022/12/08 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2022.12.08発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.976≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

            ワールドカップでは

       決勝トーナメントで惜敗した日本代表ですが

        彼らの戦いぶりは世界からも注目され、

         多くの人に希望を与えたと思います。

          4年後のつぎのW杯にむけて、

       さらなる高みを目指してほしいと思います。

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☆No.976 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_ピッチコンテスト(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_感謝!そして次の準備へ(本郷執行役員)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_2050年問題を見据えて(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

        ――― ピッチコンテスト ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

弊社の新規事業開発に関するピッチコンテストが2日間にわたって行わ
れました。スタートアップ委員会の企画によるミチナルさんの伴走で、
今年度初めて開催され、14名が参画しました。

6ヵ月間、自分と向き合い、自分たちのライフミッションややりたいこ
と、成し遂げたいことをとことん突き詰める「ゼロイチ」ワークショッ
プと、プロジェクトとして進捗しているものをよりスケールさせること
を目的とした「アクセラ」ワークショップの2本立てで行われました。

驚いたことは、6ヵ月間を通じて、自分たちの足で稼いだ情報と、自分
たちの奥底にある「本当に成し遂げたいこと」にとことん向き合い、そ
れを昇華させて、自分たちの言葉としてプレゼンテーションをまとめて
きたことです。

どのプレゼンテーションも、熱量がすごく、多少粗さが残っていたとし
ても、この熱量ならば成し遂げられるのではないかと思わせてくれる内
容ばかりでした。

自分たちを信じて、その夢の実現に向けて、周囲を巻き込みながら実現
していく、それこそ目指す企業像である「みんなの夢をみんなで自己実
現する企業」ではないかと思いました。

今回の6ヵ月間は、彼らにとっては最終日まで苦しい日々だったかもし
れません。でも、全力を尽くして当日を迎えたであろうことは、誰が見
ても明らかだったと思います。

全力を尽くしたからといって、すべてがうまくいくわけではないかもし
れません。しかし、自分たちを信じて、諦めずに全力を尽くすからこそ、
最後に成果を掴み取ることができるのです。

グループリーグ最終戦のスペイン戦の勝利と首位通過は、それを体現し
てくれていたと思います。極限状態で戦うワールドカップでは、そのち
ょっとした差で、グループリーグ敗退か、首位通過かを分けることにな
るということを皆さんも感じることができたでしょう。

我々を取り巻く環境は、日々変化しています。我々も日ごろから厳しい
戦いをしていることを認識し、日本代表のように全力を尽くさなければ、
変化の波に飲み込まれてしまいます。

本田圭佑さんはスペイン戦前に、Twitterで以下のようにコメン
トしました。

「結果は一つの解でしかない。もう同じ状況は二度と来ない。結果が出
ようが出なかろうが、次の結果を出すためには進化し続けないといけな
い。つまり変わり続けないといけない。維持は衰退を意味する。日本サ
ッカーはW杯後からどう変わるかが問われている。日本社会も同じ。」

新規事業も、既存事業も、結果が出ようが出なかろうが、全力を尽くし
て進化を続け、結果を残すために変わり続けないといけないとあらため
て思いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_本郷執行役員

        ―― 感謝!そして次の準備へ ――
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小山サービスセンターがある小山第一工業団地に植樹されているイチョ
ウの黄葉が綺麗に色づきましたが、あっという間に落ち葉となり、緑の
芝生が金色の絨毯に様変わりしております。とても綺麗で心落ち着かせ
てくれます。

先日、人見係長がYammerに投稿していたように、金色の絨毯清掃
(イチョウ狩り)が、この季節の小山サービスセンターの風物詩であり、
社員の一体感を醸成する一つのイベントでもあります。このような清掃
活動は各拠点でもオリジナルに実施していただいており、頭が下がりま
す。

さて今年度、各拠点それぞれの人財戦略(OCプラン)に沿って、チー
ム編成の細分化や若手リーダーの抜擢、目指す組織の人財像や個の専門
性を開発するための教育プランや育成プロセスの見直し、新事業開発に
向けたプロジェクトマネジメントの実践、そして採用間口の拡大など多
岐にわたって見直しをかけてきたと思いますが、拠点毎の進捗状況はい
かがでしょうか。

現状の外部環境や先々のことを考えると、これまでの延長線上のことを
やっていても、結果を出すことは困難な状況だからこそ、知恵を絞り考
え抜いた結果、今年のようなプロセスが生まれてきたと感じております。

関東も新たな試みとして、アイコミの力も借りながら、ニューカマー研
修を実施しております。

受講者は五十鈴に入社する前はそれぞれ違う経歴の持ち主ですから、社
会人になってからこれまでの経歴を、キャリアインベントリーという形
で振り返ってもらうことからスタートし、新入社員研修では必ず実施す
る「NASA」のコンセンサス実習を通して、集団での意思決定やコミ
ュニケーションの重要性を学び、五十鈴グループが経営で大切にしてい
る「理念・参画・企業価値」が具体的な機会や場を通して、どのように
活かされているのかを理解してもらいながら、五十鈴で働くことに対し
ての意義・価値を再確認していただきました。

グループ全体でもニューカマー人財がたくさん活躍していると思います。
まずは五十鈴に入社していただいたことに感謝すると共に、みなさんの
持ち味を存分に発揮できる環境を整え、新たな世界観を一緒に創りだし
ていってもらいたいと思います。

今年も残すところ一ヵ月となりました。今期の予算見込みや来期の計画
について頭を悩ませながら検討しているところだと思います。定量面は
予測でなく見立てを重視してお願いしたいと思います。見立ては自分た
ちの意志が入るので、より責任感もでてきます。

また、定量面だけに固執せず、個人それぞれのキャリアビジョンや年頭
にたてた目標についても振り返りながら、今年一年が良い年だったと言
えるように締めくくり、新たな希望を持って新たな景色に向かって来年
を迎えることが大切です。

冒頭、イチョウの話をさせていただきましたが、落ち葉は植物にとって
能動的な作業ということです。植物は、葉にあった栄養分を枝や幹に移
動させ、葉への栄養分の供給を停止し、離脱させます。生物にとって、
死は徹底的に抗うものですが、落ち葉はきっちり準備して行われる生き
るための営みです。

我々も生かされていることに感謝し、サッカー日本代表のように新たな
景色・世界観に向けて、次への準備をしていきましょう。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

      ――― 2050年問題を見据えて ―――
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建設の神生です。

ワールドカップサッカーについては、残念ながら敗退! 4年後に再チ
ャレンジ!「ガンバレ日本!」

今年も後、3週間位で終わろうとしています。

皆さんの一年はどう感じましたか。世界も、日本も、五十鈴グループも、
各拠点も昨年から大きく変わったと感じませんか。新型コロナ感染症に
よる資材、部品等の不足から移動制限などで経済的にも大きなダメージ
を受けました。

あわせて、ロシアとウクライナの戦争が始まり、天然ガス、石油などの
燃料系資源不足が起こりました。さらに、小麦等食用品の不足も大きな
問題です。

以前から2050年問題がいわれていますが、30年後の世界人口は増
加に伴い97億人になるそうです。そして10億人以上が避難民として
暮らしていると予想されています。

現在、安定している国も気候変動を背景に自然災害が頻発するリスクは
高まります。

世界の人口増に対して日本の人口は9500万人となり、現在より25
%減少、生産年齢人口は3500万人になると予想されています。

また、人口減少により首都圏と各所の主要都市の一部を除いて過疎化が
進むでしょう。コンパクトシティーと言われている集約された町です。

五十鈴建設は住宅系より非住宅地を得意としていますので、既存の造る
能力は今後の社会が求める方向に合わせて教育と経験を積み重ねていき
ます。

また、新たな挑戦としてカーボンニュートラルに向けた取り組みを手探
りですが始めています。建設の協力会社にはカーボンニュートラルを進
めている会社や取引先がありますので、そこから学びたいと思います。

勿論のことですが、その企業との参画も行い、新規の企業との参画も図
りたいと思います。

4年後のつぎのワールドカップの頃には今以上に激動的な変化が起きる
と考え、考え方、行動を変えないと自分も会社も変わりません。

私も多くの人と出逢い、新しい知識と考え方を取り入れるべきとさまざ
まな会合に参加し始めました。参考書から多くの知識を取り入れるのも
必要ですが、人から学び入れたほうが自分の行動が変わりやすいという
経験則からです。

まずは高齢化社会に対するAI化を進めることになりますが、2050
年には多くの仕事がAI化されますので、五十鈴グループで行ってきた
IOC活動などを通した考える力とビジョナリーカンパニーの「気分よ
く働けて、業績がよく、自己成長できる会社」の考え方が役に立つと思
います。

建設社員も変化しつつあります。皆さんとの参画を通してさらに成長し
ていきたいと思いますので、よろしくお願いします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.977〕は、2022年12月15日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

12月に入って本格的に寒くなってきました。W杯が日本時間では夜中
にやっているために、寝不足になり、秋の暖かさの余韻も残っていて、
冬の服装に変えるタイミングを間違えて風邪など引かぬようにしていき
たいものです。
また例年のことですが師走になったとたんに、道路の渋滞が激しくなっ
て、日常の仕事もせわしなくなり、コミュニケーション不足に陥りやす
いものです。そのような時こそお互いに声をかけあい気をつけていきま
しょう。
今年も残り3週間ほどですが、W杯の日本代表が魅せてくれたように、
最後まであきらめず、成果につなげていきたいと思うところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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