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五十鈴メールマガジン〔No.983〕ChatGPTの威力
配信日時:2023/02/09 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.02.09発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.983≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        2月に入り先週末に立春を迎えました。

        比較的穏やかな日があれば寒い日もあり、

           日により寒暖差が激しく

         体調管理には気をつけたいものです。

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☆No.983 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_ChatGPTの威力(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_自分らしさ(本郷執行役員)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_物売りから事売りへ(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― ChatGPTの威力 ―――
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皆さんは、「ChatGPT」をご存じでしょうか? 昨年リリースさ
れ、世界中で今話題になっているジェネレーティブAI(生成型AI)
です。

話題沸騰で、早くも有料版がリリースされたようですが、無料で、誰で
もウェブで簡単に試すことができるので、ぜひ試してみてください。関
連する記事や動画も最近一気に増えましたので、それらもチェックして
みることをお薦めします。

現在のチャットボットやSiri、アレクサ等の対話レベルでは、役に
立たないことも多く、はじめは面白がって使っていてもすぐに飽きてし
まい、長く使える仕様ではなかったと思います。

使ってみるとわかりますが、回答がすべてにおいてそれっぽく返答がき
ます。更問にもきちんと反応してきます。対話も自然であり、抽象的な
指示であってもコンピュータプログラムを自動で生成してくれます。

これは、インターネットが世の中に出てきた時と同じくらい、もしくは
それ以上のかなりのインパクトだと思います。精度が問題という記事も
見かけますが、大きな問題ではありません。インターネットの黎明期も
そうでした。PCやスマホのように、トレンドとして利用するのが当た
り前になっていくでしょう。

ソフトウェアやプログラムが生成できるということは、だいたいのこと
はできてしまうようになると思います。こういうことができそうだな、
というのは2年ぐらい前には想定できましたが、5年以上前には全くで
きなかったことです。

ということは、この先の5年、あるいは10年先にどうなるのか、想像
できないようなことが起こると思います。シンギュラリティは目の前ま
で来たと実感するし、仕事の内容や、人間がやることが劇的に変化して
いくと言えるでしょう。

キャッシュフローモデルを作ることや、プレゼン資料を作ること、言わ
れたことを言われた通りに実現する仕事は、AIを活用するほうが早い
から、使うのが当たり前の世の中になるでしょう。この仕事を手書きで、
電卓叩いて仕事する人がいなくなったのと同じです。

要は、使いこなせる人財になることが重要で、使いこなすための学びや、
働き方を変えていくイメージをしっかりと持つことが大切なのです。

来年度の五十鈴グループの基本方針は、「進化の新化」、キャッチフレ
ーズを「パラダイム・チェンジ」としています。お客さまやステークホ
ルダーとの協進領域を広げながらグループシナジーを追求していくべく、
事業新化をさらに加速させていこうと考えています。

こういった新しいテクノロジーにも乗り遅れることなく、自分たちのデ
ータを収集し、それをマネージする力を今から身につけて、デジタル社
会の地殻変動にしっかりと備えていきたいと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_本郷執行役員

         ――― 自分らしさ ―――
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先週末の2月4日は立春でした。我々がイメージする春はまだ先ですが、
新たな命が芽吹く準備期間に入ったということです。各部門、職場にお
いても前年度の振り返りと次年度への準備に入る期間としては一緒です
ね。

毎年同じ春はないのと一緒で、我々を取り巻く環境においても同じ景色
はありません。ですから、どんな景色にしていきたいかのビジョン、方
針、目標の共有・浸透・理解が大切です。

そしてそこに存在する自分を見つめ直し、一歩でも二歩でも前に進む準
備をしていくということですね。

半沢直樹シリーズで有名な作家の池井戸潤氏がこんなことを言っておら
れました。

「組織のなかで自分を見失わないようにするにはどうすれば良いのか。
自分とは何かを常に問い続けていってほしい。ただし、その前に肝に銘
じてほしいことがある。

まずは一生懸命に働くことだ。そして周囲の人への気遣いやリスペクト。
それに強さも必要だ。

組織のなかで働くと、気が合わない人もいるだろうし、お客さまとのト
ラブルもあるかもしれない。それでも折れない強さが求められる。

あとは勉強ができるという意味ではない、人としての賢さだ。まず、こ
れらの基本的な人間性を身につけて、自分を律しながら社会人としての
スタンスを学んでほしい。

その上で『自分らしさ』を出せるかどうかだ。自分が与えられた仕事の
なかで、次につながるキャリアのステップになるようなスキルを自分の
なかに蓄えていけばよいと思う」と。

一生懸命に働くこと、自分を律すること、周囲への気遣いを忘れないこ
と、どれもとても大切な要素だと思います。

職位や階層ごとで求められる役割責任は違いますが、これらを意識して
実践することで成果は違ってくるのではないでしょうか。

少し思っていたことと違うとか、こんなはずではなかった、とはよく聞
く言葉ですが、そのような言葉を発する前に今一度この要素を思い、考
えてもらえると、最初は気づかないけれどそれを信じて行動することで
育まれるものもあると思います。

また同時に、好きなことは何か(情熱)、得意なことは何か(持ち味)、
そして大事にしていることは何か(価値観)、この部分も考えていけれ
ば、他人のせいにせず、他人との競争よりも自分たちの目標を目指すこ
とで、「みんなの夢をみんなで自己実現する企業」に近づくのではない
でしょうか。

これから訪れる春には、それらみんなの思いを吹き込み、みんなで芽吹
かせていきたいと思います。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

        ――― 物売りから事売りへ ―――
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建設の神生 幹です。

立春を迎えたとはいえ、まだまだ寒い日が続くと思いますので、皆さん
風邪等体調を崩さないように気をつけてください。

話は変わりますが、政府は新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけ
について、5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下
げる方針を決定しました。

政府は新型コロナを「5類」に引き下げるにあたり、マスクの着用につ
いては、「屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねる」方針です。

世論調査で、今後マスクの着用について聞いたところ、「屋内外問わず
外す」は10%、「屋外では外すが、屋内では着ける」は31%、「屋
内外問わず、着ける」は33%、「まだ決めていない」は22%でした。

マスクを「着ける、着けない」で考えないで、マスクを「外せるか、外
せないか」で考えると、少し回答が変わると思います。

マスクを着用するのは、「自分がコロナ感染しないようにする」が一番
の回答になると思いますので、「どのような場所や機会に危険があるか
!」、また、「どのような場所や機会の時は感染リスク低減になるか!」
というのが検討課題になるのではないでしょうか。

前記の世論調査で「まわりに合わせた行動をとる」との回答もあり、違
う視点でのマスク着用の回答になったと感じます。

これから花粉が飛散し対策としてマスクを着ける人は、誰もいない場所
でもマスクを着用しますので、「あの人はコロナ感染者なのかな!」と
思われるかもしれません。

新型コロナ感染は2020年1月~2023年2月の3年間で社会の価
値観を大きく変えました。3年間のやりすぎた対応も冷静に、科学的・
論理的に直すなり、視点を改めないとならない時期に入ったと思います。

五十鈴建設は、建物(製品)をつくっていますが、単に良いものをつく
るだけでなく、何を売るか、どういう製品をつくっているかというメッ
セージを明確にして、「物売りから事売り」に変革していきます。

また、カーボンニュートラルに向けての活動も加速したいと思います。
既存の建物をつくる機能をDX推進により高め、生産性と精度UPを図
りたいと思います。

具体的にカーボンニュートラルについては、建物を施工中の現場業務で
は、産業廃棄物の削減やリサイクルを高め、使用電気量の削減・建設用
重機の燃料削減を図るために、実施工程の見直しなどを行っていきます。

特にお客さまの建物設計業務については、各メーカーの優れた製品やサ
ステナブル推進なエコ設計をしたいと思います。

また、カーボンニュートラルの推進に向けては、既存の取引先・お客さ
まが行っているサステナブル事業の活用を展開していきたいと思います。

勿論、五十鈴グループとの協働・協進も進めていかなければ建設として
の進化が遅れますので、一緒に持続可能なより良い未来社会を築くこと
を目標にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.984〕は、2023年2月16日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

東京では天気予報の雨のマークがつく日でもほとんどまとまった雨がな
く、乾燥が続いていて、肌荒れやかゆみに悩む人が多いと聞きます。
立春が過ぎて、暦的には春が近づいていますが、一年間で最も寒いこの
2月を乗り越えてようやく春のきざしが見えてきます。
寒さや感染症、これからは花粉への対策も強化していかねばなりません。
そういう意味でも私は個人的にマスクはまだまだ外すことはできません。
今年度も残るところ2ヵ月。やるべきことを明確にし、今年度ゴールへ
向けてスパートをかけていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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