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五十鈴メールマガジン〔No.990〕私の確信
配信日時:2023/03/30 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2023.03.30発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.990≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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        本年度も残すところ明日で終了します。

         どのような一年だったでしょうか。

           やり遂げたこともあれば、

         まだ未達のこともあると思います。

          来年度の新たな目標を定めて、

          心機一転挑んでいきましょう。

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☆No.990 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【CEOメッセージ】
┃ ■_私の確信(鈴木勝CEO)
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_気分よく新年度を迎えるにあたり(本郷執行役員)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_風が吹けば桶屋がもうかる(神生社長)
┃
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【CEOメッセージ】_鈴木勝CEO

          ――― 私の確信 ―――
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2022年度もまもなく終わり、2023年度を迎えようとしています。
経営体制も大幅に刷新されて迎えた2022年度は私にとっても、五十
鈴グループにとっても大きな節目の年でした。

そのような中でもいろいろなことがありましたが、役職員の皆さまが自
分たちの仕事をしっかりとこなしてくれたおかげで、どうにか務めを果
たすことができました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

一年前、役職員向けの最初の挨拶で、「五十鈴をよりよい会社に、理念
とビジョンをベースにさらに大きく成長させ、五十鈴で働いてよかった
と思える会社にしていく、そして、それは実現可能であると強い確信を
持っている」と申し上げました。

「古くさい会社になった」「鉄鋼流通業界からピントが外れてしまった」
「今のやり方では誰もついてこられない」「カルチャーが独特すぎて誰
もコントロールできない」といった外野からの声が聞こえていましたが、
2年間中で見ていて、本質は全く違うと理解できていたからこそ、私に
は強い確信がありました。

表面的なことや現象面として対処しなければならないことは、随時手を
打ってきましたが、本質的なところは変わらないことのほうが多く、よ
り戦略的な活動をオープンに情報共有しながら進めることで、着実に進
化していく新たなプロセスができてきたと思います。

下期のIOC成果発表会を見ていても、これまでやってきたことから着
実に進化を果たし、結果が出てきていることや、これからやっていきた
い方向性が明確になってきており、どの拠点の活動もとても頼もしく思
えました。

今年度目指してきた「企業ドメインの拡大」という基本方針に沿って、
それぞれがどの方向性でドメインを拡大していきたいのか、拡大してき
たのかが明らかになり、迷いがなくなってきていると思いました。

一方で、できていないことやさらに進めていきたいこと、停滞してしま
ったことも、いろいろな要素がある中であったこともまた事実ですので、
このあたりは来年度修正していきながら、着実に進めていきましょう。

2023年度は、「進化の新化」が基本方針になります。それぞれの活
動をさらに加速させていきながら、これまでとは違う進化の形をグルー
プシナジーや外部とのシナジーを発揮しながら実現していきたいと思い
ます。

事業環境としては、引き続き難しい環境が続くことが想定されている中
で、サステナブルな経営基盤をしっかりと創っていきながら、価値を創
発しながら成果を刈り取っていきたいと思います。

社員の働きやすい環境の整備もかなり進められたので、来年度はやりが
いや働きがいにフォーカスを当てて、どのように一人ひとりが活躍でき
るフィールドを広げていけるのかを役職員一丸となって考え、イキイキ
と働ける職場をみんなで創っていくことに挑戦していきたいと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_本郷執行役員

     ――― 気分よく新年度を迎えるにあたり ―――
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今年は例年に比べて一週間から二週間ほど桜の開花時期も早まり、これ
からは桜の入学式から桜の卒業式へ変化していくかもしれませんね。

関東地区は今がまさに見ごろです。小山サービスセンター敷地内の桜も
ほぼ満開状態で、新入社員の初出社を社員と一緒に満開状態で待ってい
る状態です。

年度が替わるこの季節は、昨年から継続する課題もありますが、心新た
に挑戦・活躍するイメージを持ちながら期待値満載の時期でもあります。

今週も大事な昇格試験があり、今年は久しぶりに対面方式での昇格試験
となりました。昇格者の真剣な眼差しで、自己のキャリア、未来に向け
た抱負を力強いパフォーマンスでプレゼンしてもらい、各人の持ち味・
強みを認識できる良い機会となり本当に五十鈴のパワーを感じられた昇
格試験でした。

現場サイドでは、新年度の基本方針に基づき、目指す目標・成果に向け
た課題が部門・組織・個人に落とし込まれ、新たなマネジメント施策を
導入しながら、企業価値・人財価値向上に向けた準備が進んでいること
と思います。

来年度からの新たなマネジメント施策としては、グループ方針に沿った
部門戦略の明確化が追加されました。部門間の目標観を束ねることで部
門の進化が促進されるとともに、グループリソースの的確かつスピーデ
ィーな判断も促進するねらいです。

スチールサービス部門の戦略テーマは「総合的な経営力(株主・部門・
BPとのシナジー発揮)を通じてビジネスパラダイムの変革を図り、収
益力・競争力・ステータスを高める」としています。

スチールサービス部門は東海・中央・関東の3拠点8サービスセンター
から存在しています。3拠点それぞれのマーケット戦略に沿ったエリア
最適化の推進を図るうえでも、部門としてどう束ねていくかが重要です。

ですから、それを支える体制も部門として考える必要があります。営業
・生産・オペレーションとそれぞれの持ち味が発揮できる機能ユニット
・専門人財・プロフェッショナル化がキーになってきます。

そして、これらを推進加速させる上でもリスクマネジメントの強化は重
要課題であり、足腰を強くする意味でも、アイデア先行の枝葉を長くす
るより、根本の幹を太くしっかりしたものにしていける、新しいプロセ
スで部門戦略に沿った事業創造に挑戦していきたいと思います。

先週はWBCで侍ジャパンの勇士が世界を席巻しました。日本中、いや
世界中で勇気と感動を貰ったのではないでしょうか。私はその中でも挨
拶や相手へのリスペクト行動に改めて感激しました。

ホームラン後のファンの皆さまへの感謝のお辞儀や、デッドボールを与
えてしまった相手選手への心遣いや、球場にいた人たちからの暖かい拍
手、審判や相手チームに対する敬意を表した挨拶等々、数えきれないほ
どありました。これは野球界だけでなく、日本の文化そのものですね。

来週から新年度です。気分よくスタートするためにも、組織・個人のエ
チケット・マナーを改めて見つめ直し、元気な挨拶から新年度を迎えま
しょう。「さぁ、いこう!!」


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

      ――― 風が吹けば桶屋がもうかる ―――
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建設の神生 幹です。

今年度最後のメルマガになります。来期に向けて、皆さんも五十鈴グル
ープ各拠点も新しい目標に向けてスタートしようとしています。

2023年度五十鈴建設の「目指す企業像」は、「最適な環境を実現す
る協進企業」としました。基本方針は「ライフサービスブランドの創造」
です。

全体観は「グループSX活動への参画強化を念頭に置き、既存ビジネス
のアップデート・ブラッシュアップを加速させながら、SX事業領域へ
踏み込み、取り組みを本格稼働させていく。・・・新領域でのパフォー
マンスを発揮していくための人財開発や組織力開発・社内風土の進化基
盤を創っていく。」です。

基本方針概念図の解説も作成しましたが、経営管理チームとしては、本
当の意味ではスタートを切ったと思っていません。

基本方針概念図を作成するにあたり、大谷翔平選手が使っていた目標達
成シート(マンダラチャート)も意識して作成しました。これを社員た
ちに丁寧に説明したいと思います。私が考えているのは、「風が吹けば
桶屋がもうかる」的な説明です。

一見、関係のないところに因果関係があることを示す言葉で、「風が吹
けば砂が舞い上がり、砂が目に入り、目が悪くなる人が増え、そのため
三味線弾きが増え、三味線が売れる。三味線には猫の皮が必要だから猫
が捕らえられ、それによってネズミが増え、桶がかじられる・・・」で
す。

私はこのような発想が好きで、目標達成には逆の発想で進みますが、多
くの段階を経て理解されると思えば、説明はどうしても多くの事実を積
み重ねてしまいます。

社員に事細かく理解してほしいわけでなく、つながりを理解してもらい、
「そういうことか。よし、やってやろう!」と社員たちの奮起を促した
いだけなのです。

理解しないと人は動きません。言われた通りに行動するだけでは、基本
が理解できていないので失敗を起こす可能性が高いのです。また、成果
も低くなります。

基本方針概念図には結論(アウトプット)が右端に書かれており、ある
意味社員にわかりやすくなっていますが、ここで注意したいのが、すべ
てのプロセスが書いていない、ということです。

部署・個人にどこがポイントなのかを見極めさせて、なお、ポイントは
一つに限らないので、部目標・個人重点課題に結びつくようにしたいと
思います。

でも、経営管理チームから「ただでさえ話が長いのですから、やめてく
ださい!」と言われると思いますが、うまく話を進め、思いを伝えて、
全員参画で成果が出るようにスタートしたいと思います。

また、カーボンニュートラルの推進に向けては、既存の取引先・お客さ
まが行っているサステナブル事業の活用や展開をしていきたいと思いま
す。

もちろん、五十鈴グループとの協働・協進も進めていかなければ建設と
しての進化が遅れますので、一緒に持続可能な、より良い未来社会を築
くことを目標にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.991〕は、2023年4月6日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

毎年のことですが、年度末という節目の時期には、一年が経つのが早い
と思います。そして今年も元気で生かされていることには、感謝してい
きたいと思う次第です。
今年やり遂げたこと、まだまだできていないことなど、いろいろあるで
しょうが、来年度の目標にどうつなげていくかが大事ではないかと思い
ます。現状にとどまらず、さらなる夢を抱くことができるか。そして、
その夢を追い続けて、困難にぶつかっても乗り越えていく気概を持ち続
けていきたいと思うところです。

本年度も五十鈴メルマガをご購読いただき、ありがとうございました。
来年度も引き続き、よろしくお願いいたします。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木 勝
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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