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五十鈴メールマガジン〔No.982〕ノーサプライズ
配信日時:2023/02/02 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.02.02発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.982≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

            新型コロナの扱いが

       GW明けから季節性インフルエンザと同様の

          5類に変わるということです。

     しかし、現在でも前週より減ってきているとはいえ

            感染が続いています。

     継続して感染予防を怠らないようにしていきましょう。

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☆No.982 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_ノーサプライズ(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_グループシナジーによるロジソリューションモデルづくり
┃                         (瀬戸常務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_わかりやすく(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

         ――― ノーサプライズ ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出
場する侍ジャパンのメンバーが正式に発表されました。

世界一という目標を基準として、チームの全体構想をしながらメンバー
を選考する過程は、球団側や選手との調整もあり難しいと思いますが、
結果としてノーサプライズだったと思います。

これは、選考プロセスの過程で先行発表したり、選手側からコメントを
出したりしたことで、事前報道で全容がほぼ出尽くしていたことにあり
ます。

ヌートバー選手選出や、東京五輪金メダルメンバー落選等サプライズ要
素はあったのにもかかわらず、穏やかな気持ちで選手もファンも正式発
表を迎えられたと思います。

これは、早い段階から選手、球団サイドと栗山監督並びに代表スタッフ
が綿密にコミュニケーションを取っていたからこそ、このような形が成
り立ったのだと思います。

早めに実質的にオープンになれば、隠す必要もなくなるので精神的に楽
になるし、大会に向けた準備も早めに、堂々とできるようになります。

メディアにとってはノーサプライズだと話題性がないので、面白くない
のかもしれませんが、球団にとっても、選ばれた選手はもちろん、落選
した選手にとってもそれぞれの準備がしやすいのではないかと思います。

代表候補を集めて合宿をやって、大会直前に最終選考に進むプロセスよ
りも、スムーズだと感じます。いい準備ができるといい結果にも結び付
くと思うので、3月からの試合がとても楽しみです。

五十鈴グループも、多くの会社と同じように、来年度に向けての体制変
更や、人事異動の準備を着々と進めています。

早い段階からグループ経営チームや拠点経営幹部と方向性や考え方を共
有し、チームづくりや人事について丁寧に話し合って進めてきており、
今回の栗山監督と同じようなやり方で進んでいると思います。

大事なことは会社としての目標観や個人としての成長を実現していくた
めにさまざまな取り組みをしているわけで、組織や人事もその一環で行
われます。

そこを外すことなく、しっかりと共有して進めていくことが重要です。
一人ひとりと丁寧に対話をしていきながら、いい準備をしてもらい、2
023年度に目指しているところをしっかりと実現させていきたいと思
います。

それと、春のセンバツ出場校もノーサプライズで決まりました。我が慶
應義塾も5年ぶりに出場します。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸常務

―― グループシナジーによるロジソリューションモデルづくり ――
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4/四期に入り、今年度も残りわずかとなりました。今年度のゴールを
見据えた取り組みと新年度に向けた準備を進めているところですが、来
期に向けた新たな取り組みとして、部門戦略会議が開催され、部門ごと
に戦略テーマと実現シナリオの策定を行いました。この取り組みがもた
らすグループシナジーに今から期待が膨らみます。

個社単体では解決できない課題やマーケットの変化に、グループ全体で
素早く意思決定して対応できるようになることが大きな変化だと感じて
います。

これまでもグループ経営を念頭に置きながら個別最適ではなく全体最適
で成果を追求するマネジメントに主眼を置いてきましたが、それぞれの
事情や状況で全体最適とはいかないこともありました。

一つの例でいうとLG部門です。LG部門が直面する課題は、SS部門
に大きく左右されます。輸送量は勿論ですが、多品種・小ロット・ジャ
ストインタイム輸送への対応は当然の結果として積載率の低下を招き7
0%にも満たない状況です。

さらに、物流業界の課題として、生産年齢人口の減少による労働力不足
においてもトラックドライバーは全産業と比べても労働時間の長さや手
荷役等の負担の割に年間所得が低い状態が続いており、その厳しい労働
環境から担い手の確保も容易ではありません。

長らく続いた物流コストデフレ時代から近年は国交省主導による約款改
定や今後浸透が進むであろう標準運賃により物流コストインフレが一層
加速する時代に突入し、荷主であるSS部門も物流に高いコストを掛け
なければならない状況になってきました。

頼んでも運べない状況は重量物を扱う鉄鋼流通ではさらに厳しい状況に
なることが予測されます。

長い間見直すことのなかった運賃についてもこの春から改定し新ランク
での運用が開始されます。

SS部門にとってはこれまでにない大きなインパクトになりますが、物
流コストを低減するような加工・販売のあり方や既存のサプライチェー
ンを物流起点で変革していくことは戦略上、重要な取り組みとなります。


SS部門と連携したカーボンニュートラルな物流によるエリア最適推進、
SL部門と連携したAIRによる効率配送・DX物流の推進、安全・コ
ンプラ輸送に対応するロジソリューションモデルづくりは、ゆくゆくは
LG部門の「シン・LVN構想の実現」につながる部門間連携となるは
ずです。

一朝一夕に実現できるようなものではなく、ましてやLG部門だけで実
現できるものではないからこそ、部門戦略に沿って各部門が連携するこ
とが重要になってきます。

今から各部門の成長戦略実現をイメージしながら、着々と準備を進めて、
来期のグループ基本方針である「進化の新化」に向かって、全部門で新
化を実現していくためにも、今からしっかり各部門戦略の共有・理解を
図ってもらいたいと思います。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

         ――― わかりやすく ―――
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私事ですが、昨年末から「論語」にはまっています。

家内は読書が趣味なので、よく本屋さんに付き添います。年末に行った
際に『図解 眠れなくなるほど面白い論語』(日本文芸社)という本を
見つけました。そういえば代表がよく話をしていたこと等を思い出し、
衝動買いしてしまいました。

「論語」というと何か難しいものと勝手に思っていましたが、この本は
凄くわかりやすいものでした。孔子の教えが大変わかりやすく表現され
ており、また図解を用いて工夫されているので腹に落ちます。

要するに自分に合ったレベルなのです。従って日常でも納得した観点は
気にかけて過ごすことができており、ストレスも減ったように感じてい
ます。

まだ、一ヵ月程度しか経っていないのでお勧めするまでにはいっていな
いと思いますが。

今回は上記を通しあらためて大事なことと思い、みなさんわかっている
と思いますが、あえてタイトルを「わかりやすく」としました。

私生活のほうは置いといて、会社ではいつも意識して社員全員に対し発
信していかねばと思います。また、今は時期的に今年度の締めと来年度
準備期間であり、来年度基本方針概念図を策定しておりますので、社員
全員が自走的に具体的な取り組みがイメージできる文言を経営チームで
策定中です。

「わかりやすく」することは難しいことですね。経営チーム5人で話し
ていても理解が異なることは普通にありますし、今日決めたものが明日
になると「?」となり、なかなか決定とは至りません。

しかし焦らずに寝かせることも必要で、楽しく有意義なものだと思いま
す。お互いの理解も深まりますし、新しい発想にも気づいて世界観が拡
がり、メンバーの成長を実感できます。

2023年度は中期経営方針の2年目となります。目指す企業像「ビジ
ネスアクセラレーション企業」に近づくべく、1年目に掲げた基本方針
が思った以上に浸透できましたので、IBS事業ならではの営業価値に
ついて問い続けていこうと考えています。

そもそも営業の本質は何なのか?「生業を営む」から考動し、3事業毎
に稼ぐ力を明らかにし対象顧客へ未来基準の新しい価値提供を実践して
いきます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.983〕は、2023年2月9日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

日本だけでなく、アメリカでも5月半ばから新型コロナウイルスをめぐ
る国家非常事態宣言を解除する、というニュースが報じられています。
いよいよコロナ前のようになるのかと思いたいところですが、新型コロ
ナの変異には注意しながらのウィズコロナの時代に突入していくのかと
思われます。
日本でGW明けから扱いが5類相当になるとはいえ、個人の判断でマス
ク着脱をすることになります。
そして、この冬もまだ新規感染者はでていて、気を緩めるわけにはいき
ません。自分の身は自分で責任をもって管理していかねばならない、を
これからも継続していくことが大切です。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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