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五十鈴メールマガジン〔No.988〕流れを変えるワンプレー
配信日時:2023/03/16 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.03.16発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.988≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

      今週、東京では早くも桜の開花が発表されました。

       また、今週からマスク着用が個人の判断に

          ゆだねられている状況ですが、

      人込みの中や医療機関等では相手のことを考えて、

         マスク着用をすることが大事ですね。

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☆No.988 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_流れを変えるワンプレー(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ゼロ・ウェイスト(黒田常務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_気づきから行動へ(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

       ――― 流れを変えるワンプレー ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

侍ジャパン強いですね。1次ラウンドの相手チームはどこも素晴らしい
チームでしたが、日本は相手をリスペクトしつつも、自分たちのペース
でしっかりとゲームを作れていたと思います。

調子がいい選手、調子が悪い選手それぞれいますし、けが人も出ている
し、ミスもそれなりに起こっていますが、それを本当に全員でカバーし
て、ここまでいいゲームをしてくれています。

大谷選手の投打の凄さや、吉田選手・近藤選手のたくさんのヒット、牧
選手の2本のホームランなど、1次ラウンドで本当に素晴らしいプレー
がたくさんありましたが、私はヌートバー選手の魅力にすっかり魅了さ
れています。

「ペッパーグラインダー」パフォーマンスがすっかり侍ジャパンに定着
したように、彼はチームのムードメーカーとしてチームの中での役割や
ポジションを確立しています。そういう明るいキャラクターも、ヌート
バー選手の魅力のひとつです。

もうひとつは、守備です。1次ラウンドでも広い守備範囲を活かしてフ
ァインプレーが2つもありました。あれがヒットになっていたらまた違
ったゲーム展開になっていた可能性もあります。守備でも流れを変えら
れる力を持っています。

打撃は言わずもがな、初球から積極的なバッティングで、リードオフマ
ンとしての役割をこれまで完璧に果たし、近藤選手との恐怖の1、2番
になっています。

しかし、何よりも私が注目したいのは走塁です。ヒットを打ったあと、
相手外野手の送球の方向や高さを見て、すかさず二塁まで到達した走塁
が2回ありました。

ともに1アウトのシーンで、一塁で留まっていれば一・三塁、一塁のケ
ースになっていました。ダブルプレーになる可能性がなくなることと、
スコアリングポジションに進むという点で、スキがない素晴らしい走塁
だったと思います。

勝利に対する貪欲な姿勢と真剣さが一つひとつのプレーから伝わってき
ます。いい守備や、いい走塁ができると、不思議とゲームの流れが自分
たちの方へ傾きます。1次ラウンドで牽制死やエラーから先制されても、
こうしたプレーで流れを引き寄せられたのです。走塁にスランプはあり
ません。

単に上手い下手、打つ・抑えるといった技術的なところだけでなく、気
持ちや姿勢でチームを勝利へ導く部分があると思います。そういった部
分を大切にしている選手が多ければ多いほど、試合の流れを変えられる
プレーが起こりやすいのかもしれません。

今日は準々決勝がありますが、きっとまた素晴らしいゲームをしてくれ
ると信じています。流れを変える超一流のプレーに注目して観戦すると、
いつもとは違う楽しみ方ができるかもしれませんよ。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

        ――― ゼロ・ウェイスト ―――
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先週は、五十鈴のメインイベントの一つでもあるIOC成果発表会があ
りました。各拠点とも地域や拠点の特性を活かした数多くの取り組みが
あり、活動の進化や新化がとても感じられる発表会でありました。

その中でもカーボンニュートラルや3R(リデュース・リユース・リサ
イクル)、循環ビジネスなどの環境に関する取り組みは、協進するパー
トナー数とともに多くなっているようで、ますます社会に貢献する企業
へと近づいていると感じられました。

環境への取り組みという点では、以前テレビで見たのですが、徳島県の
上勝町は「ゼロ・ウェイスト」宣言なるものを日本ではじめて行った町
で、「ゼロ・ウェイスト」とは無駄、浪費、ゴミをなくすとの意味で、
廃棄物をどう処理するのかではなく、どのように廃棄物にしないかとい
う考え方だそうです。

なんでもこの町には焼却設備がなく、ゴミ収集車もないそうです。当然
ゴミ収集日なんてものもない。ただあるのはゼロ・ウェイストセンター
で、町民が自ら好きなタイミングでここにゴミを持ち込み自ら分別する。
その分類は45分別だそうで、細かく分別することで焼却や埋めたてか
らゴミを資源へと救っているそうです。

話は少しよこ道に逸れますが、ゴミの分別といえば、いやな記憶が甦り
ます。

私は転勤により、さまざまな市町村のゴミ出し分別を行ってきましたが、
20年以上前の話になりますが、浜松SCのある当時の豊田町に住んで
いた時のゴミ出しには手を焼いたものです。

現在はどうなっているかはわかりませんが、当時はとにかく分別が厳し
く、空瓶などはラベルや糊がついていると回収してもらえず、女房に言
いつけられ空瓶を水につけておく専用の容器を用意し、休日にそれを取
り出してはラベルや糊を剥がす作業をやらされていました。紙ラベルは
なんとか剥がれるのですが、強力に付着した糊は手強く何度もギブアッ
プしました。

やむなく分別の緩い地域であった実家に持ち込み難を逃れていました。
当時は環境に対する認識も低く、ここまでやる必要があるのかといつも
思っていました。

話を元に戻します。そのゼロ・ウェイストセンターはゴミの分別をする
だけでなく、まだ使えるモノは持ち込み・持ち帰りが無料のリサイクル
ショップのような「くるくるショップ」があり、その他にも宿泊等やオ
フィスラボ等の施設が併設されており、体験的に学べるようになってい
るそうです。

また、丁寧な分別により資源化されたモノは売ることができ、その収入
はこの丁寧なゴミ処理の持続を支えているそうです。

この上勝町は人口1500人足らずの山あいの小さな町ですが、「ゼロ
・ウェイスト」により人々の意識を変え、モノの使い方を変え、暮らし
の価値観を変え「未来コミュニティ」として世間から注目を集める町と
なっているそうです。

先週のIOC成果発表会にも今後の活動次第では未来につながるような、
世間から注目を集められるような活動もあったと感じます。来期以降の
さらなる進化に期待しています。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

        ――― 気づきから行動へ ―――
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今年度もあと半月、各地で桜の開花が進み、春を感じられるこの頃です。
まだまだコロナ感染の影響はなくなっていませんが、久しぶりにマスク
のない花見、BBQでも楽しみたいものです。

足元、WBCも大勢の大リーガー参戦で大いに盛り上がっていますが、
この時期は年度末の締めと次年度のスタートダッシュに向けた準備で日
々熱が入って忙しい頃だと思います。

まだ寒い日もあるので風邪などひかないよう、体調はしっかり管理して
最後に良い成果が達成できるようにしていきましょう。

現在、弊社のおかれている環境は決して楽な状態ではなく、将来に向け
て真摯に考える時期であり、今やることは今後の方針を明示し、数字を
コミットメントすることが大事になっています。

実行・実現はさらに重要で、困難は常につきまといますので身の引き締
まる思いで熟慮しています。

成果の達成は簡単なことではありませんが、どんな計画を掲げるかで会
社の未来も変わりますので、将来像がイメージでき、新しいものが創造
できる一致団結した活動をしていきます。

最近ではスリット加工のみでなく、ロジスティック機能の取り組み成果
も目に見えてきています。新最適パフォーマンスをさらに追求し、合理
化、効率化、精鋭化を向上させ、思い続ける心と挫けない心で挑戦的な
目標に挑んでいきたいと思います。

私たちの未来を明るいものにするためにも、今以上に拍車をかけていく
必要があり、そのためにも各々が無関心になってはならないと思います。

では無関心にならず行動が起こせるようになるにはどうしたらよいのか
考えてみると、まず自身で気づくことが重要であると思います。私たち
は気づかないと行動に移せないし、いつまでたっても先へ進めないので
す。

よく気づかされたと言いますが、気づくから次への行動につながってい
くのではないでしょうか。だから多くのことに気づくことが始まりと考
えます。

では気づきとは、一般にそれまで見落としていたことや問題点に気づく
こと、今まで見えていなかったものが見えるようになるという意味で視
野の拡大であり、言い換えれば奥にある何かを掴むことです。

どんな気づきであっても、それは人間の成長なので気づくことはそれだ
けでとても喜ばしいことです。さらに気づきは変わるきっかけであり、
学びは変わること。気づいたことをきっかけに学んだことを継続して身
につければ自分を成長させることができます。

ただ気づいただけでは自分を変えられませんので、できるだけ具体的に
どう行動するかを考え、気づきを行動化することが一番大事ではないで
しょうか。

九州の来期自動車生産は不透明感が払拭されず、不安定さが続きそうで
すが、一年後に期待以上の成果と成長を達成させられるよう、今を頑張
ります。

新年度NS九州スチールサービスは、「未来を自己実現する創発企業」
を目指す企業像に掲げ、基本方針は「企業価値の進化」、キャッチフレ
ーズは「エボルブ」です。

社員一人ひとりが将来は良くなると信じ、新たな可能性に向けた進化を
楽しんでいきたいです。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.989〕は、2023年3月23日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

庭先を見ると、枯草の間に緑の草が生え出し、春めいてきたなと感じて
います。それもそのはずで、東京では桜の開花宣言もあり、すでに春本
番を迎えています。
今年度も残り半月となり、決算や来年度の準備に忙しない日々が続いて
いる状況だと思われます。そんななかで、WBCの侍ジャパンの活躍に
勇気をもらい、しっかりとやるべきことを行っていかねばならないと気
を引き締めている今日この頃です。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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